この前仕事中になんか汚い中年の夫婦? が仲むつまじく歩いてるのをみかけまして。
で、何故かすげー、ヤな気分になってさ。
なんでだろ、と思って。
おれはあまりカップルのイチャイチャとか、目の前でやられても不快に思わないタイプなんですよ。
なのに汚い中年は不可。はて。別にいいじゃんねえ。
ちょっと疑問に思いつつ、この前ドラえもんを読んで。
で、のび太をとにかく思い切り甘やかしてあげるロボットをドラえもんが出してあげる話があって。
で、案の定そのロボットべったりになるのび太に、ドラえもんが、
「このままだときみはこうなる」
とか言って。
で、ドラえもんが見せる映像の中で、将来こじきになったのび太に、
「もうこれでなにかを失ったりしなくてすむのよ、あなたは幸せ者だわ」
なーんてロボットが言ってて。
で、のび太はちゃんと、
「こんなのやだよー」
って言って、おしまいで。
でも、おれはたとえこじきとかでも、ちゃんと愛されてて、そばにいてくれるかわいい女の子とかいたら、普通にそれは幸せなんじゃないかって思ったわけ。
でも、たぶんおれものび太と同じくらいのころだったら何の疑問もなく、
「こんなのやだよー」
だったんですよ。
結論としましては、おれは現在のび太と、こじきになったのび太の中間地点にいるのではないかという。
うん。やっぱりちょっといやな気分ですね。

このまえ老人介護やっていたひとに、それはもういろいろな話をきいたのだけど。
なんかね、ボケかたっていうのも本当、さまざまでさ。
やたらメシにこだわったり、時間を執拗にきいてきたり、子供の霊とか見ちゃったり。
ボケも個性だなー、とか思いましたですよ。
ぜったいそれまでの人生とか反映されまくるもん。
だからなんか、どうせボケるならイイ感じなボケかたをしたいなと思った。
ところで男に多いらしいんだけどいきなりオムツを外しちゃうひと。
すげえわかる気がしたんだよね。
あ、オレもやっちゃいそう、みたいな。
オムツなんてぶっちゃけカッコ悪いわけでさ。
ぜったいつけてるのヤなわけじゃん。
でもつけてないともっとカッコ悪いことになるから。
あくまでもしょうがなく、その状態を甘受しているわけでさ。
でもそのしょうがなく、ってところが抜け落ちちゃったら。
「なんでオレ、こんなモンつけてんだ?」
とかいきなり思ったりしそうじゃん。いかにも。
で、いきなりオムツを外しはじめてしまうわけだ。
それこそ、そこら辺で。いきなり。
もうね。なんかあらためて書いてても。
いかにもやっちゃいそうなんだよね。オレ。
そんなわけで今からオムツにすこしづつ慣れていこうかなと思ってます。

選挙カーがうるさくなってくる。
「ああ、選挙か」
と思う。
当たり前だな。
でもアレがないといつ選挙はじまったのか。
そしておわったのか。
絶対気づかない自信がある。
でもたまにみるテレビとかで。
開票やってると興味なくてもみせられるわけで。
アレ、みていて投票したひと、
バカバカしくなんないのかなってよく思うんだよね。
自分の票が結果変える可能性って宝クジ以下じゃん。
どうしても政治に関心あるひとはスナオに政治家めざすべきだと思う。
っていうかオレとか、そこらへんのババアとか。
そんなのにいちいち選挙権あたえる必要があるのかという疑問。

「性格」とか、「本当の自分」とか。
そんなの、環境しだいでころころ変わってしまうような、あやふやで、不安定で、実態のないものだ。
でも環境の劇的な変化なんてそんなほいほいあるものじゃないから。
だから別に「性格」とかいいきってもいいんだろうけれど。

わりと最近、バイト先が改装でしばらく他店舗で働いた。
めったにない機会なので超サワヤカ系キャラを演じるつもりだったんだけど、
癒し系キャラとかいわれてちょっとヘコんだ。
「癒し系」は多分「サワヤカ」成分を含む。
こってりした癒し系ってイメージわかないもんな。
いったいオレはなにをどう間違えたのか。

サワヤカ + x = 癒し系

この x にあたるキーワード。
ぼんやり、のほほん、まったり?

でもなんとなくわかってしまった。
オレの「本当の自分」は、適当で、面倒くさがりで、だらしがないのだ。
それをサワヤカというオブラートでくるむと多分癒し系っぽくなるワケですよ。

環境 > 性格 だとは思うけど。
でも当たり前にバカにならない。
集団のなかでのポジショニングとか、キャラ作りとかのスキルって、あくまで軌道修正のものだなあと実感。

ま、どうでもいいんだけれど、なんかの映画のコピー。
「毎日がプチ冒険」
ってのをポスターで見ててね。
なんかムカついたわけさ。
「プチ」ってやつ。
プチ整形とかプチ家出とかからなんとなく思ってたんだけど。
かるくイラだたないですかね?
なーにが「プチ」だよ、と。
で、いろいろ考えてみました。

プチ強姦
プチ殺人
プチ無職

なんかこう、「プチ」で全然フォローできないような単語を後にもってくることで「プチ」の胡散臭さを浮き立たせようと。そういう試み。

プチビッコ
プチめくら
プチ部落
プチ身障

差別用語はたいていイケそう。
あとは。

プチ駄目

これなんか本来後の語を軽くするための「プチ」でむしろ駄目さ加減を強調しているという。特殊用法。

というわけで「プチ」でなんだかムダに色々考えてみましたけどね。

全裸に靴下ってなんかSFっぽい。
と、わが友。でもやってみると結構同意。
なんで全裸に靴下がSFっぽいのか。
フジコフジオに借りれば正に「すこしフシギ」ですよ。
色々考えたが、我々の世代のSF原体験ってやっぱヤマトだと思ってね。
あのピターっとした格好。ああいうのイコールSFみたいな。
そんな図式が多分我々の内にあるのではないかと。
つまり全裸に靴下というシルエットを崩さない最小限のアイテム。
それを装備することによって脳に「SF」という単語が条件反射的に浮かび上がってくるのではないか。
そんな風に考えまして。
で、思いついたわけですよ。
全裸に手袋はどうか。
即、実行してみました。
結果。なんか「萌え」っぽい。
オレが連想したのは多分ケモノ系の女の子。
ネコ耳で尻尾とか生えて手足だけふさふさで肉球で萌え〜みたいな。
まとめますと。
全裸+靴下=SF
全裸+手袋=萌え
こんな感じ。

悲しいことがあるとタバコをすいたくなる。

まるでそれしかすることがないみたいに。無性に。
こんな気分のときタバコをすわないヒトはどうするのだっけね。
それにしても日常ってやつは自分が普段考えているよりずっと強固で。
立ち直れないようなダメージ、と思っていても
なんだかんだで結構フツウにやっていけたりする。
足元すぐに深い穴がたくさん空いているのに。
そんなことに唐突に気付かされたりしても。
なんだかいつの間にか日常のうちに薄れていってしまう。
今の気持ちだってすぐにきっと忘れてしまうのだろうな。
だからせめて記しておこうと思う。

とても悲しいことがあった。