まかべ的コミックサーバについて

弊社内で運用してる、コミックサーバについて書きます。
なお、ファイル類など置いておきますが、別の環境で動かすことを考えて作ったものではないので、うまく使えるとは限りませんし、何が起きても責任を負いません。ご了承ください。


■ 最終的にやれること

・PCで自炊した本の管理と閲覧ができます
・外からネット経由で、PC/iPhone/Androidなどのブラウザで本が読めます
・外からネット経由で、本のzipファイルを作ってDLすることができます
・上記の、ブラウザで読める本/zipファイルを作る際、リサイズ処理が完了したら特定のメールアドレスに完了メールを届けることができます


■ 必要なもの

・自炊する環境(裁断機とスキャナ)
NAS:自炊本の格納先
・ネット常時接続環境:外出先から接続するのに必要
・常時起動してるWindowsマシン1台:本の処理サーバ
(・ネット環境がグローバルIPでない場合、DynamicDNS)


■ 前提

前提として。うちでは自炊したデータを、ネットワークに接続したHDD(NAS)に、1冊毎にフォルダを作成し、その中に1ファイル1ページのjpegファイルで保存・管理していました。
具体的には、
\\bookserver\11.06.14\のだめカンタービレ(1)\p001.jpg
みたいな感じです。

本1冊をzipで固めて管理するパターンもよくありますが、スキャンスナップで取り込んでそのまま放置、という流れにしたかったため、この形にしています。
1枚のjpegファイルは、1472x2184pixelと、PC上で読むにはかなりのサイズになっています。


■ 自炊する

最近は自炊も流行っているので、特に詳しく書くこともないでしょうけれど、うちでは、以下の環境で自炊しています。

・プラス社 裁断機PK-513L
ScanSnap

スキャン設定は、全ページカラー。そこそこの解像度で、jpg保存。
ファイル名は「年月日時分秒.jpg」みたいな感じで数字の連番になるように設定しています。
これで、上記「前提」のようにNAS上のフォルダに保存します。


■ 本の管理とPCでの閲覧

最近は色々な電子書籍のビュアや管理ソフトが増えましたが、自分が自炊をし始めた当時(2004年頃)、そういったソフトは無かったため、ビュア兼管理ソフトを自作しました。

MCF eBookReader
http://www.mcf.cn/~mk/hatena/comicserv_mcfebr.zip

2005年頃、WindowsCE(WindowsMobile)版とともに公開したことがあり、その後公開サイト閉鎖に伴って配布停止してました。
その後、社内で使いやすくするために細かいバージョンアップしてます。今回、久しぶりに公開再開します。
そんなわけで、上記リンクでソフトはDLできますが、中に入っているマニュアル等は当時のもので、今のものとは微妙に違うことをご了承ください。

さて、MCF eBookReaderでは、書籍名と作者名をつけ、フォルダ本を管理することができます。(実際にはzip本も管理できますが、ここではフォルダ本のみ扱います)
jpgファイルを扱うので、jpgのSusieプラグインだけは入れておいた方が良いでしょう。

この管理ソフトはビュアも兼ねているので、PCで本を読むなら、このソフト1本で問題無いと思います。
また、このソフトを使うことで、次項以降を実現しています。具体的には、このソフトで管理しているリストデータを元に、ネット上からのアクセスを実現しています。


■ 外部公開サーバの準備(1)

目的の「外からネット経由で」を実現するには、外部公開サーバが必要です。
ネットサーバというとUnixサーバが多いですが、自作ソフトを動かすため、Windowsマシンを1台サーバとしました。
特にパワーは要らないので、お古のノートPCがあると良いと思います。うちはVAIO type Uをサーバに使用しています。

このサーバに何をやらせるかというと、
・外部からのhttp通信への対応
・書籍のリサイズ/zip圧縮処理
・その後メールでの完了通知
をやらせます。
これは、フリーソフトと自作ソフトを組み合わせて実現しました。
なお、VAIO type UのOSはWindowsXPなので、それ以外だと問題があるかもしれません。
このPCをここでは「外部公開サーバ」と呼びます。

まず、外部公開サーバに、必要なソフトをインストールします。

・AN HTTPD
http://www.st.rim.or.jp/~nakata/

・ActivePerl
http://www.forest.impress.co.jp/lib/stdy/program/progdevenv/activeperl.html
/usr/bin/perl になるようにインストール。

