うまげな話

オーディオと魚料理、さぬきうどんが好きな天邪鬼オヤジの日々

中村うどん

丸亀市土器町の「中村」に行ってきました。

「かけ小」250円という低価格で頑張っておられます。個人的にはそろそろ値上げしてもいいのではないかと思うくらいです。

まずは「釜かけ小」をお願いしました。

細く、軟体系の麺はいつ食べても旨いですね。イリコ、削り節の旨味が効いた出汁も僕の好みです。

釜玉」を追加しました。

ほんの少し「かけ出汁」を入れて、その後醤油を少しかけています。

こちらの麺は「釜玉」にもよく合います。「小」では玉子が余り気味になるので、「大」にしてもいいのですが、「かけ」も食べたいので、いつも「小」です。

こちらの大将は先代の時代から長年「中村」で先代の片腕として働いてこられました。2年ほど前に先代から店を引き継いで、誠実に「中村」の味を守り続けておられます。

当たり前のようですが、「中村系」のうどん店は多くありますが、こちらが一番「中村系」らしい味だと個人的には感じています。

ご馳走さまでした。

先代の時代の映像です。0:50あたりで麺を打っておられるのが現大将です。


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味どころ 撰 その89

高松市木太町の「味どころ 撰」に行ってきました。

いつものように大将におまかせです。

付き出し (1人前の写真です)

カツオのタタキ(2人前の写真です)

和歌山県串本の「しょらさん鰹」です、いい色してますね。

程よく脂もあり、実に美味しい鰹でした。

メバル煮付(1人前の写真です)

メバルには特にこだわりが強い大将が選ぶメバルですから、極上です。

身の旨さ、身離れの良さ。そして素材の良さを引き立てる味付といい、家庭では再現できない味です。

金目鯛の焼浸し(1人前の写真です)

千葉県勝浦の1本釣りの金目です。

炭火で焼いた金目に上品な出汁を張っています。

炭火で焼いているので、ふっくら香ばしく、出汁との相性もいいです。

やはり金目は千葉県産が旨いですね。

天ぷら(1人前の写真です)

大ぶりのシラサエビ、たけのこ、たらの芽 の天ぷらです。

この時期のシラサエビはいい型をしていますね。甘くて最高です。

たけのこ、たらの芽も季節を感じますね。

さぬきのめざめとハリイカの塩炒め(2人前の写真です)

立派なさぬきのめざめと活けのハリイカのシンプルな炒め物です。調理の様子を見ていましたが、アスパラとハリイカ以外では、出汁、葱、油、片栗粉を使っただけでした。

それなのに素材の味と食感を生かした見事は一皿になっています。

火入れをはじめ、様々なプロの技があるんでしょうね。

小紋フグの味噌汁(1人前の写真です)

近年、高騰している小紋フグの身をを贅沢に使った味噌汁です。やさしい味わいです。

端材のおかゆ(1人前の写真です)

お店で出た野菜の端材、魚のアラから丁寧に取られた出汁で炊いたおかゆです。

何とも言えない旨味があります。素材を大切にする大将の気持ちが伝わってきます。

果物(1人前の写真です)

左上のいちごの寒天まで大将の手作りですよ!

 

今回も素晴しい料理の数々を堪能しました。そして満腹です。

カツオや黒メバルなどは家でも調理して食べているんですが、こちらで食べるとやはりグレードの違いを痛感します。確かな素材選びとプロの技にはとても及びませんね。

諸物価高騰の中、良心的価格で美味しい料理を提供されている姿勢には頭が下がります。香川在住の方だけでなく、県外の方にもお薦めできる名店です。

前日までに予算を伝えた予約されることをお薦めします。


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岡製麺所 / 期間限定 たけのこうどん

綾歌郡綾川町山田の「岡製麺所」に行ってきました。

 

観光客の皆さん、きちんと注文して下さいよ。客としての品格が問われます。

シェアするグループに限って店内に長居して、お店に迷惑をかけます。

この時期限定のうどんを食べにきました。

こちらの「たけのこうどん」が大好物なんです。

ただでさえ美味しいこちらの「かけ出汁」に地元で獲れたたけのこの旨み、香りが加わって、無敵の出汁になっています。弾力の強いこちらの麺とマッチして至福の1杯です。うどん、そうめんをたけのこが入った出汁で食べるのは綾川あたりの郷土料理だと聞いたことがあります。是非とも未来に残してほしい料理です。

こちらでは「ちらし」も外せません

ちらしはこのガラスケースから取ります。

お母さんの作る「ちらし」は最高です。酢飯の味付けがよく、小さく刻まれた具材と一体化しています。うどん店の中で僕はこちらの「ちらし」が一番好きですね。


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