チンコロカン

なんでこんなニックネームが付いているのだろう? 朝日放送ラジオのクロージングのオルゴール。

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時報スポットもチンコロカンだった時代。時報の音も独特でした。

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そういえば、「ABCヤングリクエスト」のテーマ曲も作曲はキダ・タローさんでした。
歌唱のオリジナルは奥村チヨさんなのだそうだけど、私の記憶にあるのは岡本リサさんという方のバージョンのようです。

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「ABCヤングリクエスト」は夜10時から深夜3時までの長時間番組なので、まだ子供だった私にはとてもじゃないけど最後まで聞いていられません。10時台のヒットチャートの部分を主に聴いていました。それもそのうちニッポン放送三宅裕司ヤングパラダイス」に流れていき離れていってしまうのですが、「ABCヤングリクエスト」と入れ替わるようにラジオ大阪に「OBCブンブンリクエスト」というヒットチャート番組ができ、そちらを聴くようになっていきます。私のことはどうでもいいですね。本題に戻りまして。
通称「チンコロカン」。正しくは朝日放送のステーションソング「きこうABC」。作曲はキダ・タローさん。作詞は誰なんだろう?

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こういうバージョンもあるらしい(私は初めて聞きます)。

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私は「ABCヤングリクエスト」が始まる前の夜10時の時報スポットで「チンコロカン」を知ったのですが、一般的にこのオルゴールを聴けるのは日曜の放送休止時間に入るときなので(「もうすぐ夜明けABC」がスタートするまでは平日も深夜3時ごろ放送終了だったそうですが)、関西の人間でもないのにこの曲を知っているのは「サイキッカー」の方々が多いのかもしれません。
日曜の放送休止時間だと「OBCソング」のほうが有名かもしれません。私は「ぬかる民」ではありませんがこの曲は歌えます。(この音源自体は「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」が無くなった後のものです。)

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こちらは作曲はいずみたくさんで作詞が野坂昭如さん。このコンビはこの曲を作った後に「QRソング」(♪文化放送文化放送JOQR、ってやつ)も作ります。いずみたくさんは「仙台放送の歌」も作曲しています。
原曲は「♪車の中でもラジオ大阪」の部分が異なっています。まだカーラジオが一般的ではなかったということなのでしょうか。周波数も1314の前は1310、さらにその前は1380だったようです。

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たびたび話がそれますが、キダ・タローさんの訃報に接し、「プロポーズ大作戦」、「2時のワイドショー」、「バラエティー生活笑百科」、テレビ番組のテーマ曲だけでもさまざま浮かぶのですが、拙blog的には「きこうABC」だろうなと。誰ですか、みむめもは奇行だと言っているのは。奇行じゃなくて聴こうです。
ABCといえば「探偵!ナイトスクープ」。キダ・タローさんの最高顧問としてのご出演は4月19日が最後だったそうなのですが、それって東日本放送ではいつ放送されるのだろう?
今夜東日本放送で放送されたものは番組ホームページで照らし合わせると3月29日放送分。てことは何か、7週間も遅れてるのか? かつては同時放送だったというのに、嘆かわしい。ということは4月19日放送分は3週間後ということになるから6月7日に見ることができるのかな? 不祥事ではないのだからその回だけ飛ばすことは無いと信じて最後の放送に臨みたいと思います(って番組自体は通常の放送のはずだけど)。

ついでに、東日本放送では金曜深夜は「探偵!ナイトスクープ」のあとに「相席食堂」。今夜は田津原理音さんが富山県魚津市を旅していました。番組ホームページで調べると、ABCテレビでは『2023年5月23日(火)放送』って書いてあるんですけど??? ほぼ1年遅れではないか! わしゃ千鳥の番組は「すぽると!」ぐらいしか見ていないので知らんかった。するってーと、一部ネット上で話題となった三上悠亜さんの出演回はABCテレビでは昨年11月14日に放送されているようだから、東日本放送では今年11月ごろに放送されることになるのかな? いや「朝まで生テレビ!」放送週は「相席食堂」は休止だ。11月までの半年の間に6回ほど放送されない週が出るからその分さらに遅れるぞ。そうすると実際にお目にかかれるのは年末年始ではないのか? それまでは動画サイトで我慢するか(違う)。

仙台一高・二高硬式野球定期戦

5月15日のTBCラジオ「Goodモーニング」の「モーニングスコープ」のコーナーは、鈴木光裕さんが坂寄直希アナに仙台一高・二高硬式野球定期戦について解説していました。
(このコーナーの火曜から金曜放送分は基本的に前日夕方の「tbc Today」の「Today’s クローズアップ」のコーナーの再放送なので、5月14日の「tbc Today」でも放送されています。)

ググると今年は在仙民放テレビ4局ともwebに上げているようで、ニュースが無いんですか?
冗談はさておき、今年は5月11日に行われ、コミュニティFMRadio3で完全実況生中継をしたらしいですね。
河北新報によると事前番組を4月から放送していたそうで、Radio3の親会社、プレスアートといえば「せんだいタウン情報」、そのようつべチャンネル「せんだいマチコchannel」にうpされています。両校の校長、硬式野球部、応援団、同窓生などなど様々な分野の方に仙台一高・二高硬式野球定期戦(以下「定期戦」と略します)とは何であるかインタビューしています。音楽家秩父英里さんの名前もあってなんでだろうと思って聴いてみたら、天下の仙台二高OGなんですね。朝7時50分からの10分番組だったようなのですが、番組終わりの提供クレジットが長い! 1分ぐらい掛かってる。小口のスポンサーを大量に集めたのだろうか?

