元湯 龍泉閣

泉質:含鉄(?)−ナトリウム−塩化物強塩温泉(高張性・中性・低温泉)


かつての私なら行かないであろう子連れ歓迎の有馬温泉にある宿へ。
今回はさきと婆ちゃんが一緒に入れて
婆ちゃん、さき、私(要は老人、幼児、妊婦)に移動の負担を少なく、
体調如何ではすぐ帰れるのが宿選びの基本だった(笑)

家から1時間…宿に到着。
3時チェックインなので家で昼ご飯を食べてから出かけても余裕(笑)
車の中で寝てたさきは宿に到着と同時に起床。
そこでいきなり見た光景が仲居さんが自分のバギーを車から出してる所で
バギーを取られたと思って号泣。
そして抱っこして玄関に向かうと今度は仲居さんが
さきのサンダルを脱がそうとしてくれはったけど
さきはサンダルまで取られると思って号泣。
慌ててせーきさんが脱がしてくれて、
小さいかかとにゴムのついたサンダルもあったけど、
さきの好きなミッフィーちゃんのオレンジのスリッパをさきに渡して
何とか事なきを得る。

さきは暫く部屋に入ってもスリッパの片方を持って話さなかったけど、
部屋でお茶やお茶菓子をいただいてロビーを散策する頃には落ち着いてた。
ただし、オレンジのさきにとっては大きいスリッパ履いて・・・
19時の家族風呂を予約していたのでそれにあわせてご飯は
17時半に依頼。
それまでロビーにある絵本やらおもちゃの置いてあるキッズルームで遊んでた。

時間になり部屋に戻り夕飯。
さきにはお子様メニューが並ぶ。

さすが子連れ歓迎の宿。
豆腐と野菜のハンバーグだったり、
かぼちゃの玄米スープだったり、
五穀米のおにぎりだったり・・・
さきは自分のを食べたり、大人の懐石を貰ったりして食べた。

その後お風呂。
大人は浴衣に、さきは甚平に着替えて家族風呂へ。
#今回は私たちは甚平を持参したけど、
 宿で浴衣や甚平は借りられます。

この家族風呂も19時の予約で大正解。
通路に階段が多く、基本外に近い状態なので
暗かったらさきは怖がっただろうし、
私や祖母も足元がおぼつかないので明るいうちでよかった。
そして露天風呂からあがって落ち着いた頃に雨が降り出したので
ある意味助かった。

始めは婆ちゃん、「部屋のお風呂に入る」というので一喝。
「なんのためにこの宿に来たか分かるか?
 ひ孫と入りたいっていう婆ちゃんの願いもかなえる意味もあるねんで」と
その一言で婆ちゃんも家族風呂に行く気になったみたい。
そして祖母、父、私たち家族3人の合計5人で家族風呂に入りました。
岩の露天風呂・・・
さき露天風呂初体験♪
またさき同様おなかの子もおなかの中で温泉体験(笑)

そして風呂上り、ロビーでのんびりしていると
どうも、気に入ったおもちゃがあったらしく
じーっと見てるさき。
見るに見かねた父が部屋に戻り財布を取ってきて、
そのおもちゃを買ってくれました。
さき大喜び。



翌朝、
朝ごはんはとくにさき用は頼んでなかったので
私と一緒に朝ごはん。
普通に和食だったので分けやすかった

帰る頃にはさき、スリッパで歩くこともマスターして
大きいのに上手に履いてました。

そして宿の人に外で全員での写真を撮って貰ってチェックアウト。

その後は有馬わんわんランドへ。
ここぐらいしか行くところがなくて・・・

始めはニコニコと犬をなでたりしてたんだけど、
途中で折の中のシェパードに急に吼えられて怖くなった様子。
犬が泣き出すたびに「あっこ」とべそをかいてしまい・・・

でも、ドッグレースを見たりワンワンショーを見たりしてきました。
明日はせーきさんが帰っちゃう日。
だけどなんだか今日それを伝えるのはかわいそうな気がしたので
今日は黙って一日を過ごすことに・・・

子連れで温泉っていける宿は限られてるけど
その分普通の宿に泊まるほど気を使わなくていいので
おなかの子がさきぐらいになったらまた行ってみたいな。
その時婆ちゃんが元気ならまた一緒に行けるといいなぁ。

