“WELCOME TO THE JUNGLE!”

私の和田!?

 そんなこんなで新職場2日目。Mさん*1、ボーナスステージですか?ここ。
***
 そんな職場に来る直前に、10年くらい色んなところでお世話になっている新職場の大先輩からご連絡を頂いた。
                          
「面食らうことがいっぱい出てくると思いますが、期待してますので、力を抜いて頑張ってください。Welcome to the jungle!」
                           
 はて、「Welcome〜」ってガンズ?これが文末にあるということは、何か意味があるわな・・・ということで調べてみたら、アクセルローズの興味深いコメントに行き着きました。

「大きなフェンスに囲まれた、クィーンズ地区にある学校の校庭で一晩寝たんだ。すると、黒人の男が現れてこう言った『オマエ自分がどこにいるのかわかってるのかい? 知ってるか、ここはジャングルだよ! みんな死んじまうぜ!』ってね。だから、そのまま歌に入れたのさ」

「まだバンドとも呼べないような駆け出しの連中が、飢えながら、なんとかレコード会社との契約のチャンスを窺っているガキ達が、いろいろなトラブルにもまれている、そんな状況がゴマンとあるだろう? それにドラッグや暴力…サツに引っ張られたり…それが罪だとか言うんじゃなくて、現実に起こっていることで、オレ達みたいなガキは、そんな中で生き残っていかなきゃならないわけさ。
 あの曲を書いた時点では、オレ達も世界を目指して必死になって生きていた。探しているものが、善か悪かのどちらかだってこともわかっていた。つまり、あの曲で言いたかったのは、あれが現実で、オレ達はその中で生きてるってことさ。別にLAに限らず、都会なら、どこでも転がっている風景さ。オレは、そんな状況をいくつも見てきたぜ。もともとのタイトルは、ジャングルじゃなくて『Welcome to the City』(ウェルカム・トゥ・ザ・シティー)だったんだが、シティーじゃ楽園みたいだから変えたんだ。要するにさ、ジャングルってのは『現実』のことなんだ」

http://web.gunsnroses.com/

 うーん、確かに言い得て妙。今の職場がまさに「現実」ですな(笑)。大先輩に感謝しつつ、帰るところを残したままで「レベルアップしてこいや」と「現実」に放り込んでくれた上司に感謝。とりあえず行けるところまで泳ぎます。
***
 そんなこんなで午前7時。1日から連続3日、朝5時起きで元の職場に出てきて事務処理をしてから新職場へ向かっている。昨日しこたま飲んだのに、体内時計が覚えているのか今日もバッチリ5時前に起きた。で、ラフ切ったり伝票切ったり。
 まぁ、仕事ばっかりしてるかというとそうでもなくて、昨日は大ボスから逃走して神宮球場へ。試合は喀血モンだったけど、田中のマルチと森野のスリーランが見れたから良しとする・・・か?ちなみに朝、録画をBGV的に見ていたら、隣席からの「俺の森野〜!!!」がなかなか鮮明に収録されてて大爆笑。どんだけ声でかいねん!
 さて、気分転換&現実逃避はおしまい。作業完了してから「ジャングルに出社」します。

*1:私を『インファナル・アフェア』させた上司Mのこと。己の置かれた状況を説明するには、この映画になぞらえると解りやすい。彼=アンソニー・ウォン、私=トニー・レオンとご理解ください。ええと、映画を見た人は解りますね、この2人の末路・・・(苦笑)。精神世界も合わせて当状況を説明するには、彼=金子信雄、私=菅原文太が良いようです。古い映画好きな方は一発で解りますかね。そう、『仁義なき戦い』です。てゆか、この結末も・・・ぐはっ(喀血)。