5月12日のミヤギテレビ「ミヤテレスタジアム」でも定期戦が特集されていて、録画して観てみました。なんてったって司会が福盛田悠アナですから。
福盛田さんと一緒に司会と務めているのが、仙台一高硬式野球部出身の青木秀尚アナです。ミヤテレニューフェース(この4月に入社したアナウンサー)の吉見真叶アナを連れて取材した模様が放送されました。拙blogコメント欄に新たに2名のアナウンサーが移籍した情報が寄せられていたところだったのでグッドタイミングでした。途中青木アナが呼ばれてるというのでラジオ放送席に行ってみるとそこにはRadio3の実況をしていた鈴木光裕さん。Radio3にはサッカー実況のアナウンサーはいても野球実況ができるアナウンサーはたぶんいないでしょうから、文化放送やRakuten.FM TOHOKUで野球実況の経験豊富な鈴木さんに実況をお願いしたのでしょうね。(だからTBCラジオで鈴木さんが定期戦について解説していたのですね。)
吉見アナは両校の応援の様子をリポートしていましたが、独特な応援の様子に月イチゲストの北澤豪さんも驚いていました。まぁ初見だと面食らうでしょうね、応援団幹部のビジュアルとか。定期戦は試合そのものももちろん大事なのですが、応援合戦(野次合戦でもある)も重要な要素なのです。

Radio3コミュニティFMですからradikoタイムフリーなんてものは無く実況を聴くことはできません。タイムフリーがあるTBCラジオでは「GoGoはみみこい」5月9日放送分で定期戦前のアピール行進を仙台一高OGの佐々木夏音アナがレポートしていました。(アピール行進と呼ぶのは仙台一高側で、天下の仙台二高様はPR行進と呼ぶんだそうですね、知らんかった。)そういえば去年はTBCテレビ「Nスタみやぎ」で仙台一高OGの佐々木夏音アナと仙台二高OGの塩入未央アナがそれぞれの後輩の側のリポートをしたんでしたっけ。(両校とも共学化されたのだなと思い知らされます。)

なお、試合は仙台一高が勝ちました。選抜高校野球21世紀枠候補になったぐらいですからね、天下の仙台二高と言えども敵ではありません。

春だ!せみねだ!栗原だ!

TBC桜まつりの翌週、4月13日に栗原市瀬峰の五輪堂山公園で催された第38回せみね桜まつり。その最後にTBCラジオの公開録音が行われました。

何年前からやってますかね、毎年お笑いタレント2組を呼んで特番を放送しているのですが、今年は「まちゃまちゃ」さんと「クールポコ」さん。
司会は佐々木淳吾アナと増子華子アナ。なんで増子さんなんだろうと気になっていたのだけど、マイ杵を持ってきてクールポコさんと共演がしたいと破天荒なことをのたまわれたのでした。そうだ、増子さんといえば自前の臼と杵を買ってラジオで餅つきをしてしまう女傑だった。
クールポコさんの餅つき芸(実際についているわけでは無い)と増子さんが同時に見られて、満開の桜のようにしあわせな瞬間を味わうことができました。

五輪堂山公園

(公開録音は一切の撮影・録音が禁止ということだったので、ステージではなく入口の写真で。)
少し足元の悪い広場にステージトラックが停まっていて結構な人だかりになっていました。そこにTBCのマイクロバスが横付けしてきて公開収録スタート。そういう環境なのでまちゃまちゃさんはマイクを床に叩きつけるネタができず漫談のような感じのトークになったのだと思います。クールポコのネタ披露では実は臼を持って舞台から降り観客の中に入って地元ネタをやったのですが、降りることは想定外だったのか音が割れて、これは放送に乗らないかもしれないねなんて言っていたのでした。「男は黙って川口納豆」。やっぱりカットされてました。残念。2組のネタが終わった後のトークでもまちゃまちゃさんもクールポコさんも飲み屋さんをやっているという話をしていたのだけどカットされてました。
そのあとは番組で放送された通りのアトラクションがあって公開収録終了。これでお祭り自体もエンディングということになり、みんなで餅まき(クールポコさんが実際についたものでは無い)。残念ながら私は餅をつかみ取ることはできませんでした。ぢゅんごさんが後説をしていたのですが、私は帰りの汽車があるので瀬峰駅までダッシュ。駅は目と鼻の先にあるのに走るとかなり掛かるのでした。でも走らないと次は1時間待ちだし。それでも念願だったクールポコさんのネタを生で見れて充実したハルノヒでした。


それにしても、なんで東北放送瀬峰町で特別番組を作り続けているのでしょう。ひょっとして

県道1号線の起点・瀬峰駅西口

1号線と1チャンネル、1つながりなのかな?

おい、みむめも。県道1号線は古川佐沼線だ、古川と佐沼を結んでいるんだ。瀬峰が起点なわけがないだろ。
そうだよね、みむめもの常識は世間の非常識。瀬峰駅はかつての仙北鉄道の起点でした。佐沼を経由して登米(とよま)まで行っていたのだけど、廃線になってから瀬峰と佐沼の間の線路跡が宮城交通のバス専用道路になり、それがなぜか県道になり古川佐沼線に組み入れられたのです。でも線路はJR東北本線の東側を走っていたとされています。何故瀬峰駅の西口が県道1号線なんだろう? やっぱりガセネタだろ!

