夕焼けと手つき花器

     このブログを見ている数少ない友人の一人から
     虫の写真が大きくてギョットとしてしまった。もう少しきれいな写真を載せてほしい、
     と要望があったので、今回は風景を。
     
     

     

     久し振りに自転車で出かけたら、この光景と出会えた。
     実際に見ている時には、広い空と夕焼けに見とれていて
     何と華やかなんだろうとさえ思っていたのだが、レンズは冷静に写し取っていて、
     寂寞ということばを思わせるような写真になっていた。
     近くに田んぼも少しは残っているのだが、年々休耕田が増えていて
     この写真の手前もほとんどが、休耕田になっている。

     
     
     台風で落ちたナナカマドという樹の実を拾ってきて、花器に入れてみた。
     
          

ホソヘリカメムシとカマキリ

   
     
     大きさ 3mm×15mm 

     枝豆の葉の上にいたホソヘリカメムシ 
     豆類の害虫で葉、茎、豆に長い口針を刺して、汁液を吸うそうだ。

     
   
 
     ブドウの葉にいたカマキリ。
     カマキリにしては、色が白っぽくて弱々しく見える。
     しかも、よく見ると長いはずの翅が非常に短く見える。
     これは幼虫のカマキリが脱皮して、成虫になる途中でだったのではないか。
     今頃になって気がついた。
     これから翅がゆっくりと長くなり、
     体の色も濃くなっていくのを観察するチャンスだったのに、残念だ。
     人間にとっての害虫をたくさん食べほしい。応援してるよ。
     でも、成虫になったカマキリは、近くで遭遇するとちょっと怖い。
     勝手なものだ。

     
    

     朝の7時前後に庭に出ると、雨でなければ、蜂達が羽音をたてて飛び回っている。
     この写真では、全体が見えないが、ミツバチより大きいトラマルハナバチだった。
     蜂がこんなにも奥まで、逆立ちするかのように入り込んでいるとは、知らなかった。
     体の両脇に見える黄色いのは、あちこちで集め足につけた花粉団子だ。
     

コアオハナムグリ と ゴマダラカミキリ




    コアオハナムグリ 小青花潜と漢字にすると覚えやすい。 
    体長 13×6mm ( 足や触角を除いた大きさ)
    名前は、成虫は花に潜るようにして蜜や花粉を食べることからきているそうだ。

    この虫を初めて見つけたのは、家の外壁を塗り直した後だったので、
    白っぽい斑点は、気の毒にペンキが飛び散ったのかと思ったのだが、
    名前を調べるために図鑑を見たら、ペンキではなく模様だった。
    写真を拡大して見ると、大きな斑点はしっかり左右対称になっている。
       


    
    ゴマダラカミキリ  体長 40×10mm

    果樹園の害虫だそうだ。
    
    実物を目の前にすると、虫は動くし、私は虫好きではないから、不気味さも感じて、
    色がきれいとか、形態のおもしろさを感じる余裕はあまりない。
    ブログに載せるために写真を撮り、拡大してみてやっと
    じっくりを観察するようになり、姿形や色合いなどに驚くことが多い。
    このゴマダラカミキリの足のつけ根には、明るい青が見え
    足の先は平らになっていて、縞の靴下を履いているかのようだ。

         

マグカップにバラと キアゲハの幼虫

       

       バラの名前はクイーン・エリザベス
       バラの名前には人名がかなりあって、それは作者の名前ではなく、
       そのバラを捧げた人の名前がついている。
       このクイーン・エリザベスは、
       現在のエリザベス2世が戴冠式を挙げた事にちなんで捧げられたそうだ。
       バラの本に「誰が植えても、ほとんど手入れをしなくても大きくなり花が非常に多く咲く」
       と書いてあるようにに丈夫で強い。
       輪になって咲くのだが、中心の一輪は茎が短いので、
       今日はマグカップに入れてみた。