アオザイで都心爆走「シェ松尾」

ガーリーでしょ

 SASやら野球やら引き継ぎやら飲みやら満載で、たった半月前が2〜3か月くらい前に思える今日この頃。8月30日に特大のイベントがやってきた。ここ10年一緒に苦楽を共にして、「東京のおかあさん」と慕ってくれている後輩UMの結婚披露宴&二次会。半年前に課された私へのミッションは「ブーケとブートニア制作」。それも式&披露宴用と二次会用の2種。さて、責任重大です。
***
 まずは予定を調整して、金曜午前〜午後イチを丸空けに。で、朝5時起きで買い付けへ。ただでさえ花の少ない8月。前日・前々日の荒天の影響か、花の種類も量も少ない!髪飾りに使われるのは白のバラ。でもバラの出物が少なく、色モノばっかり…大ピンチ!3時間粘りに粘って、酒、特にワイン好きの彼女のために「ブルゴーニュ」という黄緑かかった白バラを中心に、100本のバラを買ってきた。自宅へ戻って下葉&棘取りをして水揚げ。バラ100本に1本1本作業を施すこと1時間。腰が痛い〜。
 
 ここまで作業してから、二次会用の資材を買い付けして会社へ。挨拶回りと急ぎの作業を終えて、後輩UTと一緒に会社を出たのが10時すぎ。でも、豪雨の影響もろもろで自宅に帰ったのは12時前。雨で疲れてヨレヨレ。スタイルブックを眺めながら1時間だけ仮眠することに。

 仮眠から起き、作業場(キッチン)へ。二次会のブーケはトスしないで持ち帰るとのことなので、長く飾っておけるプリザーブドフラワー*1中心で作ることに。二次会で、UMは彼女のお母さんが結婚式で着た白のドレスを着る。よって、クリームとセピア基調でちょっと懐かしい感じのするものをデザイン。裏テーマ「酒」も、バラの1種を「ブランディ」にすることでクリア。式は11時からなので納品は9時半。ただいま2時。出かける支度を始める8時まではあと6時間。1個作るのに2時間、ブートニアで計1時間、作業は楽勝のはずだったのだけど…。全部の花をワイヤリングしてテープで巻いてかなり丁寧に作っていたら、二次会用のブーケが完成した時点で5時半!やっべぇぇぇぇ!!
 休む間もなく2個目に着手。実はホルダーを使ったブーケを作るのはこれが初めて(!)。ニコライ・バーグマンのウェディング用単発コースに行こうと思ってたのにバタバタで行けなかったので、ほんまもんのぶっつけ本番。マニュアルで大体のバランス感覚と手順だけ確認して、いざ!

 上の写真は6割くらいの出来上がりの図。ここにアクセントとして緑の小ぶりなバラとユーカリポプラスを足して、バランス取って、ブーケの下葉を付けてテーピングして終了したのは何と9時!9時半に渋谷って…あと30分しかないじゃん!しかし電車にドレス姿でブーケ2本をスタンドに差して持ち歩くのは人として無謀。というか天気がヤバくなったらアウトだし…ということで、「40秒で支度しな!」状態でアオザイだけ引っかけて愛車に。この時点で9時10分。まじでやばい…。会場に電話をかけると9時50分までに来てくれれば、写真撮影に間に合うとのこと。逆に間に合わなければ、大事な後輩の結婚式で打ち首モノの大失態。混んでる道を避け、みなみさんが「男だったら惚れたのに」と常日頃言ってくれてた華麗な(?)ドライビングで、アオザイ姿で都心を爆走。何とか間に合わせました…。
***
 すぐにそのまま外苑前のサロンKに駆け込んでY君に30分で髪型を何とかしてもらい、会場の「シェ松尾」へとんぼ返り。駐車場へ車を放り込んだら11時。式が始まるがな!こそっとお店の入口から入ろうとすると、目の前に入場直前の花嫁!まずい!と壁際に隠れる。「スマン、UM。肝心の式に入れないや…」と思っていたら、お店の人が、花嫁入場後なら大丈夫入れますよ、と。ちょっと遅れ気味だった人や入りきらなかった人が後ろで立見をしてるようで。かくして、ホントに綺麗なUMの花嫁姿を、一番後ろの端っこ出口横から見守ることに。式は無事に終わって花嫁退場。バージンロードを戻ってきてふと出口を見たUMが、私と目を合わせてちょっとブーケを上げてパッと笑う。逆にあたしゃ泣きそうですよ。間に合って良かった…。
 机に着くと、座席カードの代わりに参席者の名前が入ったジャケット付きのCDが机に。中にはカードが。「新卒の頃から導いて、闘って、見守ってくださったmiz_akさんのブーケを持ってバージンロードを歩けるのが私の誇りです」と。そうこうするうち花嫁が入場して、司会の方の口上の後で今日の式のスペシャルサンクスとして私の名前が。またこっちを見てパッと笑って手を振るUM。アカン、おかあさん目から水が出ちゃうでしょ…。
   
