フィンランド(というか、ヘルシンキ)、行ってきた★(10)

朝ごはん食べてから、軽い気持ちで渡ってしまった「スオメンリンナ島」。
ちなみにこの日の日中の気温は、たぶん23度。
朝や夜、日が落ちかけると、急に風が冷たく感じられるのですが、
日中は日差しが強く、体感温度は確実に23度以上。
それなのに、朝ごはん食べにホテルを出た私の服装は、
ハイネックに、ジーンズに、トレンチコートに、UGGのショートブーツ!!

『歩きやすい』『以外にムレない』『軽い』と、
いいことづくめなんですが、とにかく見た目には暑い!!

ともあれ、半袖・半パンの人が多い中、
1人秋〜冬の格好で、島内彷徨っておりました。

潜水艦ヴェシッコ号。
第二次世界大戦中に活躍した船です。
地図を持たずに、勘だけでたどり着きました。
最初に地図を持っていれば、途中民家っぽいところに迷い込んだり、
何度も同じトンネルを通ったりしなくてすんだと思います。


外海に向かって設置された砲台。
いくつも並んでいますが、観光客のお子様は、
とかくコレの前で写真を撮ったり、登ったりしたがるので、
フリーの砲台を見つけるのがちょっとばかり大変でした。


迷って、民家っぽいところの横を抜けた先にあったマリーナ。
船がたくさん停泊していたので、こそっとシャッター音が鳴らない
設定にしたデジカメで撮影しました。


いくつもあって、隣同士が横穴でつながったりしている
ところもありました。
結構段差があったので、おりなかったのですが。


「キングスゲート」・・・だと思います。
フェリー乗り場のほぼ反対。
地図があれば、たぶんこんなにヘロヘロにならずに、
到達できたと思います。


スムージィーと、シナモンロール
フィンランドのスムージィーは、ベリーが濃い♪


コートヤードのエーレンスヴァルト司令官のお墓。


帰りはスオメンリンナ教会を目指して、
フェリー乗り場に戻りましたが、行きの道程より全然早かったです。


教会にある鐘。
ふらふら〜と歩いていたら、突然鳴りだして吃驚しました。

フィンランド(というか、ヘルシンキ)、行ってきた★(11)

スオメンリンナ島から、フェリーでマーケット広場に戻ったのち、
「ええいっ、ここまで来たらついでに行ってしまえ!!!」
とイキオイづいて、次に向かったのが
『カフェ・ウルスラ』。
ヘルシンキの南端にある、海に面したカフェです。
トラムの最寄駅は「Kaivopuisto」で、そこから約徒歩8分。
『カイヴォプイスト公園』の近くにあるそうですが、
トラムを降りたら、右にも左にも、公園っぽいものがっ!!!
「どっちだっ!?」
と思い、道路をうろうろした挙句
『なんとなく海の気配がする』という理由で、
こちらの教会がある側の道を選択。

このあたりのアバウトさが、一人旅の醍醐味です。
しかし、計画性なさすぎ(^_^;)


緑が美しく、歩くとふかふかする素晴らしい公園です。
帰りに通ったら、女の子が5人くらいでピクニックをしていました。
ものすごく絵になっていて、ちょっとうっとりしました。


なだらかな高台になっていて、上にはこんな建物が。

登ると海が見えます。


ありました!!!「カフェ・ウルスラ」がっ!!!!

外に面したテラス席はいっぱいでしたが、
私が座った東屋的建物の中の方は、がらがらでした。
直射日光燦々よりも、個人的にはこちらの方がお勧めです。


建物の真ん中に、支柱を囲むソファ席があって、
この後そっちの席に移動したのですが、ソファとクッションの色が
なんとも北欧リゾートっぽくて、素敵でした。
店内では、Wi-Fiも使えますが、パスワードが必要です。
私は店員さんに、書いてもらってしまいました(^_^;)

フィンランド(というか、ヘルシンキ)、行ってきた★(9)

