しょこたん先生

うわー…三ヶ月も空いてるよ。もうちょいマメに更新するようにします。


しょこたんが漫画家デビューですよ。しかも連載というのがスゴイ(季刊誌ですが)。
メチャメチャ忙しいだろうになぜ漫画連載なんて面倒くさいことしようとするのか、イラスト程度なら息抜き程度にもなろうのに。 金に困っている訳でもなし、雑誌もマイナーだから騒がれることもなし…(もしかして騒がれてました??)
あんだけTVに出てたら睡眠時間削って描いてるんじゃないかと思うんですけどね。スゴイぜ。

で、漫画なんですが、松尾スズキがスーパーバイザーしてるhon-ninに掲載されてます。
一応日本で一番売れてる文芸誌らしいですが執筆者がクドカンとか辛酸なめ子とかみうらじゅんとか町山智浩とかそのあたりの人達です。まぁサブカルです。

漫画原作は大人計画の映画監督でAV監督で役者の井口昇
原作付きだけあって、話自体はしっかりしてます。てかフツーに面白い。
それにしても、漫画連載させる事務所も事務所ですが、この内容を現役アイドル(アイドルですよね?)に描かせてしまう事務所だよ。こんなエグイ内容の漫画を。
しょこたん自身は嬉々としながら描いてるんでしょうが。
絵自体はやっぱ顔以外は描けてないですね。不得意なアングルとか。
別に本職の人じゃないから気にならんですけどね。話も面白いし、漫画を描いてること自体が立派だから許せる。
手は描けないのに背景描けてるなぁと思ったらアシスタントの人の名前がありました。やっぱアシスタントいるんだ。
にしても、しょこたんがアシに指示をしている光景、想像できませんw
同じ場所で仕事はしてないんだろうけど。

↓アシスタントの人の一人、四季賞を受賞してるみたいですね。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/publichfolder10/artistdishes/article_10.html
もう一人のアシスタントを検索したら本谷有希子の芝居に出てる役者みたい?

hon-nin vol.04

おじいさん先生

明日から始まるTVドラマ「おじいさん先生 熱闘篇」を騙されたと思って観てください。いや、自分も観てないんですけどね。たぶん面白いと思うので…。
http://www.ntv.co.jp/ojii/
企画が大人計画社長の長坂さん(のはず)。大人計画社長日記という著書でこのドラマについて「常識的なドラマ作りから逸脱しすぎていて」と触れてます。 脚本が大人計画細川徹シティボーイズライブの脚本演出などやってて、クドカン作品や時効警察みたいなメインストリームから外れた作品が好きな方にはお勧め。

HPの紹介文を読んだだけで期待が膨らみますね。ちょっと抜粋。
「動きの遅い、ゆったりとしたおじいさんにすっかりペースを狂わされる不良たち。毎回ピンチに陥るおじいさん先生は、その度に死んでしまい三途の川に立つが、そこで何かをつかんで復活するのだ。」

おじいさん先生、毎回死ぬんだw。「エンペラー学園」という学校名だけでもう分かってるなぁと。

キャストも個性派揃いですね。おじいさん先生はリアルな爺さんではなくピエール瀧が。
生徒で松村雄基がいるよ。いい年なのにまだ生徒なのかw(スクールウォーズ知らない会社の若い人にこのこと言っても全くウケませんでした)大人計画からは荒川良々と小路勇介が出演。

土曜24時50分から日テレにて!

超ごぶさたでした…。どうもtvシリーズやってると何か書こうという気力すらなくなって…ネタはあるのですが。


グレンラガンの大ボスロージェノムの声は池田成志があててるんですね。
第三舞台の俳優で、演劇界では相当に有名な役者さんです。劇団新感線の芝居の常連でもあるので、脚本の中島さん経由での参加なんでしょうな。
大ボスに相応しい重厚でインパクトのある演技を披露してくれていますが自分の中で池田成志というと「裏切りをさせたら日本一の役者」なので果たしてロージェノムは真のラスボスなんだろうか?と疑問を覚えます。
初登場の9話と次の10話で演技の印象が違うんですけど(自分だけでしょうか?)このいい加減さが池田さんらしくて面白い。
一方、大江戸ロケットでは新感線の橋本じゅんさんが舞台版で自身が演じていた鉄牛という役の声を当てていました。このキャラのビジュアルはもの凄いことになってますが(顔に特効が入ってるカットも…!)舞台版ではあんなメイクはしてません。吉松さんにはあのくらいのインパクトがあったということでしょう。
相当期待してオンエアをチェックしたのですが、どうも期待しすぎたようです。演出の決めた台詞尺に縛られてしまったせいなのでしょうか。

