ブログを再開します

ブログを休んでいるうちにいろいろ考えることがあり、自分の考えをoutputをしたい欲求が出てきました。今度は休まないようにかけるといいなと思っています。
デザインも変えました。ブログ初心者のつもりで書いていきますので、よろしくお願いします!

会社のために行動するということの本質

サッカー組織でも会社組織でもすべての組織に起こりうる問題。何のため、誰のためにやっているのか、ということを個人として意識できているか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000016-spnavi-socc
(マガト)監督からは(前に)蹴れと言われるが、自分の中では組み立ててやったほうがチャンスになっていたので、サイドハーフとワンツーしたり、考えてやっていた。監督に言われてることだけやってたらだめ。考えながらやっていきたいと思ってますけど。

足立光の『負けない日本人』 : 人に嫌われない生き方 - livedoor Blog(ブログ)
「会社のために、最善を尽くす」のが、給与をもらっている会社に対する義務です。給与を払っているのは上司ではなく、会社です。ですので、どんな社員も、上司のためにではなく、会社のために正しいと考えた事、を行うのが筋です。上司や仲間に遠慮して、自分が正しいと思った事を言わないのは、「結果として、正しくないと思っている方向に進んでも、仕方ないか」と考えているわけで、それは仕事に対するオーナーシップの欠如ですし、「最前を尽くす」という責任を果たしていません。

上司のためではなく、会社のため。当然のことですが、これが出来ていない人が多い気がします。さらには、会社のためではなく、顧客のため、ここまで言ってこそプロフェッショナルだとも思っています。
自分自身、携わったすべての仕事が顧客のためにできたか、というとできなかったこともある。しかし、顧客のためになることを、と考え続けてきたことには自信を持っています。2つ目のリンク先の続きの文章にもありますが、今でこそありませんが、感情の部分で上司と喧嘩になったことは何回もあります。

但し、「どのようにやるか」という点に関しては、感情に訴える事ができる(または、害さない)ように、いろいろ工夫をすべきです。言い方を変えるとか、他の人に言わせるとか、後で言うとか。 意見を言うことではなく、自分が正しいと考える方向に変えるのが、最終的には大切ですから。

仕事の本質は、こういうところにあると思っています。

岡崎慎司に負けたくない


岡崎がブンデスリーガ開幕戦でゴールを決めた。こんなにも嬉しそうで、こんなにも楽しそうな顔の人を久しぶりに見た気がする。ニュースやいろいろなところで見かけるコメントのように「岡崎すごい」「利き足ではない左足でこのシュート!」は当然その通りなのだが、その裏にある岡崎の努力に敬服したい。
試合で泥臭いプレーをしている人は、練習から泥臭いプレーをしている。左足の重要性を認識したからこそ、左足の練習をし、個人スキルの必要性を感じたからこそ、スキルアップに励む。ドイツで通用したいからこそ、ドイツの環境に慣れ、ドイツ語を勉強し、世界レベルのサッカーをしたいからこそ、欧州リーグへの移籍を望んだ。欧州にアピールできる実績を積んだ。

サッカー以外でも一緒でしょう。
自らをステップアップさせるために必要なことをきちんとやっているか、考え切っているか、ここ無くしてステップアップを語る資格はないのでは。プレゼンをうまくなりたいのであれば、プレゼンの練習をする、業務知識を手に入れたいのであれば、業界本を買ってみる。一つ一つの積み重ねが非常に大事なんだ。
そういうことを考えさせてくれる一発でした。岡崎に負けたくない。


グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた

VAIOスゴ録。大ヒット商品を次々生み出した男は、なぜ愛してやまないソニーを去ったのか−。その後、グーグルの日本法人社長を務めた著者が振り返るソニーでの22年間とグーグルでの3年間。興奮と共感のビジネス戦記。

ソニーの凋落が激しいが、大きな原因の一つは、辻野さんのような熱きソニーマンが去ったことであるように思う。井深さん、盛田さんが築き上げたソニースピリットに共感し、熱き信念を持った優秀な人材たちは、どこへ行ったのだろうか。ソニーの外に出ていってしまったのか、それともソニーの内部でその信念を潰されてしまったのだろうか。
ソニースピリットを持つような優秀な人材は、ソニーに入った途端に皮肉にも、ソニー内部によって信念を潰される。それでも信念を貫く人は、ソニーを出ていき、貫けない人はソニーで丸くなる。完全なる組織悪。今のソニーに、信念はないのではないか。


