出産を終えて

翌朝6:30。自然に目覚めて、出産の記録を書き留める。

出産がこんなに大変なものだとは、こんなに耐え難い、この世のものとは思えない痛み・苦しみがあるとは、想像以上だった。
でも、あまりのことに、今はもう現実感もない。
よく、「赤ちゃんが生まれました!」と表現することが多いけど、そんなに勝手にスルっと生まれてきた〜って感じじゃなくて
「赤ちゃんをやっとのことで生み出しました!」とか表現したいわ。

いつも旦那さまには頼りっぱなしの私だけど、こんなにまで全てを預けて旦那さまのことを頼りにしたことがあっただろうか・・・
と振り返る。極限を体験して、改めて私にとっての旦那さまの存在の大きさを思い知った感じだ。
なんというか、お互いに今まで以上に絆が強まったような。上手く表現できないが、二人とも何か掴んで成長できたのかも知れない。

とにかく、一人では生めなかった、と思う。彼がいたから頑張れたし、夫婦で出産に臨んだと思う。

汚いところ、見苦しいところも色々見せてしまったなぁ。
全てを受け止めてくれたことをただただ感謝。

赤ちゃんは本当にかわいいし、幸せで涙が出ます。


やっと出産の記録を更新しました。
ここまで、妊娠前から出産まで約1年半にわたって綴ってきた日記を今日で終わりにしたいと思います。
我が子もあと4日で生後3ヵ月になります。
子育ての道のりもここまでも大変でしたが、これからもあと20年ぐらい続きます。
「はじめての妊娠」の記録はここでおしまい。
子育て記録は別のところでまたお会いできるといいなと思います。

出産記録②

出産(9/20の記録から) 

                                                                                                                                                              • -



AM12:30
寝たばかりだが、ついに5分間隔の陣痛。
しかも、トイレや部屋をウロウロしないと耐えられない強い痛みになってきた。
病院に電話するも、「もっとどうしようもなく耐えられない痛みになったらもう一度電話してください。それまでは自宅で待機してください。」と言われる。

AM1:30
3〜4分間隔になったが、"どうせ痛いのを耐えるのは病院でも家でも同じ!"と思い、意地で耐える。

AM2:15
限界。再び病院に電話。やっと入院許可が出る。

AM2:30
旦那さまと病院へ。

AM2:30-6:00
陣痛室で耐える。
床に膝をつき、ベッドに肘をついて、タオルや布団をギューッと握り締めて陣痛を耐える。
足が勝手にガクガク震える。
突然吐き気が来て、夕食を全部戻す。

AM6:00頃?
分娩室へ移動。

AM7:00
初めて先生の診察。
子宮口7センチ。「午前中にはなんとか生まれるでしょう」と言われる。
お産が進むように、寝る姿勢でなく座って耐えろと言われたが、言われなくてもとても寝た姿勢でいるなんて無理。

だんだん更に耐えがたい痛みに。
分娩の立会いを予定していなかった旦那さまに「最後までいて欲しい」と伝える。ここで独りぼっちになることに耐えられそうもなかった。

AM7:00-8:30
再び先生が8:00頃診察に来ると告げられていたので、陣痛を5回耐えて、たまらず時計を見る。
自分では陣痛とその間隔が5分ぐらい続いているように感じるので、"30分はたっただろう"と思って時計を見るのに5分しか経過していない。それを知って愕然とすることの繰り返しで、遅々として時間が過ぎない。

この頃両親が来るが、顔を見る余裕もない。
看護婦さんが癒し系の音楽をかけてくれるが、全く耳に入らない。

AM8:30-9:00ごろ
いきんではいけないのに、勝手に体がいきんでしまう状態に。
途端、足の間で水風船が割れたような感覚と"パチン"という音がした。破水だ!
急いで看護婦さんを呼んでもらう。

破水直後から、最強の陣痛が襲う。
地の底から湧き上がってくるような、体の中で地響きが起こっているような、なんとも表現できない痛み。
診察のため、分娩台に乗っても上を向くことができない。看護婦さんに「上向いて!生むときは、上を向かないといけないのよ!!」と怒られる。
破水を機に、周囲が急に慌しくなり、看護婦さんが機材などを準備し、助産士さんも登場。

子宮口、ここまできて全開していなくて、「あと1センチやね、手で開くよ」と助産士さんが言った。そんなことできるの・・・
何にせよ、何をされてももう分からない。
周囲では「もう、最低限にして分娩行きましょう!もう間に合わない!」なんて声が周りに飛んでいる。