大江戸ロケット(アニメ

アニメ版一話も観てみました。
一話だけに限って言えば舞台とほとんど一緒でビックリ。
特にBパートは台詞もかなり原作通りですね。設定だけを貰って大胆にアレンジしていくものとばかり思い込んでいたのでここまで忠実にやってくるとは。同じ台詞を喋っているだけに古田新太粟根まこと奥菜恵らが声を当ててないのに違和感を感じてしまう自分がいます(見た目は違うのにね)。
背景が普通のアニメと違ってたことやってんなぁというのは誰でも気づくでしょうが、それと同じくらい驚いたのがキャラクターの主線の色。青を使ってくるなんて大胆なことをしますねぇ。巌窟や化け猫あたりでも青は使ってたような気がしますがあれはテクスチャを使用してましたから、普通のセル塗りで青を主線に持ってくるTVアニメは初めてなんじゃないですかね?奇をてらっているようで結構馴染んでいるし。
えと、変な役職名は何をしているのか分かりずらいのでやめて欲しいですねw プロデューサーは変な役職名じゃなくそのままプロデューサーのままなのは大人の世界の力が働いているんじゃないかと勘ぐってしまう…。
作画的には冒頭の煙が見たことないフォルムで面白かった。

大江戸ロケット

一年前に借りたっきり放置してた舞台版のビデオを観ました。アニメ版はまだ観てません。アニメの感想だと思った方すみません。
新感線の舞台としては普通だったかな。公演当時も特に話題になってないと思うんだけど。いしだ壱成が上演前に例の事件を起して急遽主演を降板したというのが話題になったのは覚えてます。実際の舞台でもそのことがネタにされてましたね。
新感線の芝居って巨大な敵が出るほど燃えるんですよね。主役がラスボスも演じる髑髏城の七人がベスト(個人的に、ですが)な作品なのはある意味必然な訳で、確固たる敵が存在しない本作の存在感がイマイチなのも仕方ないのかなぁと。逆に言えば、完成されてないだけに膨らませやすい素材かもしれない。三時間の舞台では料理しきれなかった個性的なキャラクター達をTVシリーズならじっくり見せることが出来ますから。
役者の中では鉄十役の橋本じゅんさんの怪演が最高。一人だけ別次元の演技をしてて、浮きまくっている。アニメ版でこのアクの強いキャラを演じる事が出来るのは本人しかいないだろうと判断したのでしょうね、ご本人が声を当てているようです。吉松さんのキャラデザインも声に負けないくらい濃いですねぇ。
アニメ版は何でもありな印象を観る前から持ってるので舞台版みたいな江戸っ子ミュージカルをやって欲しいですねぇ。舞台版の主題歌がいい曲なんでどこかで使って欲しい…。
こないだ大江戸ロケットの戯曲あとがきを立ち読みしたら、ロボットカーニバルの北久保さんのヤツに多少影響を受けてると書いてありました。中島さん、結構アニメ好きなんだなぁ…。
ちなみに舞台の映像パートは樋口真嗣さんが手掛けてましたね。

随分幻だった舞台版、今年DVD化されるみたいです。しかし、DVD-BOXの形で発売されるので初心者には厳しいかもしんないです。8枚入り3万6千円ですから…。せっかくアニメ化されたんだし大江戸だけでも単品発売すればいいのに。
http://www.e-oshibai.com/shinkansen-box/
大江戸ロケット