そしてこれは、ソニーに限定されることではない。どの企業でも同じ現象が起こっている。最近目立ったところでは、東京電力も同じ。優秀な個人が組織圧力によって、潰される。「どうせ変わらない」「こんなところが駄目だ」と口だけ動いている時点で既に信念を失い丸くなっているに等しい。個人としての信念を貫くという意味で言えば、外部にチャレンジする環境を求める人材のほうが優秀に違いない。それもできないやろうとしない時点でその人は社畜一直線だろう。

しかし当然、会社内部で信念を貫くのは、骨が折れる。
事実、辻野さんだって、ソニーを辞めたのだ。2ちゃんねるに「辻野ってどうよ」というスレッドを立てられ、内部の人間にあることないこと書かれても、「こんな中傷に負けてたまるか」と奮起できる人物ですらも折れるのだ。


実は、この本を読んでの一番の感想は、「信念を貫くことは難しい」というものだ。
私自身、今色々なことにチャレンジしており、信念というか「会社を変えたい」という気持ちで取り組んでいる。折られそうになることもあるし、「お前がカラ回りして終わるだけ」「お前が潰れる」と声をかけられることもある。ここ最近は、常日頃に仕事のことを考えるようになっており、本当に24時間体制なのではないかと思うこともある。目の前の仕事に取り組み、目の周りの環境やメンバのことを考え、会社全体のことに頭を悩ませる。それでも、何かが変わる実感がない。周りがついてきているのかも疑問であるし、ピエロになっていると思われているのもかもしれない。
ただ、チャレンジは始まったばかりだし、諦めるつもりは毛頭ない。辻野さんと対話しているつもりでこの本を読み、「まだまだ私は頑張れる、辻野さんには負けられないですよ」「信念を貫くのは難しい、だけど、貫ききった後に、新しいものが出てくる」そう思っている。今の自分に捧げるとともに今チャレンジしている人にこの本を是非お勧めしたい。

私自身は、単身、大崎西に移ってきてからNTSCとして丸二年、この四月からHSCとしてさらに九ヶ月、トータル二年と九ヶ月の短い期間でしたが、常に一つの信念を持って皆さんと一緒に仕事を進めて参りました。
それは、おこがましいですが、「ソニーを強くしたい」そのために「ソニーを変えなければならない」、「新しい流れを作らなければならない」という信念です。その信念に基づいた難易度の高い数々のチャレンジや矢継ぎ早の厳しい要求に対して、皆さんはこれまで本当によく頑張り、応えてくださったと思っており、心から感謝しております。
最近の「ジンギスカン」を含め、私自身は「有言実行型」、「約束達成型」、「プロとして必ず結果を出す」というスタイルにこだわり続けたビジネスマン人生を送ってきたつもりですが、今回はこのような形で、皆さんや世の中に約束したいくつかのことが志半ばにして継続出来なくなってしまいました。これは、私にとってはまさに痛恨の極みです。自分の力不足を本当に申し訳なく思っております。

コンサルタントを一枚のスライドで表す


純粋なコンサルタントは以下の3つの能力に表されると考えることができます。
1.input
過去の事象や書籍を通じて学ぶことは勿論のこと、クライアントへのインタビューを実施し、情報を整理整頓する能力のことです。

2.思考
inputした情報をどのように捉え、仮説検証するか。
ちまたにあふれるコンサルタントのいろは的な書籍は、ここで使われるフレームワークの部分のみを取り上げているものが多く、コンサルタントの一面しか紹介していないものが多いです。

3.output
プレゼンテーション能力とも言います。思考した内容をどのような形で伝えるか、どのような表現で伝えるか、という能力です。1枚の紙で伝えるのか、数十枚の紙で伝えるのか、表を使うのか、使うとしたら、どんな表を使うのか、そのような細かい部分も含みます。

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。眠いので走り書きしますが、2010年の振り返りと2011年の抱負を書きたいと思います。不言実行より有言実行、ぼんやりとしていながらも、まず書くことから始めたいと思います。