 しかし、さすがシェ松尾。お料理は非常に非常に美味しかったです。オマール海老とサーモンのジュレにはアスパラガスの冷たくてすっきりとしたスープ。ホタテ貝のムニエルには鮮やかな黄色のサフランソース。アイナメポワレには赤いとろんとしたソース。牛フィレ肉にはピリっとマスタードが効いたベルシーソース。メインの食材はもちろんですが、一つ一つのソースが一遍倒な味じゃなくて、味わい深い。美味しいものが大好きで、一緒にしょっちゅう食べ歩きをしてきたUMが選んだだけはあるお料理でした。
 
 食事のあとは、ラウンジへ移動してチェロとピアノによるジャズの生演奏を聴きながら談笑。凄かったのがデザートビュッフェ。女子チームはてんこ盛りのデザートを2皿ずつ食ってました(笑)。ちなみに、この場には新郎と新婦の「席」はなし。彼らは時間中いっぱいいっぱい使って全ての席を回って談笑してました。よくある結婚式ならではのイベントは一切やらず、参席者と語り合うことやもてなすことをテーマとした宴。これまた非常にUMらしくて素敵。
 
 ちなみに上の写真が私が作った2種類のブーケとブートニア。素敵な会の演出に一枚かめて、無事(なのか?)やりとおせてホントに良かった。そのまま2次会もつつがなく終わり、西麻布での3次会ではソフトドリンクオンリーで沈没。はじめこそしっぽりと新郎新婦の話を聞いていたけど、完全に酔っぱらった本社の後輩どもが「昔は近寄りがたかったけど、今のmiz_akさんなら怖くない〜*2」とか言いながら纏わりつくのに「なめんな!」と鉄菱パンチを喰らわせたり、犠牲者になっていたH社Mさんのヘルプを受けて完全に酔っぱらった上司Mの一人語りをウンウン聞いたりしている間に、あっという間に11時過ぎ。20時間以上起きてるため、半死半生で車を駆ってよろよろと自宅へ。爆睡して起きたら翌日夕方になってました。いやあ、疲れた…けど面白かった!
 明日は新しい職場へ初出勤。さて、とりあえず余った花材でアレンジを作って、ご飯でも食うか。

*1:薬剤処理を施した日持ちのするお花。年単位で持ちます。

*2:…えええ、そんなに怖かったのか?

脈々と、脈々と・・・「カナユニ」

-30度のマール

 最近ここで書いた「頭上冠水するほどの大津波」の名前、それは「異動」です。会社に入って12年、1度も異動なく過ごしていると大概のプロジェクトは自分が手をつけたもので、そのうち9年は超放任主義の上司Mとタッグだったものだから、1から10まで把握しているのは必然的に私一人。後任人事てんやわんやで、怒涛の勢いでありえない量の仕事を引き継ぐことに。うーん、絶対終わらない自信だけはあるな。
 私の後任は、9年前に上司Mと3人でトリオを組んでいた後輩UM。最も信頼を置ける後任だが、物凄い苦労をかけている。というかこれからもっとかかる。確実にかかる。とりあえず怒涛の一週間が終わり、とりあえずUと二人で飲みに行くことにした。お目当ては赤坂「カナユニ」。1966年にオープンしたという老舗フレンチだ。
***
 「カナユニ」とは「かなりユニーク」の略。確かにユニークなところだらけだ。まず、入り口に看板は特にない。鍵の形をしたオブジェが付いた木の扉があるだけだ。分厚い木の扉を開けると、フカフカのカーペットが張られた地下に続く階段が。フロアにはバーカウンターと広いフロア。席には執事のような風情の老齢の男性が案内してくれた。フロアの片隅にはピアノ。壁には実もの系の珍しいアレンジメント。きっと1966年の開店当初から、ずっと調度を同じくしたままで居るのだろう。モダンだけど重厚で、昭和の香りがした。

