09.15
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『あなたになら言える秘密のこと』
イザベル・コイシェ監督作品。北の石油採掘場を舞台に、静かに淡々と進む物語。最後30分、突如放たれる強烈なメッセージ。その衝撃度はほとんどアートの域。熾烈な人生を生きてきた少女を演じるサラ・ポーリーと、その重みを受け止めるティム・ロビンソンがとてつもなく良い。
『無花果の顔』
桃井かおり、自分の見せ方熟知してんなーって感じ。女優だから当たり前なのかもだけど。桃井の桃井による桃井のための映画、みたいな。ほとんど彼女の独壇場だけど、それがとても素敵に見える映画。
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[memo]09.07
超久々の日記。この間ずっと、仕事、仕事、仕事って感じだった。
勤め出してからようやく半年経って思うこと。美大にいた間はホント楽しく平和にやってたんだな自分、ってつくづく、つくづく。
だって現実は結構熾烈に競争社会なわけで、さりげに蹴落とし合ったり、足引っ張り合ったりしてる。でもってその悪意がより穏便な形で隠蔽されてるから、尚更に苛つく。でもその苛立は決して外に出さないまま、仕事で自己実現できる部分はそうできたらいいですよね。とか言いつつ、あのビルん中で頑張ってみたりして、アンビヴァレントに針が振れてたな。中盤は。そんなだから、勢い自由の街兼ユートピア、2丁目へ飲みにいったりしていた。中盤は。でも結局次の日も仕事行くんだけど。でもまあ、そんなハードコア研修も残す所あと2週間弱。大丈夫、恋も仕事も上手くいくよ、なんてCMみたいな台詞を同期と吐いて、嘲るように笑い合いつつ、最初よりはタフになったねとか認知し合いながら、最後まで乗り切るんでしょう。
06.30
銀座でKe党MTG。appleのバックヤードを見学後、organ-o+力と愉快な仲間たちとprantoでご飯。な、さんからナイトズーのポスターや企画書を見せてもらい、Ke党で色々と話す。e-ダさんの企画がオシャレな感じでサスガだった。もちろん力さんも感受性全開な感じでスゴい!とにかく今年の夏は仕事帰りに楽しみが多そう!そういえば、力さんが制作中のカネボウのPVが、自分とこの会社がプロモーションで関わっている商品だったので、ビックリ。これも放映がとても楽しみ!
zaimのTさんとも久々の再会。Tさん持ち前のヴァイタリティーに、時代の波に乗っている人特有の力強さがプラスされていて眩しかった。母校で開催された映像学会の話なんかをチラッと聞けて良かった。ズビックのドキュメンタリーも上手いこと進んでいるそうで、完成が楽しみ。
帰り際にorgan-oホンダさんからsave the antsバックを頂く。シンプルかつマニアックにパンキッシュなデザインなので、会社に持っていけそう。ありがとです。てか、ホンダさんに早く名刺を渡さなければ…てかてか、その前に名刺作んないと…
閉店後の店の前で全員小雨に濡れながら、別れがたく長々と立ち話した後、一斉に解散。終電目指して夜の銀座を疾走。信号無視しまくってたら、Nきさんに「死んじゃいますよ!!」と怒られ、笑う。楽しい夜だった。