玉堂美術館・澤乃井・ままごとや

リラックスできました。

4月28日に友人と訪れました。
自宅から2時間弱で、こんな自然に触れることが出来ることを知りませんでした。
日本画の天才川井玉堂の作品が展示されている玉堂美術館を訪れる為、青梅線御嶽駅で下車しました。




多摩川沿いに有りました。カヤックの練習をしている人もいました。
対岸には、かなり良い雰囲気の日本家屋がありました。
15歳の頃のスケッチから晩年の作品までが展示されています。
植物の葉脈や動物が生き生きとしており、とても15歳とは思えない描写力に、見入ってしまいました。
若い頃の作品は、中国の水墨画のようですが、硬い感じがします。晩年になると彩色されており、柔らかい優しい感じになっており人物も生き生きと描かれています。
因みに、期間限定の「陶淵明之図」が展示されていました。
多摩川沿いにある御岳渓谷遊歩道を歩き沢井駅近くの小澤酒造に向かいました。
(「澤乃井」は小澤酒造で醸造している酒のブランド名です。)
酒蔵がある建物と道路を挟み多摩川側に、食事やみやげ物が買える「澤乃井園・清流ガーデン」がありました。
テラス席もあり、ゆっくりすることが出来ます。
折角の機会なので酒蔵の見学をしました。見学後にさわ音(さわね)の利き酒をしました。爽やかな香りで美味しかったです。
最後は、小澤酒造が運営しているままごとやで昼食を食しました。
予約が必要ですが、多摩川のせせらぎを聞きながらの昼食は贅沢ですね。
食したのは「板前お任せコース」でした。
豆腐や魚を中心としたメニューですが、湯葉麺がさっぱりしていて非常に美味しかったです。
因みに、メニューには予約者の名前が記載されていました。
この贅沢さに、すっかり興奮してしまい前半は殆ど写真を撮っておりません。
以下利き酒が有ったので、試しました。
違いが分かり楽しいですね。
起 純米生酒  さわ音
承 純米大辛口
転 本地酒
結 本醸造大吟醸
清流ガーデンで見かけたビール「さわびー」も気になったので、頼んだところ「ままごとや」では扱っていないとのことでしたが、今回限りということで出して貰いました。

「アンバーエール」と「クリームエール」の2種類がありました。
どちらも美味しいのですが「アンバーエール」は黒ビールのような感じですね。
ラベルに記載されている「昼間から澤井あたりで飲むビール」とのキャッチコピーも洒落ています。
後で、調べたのですが、無門庵と言う国立の会席料理店のカミカゼビール工場で製造した自家製地ビールでした。
この自家製ビール「たけくらべビール」を「澤乃井」用に仕立てたのが「さわびー」だと思います。
締めは、澤乃井ブランドの最高級酒「梵」を試しました。

フルーティな香り且つ芳醇さが印象に残りました。
最高の一日でした。


箱根一泊旅行

今年2回目

先週の土日で友人夫妻と箱根に行ってきました。
春休みの為か、家族ずれが多かったです。
宿泊したのは、大和屋ホテルです。





江戸時代からある由緒あるホテルなのですね。
歴史を感じるその佇まいが非常に気に入りました。

ホテルへはロープウエイで降りていきます。
ロープウエイからの下界の眺めです。


かなりの人数の有名人も訪れており、色紙が飾られています。
淀川長治コント55号の色紙もありました。
スティビー・ワンダーの色紙も有りましたが、撮影するのを失念しました。露天風呂には、スティービー・ワンダーが座った場所に立て札が立っていました。
初日は強羅駅近くの陶芸工房でコーヒーカップを作りました。
これが結構楽しくて嵌りそうです。

届くのは3ヶ月先とのことで、先の長い話ですが、どんな完成形になっているのか楽しみです。
2日目は、強羅公園内のクラフトハウスで吹きガラスに挑戦しました。
かなりの部分をやって貰えるのですがガラスを短時間で成形するのが楽しいですね。