 メニューも何気にユニーク。下の方にルパンが付けてそうな眼鏡が。ぐるり見渡すと、客層がかなり年齢的にも風情的にもアッパーな感じ。マズい。紳士淑女の社交場に、デニムにジャケットの小僧が迷い込んでしまった感が否めない。
  ちなみにこのお店、サングリア(1966年)、エスプレッソ(1967年)、ボージョレーヌーヴォー(1973年)、キール(1975年)などのメニューを「日本で初めて」紹介したお店なのだという。あと、三島由紀夫がこよなく愛でたというオニオングラタンスープと1980年に特許申請されたというタルタルステーキ、このお店の名物とされるサンビッツ。きっといずれも登場した当初はもの凄くユニークだったんだろう。
 タルタルステーキを核に、幾つかのメニューをチョイス。サングリアと一緒に頂くことにした。
   
▲茄子とカニミルフィーユ、漁夫のサラダ(たぶん)、舌平目のウニソース、タルタルステーキ
 茄子とカニミルフィーユはアボガドがサンドされていて非常にクリーミー。一口食べて悶絶。漁夫のサラダにはピンクのツブツブが入ったオレンジのソースと黄緑のソースが。黄緑のソースはオリーブオイルと柚子胡椒。でもオレンジのがわからない。甘いのと酸っぱいのが・・・でも梅じゃないし・・・ベリー系の味?・・・このモチモチした食感の魚は何?とにかくユニークだ。これまたクリーミーな舌平目をいただいた後で、タルタルステーキをパンに載せて頬張る。スパイスが効いた味。たぶんこの味も開発当初から脈々と受け継がれているんだろう。止まらない。写真を撮り損ねたオニオングラタンスープと伊勢海老のクリームスープまで一気にいただいてしまった。
***
 そうして旨いものを食べているうちに音楽が始まった。この日はボサノヴァライブ。奏でられる定番ナンバーに耳を傾けながら、UMと今後のフローだの問題点だのをMTGしたり、雑談的に近況を話したり。随分とサングリアが進んだところでUMが言った。「でも、私は媒体を全部任されることよりもそれらの仕事量よりも、プレッシャーになってることがあるんです」。“それが何か”と“何でそう思ったか”を聞いて、不覚にも鼻がツンとした。最近私は涙もろい。金曜は2度不覚を取りそうになったが、いずれも「下手人」は後輩だ。このポジションになって1年弱で何ができたかと思っていたけど、とりあえずどうやら残せたものはあったみたい。これを継いでくれるのが一番仕事における私を理解しているUMだから、かなりのスパルタと言われつつ仕込んだ後輩たちだから、後ろの憂いはない。あとは脈々とよろしく。
 などと思っていたら、マールが出てきた。トップ写真のそれなのだが、これまたユニークな飲み方。ビンの周りに物凄く分厚い氷が張っている。執事さん曰く、「マイナス30度のマール」だそうだ。口に含むとマールの味がパッと弾けて、霧散していった。後味が全く残らない。これは凄い。
 「マイナス30度」と聞いてふと思い出したのが、「マイナス100度」という言葉が歌詞に入るあの曲。明日はサザン。きっとあの曲も聴けるはず。休業前最後のサザン・・・あと1週間でこの12年が終了する私にとっては、たぶん忘れられない3時間になるんだろうなあ。それを一緒に聴くのが12年を一緒に歩いた同期なのも感慨深い。レビューはまたライブの後に。

50年の歴史と“ユニーク”の積み重ね。重厚です。「レストラン カナユニ」

■住所・・・・・東京都港区元赤坂1-1 中井ビルB1F
■TEL・・・・03-3404-4776
■営業時間・・・18:00〜2:30am(月〜金)/18:00〜23:00(土)
■定休日・・・・日曜
■ホームページ http://www.kanauni.jp/index.html
※ちょっと年齢的に高めな客層。夜半になると・・・縦巻きだったり夜会巻きだったりする方々が・・・そんなところも何気に刺激的です。

ビジャ!カシージャス!!

