彼方

ゲーム「ファークライ6」をようやくクリアしました。さすがにオープンワールドの大作だけあって長かった…いや、メインストーリーだけ進めてればそこまでかからなかったんだろうけど、片っ端からミニクエストこなしてたもんだからw

ファークライシリーズは一応3~5とND(ニュードーン)をやってるんだけど、個人的には面白さとしては5の次くらいかな。NDはゲームとしては楽しめるんだけど、5をクリアした人間としては「5の努力は何だったん?」となってしまうストーリーテリングだったので、あまり好きになれない。

今作「FC6」はラスボスを演じてる(キャラクタ造形も)のがジャンカルロ・エスポジート。この役者はドラマ「ブレイキング・バッド」で麻薬流通を牛耳るマフィアのボス「ガス・フリング」を演じていたのが印象強い。今作では独裁国家の大統領なので、ハマリ役でしかないw
ストーリー自体は素直に入れるし、ラストの展開はちょっと予想できなくて面白かった。

ゲーム性としては、ミッションで敵が延々と湧いてくるのにイラつくことが多かったのが難。無限に湧くわけじゃないんだけど、倒しまくってるのに『まだ出てくるのかよ…』と爽快感より面倒くささの方が上回るのが多かったなぁと。そういう意味では5とかNDの方がまだスッキリしてたかな。

あと、ゲーム中のとあるサブクエストでドラマ「ストレンジャー・シングス」とのコラボがあるんだけど、これが違和感あってなぁ…架空の島国が舞台とはいえ一応現実っぽい世界観なのに、思いっきり異世界物語を組み込まれると置いてきぼり感が酷い。
まぁ俺が「ストレンジャー・シングス」にハマらなかったせいでもあるんだろうけど。

とはいえXbox Game Passのフリープレイでこれだけの大作が遊べたので満足です。

映画「落下の解剖学」鑑賞

ザンドラ・ヒュラー主演、ジュスティーヌ・トリエ監督のクライムサスペンス(?)作品。
監督も役者も知らなかったけど予告編を観てから気になってたので、キノシネマ立川にて鑑賞。


感想:なるほどアカデミー脚本賞
予告編を観た時点ではアカデミー賞の話は全くなかったので、純粋に面白そうだなとだけ思った作品なんだけど、選択眼は間違ってなかったなと。
夫の死は事故なのか殺人なのか、成功した作家である妻の行動・言動、視覚障害の息子の心境と発言、容疑者として追及される妻を信じる弁護士の心情など、とにかくどれもこれもやきもきする描き方なんだよねw

この作品が興味深いのは、きっちり「過去に何が起こったかの事実」を見せないところ。『真相』ではなく『深層』をただただ追及していく描き方なので、『実はこんな事が起こってました、という解答がないと納得いかない』という人には全く薦められません。この気持ち悪さが気持ちいいんだよ←何を言ってるのか

どうなっていたのか色々と考えてしまうということは、要するに誰かと語り合いたくなるような作品だったりもするので、友人同士で観に行って語らったり、他に観た人の感想を聞いたりするのが興味深い作品に仕上がっているかと思います。
あと犬可愛いぞ犬。


プーチン氏再選で平和に ロシア大統領選で有権者の声 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News
プーチン氏は「世界を救える人物だ」とし、全幅の信頼を寄せていると明かした
投票している有権者の本心なのか、自身や家族を守るためなのかわからないが、プロパガンダとか情報統制を考えると前者のような気もする。共産圏てのはなぁ…


サ、サメだー! キッチンに収まりきらないニタリザメ 目を疑うような光景に「でか」「やばwww」(1/3 ページ) - ねとらぼ
これが売ってるってのが凄いなw まぁどうしてもサメ映画が頭をよぎるわけだが。


最近の世の中が生きにくいのは、私だけですか? | 生活・身近な話題 | 発言小町
持病と言うのもあるだろうけど、そもそも日本の経済(というか賃金)が上昇していればこれらは大体解決できてるよな。無能政治屋どものせいだし、それに投票している有権者の責任でもある。