TBCラジオ2024年4月期タイムテーブルであれやこれや

「TBC桜まつり2024」の会場に潜り込んでラジオのタイムテーブルをもらってきてから3週間、気がつけば4月27日になってしまいました。なかなか録り溜めた録音が消化できず、聴いていない番組もあるのであまり大それたことは言えないのですが、簡単にさらっていきたいと思います。

改編については、TBCラジオ2024年4月改編情報 - みむめもーどで大体の憶測は書いたかと思いますが、大きく外れたのは「tbc Today」(月-木16:55-17:59)。
「Today'sクローズアップ」と「ネットワークトゥデイ」の谷間の時間帯(17:25頃-17:30)は「イーグルストゥデイ」。ナイター直前情報もここでやることになりました。松尾武アナが「3.11みやぎホットライン」(月19:00-19:30)を担当することになったので月曜は林田悟志アナが担当することが多くなりましたが、ナイターの無い月曜は「イーグルストゥデイ」をそこそこに「月曜から夜ふかし」ならぬ「月曜からtbc」なんてTBCラジオ、テレビの音声を主にしたコーナーを作っています。「tbcニューストゥデイ」は今期も17:47から、そしてそのままエンディング。「tbcスマイル体操」は無くなってしまったのですね。(金曜は元から「Today'sクローズアップ」、「tbcスマイル体操」は無く「tbcニューストゥデイ」はこれまでどおり17:25-17:30。月-木と金曜で時間が異なっている。)
「Goodモーニング」(月-金6:30-8:00)の7時直前にあった「tbcスマイル体操」ももうありません。
「tbc Today」では「Today'sクローズアップ」、「Goodモーニング」では「モーニングスコープ」。これまでのコメンテーター陣にニューフェイスがひとり。スポーツキャスターの鈴木光裕さん。言うまでも無くRakuten.FM TOHOKUで野球実況をしているフリーアナウンサーです。

野球中継に関しては、もしかして今年は西武ドーム楽天戦って最終戦を除いてすべて金土日開催? 文化放送ライオンズナイターのネットは金曜だけ(西武ドームでの楽天戦の初戦である4月19日はさっそく斉藤一美アナが実況、文化放送ライオンズナイター公式マネージャー・乃木坂46向井葉月さんがゲストというスペシャルな放送になりました)。
そんなことはさておき、CM明けのタイトルコール。楽天イーグルスに対するファンの応援コメントを収録して流すようになったのね。いつ録ったんだろう? 諸般の事情で楽天戦を放送しない日の中継はこれまで通りのジングルが流れています。
タイムテーブルには解説者が10名も記されています。おでん屋さんやパン屋さん、いろいろいらっしゃいます。50音順なので最初に名前があるのは梅津智弘さん。今月無事初登板を果たしました。奥さんは県内各局でレポーターとか何とかでよく見かけますね。局のwebサイトの「東北楽天イーグルス放送カード」のページにプロフィールが紹介されている解説者はそれらのうちの5名です。こちらは50音順ではなく草野大輔さん、高橋雅裕さん、鉄平さん、岡本真也さん、そして大塚孝二さん。
大塚さんは昨年のセパ交流戦の最後の試合がTBCラジオ初登場、今年はTBCテレビにも登場しました。かつては東日本放送のテレビ中継によく出ていた覚えがあります。東北福祉大の監督を務められプロ野球中継の世界に戻ってきました。そういえば、大塚さんって大塚光二さんじゃなかったっけ? Wikipediaによると本名は大塚孝二さんで西武に入団した時も孝二さんだったようなのだけど入団2年目の終わり近い1991年10月からから登録名を光二に変更したようです。以後昨年までずっと光二だったはずですが、今年から本名の孝二に戻したようです。
「tbcナイタージャンクション」(火-金21:00もしくは野球中継終了時-21:49)の前半25分は「岡崎郁のミュージックブルペン」。今年も月替わりのトップバッターは元巨人の岡崎郁さん。お相手は吉田恵美さん・・・ではなく廣岡まりあさん。
どういった方か自己紹介してもらえればよかったのですが、今年の初回4月2日は野球中継終了が21:54だったので放送無し。実質4月3日から始まったわけですが、何事もなかったかのようにトークに入っていきました。念のために地方局の放送をラジコプレミアムで聴いてみますと、ちゃんと廣岡さんの自己紹介がありました。地方局は水-金、東北放送のみ火-金の放送なので、水曜は地方局では第1回なのだけどTBCラジオでは第2回ということになります。火曜の放送がフルで潰れたTBCラジオにとって4月3日の水曜は第2回ではなく第1回ではないのかな。第1回は曜日がずれても放送しませんか? ちなみに廣岡さんはナゴヤドームのボールガール出身のフリーアナウンサーです。しかし、廣岡さんの出演は最初の2週間だけでした。4月16日から吉田恵美さんが戻ってきました。体調不良で初回の収録を代わってもらったみたいです。吉田さんも廣岡さんもホリプロの所属です。「ミュージックブルペン」が終わった後の残った時間(最大24分)はこれまでどおり「ベストミュージックコレクションジャパン」。
余談ですが、今春に10年間の放送に幕を下ろした文化放送制作全国ネットの「ココロのオンガク 〜music for you〜」はプロ野球開幕戦のため木曜が最終回の局と金曜が最終回の局に分かれました。最終回は木曜の局も金曜の局も同一内容。金曜最終回の局向けに木曜最終回の局には放送されない裏送りの回が一話挿入されました。