市場で朝ごはんののち、ふらっとフェリーに乗ること約15分。

フェリーが「スオメンリンナ島」船着き場に到着。

海上要塞スオメンリンナ
と呼ばれるだけあって、石造りの要塞があちこちにあります。

ちなみにフェリーの中と、インフォメーションの1階奥に
お手洗いがあります。
ヘルシンキ中央駅と同様、インフォメーションもちょっと重厚なドアで
入るのに一瞬躊躇するのですが、ここで地図をもらっていった方が
効率よく回れます。
地図はフィンランド語版の他、英語版、日本語版、フランス語版、中国語版など
結構いろんな言語に対応しています。
実は最初これをもらわず、ふらふらと観光客のいない方に歩いて行ってしまい、
あちこち回るのに、大分ロスして体力へずりました(^_^;)
あと、トイレが以外とわかりにくいところにあるので、
これも最初、苦労しました。

島と島は、橋で渡れます。

それから、あちこちにベンチがあるのですが、
とにかく静かで、波が打ち寄せる音しかしない場所がいくつもあります。


ヘルシンキの街中もそうですが、
BGMというものがほとんどありませんでした。
ナレーションとかアナウンスも、ほとんどなかったなあ、そういえば。

水はきれいで、ちょっとぬるくて「泳げそう」と思いました。

フィンランド(というか、ヘルシンキ)、行ってきた★(8)

ヘルシンキに着いた翌日。
前日の夜、元老院広場(ヘルシンキ大聖堂の前)にテントが張られていたのを見て、
「あ、マーケットやるんだな」と漠然と思っておりました。
そんなわけで翌日は、朝ごはんを食べる目的で、再び『Senaatintori』へ。
しかし!!土曜日だったせいなのかなんなのか、テントはあるのに、お店が無いっ!!
でもせっかく来たんだし、せめてヘルシンキ大聖堂でお祈りでも・・・と思い、
階段を上って、大聖堂の左手に回って、礼拝堂の扉の手前に行ったら・・・
なんと目の前に、ストレッチャーに乗せられ、白い布をかけられた
“ご遺体”と思しきものが!!!
そんな状況で、一観光客に何ができるでもなく、空腹をかかえ、
「カフェでも探すか」と、とりあえず目の前に来た
2番トラムにぽんと乗り込みました。
フリーダム!!

すると
隣の駅が『Kouppatori』。
よくヘルシンキの写真に紹介される、ベリーやキノコを販売している
マーケットです。
車窓から見えたので、あわててここで降りました。

とりあえずサーモンサンドとベリー盛り合わせを買って、ふらふら散策。
市場の端まで来たら、目の前が海。

帆船を眺めたのち、
腰かけてベリーをのんびり食べていた私の目の前に、
こちらのフェリーが。

(もしかして、昨日のワンディチケット使えるかな?)
と考え、チケット売り場の窓口できいたら、なんとOK!!

そんなわけで、朝ごはん食べに来ただけだったのに、
いきなり「スオメンリンナ島」に渡ることとなりました。

ワンディチケットすごいな!見た目ただのレシートだったのに!
(※この時は左側のを使用)

フィンランド(というか、ヘルシンキ)、行ってきた★(6)

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港から、自力でホテルに向かう初日。
間違って乗ってしまったトラムで、偶然発見してしまった
ものすごいオブジェ。

オブジェの前はフェリー乗り場なんですが、
トラムのこちらの駅のすぐ近くにあります。

どうみても「5m級の奇行種」にしか見えない・・・
何が凄いって、こちらの足元で皆さん平気でコーヒー飲んでるコトです。

ヘルシンキに行って、もしお時間があれば、
ぜひこの迫力をナマでご確認ください。

フィンランド(というか、ヘルシンキ)、行ってきた★(7)

今回初フィンランド、初ヘルシンキで食べてみたいものの第1位が「トナカイ肉」。
そんなわけで、ガイドブックに載っていた「ラヴィントラ・サヴォッタ」に
行ってみました。