「映画のタイトル」に著作権が無いってホント?『死霊のはらわた』『逃亡者』『Mr. ノーバディ』同じ邦題が乱立するワケを解説 | 映画 | BANGER!!!(バンガー) 映画愛、爆発!!!
確かに同タイトルが山ほどあるのはそういうことか。さすがに70年代作品はそこまで観てないので、「追跡者」つーとトミー・リー・ジョーンズだし「Mr.ノーバディ」はボブ・オデンカークになる。Mr.ノーバディ最高ですよ。
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映画『デューン 砂の惑星PART2』公式サイト
>平井知事は「鳥取砂(さ)デューンへようこそお越しくださいました」
リニアで難癖つけてごねてるだけのどっかの知事と雲泥の差だな、映画も地方も盛り上げるこういう取り組みは本当に素晴らしい。


宅配ピザを頼んだら「配達の者が倒れているお爺さんを救護し救急車を待っているため遅れます」との電話が...その後のオチも含め心温まるお話 - Togetter
いわゆる昭和の蕎麦屋の「今出ました」言い訳ではなく本当のことなんだとわかるし、とっさに行動できる配達員グッジョブとしか。



カット野菜ってそんな裏事情があったのか…食品ロスを減らすどころか農家の負担が大きすぎる。てか加工業者酷いな。



おおぉこれは美しい…


最後に、Netflix出張版ウェザーニュース駒木女史を堪能。


普通にウェザーニュース始まったと思ったら…これCMとして最高なんですけど。

近視

2023年度分の健康診断に行くのをすっかり忘れてて、今月中に済ませないといかんので慌てて予約して行くなど。
仕事始めから正月太りを実感していたので、一応少しだけダイエットを続けていたのが功を奏して昨年より1㎏落とせていた。正月の時点では昨年+2㎏だったからヤバかったw

で、健康診断終わったので(まだ詳細結果は返ってきてないけど)安心してカロリー高い食事を食べてしまっているという…いや一応ダイエットは続行中なのでまぁいいかなと。
体重はともかく、視力が低下していた方が問題だったな。まだ裸眼でも一応運転は可能な視力なのが救いだが、左目だけがやたら落ちていたのが気になった。まったく、視力だけが唯一の俺の長所だったのに、老眼も進んできてるからどうしようもねーなこりゃ。

映画「ポーカー・フェイス/裏切りのカード」鑑賞

ラッセル・クロウ主演・監督のサスペンス作品。ラッセル・クロウの監督デビュー作なのかなと思ったら、過去に「ディバイナー 戦禍に光を求めて」という作品で監督デビューしてるそうな。恥ずかしながら、過去に監督やってたことも上記作品タイトルも知らんかった。
今回のタイトルは以前予告編観て面白そうだなと思ってたので、キノシネマ立川にて鑑賞。


感想:途中までは至高。
ストーリーとして紹介されてるのは『大富豪になったラッセルが旧友を集めて大金のかかったポーカーを始めるも、友人たちの体調が悪くなり、ラッセルが全員に毒を盛ったことを告白、友人たちとラッセルとの関係が明らかに…』みたいな内容なんだけど、まずここに至るまでが冗長な上に、実はこれがメインの話じゃないという。

一応ポーカーを元に財を成してるんだけど、肝心のポーカーシーンは少ししかなかったりするのでルール(テキサス・ホールデム)を知らなくても大丈夫です。それ以外の心理戦だったり行動、各キャラクターの関係性がメイン。そして肝心のポーカー後(中)からの展開。
そこまで色々な要素が描かれているので、どうストーリーが転んでいくのか全然読めないのが実に面白い。

…んだけど、色々とカタがついていくオチが弱いというか「えっ、それでいいの?」と感じてしまったんだよなぁ…いやそりゃ問答無用の大富豪にもなりゃ余裕もあるんだろうけど、それにしたって丸く収まり過ぎだし引っ張るには弱いんじゃないのと。脚本の問題なんだろうか。途中までの観客を引っ掻き回す展開は良かっただけに、惜しい。

ラッセル・クロウが大富豪役やってるの、年齢と恰幅のせいかすげー似合ってました。あとディーラー役やってたエルサ・パタキーのドレス姿の筋肉が美しくて惚れ惚れしてしまった。さすがマイティ・ソーことクリス・ヘムズワースの奥さんである。

