百科事典的な庭

ルネサンス時代に流行った百科事典的な庭というのなら見たことがある。これはフランセス・イエイツの『薔薇十字の覚醒 隠されたヨーロッパ精神史』に断片的に出てくるし、平井さんの編集で発表された『ミクロコスモス』第一集の「百科全書的空間としてのルネサンス庭園」(桑木野幸司)にも詳しい。」

http://d.hatena.ne.jp/benegeserrit/20111214

言及ありがとうございます。リスペクト!

超レア

ミクロコスモス 初期近代精神史研究 第1集

ミクロコスモス 初期近代精神史研究 第1集

ほんとうに超レアとなり、もう街頭の本屋にはほとんど出回っておらず、各地で高いプレミアがついていたりする『ミクロコスモス』の第1集ですが、うわさによるとアマゾンのマーケット・プレイスに7000円をつけて出品されていたコレクターズ・アイテムが売れたようです。本当にありがとうございます。

「慶賀すべき快挙」

松山壽一氏による「「ミクロコスモス」の再現としての精神史研究」 『モルフォロギア』 第32号 (2010年)、154-158頁から:

「慶賀すべき快挙である… 今回の取り組みがいかに意欲的で先駆的で多面的なものであったかを窺い知ることができるであろう。」

「歴史学本来の面白さ」

書評:坂本邦暢 「平井浩編『ミクロコスモス』」 第37巻 (2010年) 201-203頁。

「専門分野や予備知識の有無に左右されない魅力を本書が備えている…。その魅力とは今とは違う過去の世界を垣間見させることで私たちの人生を豊かで複眼的なものにするという歴史学本来の面白さに他ならない。」