びじゃ!

 EURO2008のクウォーター・ファイナルは、いずれもとんでもない試合になった。延長に入った試合は実に3試合。中でも土曜のオランダ×ロシア戦と日曜のスペイン×イタリア戦はヤバかった!もうTVにかじりつきっぱなしで、全ッッ然眠れません。
***
 ラウル好きの私は、スペイン代表応援派。彼が居ようが居なかろうがお構い無しで、兎に角スペイン代表応援派。W杯06の時も熱烈に応援していたのだけど(http://d.hatena.ne.jp/miz_ak/20060702)、決勝トーナメント緒戦で敗退。02年は準々決勝で。スペインは、「無敵艦隊」という異名とは裏腹に、実に24年間もの間ずっとEURO、W杯クラスの大規模国際大会で準決勝から上に勝ちあがったことがなかったんだそうで。まあ、そのままならなさがまた好きなんだけど。スペインがこのテの国際大会でイタリアに勝ったことが1度もないこともあいまって、今回の準決勝をブルブルしながら迎えたのでした。
 (ここから下はしばらく無色フォントです。PCの方でネタバレOKな方は、ドラッグしてご覧下さい→)前半からイタリアの守備はガッチガチ。トップのトニとカッサーノの2人で攻め込むくらいで、DFとMFの半分は後ろに張り付き。ボールポゼッションは63:37と圧倒的にスペイン。しかし、カテナチオの前で微妙に最後の攻め手に欠ける感じのまま前半が終了。後半にはパス回しが身上のスペインサッカー*1の中心的存在、イニエスタとシャビ、あとトップに居たフェルナンド・トーレスを引っ込めて、セスクとカソルラ、グイサの超若手な3人を投入するも、イタリアの守備の壁を破るには至らない。ロシア戦でハットトリックのビジャも走りに走ったけど、その頑張りは実らず。ビジャが頭を抱えるたび、私も「ぎゃー!」と叫んでおりました。それにしても、すごかったのはカシージャスゴールマウスからの飛び出してたはずなのにいつのまにか戻ってて、ゴール至近からDFの間から撃たれたシュートに反応して片足セーブしたのには驚いた!枠内狙ったロングシュートに僅かに触って逸らす身体能力たるや!PK2本ストップしたときの反応速度たるや!!もう変態レベルや!!!
 さあ、次の準決勝はロシア戦!変態レベルGKイケル・カシージャス対変態レベルFWアルシャビンの対決です。本当はコロディンも見たかったんだけど、次はカード累積により出場停止だそうで残念。前戦で「ロベカルか?」と思うようなミドルレンジの強烈キックを殆ど枠内に飛ばしてて、すごく面白かったんだけど。というか、ここで名前が挙がった3人と、私が現在首ったけのビジャ*2は、皆同学年なようで。81年生まれ(コロディンは82年早生まれ)の27歳。いずれも若さと実力を兼ね備え、働き盛りなお年頃。次も眠気の吹っ飛ぶ好試合を魅せておくれ!

▲今大会イチオシのビジャ。バレンシアから出ちゃだめよ。

*1:4-1-4-1というシステムを用い、細かく正確なパス回しで攻撃的サッカーをするスペイン代表。シャビやイニエスタダビド・シルバはそのサッカーの申し子的存在かと。特にシャビはスウェーデン戦のパス成功率が90%を超えていたんだそうで(どこかで読んだ)。こうしたサッカーになった土台は、狭いコートを使って5人で細かくパスを回してプレーするフットサルが盛んなお国であること、2軍の練習に7人制サッカーが取り入れられていることにある模様。

