最近の活動状況と楽器ケースのことなど

しばらく記事を書いてませんでした。

第9の話が最後でしたが、その後2月に吹奏楽合宿、3月に吹奏楽の本番(展覧会の絵の1st)、6月に金管五重奏の本番(アーノルドの金管五重奏第1番)がありました。
このあと今年の予定としては、10月末に慰問演奏(木管五重奏の簡単なやつ)、11月中旬に吹奏楽の青空演奏会的なやつがある予定。今年はオケはなさそうです。
この間、娘がサンクトぺテルブルクに短期留学したり、ヤフオクでパウエルのハンドメイドピッコロを落札してしまったりと、なにかと物入りのイベントが続きましたが、トリは9月頭にAccordのホルンケースの2つ目を購入したこと。調べたところ、1つ目は13年前に購入していました。
http://d.hatena.ne.jp/melchi/20050223

この時に記載したケース底部のネジの飛び出しには、その後さんざん悩まされました。おっかなびっくり使いつつも、慣れてきたところで気が緩んで床に力強く置いてしまい、それによりベルを傷つけてしまったりすることが幾度となくあり、とどめには、ケースの中で楽器に捻った歪みが発生。その事態を受け、ケースは家のクローゼットの中でお蔵入り状態となっていました。

新しいケースが欲しくても楽器の形や大きさからAccord以外のケースが全滅だったため、ケース問題は一旦棚上げして、古いヴィンターの頑丈なケースを使って移動していましたが、もう疲れました。物入りついでにと新大久保の行きつけの店で飛び込みでケースを購入。せっかくだからとUltralightにしました。超絶高いねこれは。一方で、やはりネジ問題は解決していないことを確認。持ってきていた楽器を使って店長と一緒に中身の緩衝材の位置決めをやっていたところ、「なるほど」と思う発見が多々ありました。

これまではケースの中で楽器がどのように動くのかに注意を払えていなかった。衝撃を吸収することに気を取られ、若干の遊びを持たせていました。これがネジ問題未解決の原因でした。敵はケースメーカー側ではなく自分。家に帰ってからケース内装自作をしている情報がないかとネットリサーチをしたところ、結構な情報が出てきます。それをもとに材料を買いそろえ、楽器をしっかり固定するためのパーツを作ってみました。楽器に合わせながら材料を削っていったので、すっぽりとはまります。
   

これでしばらく使ってみることにします。長年の課題であったケース問題も解決の道筋が見えました。ずっとストレスを感じていたのですが、大きな問題がなくなりそうなので、かなりの安堵感。早く作っておけばよかった。

第九

年明け早々第九の演奏会本番。
会場集合時刻から本番まで8時間30分という素人でもこんな設定しないでしょうというおかしなオケでした。私は事前に「人間はこんなに長い時間ホルンを吹けないので、ステリハは音がないと思いますがご容赦のほど」と強気に出ていたので、実際ステリハはほとんど吹きませんでした。しかしながら、全通しのあとに1. 2, 3楽章を通そうとしていたのでさすがにブチ切れ。ステリハを1時間早く終わらせた張本人は私です。
本番は、3楽章のソロの音階は初めてはずさなかったり(音色はひどかったが)など、できたことも多かったです。下り坂ホルン吹きとしては、この程度で満足せねばならないのか、でも、こんなものに多数の音大生が巻き込まれている事態を目の当たりにして、警鐘を鳴らしていくべきなのか。音大生って本番終わってから告白されて気づくってまずいと思いますよ。寂しさをおおいに感じながらの本番でした。
リハビリは、結局戻るべき終着点は見えている感じですね。これ以上はうまくならない。違う方向性を考えないと。老害ホルン吹きになるよりはマシかと思いつつ、居場所を探したいと思います。

今後の予定など

10月末の慰問演奏、11月中旬の青空コンサートは無事終了。慰問演奏はリハが長すぎです。リハを含めて全部で4回も同じ曲を演奏するなんて尋常ではありません。そりゃ途中でバテますよ。
今後わかっているところは、以下の予定。

  • 来年1月頭 第九(相変わらず人足りない)
  • 2月中旬 ブルックナーのトラ
  • 3月中旬 昨年も出た吹奏楽演奏会に参加予定
  • 6月上旬 金管アンサンブル

リハビリの方はやはり一進一退。連続3〜4日目くらいになると音が安定してくるのは経験則上分かってきました。あとは睡眠が足りているかどうか。結局コンディション維持には継続と休息が必要という、若いころから得られた知見から何一つ変わっていないことを再確認しました。そして、無茶吹きしすぎないこと。その時のコンディションに合ったウォームアップやエチュードをやること。ひたすら地道にということか。

一進一退だなあ

最近のリハビリ状況は一進一退。音域の幅や唇の震えなどは3カ月前くらいから改善しているとはあまり思えない。強いて言えば、音量は随分戻ってきた感じがしますが。
夏休みの一週間唇周辺の筋トレもストップしていたのだが、これがよくなかったのかも。
とはいえ、9月のOBOGの会は、吹くところもかなり少なかったせいか、演奏はまあまあ無事だった様子。それ以降、木管アンサンブルの練習があり、こちらがかなりキツイので、いい練習にはなっています。一方で、
来年3月にアーノルドの木管五重奏をやることになり、ハイGのプレッシャーから固くなってるような気がします。これが一進一退の原因かな。まずは年明けの第九に向け調整をせねば。第九はメンバーもう一人募集中です。

今後の予定など(更新)

だいぶ見えてきました。

  • 9月下旬 OBOGの集まりで懇親演奏
  • 10月末 慰問演奏
  • 11月中旬 青空コンサート
  • 来年1月頭 第九(全然人足りない。だれか吹きたい人いませんか?)
  • 3月中旬 昨年も出た吹奏楽演奏会に参加予定
  • 6月上旬 金管アンサンブル

昨日とある練習に参加したところ、壁が固いうえ一部金属という悪条件のなか、音量を抑えろ抑えろ言われるもんで、かなりアンブシュアに負担がかかり、結構調子を崩しました。最近いい感じにリハビリできていたのに残念。今週は有給休暇を取ってますが、あまりホルンを吹かずに静養することになりそう。

最近の状況

今週は水曜日にサイレントブラス付きながら軽く音出しができたので、いい感じ。
今日は久しぶりに使えるAが出たので、朝から家庭交響曲やコンチェルトシュテュックで遊んでます。しかしこの楽器、上のAのツボがあるのは分かったものの、音程がやたら高い。音程を考えて当てに行くと絶対無理ということが分かりました。
最近の練習は、もっぱらサイレントブラスをつけてのアンブシュアビルダー。1年前にリハビリを開始したときは、コプラッシュの2巻も併用してましたが、コプラッシュはリハビリに向いてない気がして、ここ3週間ほどは柔軟なホルン演奏のためのなんちゃらいう教則本をさらってます。この教則本は、最初の2ページはどうか??と思いましたが、ほかは今の自分の弱点を補正するのにちょどよい構成になっていると思いました。
独学でやっているので今一つの基礎しかないうえに、この年でのブランク明けなので、復活までにはまだまだ相当な試行錯誤が必要と思いますが、地道に頑張りたいと思います。