朝顔リベンジ戦

今年も変化朝顔の種を購入し、そろそろ播き時になりました。実は過去2年間も変化朝顔を播いたのですが、すべて育成に失敗しました。原因はうちのプランターで大繁殖しているダンゴムシです。枯れ葉を食べてくれるので駆除する必要もないだろうと放置していたら増殖してすごい数になってしまい、朝顔は芽が出た途端にことごとく葉を食われてしまいました。苗から育てる野菜類は無事なのですが、実生はやられてしまうようです。それで昨年一念発起してダンゴムシをすべて追放することとし、今までに全部で少なくとも800匹はベランダから遠投の刑に処しました。まだ少数が残っているようですが、今年は朝顔がうまく育ちますように。

 

寄り道

法事のため弾丸で実家へ往復してきました。ただ法事だけで滋賀へ帰るのも癪なのでついでに「生命の星・地球博物館」へ足を伸ばしました。ここへ来るのは二度目ですが、もう20数年ぶりになります。あまりゆっくり観覧する時間がなかったのですが、出版物はしっかりチェックしてきました。

 

時間との勝負

私の師匠は後年ほとんど査読付き雑誌に投稿しなくなり、もっぱら紀要で論文を発表していたのだが、それは査読を経て掲載にまでかかる時間を惜しんでいたからである。私も最近、ちょっとその気持ちがわかるようになってきた。分類学者あるあるなのかもしれないが、論文にしなければならない宿題は蓄積する一方で、定年までのタイムリミットが見えてきているからだ(師匠の場合は、少なくとも国内には師匠の分類研究のレベルに文句をつけられる研究者がほぼいなかった、という事情もある)。そろそろ、雑誌のインパクト等よりも時間と労力のコストを考えて投稿戦略を考えなければならない時期に来たようだ。

巻頭言

国内の某ローカル学会の運営委員を務めている関係で、その雑誌に巻頭言を書くことになった。今のところ、これを見たら何人か退会者が出るんじゃないかという文章を書いているが、これを読んで機嫌が悪くなる人は後ろめたいことがある人に決まっているので、そういう人には去ってもらっても構わないだろう。大掃除大掃除。

青い稲妻

研究室近くの廊下に弱ったルリタテハが落ちていたので連れて帰りました。幼虫はタテハ類の例に漏れずエキセントリック な毛虫ですが、成虫はシックで好きな蝶の一つです。今の時期にいるのは越冬個体でしょうか。