・7zip
http://sevenzip.sourceforge.jp/
インストールするとコピーされる「7z.exe」は後ほど使います。


次に、http通信で公開するドキュメントルートを決めます。
ここでは d:\webdoc\ としておきます。
このフォルダを作り、そこをドキュメントルートとするよう、anhttpdを設定します。
また、anhttpdでは、ActivePerlも動作するように設定します。
(ここらへんはググってください)

次に、自炊データ管理PCで、MCF eBookReader の「オプション」項目にある「リスト一括表示」ボタンを押してください。
ここで、CSVファイルを出力にチェックし、そのPCから見て、「外部公開サーバ」のhttpドキュメントルートに、booklist.csv を出力するように設定してください。
例えば、「\\vaiou\d\webdoc\booklist.csv」のようにです。
本を管理に追加するときに、必ずこの機能を使って、CSV出力しておいてください。


■ 外部公開サーバの準備(2)

ここからは自作プログラムの山になります。
ドキュメントルート、ここでは d:\webdoc\ に、以下の構成でファイルを置きます。(頭に-が付いている物はフォルダ)

  • batwork
  • comicdir
  • comiczip
  • htmlreader

index.html
index_pc.html
dummy.jpg
csvload.js

  • tasklist

bookserv.cgi
_timerrun.bat
TimerRun.exe
taskrun.cgi
comiczip.exe
sendmail.js
common.pl
jcode.pl
booklist.csv
7z.exe
IFJPEGV6.SPI

これらのファイルセットが入ったファイルは、以下からDLしてください。
http://www.mcf.cn/~mk/hatena/comicserv_webdoc.zip


なお、以下のファイルは入っていません。自前で持ってきてください。
・7z.exe : 7zipがインストールされたフォルダに入ってるはずです
・IFJPEGV6.SPI : SUSIEプラグインです。標準のSUSIEに入ってるはずです
また、batwork/comicdir/comiczip/tasklist に入っている.dummy ファイルは消してください。

まずは、それぞれのファイルの説明をします。


・bookserv.cgi
ブックサーバ本体です。Perlのプログラムです。
外部からここにブラウザアクセスします。例えば、グローバルIPが 012.345.678.910 だとしたら、http://012.345.678.910/bookserv.cgi にアクセスする形です。
なお、このファイルをメモ帳などで開き、自分の環境にあわせて、行頭の

$serv1 = 'http://012.345.678.910'; # グローバルIPを振っておく
$serv2 = 'http://192.168.12.18'; # ローカルIPを振っておく

を、それぞれ書き換えてください。
もしグローバルIPでない場合は、DynamicDNSのドメインなどでも構いません。
また、本プログラム内で comicserv\@hoge.com と書かれた場所が2カ所あります。これは、環境によっては後ほど書き換える必要があります。


・_timerurn.bat / TimerRun.exe
一定時間に1回、指定のプログラムを起動するアプリです。
コマンドラインを指定して起動しますが、コマンドラインは _timerrun.bat に書かれています。
起動するときは、exeではなく、_timerrun.bat の方を起動してください。
これは常に起動しておく必要があるので、スタートアップなどに登録しておくと良いです。
パラメータの意味としては、以下の通りです。

TimerRun.exe [showmode] [title] [timerms] [exe_path] [exe_command...]

[showmode] Win32API の ShowWindow() の SW_xxxx と同一です。
[title] タスクトレイに常駐する際の名称です。
[timerms] 一定時間をミリ秒で指定します。30*1000は30秒です。
[exe_path] 実行するプログラム名です。ここでは perl.exe を実行しています。
[exe_command...] 実行プログラムに渡すパラメータです。taskrun.cgiが渡されます。


・taskrun.cgi
TimerRun.exe によって30秒に1度起動されるPerlのプログラムです。
bookserv.cgi でタスクが作られた際、それを実行します。
ここで実行されるタスクというのは、
・本のjpg画像をリサイズしてフォルダにコピー
・本のjpg画像をリサイズして7zipで圧縮してzipファイル化
いづれかです。この処理は comiczip.exe を用います。
また、上記が終わった後、メールアドレスがある場合、 sendmail.js を用い、完了した旨をメールで送信します。