ヘルシンキのシンボル「ヘルシンキ大聖堂」のすぐ近くにあります。
トラムの『Senaatintori』が最寄です。
店内の窓からも、ヘルシンキ大聖堂が見えます。

さて、テーブルに案内されて渡されたのは
フィンランド語のメニュー。
わからないと早々にあきらめ、ガイドブックに載っていた
トナカイのローストの写真を見せると、すぐに
「ポッロ」と言ってわかってもらえました。
とりあえず赤ワインを頼み、待つことおよそ15分弱。

トナカイさん、登場です(*^。^*)
最初の一口目は、コンビーフ・・・のような匂いがありましたが、
2口目からは、やわらかい赤身肉の感触が口腔内に広がります。
ジビエの割には、臭みもなく、非常に食べやすい味わいでした。
さて、このあと何を頼んだものか・・・
悩んでおますと、英語が達者で、外国人慣れした明るいマダムが登場!!
1人テーブル席に座る私に「ヤパニライネン?(日本人?)」
と声をかけてくれました。
「イエス、ヤパニライネン」と返事をしたら、なんと!!
メニューの後ろの方は日本語表記!!!
あったんだっ、日本語メニュー!!!

そんなわけで追加したのがこちら。

「ラッカのリキュール」。
日本では非常に珍しい、クラウドベリーのお酒です。
予想以上に甘かったのですが、ちょっと漢方薬っぽいような
不思議な味わい。カラダには良さそうです。

シベリウス生誕150周年記念デザート」。
ヴィジュアルにあっとなりましたが、ラズベリーか何かが効いた
チョコレートムースのデザートで、とっても美味しかったです。

定番のコーヒーは、ポットでサーヴしてもらえます。

余談ですが、「ポッロ」をきっかけに隣の席で飲んでいた、
ドイツからやってきたスロベニア(?)の男性2名のヨットマンと、
片言の英語で色々お話をさせていただく機会に恵まれました。

後日行った「ロバートコーヒー」でも、隣に座った御老人と
「ポッロ」を食べたお話でコミュニケーションがとれたので、
ぜひ話のタネに食べておくことを、お勧めいたします。

【余談】
ヘルシンキは結構、クレジットカードを使えるお店が多いです。
「ラヴィントラ・サヴォッタ」も「ロバート・コーヒー」も「Rキオスキ」も、
大抵のお店は使えます。
日本と違うのは、読み取り機の使い方。
いきなり自分でカードを差し込みます。
基本店員さんはカードを受け取らず、全部自己処理。
日本でも良く見かける形の読み取り機の、
奥か手前にカードを差すと、使用言語を聞いてくるので、
下向き矢印キーで「English」を選びます。
するとPIN番号を聞いてくるので、4ケタの暗証番号を打ち込み、
ENTERキーを押します。
日本でいうところの、カード裏面に記載されている3ケタのPIN番号ではなく、
あくまで自分で最初に設定した4ケタの暗証番号なので、気を付けてください。
スーパーでもカードが使えますが、レジで計算中のタイミングで
クレジットカード差しちゃっても大丈夫です。
むしろその方が、後ろの人をお待たせしないので、スマートかもしれません。

フィンランド(というか、ヘルシンキ)、行ってきた★(3)

トラム・地下鉄・フェリー・市バスに乗り放題なデイチケットは、24時間8ユーロ、それ以降は24時間ごとに4ユーロ加算となります。

実は初日は、トラムの運転手の方からチケットを購入してしまったのですが、
車内で買うと、ワンデーチケットのみとなります。
ちなみに写真のレシートみたいなのが、ワンデーチケット。
緑のカードがRキオスキで購入できるデイチケットで、こちらは滞在日数に応じて、2日間、3日間で購入できます。
結局初日8ユーロを2回払ってしまったので、しまったなあと思いました。

とにかく、フィンエアバスヘルシンキ中央駅に着いたら、頑張って階段登っても、Rキオスキに行って、滞在日数分のデイチケットを購入することをオススメいたします。