       ダイアナ元妃に捧げられたバラは2種類あり、日本のプリンセスでは
       プリンセス ミチコ
       プリンセス サヤコ
       プリンセス マサコ 
       プリンセス アイコ 
       という名前がついたバラがある。他には、
       ジョン・F・ケネデイー マリア・カラス クリスチャン・デイオールなどもある。

       

       6月16日 ミツバの葉を食べているキアゲハの幼虫を見つけた。
       真ん中あたりが、黒から黄緑色に変わり始めている。
       

       2日後の18日の朝には、さらに大きくなって色、柄とも変化していた。

       ところが、夕方には見つからない。
       近くにもう1匹もいたのに、探しても2匹とも見つからなかった。
       蝶に羽化するために、一目につかない場所を探しに移動したのだろう。
       
      

キジの親子3羽がやって来た

     
     5月のはじめに、キジが家族連れで庭にやって来た。
     雛鳥は草がぼうぼうと生えた庭で、さかんに地面を突っついて虫でも食べているようだ。
     
     

     父キジは少し離れたところで、警戒しながらやはり地面を突っついている。
     これまでも、しゃがんで動かずに見ているだけなら、すぐには気付かれないのだが
     カメラを向けると、たちまち警戒して逃げてしまう。
     この日もあわただしくシャッターを押していたら、庭の隅にいた母親(だと思う)の
     キジに見られていたらしく、母キジが危険を知らせるかのように鳴きながら、
     あわただしく雛と父キジの近くにやって来ると、すぐに3羽とも逃げてしまった。

     私としては、大いに庭の虫達を食べてほしいのだが
     残念ながら、この庭は危険だと認識してしまったかもしれない。
     、
     
     
     乱雑で庭というより、地面といったほうがいいようだ。
     
     

     逃走中の父キジ

ヒマラヤ雪ノ下とカケス

     
     
     
     
     フリーカップ  サイズ  8.5×11cm

     今年もヒマラヤ雪の下が咲いた。
     一株もらってから十数年たって、今ではまわりの植物を押しのけて繁殖している。
     勝手なもので、毎年ふえてくると、いささか見飽きてしまう。
     そんな時は、切り花にして飾ると気分が変わっていいようだ。


     

     家の近くの大きな木の上の方で、
     やや大ぶりの鳥が2羽で盛んに鳴いて騒がしい。
     肉眼ではよく見えないので、急いでデジカメで拡大ボタンを最大にして
     ピンボケながら3枚撮ったところで、逃げられてしまった。
     その写真をパソコンに入れて、さらに拡大にしてから検索して名前を調べた。
     図鑑を見ても、写す時の光の加減によって全く色が違っているのだが、
     今回は頭の白さが決め手になって、カケスという名前の鳥だとだとわかった。
     体長33cm程ハトぐらいの大きさで、昆虫や種子を餌としドングリや栗を好むという。

     この写真では、はっきりしないので、興味のある方は、検索して見て下さい。
     

蓋物とふきのとう

     
      

      ふきのとうは顔を出したばかりのが、苦みが少ないと聞いたので
      庭に出ていた小さいのを取って、花の部分も一緒に酢味噌あえにした。
      何日か前に小さいのが3個だけ取れた日には、ちょうど作っていたカレーに
      生のまま小さめに切って、出来あがる少し前に入れて煮てみたら
      茹でてあくを取らなくても、大丈夫だったしおいしかった。
      今年からは若いのを少量、そのままでクリームスープ、お味噌汁、麺類に入れて軽く煮て食べている。
      でも庭のふきのとうはそろそろ終わりそうで、もう小さなふきの葉が出始めている。
      

       
      
      桜も終わった地域が多いようだが、こちらの梅の花
      やっと、つぼみがふくらんで、気温が上がったら開花しそうだ。
      青森では、だいたい梅の開花から2,3日後に桜が咲き始める。 
      それが津軽海峡を渡って北海道では、梅より先に桜が咲くそうだから不思議だ。