天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

2月も終わり

 2月も終わり。しかもうるう年で1日多かったのに終わった。2月のイベントは、池袋の節分の会から八王子で春節の会。これは二胡の師匠や楽団の仲間5人が参加してくれてよかった。

 楽団の仲間と3曲演奏。左端が私。みな横浜から遠いところ、お土産の餃子だけで来てくれた。

これがその餃子。

 毎年、金孫村という中華料理屋さんに頼んでいる。

二胡は、最初に私の教室の生徒さんが皆で歌う曲(ふるさと、北国の春知床旅情)を演奏してから楽団に。賽馬トルファンの葡萄熟了、春よ来いを演奏。次が師匠の番だが、着替えの時間が必要になったので、急遽私が笛を披露した。

 演奏した曲は二胡でおなじみの望春風と、Youtubで知った这世界那么多人。笛デビューとなった。

 先生の写真はこれ。

 日中友好協会の仲間が全体を録画してアップしたのでご照会。ただし長いので飛ばしながら見てください。

www.youtube.com

 さてこれが終わったら、戸隠に行って一休み、と思っていた家内が入院していたので叶わず、毎日新聞や本などを持って様子を見に行った。糖尿病なので食べ物はダメと言われた。これを機に糖尿病についても学習した。生活習慣病の最たるもので、飽食の時代には多い。しかし「飽食の時代」などと言っているが、世界を見渡せば食べられない、きれいな水も飲めない子供たちが沢山。

 家内は16日には退院し、今は近くの専門病院に通院で経過観察をしている。

 そして私は20日には高齢者運転講習会というのに行った。70以上の人が運転免許の更新をする際には、これを受けることが必要なので案内ハガキが来てすぐに予約した。更新日はまだ先。自動車学校などと言う所には50年ぶりぐらいで行った。免許を取ったときはまだ学生で、休暇中に名古屋で自動車学校に通って取った。

 講習は安全運転のポイントと実技。実技はオートマ車で簡単なものだった。講師はまだまだ運転してくださいというスタンスだった。みんな運転をやめると彼らの仕事がなくなるし。

 そして24日に愛知県岡崎に。これは姉が住んでいる親の家の近くに流れる川の拡幅工事があるので、影響を住民に確認する立ち合い会だった。集合が早いので前泊で行くことにしたが、矢作川のうなぎ屋で鰻を食べると言ったら家内も着いてきた。

 これで2500円は安い。が、3年ほど前、岡崎の家のゴミ屋敷状態を片付けに行ったころは1600円だった。肝吸いつけて80円プラス。このあたりの鰻は、東京と違って生の鰻を炭の上で脂をぽたぽた落としながら焼くので香ばしい。江戸風は蒸してから焼くのでふわふわ感があってどちらもいい。

 さて家の近くの川の工事は、現場を見ながら説明を聞いたら大した影響がないことが分かったので、人安心。中途半端に影響があるようなら、家を処分して姉を施設に入るよう勧めようと思っていたが、当面現状維持となった。問題は先に送られた。

 さて私が岡崎に行っている間に、ここが3連休だったので孫リンたちが戸隠に行った。家は凍結防止栓をひねってあるので、そこの解放の仕方などを息子に教えて無事に行ったようだ。

家の周りに雪はこの程度。一時降った雪は解け始めているようだ。

みんなは冬山歩きはやめてスキー場に行ったようで、スキーやスノーボードなどの雪遊びもやりたくなったとか。

 次の休みは自分も様子を見に行くぞ。主たる目的は、お墓の石が倒れてないか確認しながら三月の墓参り。

 そして2月最後の日の今日は、昨年よく行った施設へ二胡のボランティア演奏に行った。今回は一人。二胡友は二人とも都合が悪かった。二人より一人だと疲れ方も多い。が、今回はまた笛を1曲吹いてみた。「笛もいい」という感想は聞かれたが、やはり二胡の音が喜ばれた。

2月は多忙

 2月はいろいろあるなあ、と思っていたら加えてあたふたすることが発生。

 まず、2月2日に池袋高松区民広場というところで、節分の会があり、二胡の演奏に声かけていただきました。なんで池袋へ、というと会社時代の先輩がこのあたりの住人で、区民広場で勤務していた時に呼んでもらったのがきっかけ。

 彼は別の場所に行きましたが、コロナ前に二度ほど呼んでもらい、コロナでキャンセルになって以来、ここの担当者の方が覚えていて、声かけしてくれたというわけです。

 池袋迄遠いけど、交通費をカバーして余りある交通費がいただけるので、今回は仲間(八王子の二胡友)を誘って出かけた次第。

 二人なので、アンサンブルを決めようと多少練習して行ったのですが、アンコールで弾きなれた中国曲を弾くと、見に来てくれた先輩が「中国曲のそれが良かった」ということだった。参考になるなあ。演奏に行く時は観客が知っている曲の方が受けるだろうと思っていたが、そうじゃなくて、二胡らしい雰囲気の音が出る方がよかったのだ。

