『Re:リベンジ 欲望の果てに』第2話

初回の時点で思ってたんだけど、つい先日読んだ雫井脩介さんの「互換性の王子」という作品に設定が似てるんだよなー。

主人公が突如自由を奪われ、半年後に解放されて、その間に勝手に退職メールを送られ、就くはずだったポジションを奪われ、同じ女を取り合う

って、このへんぜんぶ同じ。
雫井さんの小説は主人公にとってかわるのは腹違いの兄だし、二人の男に想いを寄せられる女もどちらとも付き合うまではいってない・いかない段階という違いはあるけど、ほぼ「同じ」と言っていいと思う。
となると、監禁した人物であり動機でありも同じなのではないか?などと思ってしまうんだけど、そういう意味でこの先の展開に興味が出て来たぞ。

二人に想いを寄せられる女の状況に違いがあると書きましたが、結婚を意識する男が突如行方不明になり、留守電に4回メッセージを残すも連絡がなく、直前に家族に対する価値観の違いで言い争いになったことだしもう関係は終わりなんだなと判断したと、そこまではまあわかる。
確か解放されたのは4月と知り「今は11月じゃないのか?」と驚いてたから行方不明になってたのは5か月ぐらいだよな?。
で、5か月間で留守電にメッセージが入っていたのは4回ってのはスマホのほうには毎日電話してたのかもしれないから「少ない」と判断するのはまだ早いよな・・・と思っていたわけなんですが、男が運転する車に乗り込み突然キスされても「どうしたの?」って、完全に付き合ってますよねコレw。しかも付き合いたてって感じでもないですよねコレねw。

喧嘩した直後に父親を亡くし葬儀の場で暴れた彼氏がそのまま行方不明になって一切連絡がつかない(連絡をくれない)となれば、もう一度いうけどもう「終わりなんだ」と思うのはわかります。でもその5か月後に新しい男が出来てるどころかこなれた付き合いの距離感って、さすがにこれは切り替え早すぎだろとツッコまざるを得ないんですけどww。

5か月間ずっと薬で眠らされ続けたらすぐ歩けるわけないし、半年間伸ばし放題の髭(でも髪は伸びてないw)があんなオサレ髭状態になるわけないだろなんてことよりも、この状況で5か月後に別の男作ってるヒロインの尻軽っぷりのほうがネタとして断然上だわw。


それはさておき楽しみにしてた窓に向かって全裸で仁王立ちする笹野高史がなかったんですけど?。