・comiczip.exe
taskrun.cgi によって実行される、ファイル処理プログラムです。
7z.exe / IFJPEGV6.SPI を用います。


sendmail.js
taskrun.cgi によって実行される、メール送信プログラムです。
使用する前に、メモ帳などで開き、末尾の方にある、

+"【内】 http://192.168.12.18/bookserv.cgi?mail=" + to_mail_addresses +"\r\n"
+"【外】 http://012.345.678.910/bookserv.cgi?mail=" + to_mail_addresses +"\r\n"

を、それぞれ bookserv.cgi で書き換えたIPアドレスもしくはドメインに変更してください。
また、行頭にある、

// 設定項目
// メール送信サーバ名
var smtp_server_name = "mail.hoge.com";

を、使用できるSMTPサーバに変更してください。ここで指定したSMTPサーバが、特定ドメインのメールアドレスしか送信できない場合、合わせて bookserv.cgi に2カ所ある comicserv\@hoge.com も書き換えてください。


・common.pl / jcode.pl
.cgiファイルから使われる処理ライブラリです。


・booklist.csv
本来、MCF eBookReaderから出力されるcsvファイルです。これが書き換えられるように、MCF eBookReaderをセットしてください。



■ 使用する(1)

PC/iPhone/Androidなどのブラウザで、http://IPアドレス/bookserv.cgi にアクセスしてください。
つまり、外部公開サーバに置いてある、bookserv.cgi にアクセスするということです。
正しく設定されていると、「出力設定」という画面になり、
・メールアドレス
・ファイルタイプ
・画像の幅
・画像の高さ
が設定できる画面になります。

まず、読みたい端末に合わせて、画像の幅/高さを選びます。
iPhone3G/3GSなどでは320x480の解像度ですので、横画面で読みたい時は幅480x縦0 とするといいでしょう。0を設定すると、もう片方に合わせてリサイズします。
PCの場合には見開きで読むとして、縦方向を指定し、幅を0とすると読みやすいです。
自分の使う端末に合わせて設定してください。

ファイルタイプは、Directory/Zipのどちらかです。
Directoryの場合は、ブラウザ上で、ネットに接続しながら読む形です。
Zipの場合は、一度端末にZipファイルをダウンロードし、専用のリーダーアプリなどで読む形を想定しています。

メールアドレスは、設定してもしなくても大丈夫ですが、設定しておくと、リサイズ処理が完了した時点でURL付きのメールを受け取ることができます。

設定をすると、書籍一覧画面になります。
書籍一覧画面の最初をブックマークしておくと今後使いやすくなると思います。


■ 使用する(2)

書籍一覧では、グループ選択/検索キーワードを使い、目的の書籍を探します。
書籍一覧の著者名を選ぶと、その著者の書籍一覧を出します。
読みたい書籍が見つかったら、書籍名をクリックすると「タスク」に登録されます。

タスクに登録された処理は、書籍一覧の上に表示されます。
処理内容は、設定しているファイルタイプによって変わります。
外部公開サーバの処理速度によって待つ時間が変わります。VAIO type U では200ページのマンガを処理するのにおよそ3〜5分かかりました。

処理が完了すると、メールアドレスを登録している場合、メールが届きます。
また、一覧をリロードした時に、タスク登録から消えます。
処理された書籍は、書籍一覧の下にある「すぐによめる書籍一覧」に入ります。
届いたメールのURLか、もしくはすぐによめる書籍一覧から書籍を選ぶと、
・Zipファイルの場合、DLページに飛びます
・Directory書籍の場合、ブラウザがJavaScriptを用いたブックリーダーになります
(ブラウザは、iPhoneの場合はMercury、Androidの場合はMiren Browserなどフルスクリーン化できるものをオススメします)


■ 終わりに

もし何かわからないことがありましたら、Twitter @sinpen まで聞いて下さい。
ただ、基本的に自分用に作った環境なので、要望等には応えられないと思います。
(自作ソフトである TimerRun.exe / comiczip.exe のソース下さい、くらいならあげます)
また、配布することを目的として作っていませんので、何か起きても自己責任でお願いします。
データのバックアップはお忘れ無く。

プログラム話

ここのブログでは、XcrawlEx, BubbleTask, ScratchViewer, ClickPosとアプリを公開してきて、それぞれ、あまり他のアプリでは見ないような実装が入っています。
で、ClickPosはソースを公開したので、少し中身に関しての記事を。
 
