11月3日は文学フリマへ!

 久方ぶりです、こんばんは。
 完璧に文学フリマの告知しかしていないブログになり果てていますが、お元気ですか。

 というわけで、明日は半年に一回の文学フリマ東京流通センターで開催されます。某作品のファンが大好きな土地ですね。ええ、私も大好きですとも!

 形而上学女郎館のスペースはFホール、オ−04です。批評界隈の一角におりますので、ふらりと立ち寄っていただければ幸せ。
 今回は残念ながら新刊は出ないのですが、代わりにかなり気合の入ったペーパーを頒布させていただきます。でかいよ! しかも編集者必見の秘密の付録つき。あと、バックナンバーを持っていきます。ちょっとした委託も。
 気になった方は、「形而上学女郎館」のスペースまで遊びに来てくださいませ。

 11月3日は文化の日、ぜひ文学フリマにおこしください。お待ちしております!

チョコレート・てろりすと4号

来る6月12日に蒲田PIOにて開催されます文学フリマにて、
形而上学女郎館より新刊「チョコレート・てろりすと」4号を頒布いたします。
表紙と目次を先行公開いたします。

今回の特集は、「男の娘」
巻頭では、ライター・イベント司会などと多方面に活躍し、女装ブームを牽引してきたnotf先生
高田馬場・早稲田界隈で話題沸騰中のアイドルYMT56
のインタビューを2本立ててお送りします。

続きまして、早稲田大学東浩紀ゼミの天使担当(?)
@ kasumitsによる「なれる! CDJ
CJD、それは「CosplayJosoDanshi(コスプレ女装男子)」、ということで、
コスプレ女装男子の生態から類型までがっつり論評していただきました。

そして、エロ漫画大好き!な新人批評家・まいん零君による
おとこの娘コンテンツレビュー
ひとすじ縄ではいかない「おとこの娘」漫画を取り上げてレビューしていただきました。


続いて小説として、
雑賀壱による小説「戦闘コードはゴシックロリータ」
ゴスロリ衣装がこの上もなく似合う千種先輩に目をつけられてしまった地味っ子・玖美(通称・愚民)の運命は!?
筑井真奈による小説「憎しみの娘」
円環の理に囚われた娘に救われる道はあるのか……?

そして、ゼロ年代葬送曲の名にふさわしい虚淵玄×シャフトによるTVアニメ「まどマギ」論、「世界の終りを何度でも 〜3.11と魔法少女まどか☆マギカ」を雑賀壱が渾身で書きあげます。

今回は、表紙にニコニコ動画等で活躍中のYu-Naさんにお願いしました。
「こんな可愛い子が……!」
猫妖精の集い・ω・。
もしかすると売り子にもいるかも?




形而上学女郎館のブースはV-11になります。
バックナンバーも少量ですが頒布予定です。
ぜひ6月12日は文学フリマにお越しください。

文学フリマ公式サイトはこちら

『まど☆マギ』論ぷちオンリーのお知らせ

第12回文学フリマにて、『まど☆マギ』論ぷちオンリーを開催します!

★イベント概要★
日時 6月12日(日)
場所 大田区産業プラザPio 第12回文学フリマ
ジャンル 『魔法少女まどか☆マギカ』批評


★参加にあたり★
当イベントは、第12回文学フリマに参加される皆様、だれでも参加できます。


★サークルリスト★
参加するサークルは、以下の6サークルです(あいうえお順、敬称略)。

アニメルカ製作委員会(U−10):http://animerca.net/
・秘本衆道会(エ−13):http://ameblo.jp/hihonsyudo
・双葉文学カフェ(T−18):http://d.hatena.ne.jp/FLOWORDS/
筑波批評社(T−19):http://d.hatena.ne.jp/tsukubahihyou/20110601/1306851768
・未来回路製作所(ウ−23):http://d.hatena.ne.jp/inside-rivers/20110605/1307237311
形而上学女郎館(V−11):http://d.hatena.ne.jp/metaphysical_jyoroukan/20110610#1307715170


