実のならない木

特別でもなくただそこにいた実のならない木
朝日や小鳥の囀りの中にいた
ある日の夜、大雨が続いた
まだまだまだまだ止まない雨
それでも変わらず毎日ただいる
実のならない木
雨が止んだ時、木に奇跡が起きる
待っててね
きみが思うほど未来は何もない
信じていてね
未来はまだ何も決まってないんだから

宇宙

きみが笑えばすべて愛にかわる
きみが泣けばまたきみがきみを育てる
この地球がカラッポになったって
僕はきみに会えたからいいのさ
だから僕は笑う
輝かせた希望を未来へ
だからきみは笑う
孤独な僕らはここに生きる


もうつまんない話はよそう
その胸を抑えつける悲しい気持ちを話しておくれ
僕にはわからないかもしれない
ただきみを抱きしめるよ
この愛で地球は丸丸まわる
いつまでもきみの笑顔を見ていたい
そして僕は笑う
この広い宇宙のここできみと笑い合う
響け 響け

月へ

たまには
大好きな月に連れてって
夢ときみとぼくを


崩れない 過去
不安 拭えない
消せない 嘘


夢は月へ漕ぎ出した
深い暗い海の中から飛びだした星
きれいだね


今夜
だいすきな月へ連れてくよ

大丈夫
胸を締め付ける夜には
このまま手をつないで
おやすみ
ボクがいるよ
だいすき
何度も言ったっけ?この話


キミは好きだって言って
そばにいる
それでもまだ晴れない日が続いてる
だから言って
好きだって
抱きしめて
晴れるまで


ボクはやっぱり今日も
キミを愛してる
きっとあの月にたどり着いたとしても


繰り返す波
いつも空は過去なんだ
いつも月は片方なんだ
そして絶妙なバランス保つ宇宙は
今ここにある


キミが振り向く光を照らして照らして
キミが愛す姿を照らして照らして
月の裏の美しさを見せて
ボクだけを愛してみせて

星に願った

きみの魔法

これから 一緒に
キセキを育てるんだ


きみが月へ帰ったあの日
このカラダで沸き上がる感情
言葉にできなくて黙ってしまった
ごめん


もしもこのピーマンが勇気なら食べるのに
残さず ぜんぶ ぜんぶ


きみがいなくても 幸せってあるんだとは思うけど
幸せすぎてこわくなることはないんだろうな

小さな幸せが
うんともっと輝く魔法
ドロロンララランルビルビタンッ
小さな世界が
未来に続くためにきみの夢
タラランユラユラシャララララン

きみが帰ってくる日
柔らかな朝日 おはよう

にせもの

きみの背中が離れてく
なんとなくそんな予感がして
小さくなったぼく


引き止めることは出来ない
あの月


きみの笑顔が離れてく
なんとなくそんな予感がして
泣きたくなった


勝手な想像だと叱って
抱きしめて


騙されてもいい
きみの中に素敵な人がいたとしても
手をつないで今日も明日もまだこのままで


きみを信じていると
素直になれるんだ
きみを信じると
強くなれるんだ
きみを信じて愛したい


きみの中には誰がイル?
きみのとなりにぼくはイル?
きみにぼくはイル?

きみが可愛いと言う形には程遠くて
きみが離せない人にはずっとかなわない
どこにも辿り着けないのに
どうして
こうしているの

あの時のボクは
何にも知らなかった
わからない まだ


どうして
こうしているの


夢を見て まだぼんやりしてる朝
なぜか涙が流れてる
時が揺れてる
夢を見て見えたのは現実


どこにも辿り着けないとわかっているのに
きみと笑っている時が一番幸せだった


きみの笑顔を願っているよ
まだ

アカネイロ

あの日 あの人はいて
いつもいつも想わずにはいられなかった

もう一度あの日みていた未来に戻れるのなら
いつもいつも想うでしょう
いつまでも共に
幸せになりましょう
いつまでも手に手をとり

もう一度戻れるのなら
青い空の下で
自由に
赤い屋根の下で
あの子も一緒に


運命を信じると言ってたね
それも空に帰ってしまったのかな
空はアカネイロ
光は遅れて今届く
遠くで光るのは あの日
遠く遠くで光るのは あの日の夢


もう一度未来に戻れるのなら
いつまでも共に
幸せになりましょう