というわけでサスペンス作品としてはもう少し欲しかったところだが、色々と見どころはある作品でした。

映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」鑑賞

ジョシュ・ハッチャーソン主演、エマ・タミ監督のホラー作品。世界的ヒットを記録した同名ホラーゲーム(通称FNAF)の映画化なんだが、そもそものゲームシリーズは10年前から計9作出てるにも関わらず、俺は全く知りません。
パラノーマル・アクティビティ」や「ミーガン」のブラムハウス製作ってことで興味をもって、立川シネマシティにて鑑賞。


感想:五夜?
タイトルからして五日間の話なんだろうけど、五日間というのを全く意識して観られなかったのは意図的なのか偶然なのか…。
ホラー映画としては全年齢層対象作品なので初心者向け。作品の作り込みに関しては原作ファンが凄い勢いで頷くレベルらしいんだけど、知らない勢の俺からすると「そうなのかー」みたいな。そもそも作品内のどの部分がゲームなのかもわからんかったし。(←後で友人から教わった)

ホラーでもミステリーのようなサスペンスのような部分がメインなのでジャンルとして表記するのが難しいんだが、おそらく原作ゲームはホラー要素がメインなのに対して、映画化の際にストーリー要素を強めたのかなと。原作者が脚本にも加わってるのもあって、逸脱したような内容にならないよう監督は留意したらしい。
それが良かったのか悪かったのか、ホラーとしてもサスペンスとしても何か足りないような感じになっちゃってるのが惜しいかな。

海外で有名なゲーム実況者もカメオ出演してたりするし、エンディング曲がゲームファンならお馴染みの曲が流れたりするあたり、原作ファン向けムービーとしての完成度は高いんだと思います。
全年齢層対象だから家族でも観られるが、ゲームを知らない親御さんが観て楽しめるのかどうかw まぁお子さんが楽しめればそれでいいのか。

木苺

世の中がアカデミー賞で盛り上がってる中(←映画好きだがアカデミー賞には全く興味がない)珍しく今年のラジー賞で心底同意したのが一つだけあった。
■ワースト助演男優賞シルベスター・スタローン「エクスペンダブルズ ニューブラッド」

今回のエクスペンダブルズ4は本当にガッカリ感が強く、しかもスタローンの役どころが正にワースト助演。いや、演技云々じゃなく映画作品としてのスタローンの立ち位置よ。男のリトマス試験紙はこんなものだったのかよと。
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映画「search/サーチ」鑑賞

ジョン・チョー主演、アニーシュ・チャガンティ監督のサスペンス作品。
公開当時評判を聞いていたんだけど劇場で見逃してしまっていたので、Netflixにて鑑賞。


感想:文句なしの演出。
行方不明になった一人娘を父親が必死に探すというストーリーなんだけど、この作品の売りは最初から最後までPC画面のみで完結するという所。ビデオ通話のウィンドウだったり、メールやチャットの画面だったり、監視カメラの映像だったり、全てそれだけで進んでいく。全編PC画面で進む、というのは以前「アンフレンデッド」という映画でも使われた手法ですね。

なので途中でそれには飽きたりするかなーとか思ったんだけど、展開や演出が非常に良く出来ているので最後まで没入して楽しめました。観終わった時の”楽しかった”感が実にたまらない。これはマジ劇場で観るべきだった…

100%PC画面で進んでいく演出なのに、観てると途中でそれが気にならなくなっていく(PC画面という感覚がなくなってる)のが、凄いというか恐ろしくも感じた。まぁこれは俺が家でPCを大型テレビでいつも使ってるせいで、PC画面を観るのに違和感がないというのもあるかもしれんが。

サスペンスとしては唯一無二の作りというわけでもないので展開を読めなくもないんだけど、とにかく話に引き込ませる脚本と演出の仕方が見事にマッチングした、素晴らしい傑作だと感じました。お薦めです。


ライトセーバーを作って遊んでいたら“とんでもないこと”に…… “1.9億回再生”の海外CG作品が「3回見ても面白い」(1/3 ページ) - ねとらぼ
これ観たことなかったなぁ、面白い。