野球中継に話を戻します。土曜は13:55に交通情報ができました。ニュースじゃなくなったのね。デーゲーム中継は13:58スタート(中継のない日は交通情報の後13:58-14:00は「tbcイベントインフォメーション」)。中継終了後は17時を過ぎたとしてもちょうどいい時間まで「土曜3時はラジオジョッキー」。日曜はたぶん競馬中継中に試合が終わったら16時から通常通り「Sofa×Music」になるのだと思いますが、16時ちょっと過ぎに終わったときは16:24まで「ベストミュージックコレクションジャパン」で16:25-16:54は「ロジャー大葉の愛してJ-POP天国」29分短縮バージョン。TBCラジオはラジコタイムフリーの番組表を野球中継終了時刻に合わせて書き直すということをしてくれないので、この短縮バージョンが放送されるかどうかはタイムフリーを実際に聞いて確認するしかありません。短縮バージョンでは愛してのメールを読んでいる暇はないのでJ-POPを掛ける音楽番組になります。野球中継が16:29を過ぎれば短縮バージョンが放送できなくなるので「ベストミュージックコレクションジャパン」を16:54まで、17時を過ぎたときは「ベースボールストーリー」じゃなかったかと思うのですが実際はどうなるでしょうか。今年はまだそこまで延びていません。

ほかに土日で気になったこと。というか常に気にしているのは土曜朝9時に載っているけど放送されないアナログタロウ。今季、遂にその名が番組表から消えてしまいました。

9:00(月2回)ジャパネットたかたラジオショッピングSP
  (他 週)ショッピング番組、他

具体的には「9:00旬!SHUN!ピックアップ、9:15わくわくお届け便」なわけです。最期に「アナログタロウ 痛快!アナログヒッパレ~」がこの時間に放送されたのは2023年12月30日だったことになりました。ただ、ふいに時間調整に必要ができたときに不定期で放送されることはあります。まだ望みは捨ててはいません。(←何の?)

土曜夕方に放送されていた「東北工業大学presentsラジオオープンキャンパス」も3月で終わりその後が気になっていました。タイムテーブルには(移)マークがついているのですが、4月から新装開店して「東北工業大学presents TOHTECK radio」(4月7日スタート、日5:45-6:00)になりました。パーソナリティは渡辺花ちゃん。仙台放送「あらあらかしこ」の「石田亜佑美が行くっ!」のコーナーでおなじみですが、TBCラジオは初登場になるのだそうです。番組内容はこれまで通り東北工業大学の先生方に研究内容を尋ねるものになっています。

アンジュルムステーション1422」が打ち切られ、直前の番組「MUSIC BAR MIRAI亭」(日19:00-19:30)のエンディングで「このあとは『あにまにあ』でお楽しみください」って言うのかな? と思っていたのですが、「このあとは『あにまにあ』でお楽しみください」って言うんですね。てっきり同じハロプロのよしみで「このあとは『アンジュルムステーション1422』でお楽しみください」って言ってるだけかと思っていたんだけど。そういえば「MUSIC BAR MIRAI亭」はいくつかの放送局でネットされているのだけど放送局ごとに別々の内容をお送りしているのだろうか。と思ってラジコプレミアムでRKBラジオを聴いてみたら「このあとは『シティポップナイト』でお楽しみください」、ラジオ日経第一では「このあともラジオNIKKEI第1の番組でお楽しみください」って、ここだけ差し替えているんですね。「それじゃネットの意味ねーじゃねーかバーカ」と言う人はTBCラジオにはいなかったのですね(←これは私の誹謗中傷ではなく「宮川賢のまつぼっくり王国」のCMに出てくるセリフです、ねんのため)。「アンジュルムステーション1422」は打ち切って大丈夫なのかなと思っていたのですが、佐々木莉佳子さんは既にハロプロからの卒業を発表されていたのですね。それなら打ち切っても問題無し。

土曜午前の大規模公園「サタディ・イン・ザ・パーク」は今春から午前中だけの放送になりました。番組ホームページは13時までのままですが正午までです。減らされた土地には正午からは「ホットハウスpresentsしゅーかんティーナ・カリーナ」(自社制作)、12:25から5分間のニュースを挟んで12時半から「Nisshoプレゼンツ 渡部絵美の住まいるハウス」(TBS・HBC共同制作)と2軒の家が建ちました。そういえばプロ野球開幕直前の「プロ野球三都物語」にTBSの小笠原亘アナがゲスト出演し、「住まいるハウス」が4月から仙台でも福岡でもネット開始することを宣伝していましたっけ。
コメント欄に情報が寄せられていた通り、「サタディ・イン・ザ・パーク」からはアウトドアライター赤羽正典さんの「リフレッシュライフ」のコーナーや「ムッシュムラセのきょうから1週間あなたの運勢」改め「今月の占い」のコーナーが無くなってしまったわけですが、「エンジョイ!シニアライフ」のコーナーもなくなったの? 「weekendラジオナビ」の毎月最終週に組み込まれたんですね。3月まで毎月最終週はスポーツライターの菅原悦子さんが担当していたわけですが、4月27日は「みやぎシルバーネット」の千葉雅俊さんでした。もちろんシルバー川柳の紹介もここでされました。

「GoGoはみみこいラジオな気分」(月-木12:00-16:30)では木曜に気になったことがふたつ。「とーくぱーく」木曜の「地球にアクセス」が無くなって(番組ホームページにはまだ載っているが)「ふるさと自慢おらほのシンガー」というローカルの歌手の方を紹介するコーナーになりました。「地球にアクセス」って「ボリュームワイド」のころからやってたような気がするくらい古くから木曜にやっていたと思うのだけど。国際電話に金がかかるのか、海外特派員の方を探すのが大変なのか、どういう事情があったのか分かりませんが、隠れた長寿番組がなくなってしまったようです。そして14:51-15:00の休憩時間(tbcラジオ防災減災一口メモ/tbcイチオシパワープレイ)、木曜は「イチオシパワープレイ」じゃなく「いいもの5ミニッツ」なの? たまたま聞いた日が「いいもの5ミニッツ」/防災減災一口メモだったのか毎週なのか他曜日もなのか。竹谷宣子さんはいったい一日に何回登場するんだ、いやだ、こんなこと確認したくない!

