ミドリコ雑記帖

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2024年お節料理の記録

元日から能登地震でお正月気分などどこへやらだった2024年のお正月ですが、おせちらしきものは作っていたので今年も記録を残します。

田作り

大まかな手順すらメモしていなかったので書いておきます。だいたい太古の記憶を頼りに作業しているけど、いつ何時何を忘れるか分かったものではないので……。

  • ごまめをレンジでチンする
  • フライパンでたれの材料を火にかけ、沸騰してきたらごまめを入れて混ぜる
  • 適当に煮詰まったところでアルミホイルに広げる

無印良品の大皿に載せて3回に分けてレンジでチン。今年からレンジが回転しないものに変わったので、もしかしたらキッチンペーパーに載せて一度にいけたのかもしれない。何秒やったのかは忘れました。来年は時間もメモしよう……。

ごまめのたれ、母のレシピはこちら。

ごまめ 100g
しょうゆ 大さじ3
さとう 大さじ7
酒 大さじ2

暗算でやるとどこかで半量にするのを忘れるのでメモしておきます。

ごまめ 50g
しょうゆ  大さじ1.5
さとう 大さじ3.5(31.5g)
酒 大さじ1

去年は煮詰めすぎてひどいことになったとブログに書いていたので、今年はフライパンの底にまだ固まっていないたれがあるあたりでやめておきましたが、照りはあるけどカチカチではない良い仕上がりでした。固まらないことを恐れないのが大事。

黒豆

今年もシャトルシェフで楽勝でした。あると思い込んでいた重曹がなくててんやわんやしたりはしましたが……。
サーモス公式の黒豆レシピはおいしいのですが、もうちょっとデザートっぽさが欲しい気がしてきたので、来年は笠原将弘のレシピを試してみようかと考えています。

www.kyounoryouri.jp

煮しめ

今年は太いにんじんを買ったので、3割くらい梅型にしました。全部梅型のほうが見栄えがよさそうな気がしました。型の保管が悪くて、型で抜いたのに梅がいびつでした(なぜ直してから抜かなかったのか)。
れんこんをチンしてからだと飾り切りがしやすいというのを見て試してみましたが、ぜんぜん切りやすくなかった(包丁も研いでいない上に作業者が不器用)のと食感が好みでなかったので、来年からはやらないと心に決めました。

お雑煮

お雑煮はおせちに入るのか?入らない気もしますが記録なので書きます。
実家のお雑煮は父方のもので、それほど好きではないのですが、長年食べてきたので無性に食べたくなることがあり、インターネットで検索してもこのタイプのお雑煮は見かけなかったので、この機会に母に聞いてメモしておくことにしました。

  • ぶり
  • 水菜
  • にんじん
  • 大根
  • するめ(剣先いか)

するめは足を取り、細い方からぎゅっと巻いてたこ糸でくくっておく。煮えたら適当な太さに切り分ける。

この、切り分けられてカタツムリみたいな形になったするめが好きで、このためにお雑煮のレシピを聞いたようなものです。
するめは剣先でないとうまく巻けないとのこと。近所で安く買えた剣先いかは小さすぎて、切り分けるとカタツムリというより巻き麩のようだったので、次回はもっと大きいするめを買おうと思いました。


あとは松前漬けっぽいものも作りましたが、全然保存に向かない薄味だったので、来年はおせちと関係なく食べようと思いました。

  • くらこんの松前漬キット
  • みりん大さじ1
  • 酒大さじ2
  • 水大さじ3
  • しょうゆ大さじ1
  • にんじん大1本
  • セロリ2本


お屠蘇は好きじゃないんですが、屠蘇器はちょっと欲しい(ちょっとで買えるお値段ではない)

Echo Show 15を買いました(最近のアレクサとの生活)

Echo Show 15を買いました

ついにEcho Show 15を買いました。
「カレンダーと買い物リストとTodoリストを表示しておけるディスプレイが欲しい」と調べた結果Echo Show 15にたどりついたのが2022年の夏だったので、一年以上経ってようやくそこに戻ってきたのか、という感じですが、当初悩んでいたのは「3万円弱払ってもったいないと思わないくらいEcho Showを使いこなす自信がない」という点だったので、「絶対無駄にならない」という自信を持って購入できてよかったと思います。

実際に使ってみて

スケジュールや買い物リスト、ちょっとした伝言などをディスプレイに常時表示しておけるのはやはり便利でした。(カレンダー、天気、買い物リスト、付箋のウィジェットを表示する設定にしています)
物理カレンダーとか冷蔵庫のホワイトボードみたいなものではあるのですが、これが自分と夫それぞれのスマートフォンと連動しているのが便利です。「出先でメモした予定が家のカレンダーにも書き込まれている」って、これが夢見ていた便利な未来だよなー!と、わりと頻繁に感動しています。

ディスプレイが大きいので、動画を見るのにも便利です。といっても私は映像コンテンツが極端に苦手なので、YouTubeで数少ないお気に入りの動画を再生するくらいで、またEcho ShowでYouTubeを見るのはなかなかに不便だったりするのですが、大好きな『藤丸立香はわからない』のアニメ動画を15.6インチのディスプレイで再生したときは謎の感動がありました(ずっとスマートフォンで見ていたのです)。