リッジレーサー30周年記念イベント「RIDGE RACER NIGHT 2024」開催決定! | Bandai Namco Game Music(バンダイナムコゲームミュージック)
2024年だってのにリッジレーサーのライブイベントが開催されるってんで、友人誘って応募してみた。CDが貰えるってのがアツイ。


あなたの脳みそ食べさせて~「バタリアン」日本初BD化、高橋ヨシキがデザイン・解説 - 映画ナタリー
DVDも廃盤になってるし諦めてたんだが、まさかのBD化。「ゼイリブ」の時も同様だったが、待ってみるもんだな。


3/30(土)"人間食べ食べカエル"リクエスト第一弾!『リベリオン』上映決定! 2024年 |ヒューマントラストシネマ渋谷
あの「リベリオン」が劇場上映されるだと…これは行かない手はないぞ。


小学校で配布されるiPadは当然規制が厳しいが、小学生は逞しく様々な抜け道が開発されている - Togetter
そりゃ抜け道考えるのが子供だからな。プログラムとかまで教育カリキュラムに組み込んでおいて、そういう子供が育たないわけないだろって。



かっ、可愛すぎる…



どう考えても手遅れのやつw



うわすげーなこれ、歩きスマホならぬ歩き天井してしまいそうな。


最後に、卓球を超越した卓球の動画を。
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普通のスーパープレイ(←矛盾してないか)も凄いんだけど、卓球台動かすやつとかジャンプしてスマッシュとかすげー楽しそうw

配慮

映画を観る前に、時間調整で久しぶりにゲーセンでスト6をやってたら、初心者らしきザンギエフと通信対戦マッチング。
さすがに一方的に勝つのもアレだなと1ラウンドは取らせてあげて、それ以外はジャンプ攻撃→足払いという連携をひたすら出すなど。最初は相手はバンバンこれを食らってたんだけど、後半からこの連携をガード→反撃というのをやってくるようになったので「お、覚えてくれたな」と。

それでも何度か連コインしてきたので色々繰り返してたら、急にザンギの動きが明らかに初心者じゃなくなってこっちが一方的にシバかれるという。いやいや、せっかくわかりやすい攻撃とかで覚えさせてあげてたのに上級者と代わって憂さ晴らしかよ。初心者を思いやった中級者の俺を一方的に潰して面白いのかそれは。連敗したから意地でも潰したいってことなのかね?小せぇな…

まぁちょうど上映時間が迫ってたので、どのみち店を出ることにはなってたわけだが。

映画「ダム・マネー ウォール街を狙え!」鑑賞

ポール・ダノ主演、クレイグ・ギレスピー監督のノンフィクション作品。
キノシネマ立川にて鑑賞。


感想:大手ヘッジファンドの害悪。
少し前に話題になったゲームストップ株騒動を描いたこの作品。当時から『映画にでもなりそうな話だな』とは思ってたんだけど、昨年アメリカで映画観た時にこの作品の予告編が流れてたんだよね。やっぱ映画になるんだなと。

で、実際に映画を観てみたらやっぱり面白かった。ゲームストップ株騒動については大まかに(大手ヘッジファンドが多額の空売りを仕掛けたのに対し、個人投資家たちが大量に買いを仕掛けて株価を爆上げしたという事くらい)しか知らなかったので、具体的にどういう事が起きていたのかというのがわかって良かった。俺はそもそも株とか金融についての知識は全然ないからな。

同じく実際に起きた株取引が題材になっている映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」でも空売りを仕掛けることが要素になっているんだけど、同じ空売りでも「マネー・ショート」の個人投資家による空売りと「ダム・マネー」のヘッジファンドによる空売りでは意味合いが全く違うのが興味深い。

この事件を機に大手ヘッジファンドによる空売りが以前よりも控えるようになったという話だが、結局大手がグルになってたりする関係性は以前と何ら変わらないように思えるので、如何ともし難いものがある。