いやだと言えば、定時ニュースの初めのうるさい音。「tbc Today」がスタートした時に夕方5時のニュースのオープニングに使われたのだけど、今年元日からかな、すべてのローカルニュースでやるようになったのね。ナイター中継5回裏終了時のスポットニュースでも。で「河北新報ニュースです」って言い終わったら音を止めるのだけど、人によってはニュースを読み終わったらまたあの曲を流すのね。J-WAVEみたいにニュースのあいだじゅうBGMとして流しているわけでは無くってニュースを読んでる間は止めておくのがTBC流。

最後に、月曜夜に移動になった「tbc-radio What’s new!」(月20:45-21:00)。「東北放送開局70周年ラジオパーソナリティ」に選ばれた佐々木美緒さん、伊藤芙夏さんの担当は3月23日、3月30日で最後だったのですね。4月からは局アナが週替わりで担当する番組になったのですね。と言っても初回4月1日は「東北放送開局70周年ラジオパーソナリティ」だったはずの佐々木夏音アナの担当でしたが。
6名が選ばれた「東北放送開局70周年ラジオパーソナリティ」のうち塩入未央さんと佐々木夏音さんは局アナになり、佐々木美緒さんを除く5名は「GoGoはみみこい」の月曜から金曜のアシスタントに就いたわけですが、佐々木美緒さんは普通の大学生に戻るのかな? そう、まだ二十歳になったばかりなのです。人生これからです。

TBCラジオ時報2024年4月

変化が無いと思ってほったらかしていたら今年に入って大きく変わったところがあります(変更点は★印)。
前回、2023年5月時点のものはこちら

朝5時:5時の防災メモ
朝6時:6時の防災メモ→(たぶん今年3月から)★宮城運輸
朝7時:味の牛タン喜助→(今年正月から)7時の防災メモ→(4月から)★ファイナンシャルプランナー三嶋啓二(FP仙台)
朝8時:仙台銀行
午前9時:9時の防災メモ
午前10時:(月-土)は藤崎の50秒CMが終わると時報が鳴る、(日)は10時の防災メモ
午前11時:(昨年6月から)お弁当のこばやし
正午:牛たん利休
午後1時:1時の防災メモ(※昨年12月と今年1月かな、NTT東日本がドローンのCMを流していたような気がする)
午後2時:ニードル「ワレワレハ・・・」編
午後3時:肉のいとう→(今年2月から)★3時の防災メモ(深夜3時と同じもの)
午後4時:食べログ→(今年4月から)★4時の防災メモ(深夜4時と同じもの)
夕方5時:酒のやまや
夕方6時:(土日月)6時の防災メモ ※火-金は野球中継中につき時報CM無し
夜7時:(土日月)7時の防災メモ ※火-金は野球中継中につき時報CM無し
夜8時:(土日)8時の防災メモ ※火-金は野球中継中につき時報CM無し、月曜も時報CM無し?
夜9時:伊東洋平
夜10時:竹森マサユキ
夜11時:(月-金、日)「GoGoはみみこいラジオな気分」 ※土曜は時報CM無し。
深夜0時:「サンドのぼんやり~ぬTV」 ※このCMのみ20秒 
深夜1時:(月-土)林田悟志 ※日曜は時報CM無しでクロージング(クロージングアナウンスの担当は林田悟志アナ)
深夜2時:(時報CM無し)
深夜3時:(月-金)3時の防災メモ ※土曜は時報CM無し、日曜も試験電波中のため時報CM無し
深夜4時:(土のみ)4時の防災メモ ※月-金深夜は時報CM無し、日曜深夜も試験電波中のため時報CM無し。

ほかにも私が気付かなかっただけで変更点があったのかもしれません。「フェイクニュースニダ!」「すべてのデマの発信元だ!」と糾弾するだけではなくここはこうだと指摘してくださるとありがたいです。
朝7時の個人名義の時報はたぶん初めてなんじゃないだろうか。大昔はあったのかな、私が物心ついてからは(←いつ?)そんな例は無いと思うのだけど。
被災地のラジオ局として時報の防災メモは意義のあることなのだけど、アナウンサーの頭数も戻ってきたことだし番組出演者や局アナの時報スポットがまた増えてくれるとマニアとしてはうれしく思います。
これを書くために「佐藤朱の月YOH!あかり」の夜8時近辺の部分だけタイムフリーで聴いてみたのですが、ちょうど曲が掛かっていた時間で、たまたま時報を入れなかったのか毎週月曜8時の時報が無いのか分かりません。だったら毎週聴けYOH! ごめんなさい。