本日、届きましたが想像以上に良く出来ていました。

昼食は、これまた歴史のある富士屋ホテルでフランス料理を食しました。
(友人にご馳走になったのですが。)
落ち着いた雰囲気の中でリラックスしながら、のんびりと出来て最高でした。
帰りはちょっとしたスリルを味わえました。
富士屋ホテルから箱根湯本駅までタクシーで向かったのですが、渋滞に巻き込まれてしまいました。
予約してある新宿行きロマンスカーは14時48分発でしたが、間に合いませんでした。
ドライバーさん曰く箱根湯本駅を過ぎると、うそのように道が空いており、しかも、ロマンスカーは風祭で時間調整をする為、小田原駅からの乗車なら間に合うこともある、とのこと。
ドライバーさんの、言葉に従い小田原駅まで行って貰いました。
小田原駅発は15時5分で小田原駅に到着したのは15時3分、なんとタクシーを降りて全速力で走ったところ、時間ぎりぎりでロマンスカーに乗車出来ました。
いやー、楽しい旅でした。

Love's Theme Love Unlimited Orchestra

捜し求めていた曲

上海に住んでいた5月のある日のことです。
午前中は雨、午後は雨は止んだものの、どんよりした天気で気分も沈んでいました。
仕方なくNHK BS2(日本の番組はNHKのBSしか見ることが出来ませんので。)をつけたら「とことん見せます 70's 全米ヒットチャートNO.1」という番組をやっていました。
"知ってるよ、70年代は、いい歌が沢山あったよな〜"なんて思いながらネットサーフィンしてたんですよ。えっ、この曲!?突然聞こえてきたんです。捜し求めていた曲が。これだ!捜し求めていた「キャセイ航空」のCMに使用されていた曲です。ラブ・アンリミテッド・オーケストラ(Love Unlimited Orchestra)の『愛のテーマ』(Love's Theme)という曲でした。
73年に全米NO.1になっているんですね。オーケストラによるインスト曲なんです。このオーケストラのバンドマスターバリー・ホワイトBarry White)だったんですね。
もう40数年前ですが、この曲が「キャセイパシフィック航空」テレビCMのバックで流れていたんです。この曲と共に飛行機が大空を優雅に舞っていました。そこは全く別の世界に見えました。
「いつかキャセイパシフィック航空に乗って世界にはばたきたいな。」と憧れたものです。
当時も色々な人に聞いてみましたが誰もこの曲は知りませんでした。
10数年の時が過ぎ、既に社会人になっていた私は出張で「キャセイパシフィック航空」に乗る機会に恵まれました。しかも憧れの「マルコ・ポーロクラス」です。
10数年前に見たテレビCM通り快適そのもので感動に震えました。
機内でキャセイパシフィック航空のCMが流れた時には興奮の絶頂でした。が・・・もうあの曲では有りませんでした....。
思い切ってスチュワーデスさんに昔のテレビCMの事を聞いてみたんですが知りませんでした。
無理もないですよね。あのテレビCMが流れていた頃は彼女達は多分小学生だったんでしょうから。
こんな事ってあるんですね。40数年が過ぎて自分でも殆ど忘れかけていた事に、偶然巡り合い、長い間、謎だったことが霧が晴れるように判明するんです。

放置状態になっている私の別のBlogから一部を編集し転載しました。

ナスターシャ・キンスキー

そうだった。

何故か突然思い出しました。卒業間際の学生時代のことです。フランシス・コッポラ監督の「One from the heart」と言う映画を見ました。確か舞台はラスベガスの街。長い間同棲している二人の夢が異なり破局を迎える、と言うような内容だったと思います。主演女優はナスターシャ・キンスキーでした。何故、内容を明確に覚えていないかは理由があります。初めて女性と映画を見に行ったんです。しかも3年越しで思いを寄せていた女性だったので、その女性が横に座っていると言うだけで映画どころではなかったからです。
事実、その女性が座りなおした際に手と手が触れた瞬間、電気でも流れたんじゃないかと思うほどの衝撃が有ったのを覚えています。思い出すと苦笑いしちゃいますけどね。
今でも、映画と言うと思い浮かぶのは「One from the heart」で女優と言えば「ナスターシャ・キンスキー」なんです。

放置状態になっている私の別のBlogから一部を編集し転載しました。