 兵庫県 神戸有馬温泉 元湯龍泉閣


普段の私なら取り上げないであろうこの温泉。
子供が生まれた私にとって家族で行く温泉は当分考えてません。
でも私の祖母からしたら子供は曾孫。曾孫と温泉に行けたら楽しいだろうな〜と思いながら調べてヒットしたのがこの宿でした。
子連れに優しい宿と書かれている通り、子育て経験の浅い私でも子連れには優しそうに見えます。
また小さい子にやさしいという事はある程度足場とかも高齢者にもそれなりに優しいのでは・・・と拡大解釈してますが(笑)

 はず合掌

泉質:ここは天然温泉ではなく薬湯(枇杷の葉がつけてありました)

7年ぶりに「はづ」グループに宿泊。
結婚して以来入籍した日に近いこの時期の連休に温泉旅行をしているんだけど、今回は『社会人になってからというもの、父や祖母と一緒に温泉に行く機会が減ったなぁ』という話から、父と祖母も一緒に行こうと去年の秋に計画。場所的にも私たちと実家の中間地点になるであろう愛知県で、なおかつ父や祖母も含めて皆がゆっくり出来るだろうと、以前から一度行ってみたかった『はづ合掌』を予約する事に。
この宿は1日5組限定のお宿。なので結構早いうちから予約を入れておかないと希望する日にちに取れないこともある。今年は父が一年早い早期定年退職をしたし、祖母の年齢的にも先延ばしにしすぎると体力的に旅行が厳しくなってしまう・・・また私たち夫婦も別にディンクスを希望してるわけじゃないのでこれから先妊娠・出産とかいう事態になったらそれこそ暫く『はづ合掌』は旅行の候補には出来ない・・・という事で、思い立った時点で「はづ」にメールで問い合わせをし、そのまま電話での確認事項を済ませて予約となった。ここは厳密に言えば温泉じゃない。薬湯にしてあって、グループ内の旅館の天然温泉を利用できるという具合。どちらかというと合掌造りの宿の雰囲気とこだわりの京風懐石を楽しむ宿という方が正しいかもしれない。
結果的には妊娠8ヶ月というある意味旅行できるギリギリのラインであり、暫く温泉旅行を中断することになる中間締めのような旅行となった。
豊橋で待ち合わせをし、飯田線での電車の旅。以前はなかった「ワイドビュー伊那路」という特急で湯谷温泉まで行くことに。在来線に比べると約20分の短縮。膝の弱い祖母には少しでも移動距離は短い方がありがたいので、時の流れに少しだけ感謝(笑)豊橋の駅で「はづ」に連絡をいれ着時刻に合わせて迎えに来て貰った。
久しぶりに降りた湯谷温泉駅は7年前と変わっていなかった。改札も何もない駅。列車の中で車掌さんが切符を回収して回るスタイルだ。電車を降りると作務衣の上にスカート姿の仲居さんらしき人が迎えに着て下さっていた。『はづ』の他の宿はこの湯谷温泉駅の目の前にあるのだが、『はづ合掌』だけは車で5分〜10分の所にある。
#歩くことも出来るけど山あいの川沿いの散策道を30分ぐらいテクテク歩くことになる。
宿に着くと「お帰りなさいませ」と迎えてもらい、テラスで鶯豆の水羊羹とお抹茶を頂いた。このもてなしもある意味このグループの特徴。しばしテラスでくつろいだ後、温泉や食事どころの案内を受け、部屋へと通してもらった。私達の部屋は和室とベッドルームの付いた2階の『SAGISOU』という突き当りの部屋だった。部屋の中はちょっとした家のようになっていて2つのベッドが置かれてる部屋と和室、あと上がり口を上がったところにテーブルと椅子のあるちょっとしたくつろぎスペースがあり、そのおくにはトイレと洗面台とお風呂。部屋は和室とこのタイプとあるとは聞いていたのだが、男性二人と女性二人という形でお願いしたので、この部屋になったのかなぁ?なんて思いつつ合掌造りの室内をしばし写真に納めて時間を過ごした。
暫くしてお風呂に入ることに。宿に着いたときにまず通されたテラスで外履きに履き替えて山肌の階段を少し下りたところにお風呂がある。昼間は岩の露天風呂になっている方が殿方、夫人は檜の半露天風呂で、午後9時で入れ替えとなり24時間利用できる。洗い場は岩風呂の方が3つ、ヒノキの方が2つと少ないが、もともと5組限定の宿なのでそうそう宿泊客と重なることもない。湯船には枇杷の葉を詰めた晒の袋がつけてあり、それ程高い温度のお湯ではないが、体はかなり温まる。夏場ということもあると思うが、短時間の入浴でも湯上りはかなりホクホク状態。
湯上りは先ほどのテラスに置かれている冷たい薬草茶を頂くことが出来る。今回置いてあったのは「枇杷の葉茶」と「どくだみ茶」どちらも氷水で冷やされていてキンキンに冷たくなっていて、お風呂上りに頂くととても気持ちがいい。
湯上り落ち着いたところで夕食。ここは部屋食ではなく、1階にある食事どころで頂く。料理は京風懐石。かなり手の込んだお料理の数々で目で口で楽しめるお料理の数々だった。いつもなら日本酒を頼んでしまう父も「今日は料理を楽しもう」といって日本酒を頼まなかったほど。デザートに至っては「この中から選ぶの?」といいたくなる品数が少量ずつあってそれだけでも幸せ気分♪食後にコーヒーか紅茶をいただけるのだけど、そこでもまた一口サイズのシフォンケーキがついてきてデザート大好きな私は大満足(^-^)部屋に戻ると一口サイズのおにぎりとお冷が置いてあり、『お夜食にどうぞ』と書かれていた。確かに夕食で茶粥やうどんが少し出たがお茶碗でご飯という感じではなかったので、夕食後暫くしてお風呂に浸かった後に食べるにはもってこいの大きさで、その心遣いが嬉しいところ。
翌朝の朝食もいろいろな種類のものが並び、その場で作っていただく桶豆腐もあって朝から普段食べないくらいの量を頂いた気がする。
チェックアウトも11時なので結構ゆっくり出来てホントのんびりさせてもらった。今回私が妊婦だということもあって、食堂のエアコンの空調とか階段とかいろいろ気にしていただいて申し訳ないなぁ〜と思いつつ、さりげなくそういう心遣いが出来るって言うのは教育のなせる業なのかなぁ〜とも思ったりした。
祖母には少し露天風呂までの階段がきつかったようだが、父も祖母も大満足の様子で「今度はのんびり車で来たらいいなぁ」なんて言葉も飛び出したほどだった。

