『アンメット ある脳外科医の日記』第3話

離床センサーのスイッチを切ったままにしたこと、画面越しの確認でセンサーのスイッチが入っていると判断してしまったこと。この程度のミスならば結果的には事なきを得たわけだし「様々なミスが重なって」という捉え方でもいいのかもしれないけど、オペ室のドアが「なぜか」開かなくて、鍵を管理している人も不在であったという状況は「結果オーライ」では済まないだろうと、破壊したドアを修理しなければならないだろうし、そこはしっかり原因と責任の所在を追求しなければならないとなるであろうところを、「つばちゃん」が今の厳格な看護師長兼医療安全室長になった理由を描いたうえで、オペ看ができなくなったトラウマを乗り越えるキッカケであり「仲間と力を合わせる必要性を学ばせてもらった。ありがとうございます」と頭を下げ、そしてミヤビたちと居酒屋で歌い騒いで終わりという生暖かい作劇であったことだし、わたしこれ一日しか記憶を保つことができない脳外科医を主役とするハートフル医療ドラマのつもりで見てるんですよね。
なのに突如「川内先生の脳に(記憶障害の)原因が見つかりません」などと言いだしてびっくりですわ。

生田絵梨花の孫娘がMRIの画像提供依頼を勝手に断ったのは婚約者である綾野とミヤビの仲を気にして、万が一ミヤビの記憶が戻るようなことがあれば綾野の気持ちがミヤビに向かうことを恐れて、つまり嫉妬が理由ってだけだと思ってたんで(いやまあその嫉妬の対象が岡山天音だという驚きはあるけど)、そこでMRI画像を入手できなかったことがこんな秘密の前フリだとは思わなかったってか、突如ミステリー度が増して混乱してます。

でもミヤビには三瓶先生がついているから大丈夫!!と、前回まではそう思えたんだけど、今回食堂でミヤビと談笑しながら食事してる綾野をガン見し続けた挙句
「あの野郎・・・ッ」「ぶっ飛ばします」「大丈夫です昨日ロッキー見たんで」
な三瓶先生を見て、大丈夫という確信がしぼんでしまった。
コイツダメじゃん・・・。くっそかわいいけどダメじゃんw。
(婚約してたことを「ノートには書かないでください」と言ったのに、しっかり書き残されてんぞ三瓶先生!w)

ていうか三瓶先生と星前先生って三瓶先生が丘陵セントラルに来て初めましての関係ってことでいいんだよな?。
あっという間に“この三瓶先生”と仲良くなって部屋に入り浸るどころかバックハグするまでになってて、星前先生のコミュ力すげーな。