ClickPosの一番のキモは「タップしたところを得る」方法です。
通常のアプリでは、自分のウィンドウを持っているため、WM_LBUTTONDOWNなどのメッセージを処理することで、タップした位置を簡単に取得できます。
ですが、ClickPosでは自分のウィンドウを持っていない(正確には、自分のウィンドウをタップして貰えない)ため、簡単にタップした位置を取得することができません。
Windowsのマウスカーソルなんかと同じかな?」と、GetCursorPos()を使ってみたものの、正しい値が帰ってきませんでした。
 
そこでClickPosでは、ホーミン氏作「MultiKeyHook」の機能を借りて、これを実現することにしました。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/hou_ming_2/view/20070906/1189012118
MultiKeyHookを導入すると、「WH_JOURNALRECORD」が使えます。どんなものなのかは適当に調べてもらうとして(手抜き)、入力イベントを監視するのに使えます。
 
ボクが調べた感じ、WindowsMobile6で、これ以外にタップ監視をする方法はなさそうです。
(あったとしたら同系統のソフトはとっくに出ているハズ…いや、あるのかもしれないけど)
 
使い方は、いわゆるキーフックと同じく、SetWindowsHookEx()を呼び出すだけ。
ただし、普通のWindowsMobileSDKには定義されていないので、CEのプラットホームSDKにPATHを通して pwinuser.h を使えるようにするか、SekWindowsHookEx()関数と、WH_JOURNALRECORD を定義してください。(ボクは前者でコーディングしています)
 
これさえわかれば、後は特に変なことはやっていません。多数のコメントを含めて483行と、Windowsプログラムとしてはかなり短い部類のソースなので(しかも大半がVS2005が出力するスケルトンプログラム)、読むのは簡単かと思います。
 
2008/8/1のコメントにあるように、ダブルタップが使えなくなる問題や、タスク系アプリが反応する問題がありますが、適当に改造して使って下さい。
個人的にはダブルタップが必要無いため、これらの問題に気づきませんでした。時間が取れれば色々手を加えたり完成度高めたいところなのですが、きっと無理なので(苦笑)。
 
そういえば、MultiKeyHookでWH_JOURNALRECORD使ったのって、ClickPosが最初なのかな。ツールMEMOさんで、メリットがわからないと書かれていたので、トラックバックしておこうっと。
http://d.hatena.ne.jp/solipt/20070906/

ClickPos v2008.08.01aソース

 
非常に手抜きで出すのが恥ずかしい感じなのですが、ClickPosのソースです。
http://www.mcf.cn/~mk/hatena/ClkPos_src080801a.zip

もし機能アップや、このソースを元にした類似品など作られたときは、
コメントやトラバなどで連絡いただけると嬉しいです。
ボクも使いたいので。

近いうち

各ソフト、近いうちにGiraffeに登録します。(Cab化するのに時間取れるときに)
http://giraffe.iseteki.net/
 
もうね、ボクなんかが明言してもあんまり効果ないかもしれないけど、
まかべはGiraffeを応援しています。
 
「アプリインストールの壁」を崩すためにも、こういう取り組みしなくちゃね!

反応にびっくり

こそっと・・のはずだったのに、wiitomoさんのところと、2chソフトスレで紹介されたおかげか、
一瞬にして100DLとか行ってました。ありがとうございます。
 
ぶっちゃけ、アイデア勝負のソフトですよね、これ。
タップしたところに絵出すだけなんて、簡単なはずで・・。
と思ったものの、簡単なら同種のソフトは絶対出てると思ったのですが、
検索しても見つけられなかったのと、プログラム書いた方が早いと思ったので
さくっと作ってみた次第です。

まあ、技術的なタネは、ホーミン氏制作の「MultiKeyHook」が必要、というところで
だいたいバレてるんじゃないかなあと思うのですが。
 
で。いきなりソフトスレでは、喜んで貰えたようで、職人さんが続々。
タップ画像を差し替えられるように作っておいたのが幸いしたようです。
せっかくですので、見つけて盛り上がってもらってるお礼も兼ねて、
それぞれにコメントをしてみようかなと思います。
 
WILLCOM 03 ソフト関連 Part03」より。
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/keitai/1215960597/
 

