アーリーサマー

それはどんな哀しみ?


繋いだ手も想い出せないまま
暮れて 夜に堕ちて
伏せた睫毛の先 爪に塗ったラメ 深い青
むりやり上げた口角


おしりと太腿の境目で カーブで
あなたの温度だけ掠めて
忘れたみたいにして 塗りつぶして
潰して  瞑って  濁った 。



毀れたまま

9月のソーダ

風がつめたい。


台風ロウキーちゃんとソンカーちゃんはこっちにくるの?
曇り空、強風、空気が変わってザザッと雨。
こういう9月のじゅわじゅわは、しっくりと喉を通っていくけれど
どうか平和であってほしい
小さく願うよ


いつも下唇の裏に口内炎ができる
こないだなんていっぺんに二個もできた
あーねえだからキスのとき舌は入れないでーって
叫ぶように君に言うんだけど
なんかそのうち忘れて夢中になっておいこら
っていう あれれなんか破廉恥
ハレンチレンチ


これサンプルもらって使ってみたら、
ぜんぜんきたいしてなかったのになんか良かった…!
ポーションだから良くも悪くもケチれず、たっぷり使うことになる。
しっとりもっちり ちょっといい肌に。
まあビジュアルがとってもツボだよね。かわうい!
食品つくってる会社だから、なんとなく安心感があるのもポイント。
ミルクやガムシロでおなじみのポーションを、化粧品にする技術は非常に評価できる。


GAME

GAME

THE BLUE HEARTS

THE BLUE HEARTS

絶体絶命(通常盤)

絶体絶命(通常盤)

最近はTSUTAYAで借りたこれらを聴いております。
いやーパフュームいいわー。GAMEから入って大正解だった。

残酷な童話のお姫様が笑っている。


雨は容赦なく私たちを濡らして 声をかき消して
明後日を奪った。
沈黙。雨音。沈黙。


諦めるのは一瞬だ。
覚悟を決めるのに時間なんて要らない。知ってる。
明らめるのも、たぶん一瞬。
取捨選択なんて、いちかばちかの紙一重
守るものだって、変わっていく。
悲しくなんかない。
全然。ふつう。


いままで知らなかっただけだよ。
わたしもきみも。

すこんと

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)

なんつうか。あったかくてやさしいもんがそばにあったらいいんだとおもう。
海のない春の内陸地にいるからこんなことが言えるんかな。
なんだよみんなしあわせであればいいのに。畜生。




今日は7時半にいっかい起きてまだ寝れるとおもって二度寝したら気付いたら10時近くだった。8時半にアラームセットしておいたのに。ガクー。
そっから着替えて化粧して11時半に喫茶店モーニング。珈琲380円、に、プラス20円でトーストサンド(ハーフだった)。嬉しいねえモーニング。どんどん混んでいく店内を慌ただしく動き回る店員を観察しながら、珈琲をすすり、埼玉新聞をザザッと読んで退出。お気に入りパン屋に向かう。
食パンを4枚切りにしてもらって、練乳フランスと、くるみと無花果のハードブレッド、クランベリーのケーキを買って、帰り道の公園の桜の蕾がむっちりと膨らんでいて嬉しくなる。来週はパン買いながらお花見散歩だなー。うふうふ。大好きな練乳フランスを食べながら駅へと向かい、彼氏の人のおうちへ。
13時頃むかえにいくねって言っておいたのに!寝てるし!!!ピンポンにも気付かずスヤスヤ寝てるので、どうやって起こしてやろうかと思索。あんまり脅かしちゃかわいそうだもんなーと思いつつ、再生中のイヤホンのかたっぽを耳につっこんでやることにした。藤原基央の歌声で目覚めるなんて、素敵じゃん?聴くまでもなく、イヤホンが耳に当たったとたんびっくりして飛び起きてたけど。
カフェでバナナケーキとクランベリーソーダをいただいて、隣の席の女子会女子トークの盛り上がりっぷりにやれやれと肩をすくめながらもまったりのんびり。
ルミネやパルコをぐるりと徘徊し、明日は春物を買おう買い物をしようと心に決め、手繋いで散歩して、定食屋さんで晩ごはん。半ラーメン半チャーハンセット。チャーハンが塩味でパラパラでおいしかった。かまぼこ?なると?のピンクとグリーンピースの緑色が鮮やかで目にも嬉しかった。