★当日の企画★
《ペーパーオリエンテーリング

「なぜ今『まどか☆マギカ』なのか?」という問いかけに対しての、各々の根源ともいえる140字を載せたペーパーを配布します。ブース番号、サークル名に加え、論考タイトルも一覧になっておりますので、それを見るだけでも結構興味深いかと。
ペーパーオリエンテーリングの企画名通り、ペーパーは各サークル様に1/4に裁断したものを置かせていただく予定ですので、大ホールから小ホールまでぐるりとブースを巡ってめぐって4枚のペーパーを集めてください。ちなみに4枚集めると、ひとつのイラストが完成します。
そろった4枚を形而上学女郎館ブースまで持ってきていただければ、裁断されていないものと交換します。それなりの枚数を用意していくつもりですが、終了した場合はご容赦ください。

当日は、ぜひぜひふるってご参加くださいませ。当日はホールをぐるりと回って、お気に入りのまどか批評を見つけてくださいね。あなたとシンクロする奇跡の1本がきっと見つかるはず。

形而上学女郎館では『チョコレート・てろりすと vol.4』をご用意してお待ちしております!


主催/形而上学女郎館

まどか☆マギカ論ぷちオンリーの詳細

魔法少女まどか☆マギカ論プチオンリー 企画  〜僕と契約して、批評世界へおいでよ!(仮)〜

◆開催するにあたって
 6月12日に開催される、第十二回文学フリマでの企画です。かなり突発的かとは思いますが、今回論文が出そろうにあたり、まどか☆マギカ論が多数発表されそうなことを踏まえ、せっかくならプチオンリーをやってしまおう! という緊急企画であることをご了承ください。

◆参加資格
まどマギ論を1行でも扱っていればOKです。アニメレビュー等も、もちろん枠内に入ります。

◆企画内容
●分割チラシ・オリエンテーリング  
B4サイズのチラシを4分割したものを、参加していただいたサークルさんにそれぞれ分配し、参加者に集 めてもらう・・・という企画を考えています。

●チラシ内容  
表:「なぜ今、まどか☆マギカなのか?」サークルごとに140文字以内。ブース番号、サークル名、頒布される本のタイトルor 論文タイトル、著者名 裏:プチオンリー用ポスター風イラスト

●参加していただくにあたり、用意していただきたいもの(〆切/6月2日) 
・「なぜ今、まどか☆マギカなのか?」について140文字
・ブース番号、サークル名、頒布される本のタイトルor 論文タイトル、著者名
・論文中で押しの1行(裏面に使用する予定です)


余裕があれば、全サークルリストなどのまとめwikiとか作っていきたいと思っています。

お気軽に連絡ください。わからないこと、質問等ありましたら下記までよろしくお願いします。

形而上学女郎館  雑賀 壱(saigaichi@gmail.com

ゼロアカと、はじあずと、ショッピングモール

 2泊3日でベトナムホーチミンに行ってきた。空港を降りた瞬間から感じるうだるような暑さと、湿度と温度の抑制されたホテル内とのギャップ。南国の饐えた匂いと整えられた無菌の場所。それらがたった歩いて数分で、交互に隣り合っている都市。ベトナム第二の都市、ホーチミン

 わたしはその清潔な場所だけを過ごして回った。それ以外のところでは貴重品を握りしめ、なるべく早足で通り過ぎて行った。それは主にわたしの身体的事情によるもので(行きたいと思ったときにすぐにきれいで清潔なトイレに行けないようなところには絶対に行きたくなかった)、現地のひとたちの食事やら怪しげな外国人街やらジャングルクルーズやらに繰り出して行った同僚たちを尻目に、わたしはひとりでラグジュアリーで快適な空間だけに身を置いていた。

 最初それは、ホテルだった。観光客向け、外国人向けの(それなりに)高級なホテル。ホーチミン観光と称して、地図を頼りに次はこのホテル、次はこのホテル、間にあるちょっとした名所っぽいところをちらと見て、また次のホテル。疲れたところでラウンジに入ってお茶やら食事でもしようと思いながらわたしはひとりホーチミン市内をさまよった。
 そして、ホテル以外にも、湿度と温度の抑制された快適な場所があることに気がついた。それがショッピングモール。VINCOM CENTERと名付けられたその場所には、オープン一周年記念と書かれていた。入ったことに理由は無かった。単に暑かったからだ。外が一番暑くなる時間、わたしは暑気を逃れるために「アルマーニ・カフェ」でトロピカルなアルコールを頼んで、そしていろいろなことを考えた。