人生を仕事(公)、プライベート(私)、個人(個)の3つに分けて考えると、2010年は公と私について、非常に変化もあり充実した一年でした。

仕事(公)の部分では、リーダーになったこと、そして一年間を通じて会社の数字に貢献できたこと、自分の仕事の仕方を確立したことが挙げられます。プライベート(私)の部分では、2009年末から付き合い始めた彼女と順調に進展していること、同じく昨年10月から始めたサーフィンを一年を通じて行えたことが挙げられます。一方で、個人(個)の部分では、主だった結果は残せず、資格の取得やブログの更新などは怠りがちになりました。原因として挙げられることは、プライオリティの低下、それに伴う時間投資の減少が大きいです。人生はこの3つのバランスをとって生活するのが理想だとすると、公と私の部分で満点に近い生活を送りながらも、一つ不満の残る結果となりました。



そこで2011年は、この3つのバランスを意識して取ることを考えながら以下のように取り組んでいきたいと思います。
仕事(公)

  1. チームとしての数字を残すこと、のみならず、会社全体としての数字を残すこと
  2. 人材(後輩)の育成
  3. ○○○で結果を残す

プライベート(私)

  1. 彼女と順調に進展
  2. 年3回の旅行
  3. 継続的な運動を行う

個人(個)

  1. 高度情報処理資格を取得する(希望としては、プロジェクトマネージャかITストラテジスト
  2. Blogの更新頻度をあげる
  3. 継続的に英語を勉強する

以上、2011年もよろしくお願いいたします。

『この国を出よ』大前研一×柳井正

大前 研一,柳井 正
発売日:2010-09-29

マッキンゼー大前研一さんとユニクロ柳井正さんが日本悲観論を語る。日本全体のことから、日本人、政治、企業に渡り、問題点を考察。そして、どう行動するべきなのか?を熱く語る。彼らなりの対策は、是非本書を読んでいただきたいと思う。比較的平易な文章で書かれているので、一国民の私たちにグサリと刺さる。


人は国を選んで生まれることができません。国を移るという選択肢はあるにはあるのですが、この国を見捨てるには、愛着がありすぎる。四季などの環境、文化、食、日本人、、、。この国に愛着がある人が多いからこそ「この国を出よ」と言えるのであって、そもそも国に愛着がない人が日本に多ければ、国民比率はもっと小さくなっておかしくない。
日本を見捨てるために、グローバル化するわけではないし、英語を勉強するわけではない。

『この国を出よ』というタイトルの深さを読後に考えさせられる一冊。

今や日本は、世界の荒波の中で、羅針盤も舵も失って、ただ沈没を待つだけの難破船のように見えます。このまま行けば、日本という国は消えてなくなってしまうのではないか―
(中略)
例えば、900兆円を超える世界一の残高に膨れ上がった公的債務です。その対GDP比率は200%に達し、金融危機で大混乱を引き起こしたギリシャの約120%をはるかに上回る異常値となっています。
「国家の滅亡」が危惧される状態であり、ここまでくれば、まず財政再建を優先し、異常値を下げることに全力を尽くすのが政治家の務めであるはずです。しかし、この国のリーダーたちはまったく正反対のことばかりやっています。
子ども手当や農家の戸別所得補償制度、高速道路の無料化などのバラ撒きをするために、税収の2倍を超える大型予算を組み、不足分を膨大な国債発行で穴埋めするという愚行をエスカレートさせている。

「国民全員が、今の日本はあとのない崖っぷちにいる現実を知らなければいけない」ということです。この認識を持てば、腹をくくることができます。リスクを恐れてチャレンジしなければ、座して死を待つだけですから、必死にならざるを得ません。

もう一つは、「国に頼らず自分の力で立て」ということです。僕みたいな者が偉そうなことを言うのは汗顔の至りですが、人生は一度限りのものです。自分が主役となってやりたいことを力いっぱいやらなければ、人生の幕を閉じるときに後悔しても取り返しがつきません。

メモ

・日本の現状を認識する
・腹をくくってチャレンジする
・過去の失敗や他国、他人の失敗から学ぶ
ドラッガーの著作を読む(もしドラ×)
大前研一の著作を読む
・未来は現在よりも必ず良くなる
・自分に期待する
・プライベートを充実させる
・グローバルを目指す