良くも悪くも、自分の人生を喪ってしまったことに気付いた。
天皇誕生日、結婚記念日でもある。
この前日かな?弟の新居にて、新築祝い兼クリスマスパーティをやった。
細かいことはどうでもいい。
自分の息子と、弟の娘…姪だな。1〜2歳の二人がキャッキャと笑いながら走り回り、その周りで親父や兄弟が酔っ払って転がっている。お袋と家内と義理の妹がその様子を目を細めて見守りながら談笑している。


なんの冗談だ、これは。


これが俺の人生なのか?


平和で穏やかで美しい。こんな生活を齎してくれたのは、間違いなく家内だろう。それはほんとうに感謝している。同時に、喪われたものへの憧憬もまた強い。俺はこんな人間だっただろうか。青春は既に遠くなり過ぎて思い出すこともできないが、現実逃避のためにひたすら血なまぐさい「何か」を求めて、誰かの慟哭や憤激に触れることでどうにか安定を保っていたあの日は、はるけく遠いが確かにあった。


記憶では、この日は確か、一切音楽に関わることはしなかった日だ。平和で穏やかで美しい、家内と二人で築いてきた日々を祝う記念日だから、一言で言ってしまえば自己嫌悪を表現しようと思っている音楽のことはやらなかった。
だけど、あえてこの日付でログを残す。この日、我と我が身と我が人生を振り返り、改めて、喪われた要素を何かに託して残したいと思ったからだ。今のところ、音楽しかおもいつかないし、それだってできるのかどうかわからないけど。

そんな日。いや、メインは感謝感謝。

:-.:..:-  復活の日

今日この日。

復活します。人知れず。

表現したいことがあります。
12年、いや、13年かな。表現活動から遠ざかっていたけど、今はほんとうは叫びたい。

叫ぶ以外に何ができよう。

LoveもHateも許されない。俺たちには、今までもこれからも、あまりにも守るべきものがありすぎる。

心の隅々まで曝け出せたのは、人生の黎明におけるほんの一瞬だった。

青い鳥は月明かりの中でのみ翔く。
人は正気のまま幸せにはなれない。幸福とは一種の狂気だから・・・

かつてケリー・キングはこう言った。このクソみたいな世の中には、殺してやりたい奴がたくさんいる。だけど、実際に行動してムショに行くのはごめんだから、歌詞として書き出すことにしたのさ、と。

満たされない想い。叶わない心。届かない願い。やり場のない怒り。自分の生き様が美しくないのは承知の上。美しくあろうとすら思わない。だけど、あまりにも醜いのは悲しい。せめて醜さだけは、丁寧に埋葬して先に進みたい。決して振り下ろされてはいけない拳のかわりに、音に乗せて吐き出して。

一度引退したデスメタラーが、ガマンできなくなって音楽活動を始めます。バンドを組んでライブをやるとか、そういうのは難しいかも知れない。だけどなにか、表現はできるんじゃないか。やるのはそう、J-pop!