 わたしは東南アジアのひとたちの顔を見分けるすべを持たない。中国と韓国だって怪しいものだ。だから確実なことは言えない。だけど、そのショッピングモールに来ていた人たちは、おそらく、ホーチミンに暮らすひとたちではない。ガイドブックだよりの現地の相場からすれば桁がふたつみっつは違う。(日本よりは当然安い……わたしの頼んだマンゴーカクテルは日本円で約500円)。だから、ここに来ている人たちの多くは観光客だ。しかもある程度、ある程度豊かな国のひと、あるいは豊かな暮らしをしているひとたち。路上で眠らず、路上で食事をせず、快適な空間だけを(選びたければ)選べるひとたちだ。
 それをおそらくアッパー・ミドルというのだろうか。VINCOM CENTERに入っていたのはDior、GUCCI、EMPORIO ARMANI えとせとらえとせとら。ここは新宿高島屋ですか? そのとなりにあった別のショッピングモールは、もう新宿京王プラザ1Fと寸分たがわぬなにか。化粧品メーカーと、高級ブティックと、おまけにappleストアまであった。市場でわたしにひっきりなしに声をかけてきた地元のおねえちゃんたちは、決してここにはこないだろう。

 わたしはその前夜、ホテルで「思想地図β」を読んでいた。冒頭の紀行文だけ読んでほったらかしにしていて、ベトナムに行くならちょうどいいんじゃね?と思い立って持って行ったのだ。そしてそれは、あらゆる意味で正解だった。


 ショッピングという記号、消費活動によって均質化されてゆく世界。それは、アッパーミドルクラス以上のものだということを、わたしは理解した。
 そして、思想なんてものを好き好んで読むような連中はどこまで行ったってアッパーミドルなやつらで、そいつらにむけて「世界はこーゆーふうに変わってるんだよ!」って声高に主張することは、政治的にとても正しい。だって読むのはそういう人たちで、そういうひとたちがうんうんって、うなずけるように「思想」なんてものは出来ているんだから。
 ほとんどホテルから一歩も出ず、朝から豪勢なブッフェを食べ、ホテル内のジムで汗を流し、出たとしてもホーチミンにある数少ない快適な空間だけを選んでいたわたしが、読むべき本であったのだ。

 ***

 ところで話はすこし変わる。

 先日、とある事情でゼロアカ関係者たちとはじあずの人たちがまとまって(15人以上!)で飲むというとても愉快なヒャッハー飲み会があった。
 ゼロアカ道場というのは、いうまでもなく2008年に東浩紀講談社が開催した次世代批評家養成プログラムで……それがその後どうなっているのかはわたしに聞かないでね。わたしだって知らないんだから(笑)。一方のはじあずというのは「はじめてのあずまん」の略。「初めて東浩紀を読む人に」というコンセプトの同人誌を計画中の若い東浩紀読者たち。
 つまり、だいたい3年くらいのスパンを挟んだ東浩紀のコア読者がたまたま、半分は意図的に集まるというなんとも不思議な飲み会だったのだ。年齢のボリュームゾーンもちょうど3年くらいずれる。ゼロアカ時代学生だったひとの何割かは、企業に就職しいっちょまえの社会人になっていた(もちろんそうじゃない人もたくさんいるけどね!)。はじあずはまだ学生さん、あるいは今年就職したばかり、というくらい。全員がそうだというわけではないが、主としてそのグループを牽引するのはそういう年齢のひとたちた。

 そしてわたしは驚いた。いろんなことに。

 ひとつは、かつてのわたしの友人たちが、コンテクチュアズ友の会会員はおろか、そもそも思想地図βすら買っていないということに。むしろ彼らにとっては、わたしがいまだに東浩紀のまわりをウロウロしていることの方がよほど奇異に映ったのかもしれない。(そもそもゼロアカ道場第五次関門まで進んだ筑井真奈が、そうかん!イベントで登場した放課後たいむらいんのギタリストであったことを知っている人はどれくらいいるんだろう?)ちなみに、わたしがバンドに巻き込まれることになった諸悪の根源はid:noir_kという男にあって、彼について言いたいことはもう湯水のようにあるのだが、今はそのことについて話す場ではないので割愛する。
 でもひとつ確かなことは、東浩紀に彼らはもうあんまり、あんまり関心がないということだ。彼を中心とする磁場が生んだあるお祭り空間に一時身を置き、そして去って行った。それは、将来に不安を抱えるある種のおとこのこたちがかかるはしかのようなもので、ある一定期間が過ぎると、かなり具体的には社会に出ると、自然と治っていくなにかなのかもしれない。