 温泉ネタと言えるかどうかは微妙なんだけど、昨日FONSENの元シスオペさんから電話があった。
 別になんてことはない「みかちゃんどうしてるかな〜って話になって」という事だったんだけど、なんだかちょっと話がかみ合わない(^^;もしかしたら誰かと勘違いしてかけてきはったのかな?と思うところも少々。突然「北海道に行くって行ってたのどうなった?」とか「6月の件どうなりました?」と『?』な会話もあってちょっとキョトンとしてた。「私最近書き込みしてないですよ〜」と言ってはみたけど電波状況が悪かったらしく通じたかどうかは定かじゃない(^^; けど私がオフに参加させて貰ってたのは随分昔の話になるんだな〜・・・と久しぶりに当時の事を思い出したりしてた。
 当時はまだインターネットがそれほど普及してないパソコン通信時代。私自身パソコン初心者にも拘らず温泉好きだからと教えて貰って書き込みを見てみると知ってる名前の温泉の話題が・・・。それを見て思わず書き込まずにはいられなくなって書き込みを始めたのがはじまり。ハンドルネームという存在もよく分かってなかったなぁ〜、あの頃。ただひたすら知ってる温泉の話をしてた気がする。そうこうしてる間にオフ会に参加させてもらってた。気がつけば一緒に温泉に行ったりなんかも・・・(^-^)
 皆さん温泉に対する知識も豊富で考えも深くかなり勉強になった事を思い出す。学生の頃は親とも友達とも温泉に行ってたので年間に行く回数も多かったけど、流石に社会人になるとなかなか休みの調整がつかない上に学生のように平日に行くということが出来なくなってきたので自然と温泉に行く回数は減ってきた為、書き込みをする事も減り、次第に遠のいてた自分がいた。
 それでも温泉は最低でも年に一回は行くようにはしてるんだけど、かつては少なくてもワンシーズンに一回は行ってたからやっぱり減ってるよな〜。実際学生の頃や一人の頃と違ってどうしても帰省や生活に関する部分での出費が増える年代に差し掛かってるから余計かも。温泉の好みも格安温泉ツアーで満足できる私じゃないし、なるべく交通費込みでこのくらいって予算を立てて計画するけど『秘湯』と呼ばれるところはたどり着くまでに時間がかかったりするから時間的にそこまで余裕がなかったりもするし。まして家族が増えたら暫くは好みの温泉に行く事は出来なさそうだし(笑)
 でもまぁ温泉旅行っていう趣味は年を重ねても続けられるからのんびりゆっくり行ってみたい温泉を制覇して行きたいなって思う。
あ〜、あの頃書き込みでよくお会いしてた人たち、オフでご一緒してた人たちは皆どうされてるんだろう?たまにはメールでも送ってみようかな?