ただこの映画を観たからといって『俺も株で…』となってしまわないように注意が必要な案件かとは思いますw


これは許してしまう!「反省してるからもう許してよぉ」説教中に反省を猛アピールするワンちゃんがかわいい! | ガジェット通信 GetNews
ズルいなぁ、これは許さないという選択肢が出てこないというやつじゃないか。


「PS4」日本発売10周年! PSハードの歴史を大きく変えたゲーム機 - GAME Watch
PS4発売からもう10年というのもそうなんだが、PS3から20年近いという事実に衝撃を受ける。そりゃ歳もとるわけだ…


授業で全くノートを取らない生徒がいて、それでも翌週の確認テストできっちり満点決めるわ発問には答えるわで、どうやってんのか聞いてみたら常人には真似できなかった - Togetter
これが出来る人というのは間違いなく才能じゃないかと思うんだが、羨ましいし憧れることに変わりはない。


【海外発!Breaking News】5年間の昏睡状態から目覚めた女性、救ったのは夢をみて信じ続けた“母の愛”(米)<動画あり> | Techinsight(テックインサイト)|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト
ドラマとか映画みたいな展開、こんなことあるんだなぁ。



「パスタを食うウィル・スミスのAI動画」に対抗して本人がひたすらパスタを食うというw お茶目だな。



久しく使ってなかったけど、今って5枚綴りじゃないのか。金のない友人同士で分け合うのが通例だと思ってたんだが、それもできない時代なのね。



金沢のカレールウ、静岡の緑茶というのはわかりやすいんだが、奈良のチョコレートとか高知の焼肉のイメージが湧かないなぁ。


最後に、高圧洗浄とアルカリ溶液で車の塗装を剥がしまくる動画。
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何かずっと見てしまう魔力がある。気持ちいい…

知識

気が付いたら2月も終わり。今年は幸運の年だと思ってたんだが(ゲッターズ飯田占い)、年明けから良い事が起きてないどころか酷い有様。
基本的にはポジティブな考え方で生きてきた俺だが、さすがにここまで酷いと本気で凹む。自分を好きになりたい。

映画「光の旅人 K-PAX」鑑賞

ケビン・スペイシー主演、イアン・ソフトリー監督のSF(?)ヒューマンドラマ。
Amazonプライムビデオで「間もなく見放題終了」という表示があり、タイトルも知らない作品だったので観てみようかなと。


感想:予想外に良い映画だった。
観る前はケビン・スペイシーという時点で「ん~」とモヤる部分はあったものの、いざ観てみたら作品は面白かった。何かと観る前から構える癖はいい加減やめないと…

駅をふらつくケビン・スペイシー、「自分は地球から1千光年離れた惑星K-PAXからやってきた異星人だ」とか言うもんだから精神科医の下へ送られ、精神科医が話をしてみると言っている事の筋が通っていて…というストーリー。ただの記憶喪失なのか、本当に異星人なのか、SFなのかヒューマンドラマなのかわからないまま進むのがたまらない。

同じくジャンルがわからないまま進む映画としてはジョン・トラボルタフェノミナン」に通ずるなと。あれも良い映画だったので個人的にお薦め。

冒頭の流れからいきなり精神病院送りになる展開はちょっとどうかと思うんだが、それ以後の流れはすんなり入れて俺好みの進み方だったのでハマりました。吹替は石塚運昇さんなので貴重だし、優しい落ち着いた語り方がまた良くてね。

映画「マダム・ウェブ」鑑賞

ダコタ・ジョンソン主演、SJ・クラークソン監督のマーベル映画。SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の4作目にあたります。
立川シネマシティにて鑑賞。


感想:マダム感はない。
マダム・ウェブというキャラクター自体を全然知らないまま観たんだけど、今作は正にそのマダム・ウェブの誕生を描いた作品だし、他のキャラクターも全然出てこないから予備知識ゼロでも本当に問題なく観られます。蜘蛛に関するスーパーヒーロー映画だけどスパイダーマンを1mmも知らなくても大丈夫。昨今のアメコミ映画にありがちな前提条件が不要という意味で、これは非常に好印象。