 そしてもうひとつ驚いたこと。それは、東浩紀の読者層の……「クラス」が下がっているということ。

 ゼロアカ道場に参加し、かなり後期まで残った人たち、その周囲にいたひとたちのほとんどは、東大早稲田を筆頭に、なんだかんだ言って高学歴のひとばかりだった、、ということは知っている人は多いと思うが、それに加え、「文化的資本のあらかじめ高いひとたち」、ありていに言えば親の年収や社会的地位の高い人たちばかりだったということはあまり知られていないと思う。というか普通はそこまで知りようが無い(もちろんそうじゃない人もいます、わたしも彼らと個人的な交遊をするようになってから知った場合も多い)。
 そんな彼らの「はじあず」は、「俺は高校生のときから『存在論的、郵便的』読んでたぜ(キリッ)」、そして「動物化するポストモダン」。フランス思想とオタクカルチャーの結節点にある種の洗礼を受けたひとたちだった。東浩紀を好んで読むようなひとは、そのころ、みんなそういう人だった。アッパーもアッパーのドアッパーなひとたちだったのだ。東浩紀なんかに寄ってくるようなひとというのは、みんなそんなもんだと思ってたし、だからこそ妙な連帯感があった。いや、むしろ育った社会階層が近いからこそ自然と惹かれあったというほうが正しいのかもしれない。

 あれから3年経って、東浩紀の仕事はだいぶ変わった。

 最近若い東浩紀の読者に会うたびに、わたしは彼らにどこから東浩紀に入ったのか、と聞くことにしている。「一般意志2.0」というひと、「東京から考える」というひと、「フラクタル」というひと、「朝日論壇時評」というひと。「なんかいつもtwitterで愉快なのみかいやってるひと(!)」。ヒアリングの結果気づいたことは、それはもう、豊かな家庭で育った、学歴の高い、それでもなんか生きづらい、人文屋たちではないということなのだ。
 誤解のないように言っておくが、それでもやはり「学歴の高い」子たちは多い。少なくともはじあず代表の斉藤大地は早稲田卒だし、大学教授の息子だっている。けれど、そうじゃない層が一定数入り込んで来ていることは間違いない。わたしは彼らを馬鹿だと言うつもりは全くない、一緒に飲んでみれば賢い子たちだ。けれど、かつて東浩紀の読者に出会うときに感じたある気安さはもう、失われてしまったのだと思った。あの頃、知り合った人に大学どこですかなんて聞かなかった。だってだいたいトーダイか早稲田か慶応かそのへんで、誰の友達かと聞けばそれで済んだから。「誰も知らないFランです」なんていう答えを聞くことなんて、あり得なかったから!

 いつからか、『クォンタム・ファミリーズ』からか、切断面を見つけることは出来ないけれど、東浩紀の仕事はあるときから批評から創作へと移った。そしてそのことによって、東浩紀が好きだということが、ドアッパークラスのひとたちの知的遊戯ではなくなってしまったのだ。
 わたしはそのことを否定も肯定もしない。だって、東浩紀自身の仕事が変わったのだから。そりゃ読者層だって変わる。彼自身だって、そういう恵まれているのによじれた自意識を抱えた高学歴オタクどもの相手をするのにすくなからずうんざりしていたことだってあるのだろうから。

 ***

 こうしてやっとはじめの話に戻る。
 思想地図βは、思想を愛することのできるアッパークラスの人たちにむけられた何かだ。決して路上で眠ることないひとたちのためのものだ。
 だが、今の彼に関心を持つのは、その“アッパークラス”じゃないひとたちじゃないのだろうか。
 それは、アッパーのドアッパーの上位1%から、上位10%に降りてきただけでつったってそれもアッパークラスじゃないのかという気もする。(すみません、わたしはWMARCH以下の大学ランキングはまったく分かりません。にっとーこません?おせんべい?←というレベルのアッパークラスから下の階層への無遠慮な視線)