 ともあれ無事に終わってヤレヤレ。と思っていると雪模様。都心も雪が降ったが、雪の時はニュースに出る画像が八王子駅前。ここは都内の雪国か。

 雪が降りだした日の夜、裏の駐車場のうちの車たちがこんな感じ。翌朝の庭はこう。

 確かに都心とは景色が違う。

 八王子といえば雪景色だけか、というとそうでもない。八王子ラーメンというのがある。

 素朴な醤油ラーメンで、真ん中に玉ねぎの刻んだのがはいるのが特徴。写真は池袋の下見に行った時の帰りにパーキングで食べたヤツ。

 次の行事は、明日の夕方、二胡の先生のライブを見に行く。今年初めてのライブ。先生は既にいろいろ演奏していらっしゃるが、推し活で見に行くのが今年になって初めて。渋谷まで。私の生徒さんも一人行く。彼らとのレッスンをした後なので、若干あわただしい。そこでは、会社時代の後輩にも会うので楽しみ。

 その次が恒例の春節の会。日中友好協会八王子支部のイベントだ。今回は二胡の沈琳先生に来てもらうこととなったが、他の出演者がどうなっているのかよくわからない。

 沈琳さんの演奏を聴けるだけで、このお値段はお安い。どうぞいらしてください。

 

 その後の2月の忙しさは、まず運転免許の高齢者講習の予定が入った。それから岡崎の家の近くの堤防の拡幅工事に向けた測量などの立ち合い案内が来た。ウナギを食べがてら行くしかない。行かなくても工事の成り行きは変わらないが、姉の様子も見に。この時は家内も退院しているので、一緒に行くとするか。

 

人生は80歳からがおもしろい 吉川幸枝

 この本はまたいつものように、東京新聞の本の欄にあった中で、タイトルにそそられて手にした。はっきり言って、内容は自分でもなんとなくそういう風に思うわ。と言ってた感じだが、88歳で本を書くっていう事実に励まされる。

何が書いてあるか、章のタイトルだけ並べるとこんな感じ。

1章 80歳、ここから先を輝かせる考え方

2章 80歳からのお金は脳トレにしてしまおう。

3章 シニアこそ、食べることで健康を手にしよう

4章 いつまでも美しく、ピンピンでいることの心得

5章 80歳からの付き合いは、付かず離れず

6章 限りある人生を凛として生きていく

 まあ元気でいられれば、年齢に関係なく楽しく生きてゆこうやってところだが、元気の中身に脳の元気がある。まあ認知症になったら、元気もくそも無い。周りの人に迷惑をかけながら生きていてもしょうがないようなことになってしまう。ので、そこのところの予防も含めたことが中に書いてある。

 それでゆくと、好きな趣味があるほうがいい。とうことでは、楽器の演奏が健康寿命によい、という中国の文章があったが、それはまさにそうで、自分のやってることは健康寿命にもいいのだ。と思うが、運動も大切。でこれが自分には不足している。

 で、この人はまだ実業家として社長もしているというので、検索したらこんなホームページが出てきた。

yoshikawa-sachie.co.jp

その中にこの本のことも書かれていた。

yoshikawa-sachie.co.jp

 この人は女性なので、女性の健康ということに紙面を割いているが、自分の会社に関連した商品を売っていたのが興ざめ。でもまあ、趣味と実益を兼ねるのはいい。お金が少しは無くちゃ、という考え方も分からないではない。一方でお金に頼る生き方を嫌う考え方もある。それには自給自足的なことができる環境に身を置かなくては。

 などと考えていたら、家内の様子がおかしくて病院で糖尿病と診断された。今まで検査もしなかったので数値は相当悪いらしい。明日、別の先生が診断してくれる。まあ生活習慣病の典型みたいのだから、これを機に彼女も生活習慣を変えてもらわなくちゃ。

  

 

検査結果と諸々

 今年初めての病院検査だった。問題のPSA値は1.68。前回11月の値が2.06だったので、順調に下降している。4以下なのでもう薬はいいんじゃないか、とも思うがやめてると揚がった経緯があるので、ここはもうしばらく薬を継続。

 先生に言うには2錠ずつ飲む薬だが、本人(私)希望で1錠にしている。それで効果がでているのだからいいじゃないか。

 しかし今回の血液検査でひそかに期待してたのはコレステロール値の方。さげるための努力をしたつもり。と言っても納豆を毎日食べただけ。だが、毎晩食べて下がったという人がいるようなので真似してみたが、まだ期間が短いか。あるいは食べ方が悪いか。納豆食べて下がった人は、毎日寝る前に食べたと言ってたのに、自分は朝食べてる。食べて寝る方が、ゆっくり消化してゆき成分が体にしみこむのだろうか。そういえば、薬の方は寝る前に1錠飲んでから寝るようにしている。

 それでも数値を見ると、総コレステロールが328→324、LDLコレステロールが245→235となっている。下がったうちに入らない、誤差のようにみえるが下がってはいる。が、中性脂肪はガバッと上がった。これは良く上下するがいつも高い。まあ夜納豆にに切り替えて様子見だな。

 こいつらの顔見ると血圧があがる。

 裏金おとがめなしの安倍派5人組、言い訳と開き直りと沈黙 処分を求める党内の声に岸田文雄首相は…

 検察もなんだ、腰砕け。日本に正義は無いのか。無いんだ。
 政治家だけがタコじゃない。「ざいむ真理教」って本書いた人がいるが、官僚も省益重視の利権に走る。経団連のトクラとかいうのは、政治献金のどこが悪いか、なんてことを言って開き直っている。それ、賄賂とちがうの?

