太陽光パネルリサイクル工場

先月のこと、理事を務めている
きょうとグリーンファンドが主催した、太陽光パネルリサイクル工場見学に八幡市まで出かけてきた。事業を行っているのはNTTの子会社で、近畿ではまだ2社しかないとのこと。


太陽光パネル自然エネルギーを生み出すが、役割を終えた後の廃棄問題が解決されていないという、ネガティブキャンペーンがどこからともなく聞こえてきて、それを信じている人がたくさんいるはずである。
ところがこの工場を見学し、リサイクルの現場を見せてもらい、社員の人から説明を聞きその考えが一変した。


リサイクルの工程は、①端子ボックスを取り外し、②アルミ枠解体機を使って自動的にアルミ枠を取り外し、
③ガラス剝離機でガラスを剥がす。


ガラスを剝がした後のバックシート。
アルミ枠やガラス、バックシートは有資源としてリサイクルされる仕組みである。会社の説明では99%リサイクルできるとのことだが、少なくとも負の遺産になることは解決できるようで大変希望の持てる事業だと感じた。

花だより・モッコウバラ


何の手入れもせず放っておき、時には通行の邪魔になることもあり鬱陶しかったが、
こうなってみると目の保養になってくるから勝手なものである。


意図したわけではないが、「枝垂れ」状態になっている。

花だより・出水の小川


出水の小川の桜と言えば枝垂桜が有名だが、それが咲き終わった頃その向かいにあるこちらの八重桜が咲き始める。枝垂れと違って人の出は少ない。


こちらは緑色のつぼみをつけているが、何の種類の桜だろうか?


桜に誘われて(?)番のオシドリが優雅に散策している。
人がいることなど全く意に介していない。

人出は少ないとはいえ、外国人観光客がミニ宴会を。

赤ちゃん連れのお母さんたちも、束の間の花見を楽しんでいた。


ソメイヨシノと違って背が低いので、身近で桜を愛でることができる。

花だより・金戒光明寺


4月第1週のこと。
横浜から来た友人夫婦を案内して桜巡りをして来た。
彼らは事前に行きたいところを地図の上にプロットして準備していたが、その希望をかなえつつなるべく観光客の少ない穴場を訪ねた。
黒谷さん(金戒光明寺)は浄土宗京都四箇本山の一つであるが、ここに来る前に訪れた超混雑のインクラインとは対照的に観光客は少なかった。何よりほとんど外国人がいなかった。



幕末に京都守護職となった松平容保が本陣を敷いた所として知られている。その縁で、会津藩戦没者墓地がある。

数々の著名人のお墓もあるが、明智光秀重臣であった斎藤利三春日局の父)と室町時代の絵師海北友松のお墓が隣り合っている。調べてみると、この二人は友人であったとのこと。

少し前の写真ではあるが、この五劫思惟阿弥陀仏が近年脚光を浴びるようになってきている。

平安女学院・150周年 その2


有栖川旧邸の南側にあるのが聖アグネス教会で、日本聖公会京都教区のカテドラルであり、平安女学院の礼拝堂でもある。いかにも荘厳な西洋風な教会建築は、烏丸通を挟んだ和の京都御所(御苑のことを市民はこう呼んでいる)との対比が美しく、昔から市民に親しまれている。

この前を数えきれないぐらい通っているが、中に入ったのは初めてである。

設計者のガーディナーは宣教師で、円山公園にある長楽館の設計者でもある。
多数のステンドグラスに飾られているが、これも彼のデザインであるらしい。

近くにあるヴォーリス建築の大丸ビラと似ているようだが、ガーディナーという名は初めて知った。


井戸(活水と読める)にカエルの石像があるのが、キリスト教建築らしからぬ異彩を放っている。