ブログ引っ越しのご案内

 当ブログ「手塚治虫を楽しむ」は、開設当初から「はてなダイアリー」を利用してまいりましたが、2019年春に「はてなダイアリー」のサービスが終了し、「はてなブログ」と統合されると発表されました。今月28日をもって、記事の更新機能が停止するそうです。
 それにともない、当ブログは「ライブドアブログ」へ引っ越しすることといたしました。
 「はてなダイアリー」には愛着があるのですが、サービスが終了するとあれば仕方ありません。
 今後か下記のURLで継続してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 http://lionbooks.livedoor.blog/

手塚治虫生誕90周年記念会

 すでに1ヶ月以上が経過していますが、11月20日(火)のことです。「手塚治虫生誕90周年記念会」にご招待いただき、出席してまいりました。
 
 
 文字どおり、手塚先生の生誕90周年をお祝いする会です。とともに、手塚先生の偉大な業績を振り返り、日本のマンガを未来につないでいく…そんなテーマを持った会でもありました。
 講談社小学館集英社秋田書店KADOKAWA潮出版社の6つの出版社と手塚プロダクションが共同で催した、ほんとうに盛大かつ豪華なパーティーでした。
 
 
 
 
 会場は帝国ホテル、孔雀の間。
 出席者予定者は1000名(内、漫画家が300名)というのが当初の話でしたが、実際はそれを超えて1200名の出席があったとか。広い会場が漫画家さんや出版関係の方などでぎっしりでした。
 この場にいさせていただき、手塚先生の不在が信じがたいほど絶大な求心力を感じました。出席者の方々が輪を成して歓談されている様子を目にすると、その輪の中心に手塚先生が微笑みながら立っておられるのでは…と錯覚しそうなくらい。
 乾杯の音頭を藤子不二雄Ⓐ先生がつとめられました。手塚先生への敬意あふれるスピーチを披露され、「ドーン!」を決めてからの「カンパーイ!」でした。広い会場内に響き渡るドーン!は痛快です。
 その前には、小学館講談社の取締役の方や、手塚先生のお子さん3名(眞さん、るみ子さん、千以子さん)が壇上でご挨拶をされる時間もありました。お子さん3名が揃ったときは『マコとルミとチイ』だ〜!と感激しました。
 
 ・『マコとルミとチイ』の単行本


 
 ・手塚プロ松谷社長、藤子不二雄Ⓐ先生、しのだひでお先生!


 
 ・赤塚りえ子さんと手塚るみ子さん!
 

 ステージ上ではさまざまな催しがありましたし、手塚先生の生原稿や画材などを展示する部屋も設けられていて、いたれりつくせり!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 手塚治虫原作・手塚眞監督の映画『ばるぼら』の記者発表会も開かれ、壇上には主演の稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんが登壇されたようですが、私はそのとき原画の展示を見ていてお二人の姿をまったく見られませんでした。


 
 ・出席された漫画家の先生方の寄せ書きの一部です。


 
 
 ・退場時に手渡していただいたおみやげのタオルがとても素敵なデザインです!
 

 手塚先生の生誕90周年を記念した会に呼んでいただけただけでも身にあまる光栄ですし、こんなに豪勢で大規模なパーティーの場にいられたというのは夢のようです。竜宮城のような幻想的で多幸的な場所へ出かけていたような気分です。
 あらためて、手塚先生生誕90周年おめでとうございます!!! 

『アラバスター オリジナル版』

 
 
 
 『アラバスタ― オリジナル版』を購入!
 単行本化にさいしておよそ200ページに改変がほどこされた作品を、ほぼ雑誌発表時の状態に戻して一冊にまとめた豪華本です。内容が陰惨で手塚先生が嫌っていた作品ですが、私は初読時からそそられるものを感じていて、本書を手に取ったときの高揚感は絶大でした。サイズも装丁もいい!


 初出から単行本化のさいの最も大きな改変点のひとつが、主人公の基本設定です。初出では、黒人兵を父に持つミックスの日本人でしたが、単行本収録時にウィスコンシン生まれのアメリカ人に設定変更されたのです。
 「週刊少年チャンピオン」で連載された『アラバスタ―』が初めて単行本になったのは、講談社手塚治虫漫画全集でした。私がこの作品を初めて読んだのは、少年チャンピオン・コミックスだったなあ。

つのがいさんの缶バッジをいただく

 
 大阪で開催されていたつのがいさんの個展「#こんなブラック・ジャックはイヤだ展」で販売された缶バッジを、大阪のPさんが譲ってくださいました。ありがとうございます!

2つのアクリルスタンド

 つのがいさんの個展「#こんなブラック・ジャックはイヤだ展」が、11月24日から12月10日まで「マンガ展OSAKA」で開催されています。
 私は会期中に大阪まで行けそうにないなあと残念に思っていたら、G氏が会場で売っているグッズを買ってきてくれました!
 
 『#こんなブラック・ジャックはイヤだ』1巻を初めて読んだときキリコの言動が面白くて心をつかまれたので、このアクリルスタンドを選びました♪

 そして、手塚るみ子さん主催「キチムシ」の通販で注文していた上條淳士先生のアクリルスタンドが届きました!
 
 困惑するボッコ隊長の表情と汗がたまりません(笑)


 期せずして、手塚先生ご自身の筆ではない手塚キャラ絵のアクリルスタンドが2つわが家に来たわけです。
 
 この2つのアクリルスタンドをご対面させると、ボッコ隊長にプレッシャーがかかるっぽいです(笑)