ここ最近のFM局予備免許について 2024春

半年に一度の定例行事です。 自分なりにできる限り調べてはいますが誤りがあったり抜けているものがあったりしているかも知れません。

補助金交付決定

総務省のサイトの「予算執行の情報」というページで「補助金等交付決定」というEXCELファイルをダウンロードして「民放ラジオ難聴解消支援事業」という事業を探しています。
ファイルの締めの時期の問題で令和5年第2四半期と第3四半期、つまり令和5年7月から12月の分は読めるのですが令和5年度第4四半期(今年1月から3月)のファイルはまだ読めません。で、見つかったのは第3四半期のファイルから一つだけ。これは中国総合通信局のプレスリリースが出ていました。
・2023年11月16日 令和5年度無線システム普及支援事業費等補助金 <「民放ラジオ難聴解消支援事業」補助金の交付を決定>
広島県三原市で、受信障害対策中継放送の整備(三原市中之町)。補助割合は3分の2。
受信障害対策中継放送ですからコミュニティFMのFMみはらですね。交付金額が一気に7局も建てた3年前のおよそ3分の2なので、今回も複数の中継局ができるのかもしれません。
と思ったら、中継局について最も詳しい個人サイト「でんぱでーた」の掲示板に『ギャップフィラー3局が開局した模様です』という情報が出ていました。そのうち公式な情報が出るかもしれません。
このほか、第2四半期のファイルには『沖縄北部連携促進特別振興事業費補助金』という費目で『北部地域ラジオ中継局設備機能強化事業』に対して『北部広域市町村圏事務組合』に交付されています。交付割合は何と10分の8。なので金額だけで言えば上記三原市と同じ事業規模。前年度から2年間かけた事業のようです。これは中継局を新規に作るのではなく『地上基幹放送等に関する耐災害性強化支援事業』に相当するものかもしれません。よくわかってなくてすみません。

予備免許付与

本免許が下りる前には予備免許が降ります。地方によっては予備免許が出ていることが各地方の総合通信局より発表されます。既に開局しるものもありますが、タイトルを列挙します。

12月12日に本免許が交付され、12月20日「FMはたらんど」は開局しました。はたらんどとは幡多(はた)地域という意味です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20231212/8010019392.html
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/708076

3月22日に本免許が交付され4月1日「FMまほろば」が開局しました。近畿では初めての「公設民営」のコミュニティFMになるのだそうです。運営するのは一般社団法人田原本まちづくり観光振興機構という、町の観光協会に相当する団体です。
https://tawaramoton.com/info/9894/
プレスリリースの放送区域内世帯数を見ると田原本町(たわらもとちょう)よりも隣接する天理市橿原市桜井市のほうが世帯数が多いようです。それらと反対方向に隣接する三宅町とその隣の川西町も放送区域に入っています。

  • 2024年1月9日 株式会社CBCラジオ及び東海ラジオ放送株式会社に豊橋FM補完中継局の予備免許 <令和6年3月目途にワイドFMで聴取可能となる予定です>

3月22日に本免許が交付され3月25日から放送を開始しました。これで東海ラジオは大手を振って豊橋局と新城局を廃止もとい休止できます。
https://www.tonichi.net/news/index.php?id=107871
プレスリリースの放送区域図がほぼ愛知県の南半分となっていて、ホントかな、と疑いたくなります。西は知多半島ぴったし、南は渥美半島まで(伊良湖岬手前の南岸の一部を除く)、東はキレイに静岡県境に沿っています。豊橋局なのだけど送信所は北に離れた岡崎市(旧・額田町)の本宮山。ほぼ長方形な放送区域の北東端から豊橋市に向けて電波を発射していることになります。

このところ積極的に中継局を増設しています。今回も3局の設置。『これにより、コミュニティ放送が聴きづらくなっていた酒田市中野俣地区、北俣地区及び平田地区並びに庄内町の一部においてコミュニティ放送の受信環境が改善し、聴取エリアが広がります。 』とのことです。プレスリリースの放送区域図を見る感じでは、東部の出羽山地沿いの部分を除いて全域をカバーできたように見えます。3月18日に本免許が交付されています。

4月下旬には開局の見通しだそうです。もう試験電波は出しているようなので開局は近いのでしょう。局名は「FM DAMONO」。「にんげんだもの」のだものです。足利市相田みつをさんの出身地なんですね。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/866211
https://www.tokyo-np.co.jp/article/311674

道内のいくつかのコミュニティFMでパーソナリティを務めているミュージシャンの方が動いているようで、町の広報紙や「note」で2年前に紹介されています。すでに栗山駅前の施設に放送設備は整備されているようで後は開局するだけ? 年内開局予定です。

震災直後、南三陸災害エフエム「FMみなさん」という臨時災害放送局ができ、ドキュメンタリー映画も制作されました。私も観ました。その映画は「今後二度と上映されるべきものではありません」と言われしばらく忘れられていたのですが、今年3月に南三陸町で久しぶりに上映会が行われたそうです。そんな折のH@!FM(はっとエフエム)の中継局設置。「FMみなさん」でも最後のほうはH@!FMの番組を流していたはずですから11年ぶりに南三陸町登米市の放送局の音声が流れるということになるのだと思います。余談ですが、H@!FMは昨年12月からJ-WAVEの再送信を止めてその時間帯は音楽を流しているそうです。

本免許付与

放送局が開局するときには免許付与のプレスリリースが各地方の総合通信局から出るものなのですが、近頃は予備免許の時しか出さなかったりして、この半年で本免許のプレスリリースは2件しかありません。実際に開局している局はもっとあります。
す。

これにより既設のAM田野畑ラジオ局は2月1日15時25分、IBCラジオ「ワイドステーション」の番組内で大塚富雄アナの号令により停波、1年間の放送休止に入りました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/976208