922 :白ロムさん:2008/08/02(土) 00:47:27 id:lc0A2pJH0
XクロールEXの作者が新作出したんで入れてみたが、ありがたみがわかんね

まあ、うん、困ってない時には画面反応って気にしないものです。
でも処理が重くなってる時とか、ハードウェアボタンじゃない、タッチパネルだと、
「触ったことが伝わっているのかどうか」が一番不安に、ストレスになるのかなと。
 

942 :白ロムさん:2008/08/02(土) 12:22:59 id:lc0A2pJH0
>>924
ttp://d.hatena.ne.jp/mcfmk/20080801
タップしたところに○が出るだけのソフトなんだが、入れた時はなんぞこれ?っつー感じだったが、スルメのように効いてきた。
こういうのもアリかも知れん。

効果が見えてきたようでなによりです。
…WindowsMobileに最初から用意されてる機能だったら、ありがたみないんだろうなー、
なんて思ってみたり。
 

946 :白ロムさん:2008/08/02(土) 13:10:43 id:KH74uAq70
>>942
それまるじゃなくてもう少し小さい×にしてほしかったな
○だとどこをたっぷしたかわかりずらい

あー、確かに。
指タップ用に考えていたので、ある程度大雑把にわかればいいかなと思ってました。
ポイント位置を確実にするために、中心点は明確にすべきでしたね。
 

947 :白ロムさん:2008/08/02(土) 13:18:55 ID:+Qb593iCi
>946
readmeみたら画像変更できるらしい
でもANDとかってなんだろ?
 
948 :白ロムさん:2008/08/02(土) 13:26:18 id:KH74uAq70
>>947
かえてみたんだが、よくわからないんだよね
背景が透過しなくて、試行錯誤中

あ、すいません。「おまけ」レベルで考えていたので、
わかる人にわかればいいや、と最低限説明にしちゃってたのですが、
そもそもプログラム用語が入っちゃうのは問題でしたね。
で、
 

951 :白ロムさん:2008/08/02(土) 13:41:17 id:lc0A2pJH0
>>947,948
画像見た、ナツカシス。
これの場合、右半分に白地に黒で抜く形を書いて、左半分に黒地に表示したい絵を書けばいいとおもわれ。
ちょっと何か作ってくる。

説明サンクスですよ、助かりました。
あー、ID922の人と同じですね。なんだか気に入って貰えた(?)ようで何よりです。
 

950 :白ロムさん:2008/08/02(土) 13:36:58 id:s0WKF5KJ0
>>946
ttp://w-zero3.org/uploader/src/up1290.png
小さくはないけど×
 
952 :白ロムさん:2008/08/02(土) 13:44:41 id:KH74uAq70
>>950
それをもとに小さい×つくったら出来たわ
サンクス

記念すべき最初の画像ですね、ありがとうございます。
○よりは×の方がいいですねー。個人的には、小さくない版の方が使いやすそう?
でもプログラムの構造からすると、小さい方が処理早くて素敵です(笑)。
 

953 :白ロムさん:2008/08/02(土) 14:02:12 id:lc0A2pJH0
ttp://w-zero3.org/uploader/src/up1291.png
画像の中央がタップした場所になるっぽいんで、遊んでみた。
俺のW03がいきなり愛おしくなった。

2つ目でこれか(笑)。誰かこの手のは作るかなーと思ってたけど、
あまりの出現の早さに吹きました。
や、でも、マクロスF好きです。いいよねランカ。CGのクオリティも素敵。
 

956 :白ロムさん:2008/08/02(土) 14:54:17 id:RZKFN5A8P
あとはこれがJTプラグインになれば使ってみたい

JTプラグインってなんだろ…と調べてみました。
JoeTuneかな? こういうのが今はあるんですねー。
ただ、移植してこれ動くのかちょっと不安かな…仕組み的に。
 

961 :白ロムさん:2008/08/02(土) 16:06:42 ID:83MUWtVJ0
Win2000からやったら出来た
http://w-zero3.org/uploader/src/up1292.png
大した物じゃないのにスレ汚しごめn
 
もうVISTAやだ・・・・

弾痕良いですね、なんか鋭い着弾音SEとか欲しくなります。
押し込んで画面に影響出せる感がUIとして素敵。
あ、タップ音変えればいいのか。
 

976 :白ロムさん:2008/08/02(土) 18:29:26 id:fIlwUHXx0
http://w-zero3.org/uploader/src/up1293.png
ちょっと作ってみた