いよいよ分娩。
陣痛の波に合わせ、力いっぱいいきむ。
最後まで赤ちゃんに酸素を送るため、悲鳴を上げたり「痛い!」と声を出すと怒られ、"フ〜ゥッ"と息を吐き呼吸をすることを指示されるが、制御が利かず"ブフゥーッ"となったり"ヒヨョーッ"となったり、今思うとおかしいが息を吐くというそれだけのことも上手くできない。
また、陣痛の合間には力を抜くように指示があるが、あまりにも力いっぱいいきんでいるために、力を上手く抜けず足が痙攣する。

9:15
先生登場。
もう、赤ちゃんかおしっこかうんこか、もう何が出てきているのか分からない極限状態。
渾身の力で絞り出すのになかなか頭が出ない。
出口は燃えるような痛み。
あんなに恐れていた会陰切開も"もう、何ヶ所切ってもいいですから、早く出してください!!!!!"という気持ち。
切られたときも、痛みは分からなかった。

頭が出たら、力をいれずゆっくりと体を出してもらう。
出てしまう前から、もう赤ちゃんが元気に声を出した!

9:34
出産。

お腹にシートを敷いて、赤ちゃんを乗せてくれる。
ものすごく泣いて、元気いっぱい。初めての肺呼吸でこんなに泣くのかな。

私は、ただただ、"終わった〜〜〜"という気持ち。
終わった瞬間から、全てが幻だったような不思議な気分。

旦那さまは、頭が出だした頃から、感涙。

H17.9.19 AM9:34 
体重 3,274g 身長 51cm 頭囲 35c(特大!)
元気な男の子が誕生

出産の記録①

出産前日(9/20の記録から)

                                                                                                                                                              • -


とうとう夜中3:30
張りと生理痛のような鈍痛がきた。もしかして・・・?

明け方4:52
痛みがはっきりしてきて、トイレへ行くとおしるしらしき出血が。
それから朝10:30まで、陣痛のような痛みが15〜5分間隔でまばらにきたけど、それを最後に遠のいてしまった。一応病院に電話したが「様子を見てください」とのこと。後にして思えば、これが前駆陣痛とか言うもの?

この日はこの後、母の用事で普通に出かけた上に、夕方には35週から続けているウォーキングに旦那さまと出かける。満月を見ながら階段の昇降も3往復頑張った。

夕食を7時半にとる。その頃からまた、痛みが強くなってきた。

夜9:00〜15分間隔の耐えるのがつらい痛み
夜10:00〜入浴
夜10:30〜10分間隔になるが、今朝一度遠のいたので様子を見る
夜12:00〜就寝(入院準備最終確認)

明日の日記へ続く

無事出産しております

leafleaf2005-10-07

予定日ぴったり9月19日の朝9:34に出産しております。
 
3274グラム。
身長51センチ。
頭の周囲35センチ(巨大!)

母子共に経過は順調ですが、
「産後は目を使っちゃいけない!」との母の指導により
パソコン使えませんでした。
来週から使用許可が下りる予定なので(笑)
いづれ、出産の記録やその後の育児の奮闘ぶりをアップする予定です。

今頃、むくんでます

いや〜、悪い報告ばっかし(苦笑)
 
今まで、むくみに悩まされたことなくここまできたんだけど・・・
今日気がついたら、すっごい足がむくんでいる。
そういえば、数日前から座ったときにちょっと変だったのよね。
  
指で押したら戻らない。
足首がなくて、ゾウさんみたい。
 
やっぱり、これも甘いもののせいで、代謝も悪いのかな。
歩くのだけは、1時間半近く頑張っているけど、それじゃおいつかないぐらい
食生活に問題が?!
 
予定日まで、3日です。
 
大潮の満潮に子どもが生まれることが多いらしいけども、
それが明日17日。
 
また、満月にも子どもが生まれることが多いらしいけど、
それが明後日18日。
 
どちらかに兆しでも起こらないかな〜
これ以上、体調を悪くしてしまう前に生みたい。
自分がいけないんだけど。
自制心がもうもたなくなってるのかな。

今頃、太ってます・・・

タイトルのとおりですが、ちょっとまずいかなーと思ってます。
ずっと、体重増加は優秀で、+6キロ台での増加で済んでいたのですが
なんだか、ここ数日で一気に+7キロを超え、8キロに届きそうな勢い。
たった数日で・・・
 
妊娠してからは、和食中心・野菜中心の生活。
ここ1ヶ月は、毎日雨が降っても1日1時間〜1時間半の散歩。
こんなに頑張っているのにぃぃぃぃぃ!!!!
 