株式会社コミュニティメディアは長崎市の企業ですが2008年から対馬市でCATV事業を行っています。4月8日に開局しました。かつてラジオ日本の朝ワイド「立川こしらのガッテン!こしらじお」を担当されていた立川こしらさんが対馬在住なんだそうで、その縁で落語家さんの番組がいくつかあるのが特徴的です。アプリのFM++で聴けるかと思います。九州総合通信局のプレスリリースの放送区域図を見ると親局と中継局のごくごく近所しか示されていないのですが、出力20Wずつなのにそんなに電波が飛ばないのかな? 余談ですがこしらさんは名前の通り立川志らくさんの弟子。立川晴の輔さんより年下ですが先輩です。晴の輔さんの番組はありません。
https://fmtsushima.ne.jp/

この2件は予備免許の節で前述の通りです。

開局済みの局

総務省電波利用ホームページにある無線局等情報検索でここ最近の免許付与について検索してみますと、免許の年月日が一斉再免許(コミュニティFMを除く)翌日の2023年11月2日以降であるFM放送局は21件ヒットしました。前述のIBC岩手放送田野畑補完中継局は11月1日に免許が下りていますので、昨秋以降新規に開局したのは併せて22局ということになります。

放送局 中継局名(※1) 設置場所 周波数(MHz) 出力(W)(※2) 免許付与日 開局日
株式会社アイビーシー岩手放送 IBC田野畑FM 岩手県下閉伊郡普代村 81.5 20(19.3) 令5.11.1 令和5年11月1日
函館山ロープウェイ株式会社
FMいるか
茂辺地(※3) 北海道北斗市茂辺地2丁目 80.7 1(3) 令5.11.29 令和5年12月1日
当別第二(※3)    北斗市当別4丁目 1(3)
当別第一(※4)    北斗市当別1丁目 0.05(0.08)
三ツ石(※4)    三ツ石2丁目 0.05(0.16)
向野(※4)    北斗市向野 0.05(0.16)
MSI株式会社
FMはたらんど
JOZZ9AK-FM 高知県四万十市 77.9 20(7.8) 令5.12.12 令和5年12月20日
柏崎市
FMピッカラ
?(※5) 新潟県柏崎市 76.3 0.25(0.25) 令6.3.7
?(※5) 0.25(0.56)
?(※5) 0.25(0.56)
?(※5) 0.25(0.56)
?(※5) 0.25(0.56)
株式会社コミュニティメディア
FM対馬
JOZZOCT-FM 長崎県対馬市 77.7 20(34) 令6.3.8 令和6年4月8日
比田勝 長崎県対馬市 77.7 20(34)
酒田エフエム放送株式会社
ハーバーラジオ
中野俣 山形県酒田市中野俣地区 76.1 5(2.0) 令6.3.18 令和6年4月1日
北俣 山形県酒田市北俣地区 76.1 5(5.7)
平田 山形県酒田市平田地区 76.1 5(5.7)
株式会社CBCラジオ CBC豊橋FM 愛知県岡崎市 91.8 50(150) 令6.3.22 令和6年3月25日
東海ラジオ放送株式会社 東海ラジオ豊橋FM 愛知県岡崎市 91.0 50(150) 令6.3.22 令和6年3月25日
一般社団法人田原本まちづくり観光振興機構
FMまほろ
JOZZ7BV-FM
たわらもとエフエム
奈良県磯城郡田原本町 79.5 20(16.5) 令6.3.22 令和6年4月1日
株式会社ラジオ沖縄 川平 沖縄県石垣市 79.9 100(※2) 令6.3.22 令和6年4月1日(※6)
琉球放送株式会社 川平 沖縄県石垣市 78.5 100(580) 令6.3.22 令和6年4月1日(※6)

能書きをいろいろ。
(※1)について。
中継局名の欄は通常、コミュニティFMの親局については呼出符号と呼出名称を入れているのですが、FMはたらんど、FM対馬についてはプレスリリースに呼出名称の項目が無いのでわかりません。局名と同じかもしれないし「FMまほろばーたわらもとエフエム」のように別かもしれません。総務省電波利用ホームページにある無線局等情報検索では呼出名称はすべて伏せ字にする決まりになっています。
(※2)
出力の欄の括弧書きの数字は「最大実効輻射電力」なのですが、局によっては「最大」のない「実効輻射電力」になっているところがあります。何が違うのか細かいところは私はよくわかりません。ラジオ沖縄の川平局ではなぜか表示がありませんでした(WikipediaではRBCiラジオやNHK-FMと同じだとしています)。

(※3)(※4)について。
函館市コミュニティFMFMいるか函館市の隣、新函館北斗駅のある北斗市に中継局を5つも建てました。FMいるかが「北斗市防災ラジオ」の運用を2023年12月1日に開始したことに伴うものです。
FMいるか北斗市中継局開局のお知らせ * 函館のコミュニティラジオ FMいるか 80.7
総務省電波利用ホームページにある無線局等情報検索では北斗市より下の住所や中継局名は伏せ字になっていますので(住所はFMいるかの上記のリンク先から採りました)、正確にはどの局がどの表示に合致するかは分かりません。FMいるかのサイトに書いてある順番通りに当てはめましたが、もしかすると(※1)の2局の間で、(※2)の3局の間で対応が間違っている可能性があります。