主役のダコタ・ジョンソン、主要三人の少女(シドニー・スウィーニー、セレステ・オコナー、イザベラ・メルセード)の役者についてもほぼ知らなかったから、先入観がなかったのも良かったんだろうな。シドニー・スウィーニーは可愛い眼鏡っ娘さんを演じてたので好印象だったんだが、劇中で「テコンドーをやってる」というセリフは何だったんだろう。ちょっと期待してたのに。

突っ込みどころはあるけどまぁ許容範囲じゃないかな、特に途中の引っ張り部分は気にはなるけど後半の盛り上げ方が良かったので。同じように女子三人が主要となるヒーロー映画「マーベルズ」よりは全然入れた。
主人公の同僚を演じてたアダム・スコットは映画「LIFE!」で嫌味な上司役やってたんだけど、今作では非常に良い役だったのはちょっと嬉しかったなぁ。

で、マダム・ウェブが誕生ということで今後どうなっていくかという所なのですが、次のSSU映画は「クレイヴン・ザ・ハンター」だからこちらも単体で楽しめそうな感じなのかな?一応「モービウス」とか他のスパイダーマンヴィランと合流していくんだろうけど。

とりあえずこの「マダム・ウェブ」はアメコミキャラを一つも知らなくても楽しめるので、入門には最適かと思いますよ。


警視庁公安部、不利な実験データ除外し報告か 起訴取り消し事件 | 毎日新聞
警視庁公安部によるデータ隠蔽で酷い冤罪事件(死者まで出てる)が起きてるんだよな。警察・検察による犯罪行為って通常の犯罪よりもはるかに重罪だと思うんだが、どうか。


アーケード版「レイフォース」30周年! 美しい演出の数々と高度な戦略性を兼ね備えた名作シューティング - GAME Watch
俺の大好きなレイフォース(現レイヤーセクション)も30周年か…今なら「レイヤーセクション & ギャラクティックアタック Sトリビュート」または「レイズ アーケード クロノロジー」で現行機でのプレイが可能なので、是非ロックオンレーザーの楽しさを知っていただきたく。


食事記録アプリ「あすけん」がお詫び 「可愛い柴犬ちゃんが『トースト(6枚切り)148kcal』、社長様のお顔が『肉まん 192kcal』と認識されてしまう事象を確認しております」 | ガジェット通信 GetNews
肉まんw これは公式もお茶目でよろしい。


今のアニメ業界のつらい現状…日本では素人のみで構成されていてなぜこれで作れると思った?というレベルの現場が出てきている - Togetter
>日本のアニメよりも中国のアニメ作ってる方がお金になる
これに尽きるだろうなぁ、アニメどころかあらゆるジャンルで日本よりも海外の仕事の方が稼げる現状だろうし。「個人の所得として納税するかどうかは個人が判断すべき」と財務相も言ってるし、あらゆる企業は納税なんかせず賃金に還元すればいい。



昔の漫画やドラマで観たような話が令和の今も起きているとは…



11年…!とんでもない大きさまでよく続いてるなぁ。



海水から真水を作る造水機、なるほど勉強になります。


そして寒い日常を送る俺はこういう動画で少しでも癒しを貪るのであった。
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伝承

今年初めに大神源太兄ィが獄中で他界したという情報があったんだが、本当なんだろうか。
観たかったなぁ、ブレイド・オブ・ザ・サン
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上映してくれれば俺観に行くから、売り上げを被害者に分け与えてくれれば良いのにな。

映画「ジェヴォーダンの獣 4Kレストア ディレクターズ・カット」鑑賞

サミュエル・ル・ビアン主演、クリストフ・ガンズ監督のアクションホラー。2002年に公開された作品ですが、この度4Kレストア版が公開されました。
立川シネマシティにて、てらさわホーク・藤本ルナのトークショー付きイベント版を鑑賞。


感想:マーク・ダカスコスの存在感。
実はこの映画は公開当時に試写会で友人と鑑賞したんですが、さすがに22年前に一回観たっきりなので内容を全然覚えてなかった(苦笑)。で、改めて観てみたらダカスコスアクションバリバリで、明らかに主人公よりカッコイイキャラじゃねーかって。

近年では「ジョン・ウィック:パラベラム」などでも活躍していたダカスコス先生ですが、この作品の撮影当時は36歳なので動きも素晴らしく(いや、近年でも素晴らしいんですが)見惚れるんだよね。