と、声を大にしたいところですが、
原因は自分で分かっているんです。
 
甘いもの、食べ過ぎてます。
1日に1口ぐらいの甘いものなら、いいかなあ、とは思うのですが、
砂糖の甘さと言うのは中毒性がありますよね?
食べないと平気なんですけど、食べるのが習慣になってくると、
もう、毎日食べないと、気が済まないというか。
食べたくて、食べたくて、しょうがなくなってしまう。
だんだん、量が増えている(← 自覚、すごく有り)
 
始末に終えないのは、「食べちゃったけど、1時間半も歩けば、大丈夫よね」と
逆に運動をしていることに、自分が甘えてる〜〜〜
 
最後のこの段階で、赤ちゃんが急に大きくなっても困るし、
お腹の赤ちゃん時代から、のちのちの成長していく過程でも、栄養を取りすぎると
体質自体が「太り体質」になってしまう時期が有るらしいのです。
ここで太りたい質にしてしまったら、完全に私のせいだしな。本人は努力できない。
ここで、反省して、なんとか甘いものから脱却しなければ!
 
母乳をあげだすと、乳腺が詰まったらいけないから、余計甘いものはNGと
聞いているので、今のうちに食べておこう、なんて馬鹿なことを思った私を許して〜
 
=======================================================
<赤ちゃんが太り体質になる話の詳細はこちら>
    〜プレママタウンより抜粋〜
 
妊娠36週ごろになると、赤ちゃんの膵臓(すいぞう)が完成して、
自力でインシュリンを分泌しはじめます。
ママがこの時期にたくさん食べると、赤ちゃんは自分の力で血糖値をあげ、
おなかの中で一気に太る可能性があります。
赤ちゃんが将来、肥満児になるかどうかの節目は、
妊娠28〜31週ごろと妊娠36週から出産までの間です
(ちなみに誕生後は、1歳ごろの乳児期と思春期)。
========================================================

産婦人科検診 16回目 39週+1日

予定日前の最後の検診でした。
もう前回の内診が痛くてしょうがなかったもので、前の晩から「行きたくないな〜」を
オットくんに連呼して過ごしていました。
 
今回の検診は、
尿検査・体重・血圧・子宮底長・復囲・むくみ・経腹エコー・内診
でした。
ノンストレステストは2回に1回なので、ナシ!
 
赤ちゃんは、3059グラム→3223グラムへ。
一時はどうなるかと思ったけど、そこまで巨大化せずに済んでいる様子。
懸念される頭の大きさも、ここ3回ほど9センチを超えていたのが、8.97センチと
言われたので、小さくなったわけではないだろうけど、そこまで巨大化していない
ようなので、こちらもほっとしました。
 
内診は、前回、足の開き具合で失敗し、痛い目にあったので、
不必要なぐらいにしっかりしっかり開いて頑張ったら、
確かに痛かったけれども、前回のように入り口の擦り傷は免れ・・・
なんとか終了。
 
赤ちゃんは随分降りてきているらしいけども、
「子宮口はまだ1センチしか開いてないね」とのこと。
素人な私にとっては、子宮口が1センチ開いたってことは、いよいよかな〜と
思ってしまうけど、先生曰く「まだまだ」だそうです。
 
来週月曜日が予定日なので、そこまで自然に様子を見て、
一応翌火曜日に検診の予約を入れました。
「次回、もしまだ陣痛が来ていなければ、子宮口を柔らかくする膣剤を入れますからね」
と言われ、ちょっと・・・不安に。頑張って聞きましたらば、
・陣痛促進剤ではない
ホルモン剤で、錠剤であり、内診のときに膣から入れる
ということで。たった1日遅れでも、促進剤か?!と焦ったけども
そういうわけではないらしい。
でも、やっぱり薬って抵抗があるね〜
できればしたくないね〜
普通、どの病院でもやるのかなぁ。
 
とにかくできればやりたくないので、
「金曜日の夕方以降に陣痛よ!で、土曜日に生まれよう!」って
一生懸命赤ちゃんに話しかけて過ごそうと思ってます。