「壁美人」を使いました

Echo Show 15は、台所の壁に「壁美人」を使って掛けています。ホッチキスで石膏ボードの壁に金具を取り付けていろんなものを壁掛けできるという製品で、Echo Show 15は専用の金具が出ていました。

ちなみにホッチキスは180°開くものが必要なのですが、我が家のホッチキスはどれもこれもダメだったので、壁美人を作っている若林製作所推奨のMAX HD-10Dを買いました。
それから、壁美人の取り付けには「ホッチキスの針を30°の角度で壁に向かって打ち込む」という作業が必要なのですが、「そんな器用なことできるわけないやろ!」ということで、ホッチキスガイドも一緒に買いました。これをMAX HD-10Dにセットすると、30°でキープできるように支えてくれるのです。

ホッチキスもガイドも買ったので、いろんなものを壁掛けしたい!パソコンのモニタとか! と調べていたのですが、モニタを掛けられる商品はなかなかお高いようでちょっと悩みます。

アレクサの活用方法

タイマー

我が家でいちばん使っているのはタイマーだと思います。「アレクサ、×分」と声をかけるだけで時間を計ってくれるのは本当に便利です。作業をしながらタイマーを設定できるので、セットし忘れることが減りました。複数のタイマーをセットできるし、「何分何秒」のような細かいものから「何時間」のような大きいものまですぐにセットできるタイマーはなかなかないので、セール時のEcho Show5あたりなら、このためだけに買ってもいいんじゃないか、ぐらいに思っています。

時報(スケジュール読み上げ)

時報なのかリマインダーなのかよく分からないのですが、時間になったら知らせてくれる定型アクションをいくつか作っています。時刻によって、ただ時間を知らせるだけだったり、今日の予定と天気を読み上げたり、内容を変えています。

時計

地味に便利なのが時計です。出かける前、準備でばたばたしているときに、いまが何時何分なのか気になる! でも時計が見える場所に行く時間すらも惜しい!というときに、「アレクサ、いま何時?」で時間を教えてくれるので助かります。
あと、機械なので、何度も聞いても嫌がられないのがいいなと思います。

電化製品のオンオフ

エアコンや照明など、声をかけて入れたり切ったりしています。聞き取りに難があったり、時間がかかったりはするのですが、「その場所に行って現物を触らないでいい」というのは私にとっては快適なことのようで、多少時間がかかってもアレクサ経由で入れたり切ったりしています。


現在家にあるEchoシリーズ

Echo Show15が加わって、合計4つになりました。最初に買ったのがEcho Show5と時計つきのEcho Dotで、その後Echo Popを買い足しています。
Echo Popを買ったのは、洗面所で時間を知りたかったからです(我が家の洗面所は、見える場所に時計を置けるスペースがないのです)。

Echo Show15が台所に設置されたので、Echo Show5は寝室に移動になりました。寝室にはEcho Dotのほうがいいかとも思ったのですが、Echo Show5のディスプレイは周りの明るさを検知してついたり消えたりするので、夜は時計の明かりが邪魔な夫には向いていたそうです(Echo Dotの時計は暗くても消えないらしい)。
50平米台の2LDKにEchoシリーズが4台は多すぎと言われそうですが、夫はEcho Show 15がもう1台欲しいようです。確かにあった方が便利なのは分かる……大幅値引きがあったら買ってしまうかもしれない……。

アレクサはそんなに信頼できるのか

アレクサの聞き取りにはまだまだ難がありますし、昨日まで動いていた機能が急に作動しなくなった、ということもありますし(再起動すればだいたい直るとはいえやっぱり困る)、全面的に信頼してお任せは怖くてできないなーとは思っています。あくまで便利にしてくれる機能だなと思って使わないと、という感じです。
でも、どうやったらアレクサで生活を便利にできるのかはもっと考えていきたいです。定型アクションとスキルの組み合わせを活かせていないなーと思うので、この辺をもっと使っていきたい。生活を便利にしてくれるおもちゃだと思って楽しく遊びたいです。

松浦理英子『ヒカリ文集』

私が松浦理英子に求めていたものはこれだった、と思う一冊だった。

『裏ヴァージョン』で見え隠れしていたもの、『最愛の子ども』で描かれながら、それでも結局は失われてしまうんだと思っていたものが、『ヒカリ文集』の中には満ちていた。『ヒカリ文集』でも永遠に続きはしないのだけど、失われてはいなかった。

私はこの本を、秋の光が美しく差す電車の中で読んでいた。後半、読みながらずっと、『朝びらき丸東の海へ』の終わりの方の一節を思い出していた。東の果ての海で、海水がかぐわしい真水になり、船員たちは水を飲むだけで、何も食べる必要がなくなった、という場面。
「これは、なんと申そうか、なんにもまして、光に似ているのですよ。」「飲むことのできる光です。もう、この世のはてとは、すぐそこに違いありません。」それと同じような美しいものに、いま私は満たされている、と思った。

読むと必ず泣いてしまうのが分かっているので、なかなか読み返せずにいるのだけど、一生大事に読みたい物語だと思った。ひとつひとつのエピソードが光に似ている。これを読むだけで、光に満たされることができる。