とっつあーん。ランカが恥ずかしい人はこれなら恥ずかしくないね!
ポインタというよりスタンプみたいで、押すのが楽しい感じです。
キャラもの良いなあ。
 

977 :953:2008/08/02(土) 18:30:54 id:lc0A2pJH0
>>953を入れてちょっと出かけてきた。炎天下でも指タップした場所が確認できるのいいわ。
ただ、この画像はやりすぎたと反省してる。
てか、うpろだのコメントに書いたが、絵は自分じゃないっす。
 
あと、>>961のコメント誤変換っぷりに嫉妬。

確かに、ポインタ画像がはっきりしたものだと、炎天下でも反応わかりやすいですね。
誤変換に関しては、ノーコメントで(笑)。
 

986 :白ロムさん:2008/08/02(土) 19:21:20 ID:1NSIrGdN0
ClickPos v2008.08.01a用ポインター
ttp://w-zero3.org/uploader/src/up1294.gif
 
 
普通過ぎてスマソ

いわゆるカーソルポインタですね。普通だけどわかりやすいし、
WindowsMobile知らない人が見たら、最初からこうあるものだと思うかもしれませんね。
標準画像として推奨したいくらいです。
 

988 :白ロムさん:2008/08/02(土) 20:16:19 ID:1NSIrGdN0
ClickPos v2008.08.01a用ポインター
 
調子に乗って自分用で作ってみた、スペースシャトル
ttp://w-zero3.org/uploader/src/up1295.gif
 
Jupiterテーマと一緒に使ってやってくださいm(_ _)m
ttp://themeup.wmsoft.org/cbbs.cgi?mode=res&namber=3&page=20&no=0
 
自分だけかもだけど280*140の3.5KBぐらのGIFを適応させてフルキーボード出すと
横表示に切り替わった瞬間タスクバーが消えるという珍現象が起きた件、。。。
まぁ実際そんな大きい必要ないんだけんどもさ

テーマとあわせてカーソルも変えると、かなり雰囲気でますねー。
あと、画像が大きいとおかしくなるという問題、ClickPosのせいならまずいですね。
とりあえず、おかしくならない程度のサイズで許してやってください(苦笑)。
 
 
 
色々カスタマイズ楽しんでいるようで嬉しいです。
本来の目的(タップ反応の確認)とはちょっと違うけれど、こういう楽しみは良いですね。
 
で、この流れに乗ってアニメーション機能つけたいー、とか、
表示時間の微調整機能つけたーい、とかあるわけですが。
 
ボクが対応しているとはっきり言って遅くなるので(苦笑)、
今の流れを楽しむ為にも、来週頭あたりにソース公開しますので、
気に入ってくれた人は、色々改造して楽しんでくださいませ。
 
 
 
 
プログラムのタネがわかると、類似品色々出るかなー?

ClickPos v2008.08.01a

まだ全然テストが出来てないので、おまけ扱いにしてください。

本ソフトは、WILLCOM端末「WILLCOM 03」用のソフトです。
また、使用には、ホーミン氏制作「MultiKeyHook」が必須になります。導入し、有効にしておいてください。
 
メモリに常駐し、タップしたところに画像を表示するだけのソフトです。
 
ダウンロードは以下。
http://www.mcf.cn/~mk/hatena/ClkPos080801a.zip


WILLCOM 03では、画面タップがメイン操作になっています。
でも、たまに反応が遅くて、タップしたかどうか不安になります。
そこで、タップした時に、そこにマークを出すようにしました。

あら不思議、これだけで「ほんとにタップが入ったかな?」と不安になることが激減。
ボクのストレスも少しは解消です。

W03雑文#3。iPodTouchと比較して。

 
今年の頭にad[es]が壊れて、もう1台買おうと決心に至る間に、PIMをiPodTouchに移行してしまいました。幸いiPodTouchでもOutlookのデータと同期できたので、代打としては十分だったのですね。
…十分過ぎました。結果として、ad[es]を買いなおしても、PIMはiPodTouchをビューアとして使うようになり、入力の必要があるときにだけad[es]を使うようになりました。
 
W03に移行した今、じゃあiPodTouchを辞めてW03一本に絞れるかというと、残念ながら絞ることはできなさそうです。異なるけれどおなじことができるデバイスの2台、ちょっと比べてみたいと思います。
 