 わたしと親しくなるような東浩紀読者たちが、相当(上の方に)偏っているだろうことは否定できない。だけど、ゼロアカもはじあずも、東浩紀が好きで興味を持っている人ならば名前を聞いたことくらいはあるはずで、はてなtwitterを中心に(ゼロアカの頃はまだtwitterなんて無かった。←誇張です。もちろんありましたが今のようにインフラの一部を担うようにはなってなかった)なにか勢いのある集団であった/あるとは思う。ひとことで言えば目立つ。その目立つは若さ故のエネルギーかもしれない。サイレント・マジョリティたちは密やかに東浩紀と思想地図βを支持しているのかもしれない。だけど、若さ故のエネルギーが生み出したあるパワーが、多くの「新規読者」を、若いあずまんファンたちを生み出し続けていることは絶対に間違いが無い(……と、信じたい)。そんなコア読者たちを、わたしはそのかなり近いところで、ずっと見続けてきているのだ。


 わたしが分からないのは、思想地図βが狙っているのは明らかにアッパークラスのひとたちなのに、どうして東浩紀の仕事はアッパークラスじゃないところに向けられているのだろう。twitterで、フラクタルで、朝生で東浩紀に入ってきたひとたちは「思想地図β」を“わたしの物語”として読めるのだろうか。交通と誤配の可能性? そんなものはどこにだってあるよ。日本人はなんだかんだいってみんなミドルアッパーだから? それ、ホント?

 でもでも、そういう多様な需要層が、東浩紀という固有名を媒介につながってるのって、すげえじゃん。面白いじゃん。うん、わたしもそう思う。だから、わたしの感情は、かつてあった均質化された東浩紀読者層へのノスタルジーにすぎないのかもしれない。

 ***

 最後に。わたしを駆り立て、ホーチミン発成田行きの深夜四時の飛行機内でわたしにこれだけの長文を書かねばならないという欲望と義務感を喚起させたものが、やはり東浩紀であったということが、東浩紀でしかなかったということが、わたしは本当に、本当に心の底から悔しい。

Activities as 形而上学女郎館(めたふぃじかるじょろうかん)
2008年11月9日 第7回文学フリマに参戦
「チョコレート・てろりすと」頒布
500部完売の快挙を成し遂げ、ゼロアカ道場第四次関門を突破
特集:百合

東浩紀ゼロアカ道場 伝説の「文学フリマ」決戦
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2837056
ゼロアカ道場第四次関門にて制作された同人誌が一冊にまとまって講談社から発売されました。

2009年5月10日 第8回文学フリマに参戦
「チョコレート・てろりすと2号」頒布
論考:アリス症候群

2009年12月6日 第9回文学フリマに参戦
「チョコレート・てろりすと3号」頒布
特集:中島梓栗本薫

2010年5月23日 第10回文学フリマに参戦
「チョコレート・てろりすと3.5号」「3.8号」(いずれもコピー誌)を頒布

2011年6月12日 第12回文学フリマに参戦
「チョコレート・てろりすと4号」頒布予定
特集:男の娘


other activiteis
筑井真奈(ちくいまな)
バンド・放課後たいむらいんのGuitar&Chorus
2011年2月26日 合同会社コンテクチュアズ友の会
『思想地図β』創刊&2万部突破大祝賀祭にてバンド演奏
http://contectures.jp/soukan!/

DJイベントVacuumにてゲストDJ参加
2011年1月29日 @高田馬場SIGNAL
http://clubvacuum.blogspot.com/

雑賀壱(さいがいち)
2010年 第6回 短編恋愛小説「深大寺恋物語
深大寺そば組合賞> 受賞
http://novel.chofu.com/

2009年 アニメ化物語オフィシャルガイドブック(講談社刊)
「回文仕掛けのナイトメア」
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/kodansha-box/topics/nishioproject/

twitterはじめました。

雑賀です。
やるといっても、結局最後までやらないのは昔からの悪い癖です。それでも今日は大晦日。何とか年内更新達成です。

そんなわけで、ツイッターを始めてみました。
https://twitter.com/saigaichi
べ、別にネタがなかったとかそういうわけじゃないんですよっ!
以前から書こう書こうと思っていた「twitter考」を書くにあたって、やってみることにしたのでした。内容としては、twitterによって発生するゆるい関係性の増長が、現実の関係性を希薄にさせていく。そして、twitterの最大の利点である軽く自らを筆記できるということが、やがて無意識のうちに自らの描いた脚本どおりに演じるようになっていく、とか何とか。とりあえず、タイトルだけでも晒しておきます。
twitter考〜そして日常はアニメ化する」
あと必要なのは、おそらく実存。
自らを奮い立たせるためには、ときに大言も必要なのだ。