(※5)について。
FMピッカラのwebサイトは新しくなったようなのですが、それでも中継局についての説明やお知らせらしきものは全く見つけられません。半期ごとにこれをまとめるにあたって参考にしているブログのひとつ『VHF-DX blog ~海外FMを聞く~』に『新潟県柏崎市(FMピッカラ)の受信障害対策中継局に免許交付』というエントリが立っていました。
VHF-DX blog ~海外FMを聞く~ 新潟県柏崎市(FMピッカラ)の受信障害対策中継局に免許交付
しかし、その参考元となっていたリンク先に見覚えが・・・
ここ最近のFM局予備免許について 2023秋 - みむめもーど
これは申し訳ない。お詫びに、この情報をどうやって見つけたかについて紹介します。
じつは、柏崎市の入札情報は新潟県の入札情報のサイトに入っています。

柏崎市電子入札は、新潟県電子入札システムを共同利用するもので、システムは国土交通省が使用しているJACIC(一般財団法人日本建設情報総合センター)の電子入札コアシステムを使用しています。

柏崎市電子入札システムは、新潟県と同じシステムを利用するので、操作方法は新潟県のものとほぼ同じです。

 ―『柏崎市の電子入札の概要/柏崎市公式ホームページ』より

なので、新潟県電子入札ポータルサイトで探すことになります。ただし、夜間や休日は見ることができません。
新潟県電子入札ポータルサイト(工事・維持管理・委託) - 新潟県ホームページ
谷根送信点、西長鳥送信点、旧・西山町の宮川、椎谷、大崎の3送信点で計5つの中継局ができたなだと思いますが、5局がどの順番で並ぶかはまるで分りません。

(※6)について。
開局日については現地の人なのかな、たぶん個人のX(旧・Twitter)の情報によるもので、Wikipediaでもそうなっています。昨秋調べたときに八重山広域市町村圏事務組合のサイトにあった『入札公告(八重山地区ラジオ中継局機能強化事業)』というリンクからダウンロードできる各中継局の設計図から『バンナ岳の新石垣中継局と新川平中継局の周波数がRBC88.1(予定)、ROK89.9(予定)と現行の石垣局(RBC89.0、ROK87.8)と異なっているのが気になるところです』と書いたのですが、その数字と実際は異なっていました。予定はあくまで予定ですからね。川平中継局については新設なので新たに免許が下りたわけですが、石垣中継局は移設なので免許はこれまで通りです。ただ周波数は川平中継局と同じRBC78.5、ROK79.9に変更になっています。島内同一周波数というわけです。ラジオ沖縄のサイトではひとくくりに『石垣・川平中継局FM 79.9MHz(100W)』と書かれています。なお、2012年3月に2局体制になっているNHK-FMは石垣87.0、川平77.7で別周波数です。
蛇足ですが、川平は仙台市青葉区川平だったら「かわだいら」ですが、沖縄県石垣市川平なのでジョン・カビラ川平慈英兄弟と同じ「かびら」と読みます。

未開局の局

予備免許が下りていてまだ本免許が下りていない局は栃木県足利市、北海道栗山町、宮城県南三陸町と3つかと思います。このほかに公表されていないものがある可能性はあります。『でんぱでーた』では広島県三原市のFMみはらでギャップフィラー3局が開局した模様だとしていますし。

放送局 中継局 設置場所 周波数(MHz) 出力(W) 予備免許付与日 開局予定
足利コミュニティFM株式会社
FM DAMONO(エフエムだもの)
JOZZ3DD-FM
あしかがエフエム
栃木県足利市 88.3 20 2024年2月21日 令和6年4月
株式会社エフエムくりやま JOZZ1BF-FM
エフエムくりやま
北海道夕張郡栗山町 78.8 20 令和6年3月7日 2024年予定
株式会社登米コミュニティエフエム
H@!FM(はっとエフエム)
三陸 宮城県本吉郡南三陸町 76.7 20 令和6年3月27日 令和6年4月21日

と予定稿を書いているうちに南三陸町の中継局は開局してしまいました。

4月19日に免許が下り、4月21日に運用を開始しました。まだ無線局等情報検索でヒットしないのでこちらに入れておきます。
一方、他の2局は局のwebサイトに開局予定と出てはいるのですが、まだ正式な開局はしていないようです。
特にエフエムくりやまは、出願時の代表取締役社長だった深澤雅一氏が4月22日付で取締役を退任し、3月28日付で新代表取締役に村田峰史氏が選任されていたことが4月22日付で発表になっています。ググるHBC北海道放送報道部の岩見沢通信員に村田峰史さんという同姓同名の方がいらっしゃるようなのだけど同一人物だろうか。開局予定が遅れているようですが無事開局できるといいなと思います。

送信所の移転

「でんぱでーた」の掲示板の情報なのですが、沖縄県与那原町コミュニティFM「FMよなばる」。局のwebサイトのトップページに
・令和6年3月29日送信所を南風原町の沖縄タワー(海抜192m、地上高44m)へ移設しました。
という記事が出ています。たしかに無線局等情報検索でも南風原町と出てきます。南風原町にある集中無線基地局「おきなわTOWER」には2017年6月に那覇市コミュニティFM、fm那覇が送信所を移転、2017年11月にラジオ沖縄のFM補完中継局が設置されています(本放送開始は12月、RBCiラジオは豊見城市にある)。FMよなばるがFM局としては3局目となります。
ほかにも沖縄県浦添市コミュニティFMFM21」が局舎のある丸産業ビル屋上から隣に引っ越してきた浦添総合病院に送信アンテナを移設したとか、送信アンテナの移設の事例はあるようなのですが、無線局等情報検索では市町村レベルまでしか公表されないので隣の建物だと追いかけるのは無理です。

それでは、『ここ半年のラジオ局の閉局と運用休止』に話は続きます。