ケモノヅメDVDは全13話入りDVD-BOXですか。
3万4千幾ら?はメチャクチャ高いと思ったんだけど1話あたり2800幾らだから二話収録6000円のDVDが存在することを考えればそんなに非常識でもないのか…というか二話6000円のDVDがそもそも非常識なのか。
残念なのはTV放送を観てない人が気軽に買えないことかな。未見で全話収録を一気に買うなんて冒険でしょうし、せめて二つに分けるとか…まぁ販売側としても全話セットで無難に売りたいんでしょうけど。
多くの人に観て欲しいんですけどね…せめてレンタルがあるといいなぁ。
自分は…特典次第で買います。本編自体は繰り返し何度も観ていて猛烈に観たいという衝動がないので。マニアックな解説書とサントラCDが欲しい…。


HPの中身自体は全く更新されないのにトップ画像だけは律儀に毎日更新される公式HP、ほぼ毎日チェックしております。最近は各話美術ボードが紹介されていて非常に興味深い。予想通り一話あたりのボードの点数が多めですね。複数の会社であの特殊な背景を統一して描くにはあらかじめ美術ボードを沢山描くしかないんだろうとは思っていました。一般的なTVアニメだとあんなに描いてくれないはずです…たぶん(自分の関わっている作品が少なすぎるだけかも)。
個人的に気になっていた4ワのボードがスルーされてしまったのはショックでした…。普通のTVアニメっぽい仕上がりなのにシリーズ中では最も異色な4話のボードを是非見たかったんですけどね。


そういえば今月6日からシリーズの再放送が始まりますね。デジタルWOWOWでしか観れませんけど…。公式HPが宣伝しないので代わりに宣伝してみましたw

DVDは揃えたものの、見逃していた「蟲師」最終巻の映像特典をようやくチェックしました。
「制作現場探訪〜長濱カメラが行く〜」というタイトル通り、長濱監督ご自身がビデオカメラを構えて制作スタッフに一言貰っていくという内容。長濱さんが渡り歩いた会社、インタビューをした役職名は以下の通り。
制作スタジオ/アートランド 制作進行・デスク・プロデューサー・演出・作画監督・動画・動検・色彩設計・仕上げ・社長。
制作グロス/南町奉行所(会社名ですw)演出・作監・原画・検査・撮影・制作 美術/グリーン 美術監督・美術担当。 
撮影旭プロ/撮影監督・撮影補佐。 編集/ジェイフィルム ビデオ編集/東京現像所 
音響スタジオ/デルファイサウンド 音響監督・キャスティング・音響制作・効果・録音 アフタヌーン編集部 編集担当さん
アートランド分室「虫籠」の作監原画さんにも当然カメラが向けられてます。


ここまで各現場スタッフに目線を向けたメイキングというのは過去なかったんじゃないでしょうか。普通ならこんな手間がかかって一般視聴者が喜びそうにない企画は立ち上がらないはずです。制作に携わってくれたスタッフ達を一人でも多く紹介したいがために監督自身が立てた企画なんでしょう、きっと。こういった粋な計らいをしてくれるというだけで制作スタッフは報われるんじゃないかと思うし、長濱監督の人柄も窺い知れます。もし自分がカメラを向けられたとしたらはずかしすぎるので断固拒否しますけどね(笑)。そういう意味だと、他の作品で同様な企画を立てたとして、撮影拒否する人が続出するんじゃないでしょうか。蟲師で長濱さんだから応じる人も多かったんじゃないでしょうか。
この映像特典を観ていると自分はちょっと生々しく感じてしまうんです。普段スポットが当たってないところに無理矢理光が当たってる感じが。まるで自分や会社の同僚達がカメラを向けられてるような錯覚に陥ってどうしようもなく恥ずかしくなってしまう。
現場のアニメスタッフの生の姿を見てみたいという方、是非観てみてください。
http://www.mushishi.jp/news/index.html#070131
現在蟲師HPではムック本のための長濱監督への質問を募集中ですね(18日まで)。これも監督自身の提案じゃないんでしょうか。マニアックな質問も採用される可能性がありそうなので、自分もちょっと質問してみようと思います。
蟲師 其ノ玖