*2:睫バサバサ&タレ目のちびっこ選手に弱いのです。ビジャとか、サビオラとか、ラウルとか、ガットゥーゾとか、デコとか。最後の方のは違うって?あと、変態的GKにも弱いのです。カシージャスとか、ブッフォンとか、リカルドとか、カーンとか。ゆえに、PKになると必要以上に盛り上がります・・・

花火大会は楽しいな

死のグループでしたな・・・

 今年のEUROはオランダが凄い。あの怒涛のスピード、圧倒的な運動量。死のグループのはずがフランスとイタリアを大量得点で撃破して、軽々とベスト8入りした。今年のEUROは、前回優勝のギリシャや強豪チェコはグループリーグ敗退を喫しているが、オランダの快進撃やらトルコの大逆転やらで非常に面白い。
 しかし、自宅のHDDにはWOWOWの試合を大量に撮り貯めてあるのだが、如何せん自宅に帰れない。やっと入稿、校了は終わったものの、新規プロジェクト2つと進行中のイレギュラーな案件2つを抱え、近々それぞれ3つめが来襲するので休みどころが無いどころか、「いつおうちに帰れるんでしょう?」状態なわけで。そこで、「サッカーみたいよう」と思いつつネットの海を探して、見つけたのが「sop」だ。ドイツ語圏の某国の映像を見ているので正直言語はチンプンカンプンなわけだけど、ビックリするほど画質が良い。凄い世の中になったもんだ。
***
 で、今日見ていたのがポルトガル-ドイツ戦。(見てない人のために、以下は無色フォント表記で参ります。効果はPCだけだけど⇒)これがまた凄い乱打戦。今大会無得点だった(はず)のクローゼやヌノゴメス、ポドルスキシュヴァインシュタイガー、あとバラック。結果、3-2で応援していたポルトガルが消えた。無念。しかし、1点リードの後半オーラスでもガチ守りに入らずしっかり攻めるドイツは見ていて気分が良かった。明日はクロアチア-トルコ戦、明後日オランダ-ロシア戦、そして日曜はスペイン-イタリア戦!土日は早めに寝て、絶対オンタイムで観戦しなくては。オランダ戦は果たして何発「花火」が上がることやら。大花火大会を所望です。
***
 花火大会といえば。今年のドラゴンズは重量打線。特に森野が居た頃は、3-4-5-6とどこでもHRが狙える状態だった。それが、森野が抜け(←非常に痛い)、ビョンギュが抜け(←正直良かった?)、とうとう井端が抜けた(←言わずもがな、号泣です)。井端は、はじめ「来週の横浜戦から復帰したい」と話していたものの、想像以上に状態は悪いらしく、「(復帰は)7月の巨人戦あたり?」とトーンダウン。主力抜けまくりでやばい今日この頃です。ちなみに、一時期、本当に打線が繋がらなかった時に落合監督がこう話していた。
                    
「勝つにはこういう勝ち方しかない。周りはドラゴンズらしくつなぐ野球というけれど、監督が望んでいる野球はこういう野球。1人で一点取れるならベンチが一番楽。3・4・5番で一発打って、後はどうピッチャーが抑えて岩瀬につなぐか。これが一番確率が高い。こういうチーム状況であればいくらつないだって誰かが打たないし帰ってこない。」(6月7日の監督談話より)
                      
 確かに確率で行けば、一発で一周回れるHRで点を獲って、投げて守って押さえ込むのが効率的かもしれない。けど、連打の方が心が躍るんだよなあ。なので、ドラゴンズについては「仕掛花火」も「打ち上げ花火」もどっちゃもアリな花火大会を所望。だんだんタイムリーでの得点が増えてきたから、チーム状況についてはひと安心かなと。故障者が戻ってきたあたりで面白い試合が見れるといいなあ。
***
 そんなこんなで今日は久々に飲み。野球ライターさんと元高校球児な先輩と「あぶさん」で。どうやら憲伸の高校時代の生写真があるようなので、「今週も来週も勝ってね」と拝んできます。

