この映画はイギリスの小説「チョコレート工場の秘密」
から発想を得たものだ。
同じ小説を元にしたのが映画化したのが
1971年の「夢のチョコレート工場」と、
2005年の「チャーリーとチョコレート工場」である。
◆
ウォンカは亡き母親との約束を果たすため、
一流チョコレート店のある街にやってくる。
彼のチョコレートは瞬く間に人気になるが、
人気を妬んだチョコレート組合に目をつけられてしまう。
そこへオレンジ色の顔をした小人が
チャーリーの部屋に忍び込んでくるが・・・。
◆
「チャーリーとチョコレート工場」の前瓢箪を
描くものではないかと思っていたが、
キャラクターの名称やウォンカの衣装くらいで、
全く関連性は無いようである。
前作のように歌があると聞いていたが、
全編がミュージカルのようであり、
その楽曲とダンスの完成度の高さに驚いた。
画像も綺麗だし、見どころ満載だが、
どうしても「チャーリーとチョコレート工場」との
設定の違いが気になってしまい、
集中するまでに時間がかかってしまった。
敵役のチョコレート組合たちの
キャラクターが立っている上に、
ちゃんと歌い出すのでとても気に入った。
吹き替えの歌も相当力が入っているので、
ミュージカルが好きな人には
おすすめである。
歯医者が歌う映画ができないかなぁ。