私に関する全ての事

主観だと私が全てで、でも実は私が全てでも取り巻く環境が私の全て。数字じゃないけれど、広い範囲で見れば私は1つだしもっと広い範囲だと私なんて存在してるかどうかも怪しい。
何が言いたいかと言えば、私に降り掛かる火の粉なんて気にしないでいい。と自分に言い聞かせて、楽しい事はできるだけ感受性豊かに感じてください。と自分に言い聞かせる。そして私は、紫色のゼリーを食べた。
ちっぽけだ。

それっぽい感じで書く

体調が良くないので帰りますと上司に言って、同僚には帰ってうどんを食べる事を伝え、手袋をしてマフラーをして。
デザイナーさんがおなかがすいたとしきりに言ってきたから、お茶でもついできましょうか等のどうでもいいセリフを言おうとしたけど、いよいよ体調が悪化してきたからじゃあねと言って帰った。
帰り道、外国人のカップルの会話に耳を傾けつつ、案外明るい月を一瞬みて、今日は本当にどうでもいいことばかり口にした事を悔やんでみたが、よく考えてみれば、毎日毎日毎日毎日私はどうでもいいような事しか言ってないようだし、それでお金を貰っているし、上司も先輩も同僚もお客さんだって、何か、決定的に、誰かの人生を決めるような事は言ってない気がする。そしてみんな、そんな事は求めていない事に気がつく。
くだらない事で盛り上がって、実益のない毎日で私は、それこそ意味の無い人生。

誰が意味のある人と言えるのか。

外国人のカップルの英会話は意味を聞き取れないでリズムばかり耳で追って、信号待ちで分かれていった。
雪でも降れば、いいなと思い、正月に船でみた、向こうの空の雨の境界がきれいだった事を思い出す。寒くて震えていたけれど、船が揺れて気持ち悪かったけれど、あの風景が見れた事は、ここ最近の生活の中で、ラッキーな方だったのだななんて、考えながら、気持ち悪すぎて目が回って、熱を計ったら38度。
薬を飲んでるときの文章ですこれ。