春が来て桜は咲くし、気温は上がるし、どことなく猥褻なゆるりとした風も吹く。
そしてわたしはまたひとつ年をとることになる。
いつもどおりの春のはずなのに。いつもと違うのは、なんか、あれだね。わたしは痛んだり傷んだり悼んだりするけれど、やっぱり笑って食って寝て進む。馬鹿みたいに呆けて呼吸をしている。
批判や意見の衝突が錯綜することなんてどうでもいい。
他者との見解をすり合わせることは意味のないこと。他人だし。わかり合う必要もないし。『自分は自分、他人は他人。そういう考え方もある。わたしは違うけど。』ってそれでいいじゃん。情報に蓋をしたくなる。たまに。
ただ、わたしがどういう意見を持っているかっていうのがいちばん気になる。のだ。
ラブ&ピースで謳うには、あまりにも軽薄すぎる。わたしはわたしで、なにかしていたい。ちっちゃい切れ端を、胸に縫い付けておきたい。どこかで気にして、なんにもできないけど感じていたい。そしたら明日にもっとやさしくできると思うから。働こう。笑おう。食べよう。そんでお金を入れよう。どうか笑顔が戻りますように。




川上未映子のエッセイを読んで、彼女にえらく嫉妬している。

リンリンリン

アンパンマン大図鑑―公式キャラクター2000

アンパンマン大図鑑―公式キャラクター2000

これ買った。ヴィレッジヴァンガードにて。
ずっと欲しかったんだー。うっは。うれしい。
んで、姉に見せたらえらいテンション上がってて喜んでて、さっそく買ってた。
まさか買うまで食いついてくれるなんて思ってなかったので、うれしいやらびっくりするやら。
アンパンマンだいすき。小さい頃大好きで、ぬいぐるみ買ってもらったりしてて。
そんで大人になってからまた好きになった。
ガチャポンとかもね、クオリティ高くていつもチェックしてしまう。
ケータイストラップにはドキンちゃんついてるし。
でも本命はバイキンマン


アンパンマンの歌が注目を集めてるね。
わたしあの歌きくとせつなくなってしまう。
「何のために生まれて何をして生きるのか」「愛と勇気だけが友達さ」「優しい君は行け みんなの夢守るため」
重い。重いよ!!!
アンパンマン、孤独すぎる。アンパンマン、自分の為に生きて!
みんなの為なんて言わないで、自分の為に生きて!!!
と、思ってしまうわけだよ。


やなせたかしさん曰く、アンパンマンは世界最弱のヒーローなんだそうです。
顔が汚れたり濡れたりするとすぐに力をなくして、ジャムおじさんを頼る。
ひとりじゃなにもできない。
だけど、困ってる人やおなかがすいてる人を見ると、自分の身を削って(自分の顔を自らちぎって)助ける優しさを持っている。
わたしアンパンマンみたいなひと理想だわあ。なんつって。




今日は再会記念日。
なのになんか違う人と再会してしまって、なんじゃそらって感じ。
街は広い。なのになんで?なんで会うんだ?
いつも当たるのはなんでだ??
いらん運命。だけど思わず沸いたりしたのだった。
あーあ。
日曜の夕方の事件って、わりと響くのよねー。

一週間前の今日までは平穏だった。
金曜日から一転。


その日わたしは会社に泊まって、朝のまぶしさと疲労に目が沁みて、課長の運転する車のシートに身をあずけて、だけど肩は常にこわばって、帰宅後のあたたかいお風呂に涙して、テレビに映し出される光景に、なんだかもう、なにも言えない。言えなかった。


食べるし飲む。働く。祈る。生かされて生きる。
停電の繁華街は鎮かに静かに死んじゃったみたいで、不気味で、こわくて、家帰ったって暗い中じゃ何食ってんのかもわからない。


寒いけどエアコンやヒーターはつけないで布団に潜る。
パンが売ってないから作って焼きたいけど、熱の出るオーブンは消費電力が大きい気がするので我慢。




だれがえらい?
だれがだめ?
誰が為に。他が為。




わたしは家族が大事で、守りたくて、ごはんも食べるしお酒も飲む、母の誕生日はケーキも食べるしお赤飯も炊いて祝う。
働いて経済を回す。
生活してるからたくさん食べるし、まったり喫茶店にもパン屋にも行きたいし、ルミネ10%オフで春物を買うし。ほんとうはセックスだってしたい、せんべろ酒場に行きたい。


対極。
考えは他人のものをすり混ぜて、日々更新されていく。
あたたかなものを、ことをイメージする。


ここ数日夢見が悪い。
彼氏の会社が倒産したり、卒業以来会ってない小学校の友人が出てきたり、好きでもなかった中学の同級生の男子と性交したりと、なんかもうとにかく節操ない。
脳内の混線が続く。
三連休ですこし落ち着けばよいのだけど。


あ、あとたぶん生理が遅れてる。
膿がたまってるようなイメージの、わたし。
ぜんぜんげんきで、けんこうなのにな。
弱いふりなんていちばんしたくない。
強くありたい。とかゆうのはもちろん弱いからなんだろうなあ。ちぇっ。