内容としては、18世紀のフランスに実在した謎の生物「ジェヴォーダンの獣」を題材としたフィクションで、本当に存在する謎の生物なのか、はたまた何者かによる陰謀なのか、を描いたミステリ要素が強めの作品になっております。共演にヴァンサン・カッセルモニカ・ベルッチなど。
140分オーバーはちと長いかな…映像や雰囲気の演出が素晴らしいんだけど、テンポの遅さと相まって眠気が。非常に良質な作りだけに、バランスが難しいところだな。

そして今回は俺の敬愛するてらさわホーク氏がトークショーやるってんで観に行ったわけですよ。
一緒にトークする藤本ルナさんってのは誰なのかなと思ったら「山猫は眠らない10 レディ・デスの奪還」「47RONIN -ザ・ブレイド-」など海外映画でも活躍する現役のアクション女優。後者でダカスコス先生と共演し、すっかり仲良しらしい。


てかダカスコス先生、全然若々しいまんまだな…

上映前のトークだったので、ネタバレを避けるために「ジェヴォーダンの獣」の内容にはほぼふれず、ひたすらダカスコストークw てらさわホーク氏が都営地下鉄でダカスコス先生と遭遇した話とか、「47RONIN -ザ・ブレイド-」の撮影では「サムライが足技を使うのはイメージに合わない」と得意の足技を封印してアクションしてたとか、貴重な話を聞けました。

そしててらさわホーク氏が寄稿してるという話だったので買ったパンフに載ってた監督インタビューで、劇中に出てきた武器の元ネタがゲーム「ソウルキャリバー」だという話に驚いた。確かに観てて真っ先にソウルキャリバーが浮かんだんだけど、本当にネタ元だったとはw

というわけでダカスコスアクションとミステリー、18世紀フランスの衣装などが存分に楽しめる作品となっております。

映画「ヘレディタリー/継承」鑑賞

トニ・コレット主演、アリ・アスター監督のホラー映画。監督の最新作「ボーは恐れている」を観ようと思ってるので、それに備えてデビュー作をと。
Amazonプライムビデオで鑑賞。


感想:アリ・アスターの恐ろしさ。
公開当時から評判だったこの作品だがずっと観られてなくて、同じアリ・アスター作品である「ミッドサマー」の方は先に劇場で観ていたんだよね。あれだけ強烈な作品を撮った監督なら評判通りなんだろうなと思って観たら、ホラー映画をゲラゲラ笑いながら観る俺がトラウマレベルのホラーで打ちのめされる。いやこれは評判になるわけだ。

チョイチョイグロ表現を挟んでくるんだけどそれは枝葉末節に過ぎず、そこに至るまでの経過と演出がもう尋常じゃない位に恐怖というか嫌な空気を存分に吸わせてくる感じ。あの車のシーンの撮り方、その後の視線とカメラワーク、絶叫、不意に「何かいる!」という音と映像の見せ方、もうセンスの塊でしかないよ。
耐性の無い人には相当厳しいんじゃなかろうかw

ミッドサマーと似たような雰囲気というかいやらしい笑いの入れ方などを含め、アリ・アスター作品はデビュー作時点で完成されてたんだなと。これは「ボーは恐れている」(←コメディらしい!)も楽しめそうだ。


偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ | 情報セキュリティ | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
IPAが製作してる、偽セキュリティ警告を体験できるページ。なるほど、これはPC初心者に限らずある程度慣れている人でもハマってしまいそうだな。


もふもふ殺人ナマケモノが日本上陸『キラー・ナマケモノ』4月26日公開決定!|シネマトゥデイ
『”クマ”の次は、”ヤツ”だ。』じゃねーよw キラー系は動物を通り越してモノが多かった(例:キラーコンドーム、キラーソファ、バトルヒーターなど)が、まだ動物ネタが残ってたか。コカインベアーの後に「ええっ?キメたカニ」とかもあったけど。