ぽっぽぽぽぽぽ

ぽっぽぽぽぽぽ

 ぽ〜ぽぽ、ぽっぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ・・・って、別に最近2Wで自宅帰宅が3回だからって、壊れたわけではありません。今日の10:30に始まり21:00まで間断なく続いた来客大行進の中、某A社さんのプレゼン会場でひとしきり話題になった「これ」の話なわけでして。まぁ、我慢して3分くらい見てみてください。3分8秒から「バースト」しますから。昭和生まれならツボにキますから↓

 いやあ、久々に来ましたね。色物が。もう脳内は「ぽっぽぽぽぽぽ」しか鳴ってませんよ。企画書書きながらループで聞き続けている夜1:00。はい、ダメな大人です。「で、なんぞねこれは」と調べてみたところ、こういうもののようで。
                              
■ジェロ超えた!鼠先輩が歌う“六本木演歌”

大ブレーク中の黒人演歌歌手ジェロ(26)を抜き、着うたの演歌チャートで1位になった歌がある。謎の新人、鼠(ねずみ)先輩(35)のデビュー曲「六本木〜GIROPPON〜」。東京・六本木のクラブなどで火が付き、インパクト満点の歌とビジュアルで若者の間にも浸透中。“ネオン街発”の異色のヒットが生まれるか、注目だ。
(以下略)

[2008年05月30日/スポニチより]

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/05/30/01.html
 ちなみに、CDは6月17日に出たんだそうで。17日・・・ちょと待て、今日かいな!
 なお、CDに先がけて始めた(らしい)音楽配信では、すぎもとまさと「吾亦紅」、水谷豊「カリフォルニア・コレクション」に1週ずつ“奪首”された以外、2月から4カ月近く1位を独走中だったジェロ(とやら)の「海雪」を抜いて、国内最大手の着うたダウンロードサイト「レコ直」の歌謡・演歌チャートで第一位を記録してるんだそうな。ちなみにこの人物、今年で齢35歳。ブルーハーツコピーバンドをやったりAV監督やったりナンだカンだを経てこうなったらしい。いやいや、しかしだね・・・。
 で、色々調べるうちに、当人のホームページに行き着いた。ホームページの中には、会費告知がない怪しげなファンクラブ告知が。会費いくらよ?ちなみに会員数は464人いるようなのだが(6月17日現在)、その会員特典を見て笑ってしまった。
                          
「会員特典として以下のようなイベントを企画しております

■鼠先輩と朝までパセラでカラオケ大会
■鼠先輩とルノアールで政治について話し合い
■鼠先輩とビール工場見学会(試飲あり) 」    
                                 
 ・・・・・・なんでやねん!パセラて六本木のアレかいな!                    
 とりあえず、後輩Mに「今年の12月までにこの振り付けを完全マスターして、上司Mさんと完全シンクロして歌い踊ってください」という無理難題を押し付けておきました。まっ、カラオケDAMに既に入っているようなので、練習はできるでしょ。とりあえず、その映像を納めたらここにUPいたします。ホンマかいな。

危ぶむなかれ、行けば分かるさ。「サザンオールスターズ」

鶴の恩返し

 お気付きの人も多いと思いますが、このブログのタイトルはサザンオールスターズのとある曲の曲名をもじったもの。去年は4DAYS中2回、2005年の全国ツアーは北海道も含め5回ライブに足を運んだ私は、自他共に認めるサザン狂。であれば、焼肉話を書いている場合じゃない(昨日書きましたが…)。月曜に発表されたあの件について書かなくては。そう、サザンの「無期限休止宣言」の件です。
休止宣言自体については、こちらを↓
http://www.polastyle.com/polalife/15_11_04/15_11_04_09.html
***
 今週頭にマスコミを賑わせた件について、桑田さんがラジオ番組「TSUNEISHI GROP SATURDAY NIGHT CRUISE KEISUKE KUWATA'S〜やさしい夜遊び〜」で語っていたので、そのコメントを。約25分あるのですが、憶測とか恣意を加えたくないので、あえて「(ほぼ)ベタ打ち」で。めちゃくちゃ長くてすみません。

続きを読む