今日から施行されるようです。
下記のような事が・・・

(1)  温泉に水を加えて公共の浴用に供する場合は、その旨及びその理由

(2)  温泉を加温して公共の浴用に供する場合は、その旨及びその理由

(3)  温泉を循環させて公共の浴用に供する場合は、その旨(ろ過を実施している場合
     は、その旨を含む。)及びその理由

(4)  温泉に入浴剤を加え、又は温泉を消毒して公共の浴用に供する場合は、
     当該入浴剤の名称又は消毒の方法及びその理由

いい事・・・なんでしょうね、世の中的には。
でも温泉が好きで温泉宿に宿泊しててお湯のこととか気になる場合
女将さんだったり中居さんだったりとそういう話するだろうから
わざわざ表示『義務』までしなくても・・・と思うのは少数派なんだろうか?

源泉の湯温が高温なら水で温度調節することもあるだろうし、
逆に低温なら沸かして適温にすることもあるだろうし。
元の湯量だったりを考えて循環にしてるところもあるっていうのは
源泉の表示見るだけである程度は理解できると思ってたんだけど・・・

そこまでこだわってない人がうるさかったんだろうな(苦笑)

個人的にプール臭のする温泉に出会っちゃった場合「外れた」って思うし
入浴剤が入ってれば「あっちゃ〜」って思う方だけど
その旅(温泉旅行)の目的に合わせて宿を選んでるから別にどっちでもいいな。

いや、別に凄い話を書こうとしたわけじゃないんです。
今日から施行されるらしいので書いておこうかな・・・と(^^;

都が温泉付マンションの規制を始めるんだって。

いい事なんじゃない?って個人的には思う。付加をつけようとやたらめったら掘って温泉を出せば良いってもんじゃないし、温泉って有効成分のあるお湯に浸かればいいってもんでもないしね。まぁどんな宿でも浴場でも関係ない人もいるだろうけど、ある意味そういう人なら温泉の素入れてたって変わらないんだし(^^;
こういう規制って拡大解釈するとかけ流し万歳なおめでたい考えにも警鐘を鳴らしてくれるといいなぁ〜なんて思ったりしてる私。薬まみれの小学校のプールとかプールに入る前の腰まで使ってたキッチンハイター臭い水みたいな循環湯はごめんだけど、自然の恵みを大切に使うって事考えるきっかけにならないかな〜って思ったり。
今回の件は掘り過ぎて渇水とか地盤沈下とかそういうのを危惧してってとかなんとか。結局は人間の快適さだけを求めた意見なんだな〜と思っちゃった。資源がなくなる事を嘆くよりもその事によって生じる人間の不都合だけが優先されてるって感じがして・・・。実際に住んでる人間が生きていくうえで快適さを求めるのはごく自然な事なんだけど。
私自身高級分譲マンションとかそういうのには全く縁が無いのでよく知らないんだけど、今のマンションってビルトイン浄水とか着いてるんでしょ?それって家中の水道の水はそれって事なのかな?お風呂も?洗面台も?洗濯機も?トイレも???・・・ってトイレはいっか(笑)
全て浄水が出ます・・・だったらめっちゃ見当違いだけど、もし違うならそういうところに付加価値つけてほしいなぁ〜。

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 光の湯

泉質:ナトリウム-炭酸水素・塩化物泉

今日は後から飲みに行くからということで夕方からこの光の湯へ。
内湯は循環でかなり塩素(プール臭)臭い感じがしたけれど、露天のほうはそのままのお湯だと言われていて実際のところは分からないんだけど、よくあったまるお湯って感じ。まぁかけ流しではないけど(笑)
室内にはサウナ・水風呂・バイブの湯・寝湯・足湯などがあってシャワー設備や脱衣所のドライヤーの数も充実。普通のスーパー銭湯って感じの中身だったかなぁ。露天のほうは表面上もかなり温かかったのでしばし半身浴をしてたんだけど、気が付いたら汗だくに・・・。かなり芯から暖まった感じ。
今回はたまたま年末の帰省で父の赴任先に立ち寄っただけだったにもかかわらず温泉と名のつくところに行けてラッキーでした♪まだまだ父がこの赴任先にいればまたそういう機会もあったんだろうけど、あと数ヶ月だしなぁ〜とちょっと寂しかったり・・・
温泉!って感じのところではないけれど、雪の降る日本海側であの露天の湯ならかなり温まれていいんじゃないかなって思っちゃいました。