PIMという観点で。ビューアとしてはどちらも悪くないですが、スケジュール確認 までの速度がはやいのはiPodTouchです。動作のひとつひとつが軽い。けれど、詳細表示ができたり、入力が手早いのはW03でしょうか。同じデータを参照するにも、目的に合わせてPIMソフトを変更できるのも強味です。
データを管理するのは、母艦PCのOutlookです。データの同期が必要になるのですが、iPodTouchもW03も、どちらも方法は、PCとケーブルで接続することです。
これがなぜか、iPodTouchはケーブルを接続するのに抵抗がないのに、W03(というかWindowsMobile全般)では抵抗があるのです。
 
理由はおそらく2つ。
iPodTouchでは、ケーブル接続イコール充電なので、接続せざるを得ないということ。ad[es]やW03では、クレードルに置くことが充電なので、それに加えてPCと接続するのがちょっと面倒なのですね。
もうひとつは、iPodTouchの同期は、iTunesが起動するだけで他に何も聞かれないのに、WindowsMobileのActiveSyncでの同期は、時折質問に答える必要がある、ということです。
もちろん、ActiveSyncの方が、きめ細かい同期ができて便利なのですが、毎日行うことは面倒であってはいけないのかなあと。おおざっぱでも、手軽な方が嬉しいですね。
 
ただ、ケーブル接続に関しては、W03ではBluetoothで同期が取れるということで、少し手間が軽減されたように思います。いっそのこと、電源ケーブルを接続したら、自動でBluetooth接続を試みるようにすると、PCさえついていれば「クレードルに置いただけで同期」が実現できて素敵かもしれません。
 
閑話休題。iPodTouchとの比較に戻りましょう。
 
W03が優れている点としては、ハードウェアキーボードと、自作アプリを導入できることでしょう。いくらiPodTouchのソフトウェアキーボードが良くできていると言っても、ハードウェアのそれには敵いません。
自作アプリに関しては、導入しやすさという観点では、iPodTouchの…というかiPhoneのAppStoreに負けてしまうかもしれません。先日書いた記事の「初心者がこえなきゃいけないアプリ導入の壁」は、iPhoneの方が低いといえます。
ただし、気軽に開発できるという、開発者側からの観点だと、WindowsMobileの方が良いと言えるでしょう。iPodTouch/iPhoneは、今のところ、自由に開発・配分ができるとは言えないですから。
 
最後に、コンセプトの点で見てみます。
W03もiPodTouchも、どちらも「タッチ操作」を前提に作られており、特にブラウザの操作方法に類似点が見られます。
 
けれど、ハードウェア的に大きな違いがあります。タッチパネルが、iPodTouchは静電式なのに対し、W03は感圧式なのです。それぞれ一長一短があるので、どちらがいいとは一概に言えませんが、個人的にはタッチ操作はiPodTouchに軍配が上がると見ています。
操作感覚が、静電式のiPodTouchは「なでる」ようなのに、W03は液晶に指を「押し付ける」ような感じなのですよね。
そのため、特にスライドする操作の軽さが、両者は全然違った印象です。
 
スタイラスで操作するのであれば、そんなに気になるところではないかもしれません。ですが、イルミネーションキーを搭載していること、スタイラスは簡易的なものしかないことを考えると、コンセプトとしては指操作が基本なのでしょう。WindowsMobile自体が、指操作でどうにかできるように考慮されていませんので(押すボタンがそもそも指からすると小さすぎます)、このコンセプトを突き通すのであれば、WindowsMobile部分を完全に覆い隠して、指操作だけですべてができるようにスキンを作る必要がありそうです。
 
残念ながら私見では、W03の指操作系統は、どうにもiPodTouchの操作系統に引きずられて開発している感が拭えず(特にOpera)、似せることに終始していて「感圧式操作である」ことに最適化されていません。厳しい目で見れば、よく出来ているなと思えるのはホームメニューだけで、そのホームメニューもカスタマイズが効かないために、パワーユーザには使い捨てられるであろうことがもったいないです。…感圧式指タッチ路線が、今後のW03用ソフトの開発トレンドになりますね、これは。
 
ちょっと文章としてまとまらないですが、雑文ということで筆置。
これだけの文章書いても全然疲れないW03キーボードは素敵です(笑)。