漫画家が無期限休載するとツイート→ 小学館に呼び出される→ 人に囲まれてツイート削除要請 / ファンレターも編集部が全部捨てる | ガジェット通信 GetNews
松本人志関連もそうだが、次から次へと報告が上がってるな。過去に好き勝手やってふんぞり返ってた連中は戦々恐々としてるんだろうかね。


「昼ごはん、冷蔵庫にお肉あるから焼いて食べてね〜」と仕事に出かけた妻なんか思ってたお肉と違う→「私はとんでもないことをしてしまった」 - Togetter
これは青ざめるパターンかw



これ滅茶苦茶正しいやつじゃないか。”Cool” ”Train” ”Not at all”あたりはホント的確。



NHKの酷いイチャモンぶりに驚愕するなど。受信料返してくんない?割とマジで。

宿命

ちゅらさんが4月から再放送だと…俺の敬愛する国仲女史の代表作なわけですが、若かりし山田孝之が国仲さんの弟役で出てて、上京した時にモータルTシャツを着てたのがすげー記憶に残ってるんだよなw

映画「弟は僕のヒーロー」鑑賞

フランチェスコ・ゲギ主演、ステファノ・チッパーニ監督のファミリードラマ。
キノシネマ立川にて鑑賞。


感想:必死で耐えた。
何をって、そりゃ泣くのをですよ。とあるシーンで思わず声出して泣きそうになったわ。

主人公の少年が5歳の時に生まれた弟が「特別な子」だと親から聞かされて、スーパーヒーローに違いないと思ったら実はダウン症のことだったと知って、思春期の少年は疎ましく思うようになり…という話。実話です。

いわゆる感動の押し売り・お涙頂戴系の作品ではなく、色々な登場人物に感情移入できる素晴らしい作品だった。確かに思春期の兄は良く見られたいとか嘘ついちゃったりしてもおかしくないよなぁ…とか、親だったらそういう言葉とか行動に出るよなぁ、とか。

結構な大事になっていく様を観ているこっちは「ああ…」とやるせない気持ちになりながらも、行く末を黙って見守ることしか出来ないのがもどかしくも辛い。そしてただただ純粋な弟君。

いつからだ、こんな純粋な心を失ってしょーもない存在になったのは…と自らを省みるのでした。
上映館が限られるけど、これはお薦めしておきますよ。

映画「JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】」鑑賞

ウーピー・ゴールドバーグドナルド・サザーランド(ナレーション)、オリバー・ストーン監督、あの映画「JFK」公開後を描いたドキュメンタリー。
キノシネマ立川にて鑑賞。


感想:やっぱりどす黒い。
オリバー・ストーン監督の「JFK」が大好きな俺は当然この作品も観なければなんだけど、近場で上映してないなぁと思ってたら上映してくれたキノシネマ立川に感謝である。よくわからん映画もやってるけど、ちょくちょくツボな作品やってくれるので重宝してます。

で、この長年謎とされてきたJFK暗殺についての陰謀はNHKスペシャル「未解決事件」でも扱われてたけど、事件当初逮捕されてすぐ殺されたリー・ハーベイ・オズワルドが真犯人なんて話は誰も信じてないわけで、この映画でほぼほぼ真犯人を言ってるようなものですわ。

JFK」公開直後に米国内で世論が高まって、事件に関する資料が図書館で誰でも見られるようになったというのが一番大きな進展だったんだろうな。専門家の知識や現代科学によって資料が修復したり、あらゆる情報・証言・証人が集まり、この映画内で大量に流れるので正直情報の多さにめげて寝そうになったのは内緒だ。

にしても結局事件から60年が経過してしまっているので、主犯を含む当時の黒幕連中はほぼ存命していないという事実がなぁ…これだけ酷い暗殺・隠蔽工作をやってたという情報が明らかになっても暗部を摘み取れないアメリカって国なわけですよ。エドワード・スノーデンの告発もしかり、CIAなんざ存在自体が悪の機関なんじゃないかと思うよ。

というわけで、JFKを愛する者は観ておきましょう。別に言われなくても観るか。


最後に、最近知った、MD版餓狼伝説2の四天王が知らない技を使ってた件について。
www.youtube.com
激レッグトマホークは勿論、不知火舞のムササビの舞も凶悪だなw