 安倍派の5人が辞職しないのは厚顔、辞職すれば実入りが無くなる。こんなおいしい立場は簡単に譲れまへん。と言うつもりだろう。その神経は災害の復興もくそも無い。

 やっぱ、れいわ新選組の人たちに体を貼って政界をリードしてもらいたい。と思う。

八王子市長選挙結果

 ガッカリな結果である。これだけ自民党の裏金が問題になっている中で、自民と公明の推薦する候補者が当選した、

しかし、獲得した票は投票総数の三分の一くらい。立民と共産が推薦した滝田氏はかなり善戦しているが当選には至らなかった。投票率が上がったというが40パーセントもない。

当選した人も、その点をよく考えた働きをして欲しい。ところで、八王子市民全員に小池百合子氏から電話が入った。この初宿氏に投票依頼する電話だった。私は取らなかったが、家内が電話を受けたらしい。

本人じゃなくて、録音した音声だった。

 それって選挙違反にならないか、という人がいたが、選挙当日ではないので大丈夫らしい。

 まあそれにしても、八王子市民はその程度の人間が多いって事か。移住しよかな。行き先あるし。とまで考える出来事だった。しばらくは、戸隠と八王子を行き来するつもりなので、住民票がどこにあってもいいではないか。

国際友好クラブの新年会

 二胡を弾きにゆくのが、今年2回目。前回の新年会に続いて、今日も新年会。

 八王子市の肝いりで、市内に働く外国人の生活を支援するボランティアグループがいくつかある。日本語教えたり、医者に行く時通訳したり、とか。私の二胡の生徒さんでそうした活動をしている上海人のかたがいて。その関係で、昨年も子の新年会に参加したが、それはZOOMだった。みんなが集まってパーティーをするのは4年ぶりとか。

 午前中は日中友好協会の理事会に出て、春節の会の段取りを話し合う時に参加して、午後の勉強会は出ないでこちらに来た。二胡の生徒さんが、ここで二胡を弾こうと思うが人前は初めてなので一緒に、ということでZOOMじゃなくて自分も参加した。

 会場に行くエレベータでヨーロッパ系の外国人と乗り合わせたので、何人か分からないので英語で少し話しかけたら「私はみんな日本話します」と来た。後で聞いたらその人はイスラエル人だとか。奥さんが日本人で、娘もいて来ていた。娘は学校でいじめにもあっていたらしい。日本語の問題なのか、イスラエル人の血が入っているからか、よくわからないが、イスラエル人も一般ピープルは現在のパレスチナ攻撃で迷惑しているだろう。日本でおとなしく暮らしたいのに。

 集まった人たちの国籍はまちまち。支援する人の国籍もまちまち。イスラエルに、インド人に、中国人、韓国人、二人ほど和服のおばさんがいたが、これは日本人で会長とかなんかそういうリーダー的な人だった。

 みんな名札をつけていたので、中国人は漢字でそれらしい名前が書かれているので分かりやすい。が、私の生徒さんと話しているのを聞いても分からない。何故なら我々が習った中国語じゃなくて上海語だった。

  なんだかごちゃまぜのパーティーだが、こういうのもっとあると国境を意識しなくなるんじゃないか。マルシェもあるので、そこで二胡弾いてほしいと言う人がいた。即座にOK。そういう場所なら、また別の生徒さんも誘って、二胡をやってることでいろいろなつながりを増やしてもらうきっかけになればいい。

シェアライフ 石山アンジュ

 昨日の続きのような。石山アンジュさんの本。

 この人は、住む所を定めなかったり、生活を他の人とシェアすることで新しい価値が生まれる、といった先進的な主張を語る。

 自身がシェアハウスで育ったそうで、親の離婚も経験していると言うように順当な育ち方をしていない。が、すべてをポジティヴに受け止めて今日があるといった感じ。

 そういえば、自分も住む所に関しては大学入学のために東京に来る(戻る)までに、10回以上の引っ越しをしている。住みかは、一か所じゃないのがフツウというのが体に(魂に)沁みついているのかもしれない。それで、去年は簡単に戸隠ハウスを手に入れてしまった。今は、移住をどうするか考慮中。

 石山さんの説によれば、別に定住でなくてもどこに行ってもお帰りと言ってくれる仲間がいるってのがいい。らしい。

 子育てにしても、今はシングルマザーが多く育児に苦労してる人が多いが、子供は社会の資産でみんなで育てる、と言う発想で。子供のいない人も子育てグループに参加して、子育ての喜びを味わうことができる。といった感じで、子供までシェアしちゃう発送だ。

 なかなか飛んでる考え方だが、保育園の待機児童が無ければ済む問題でもあったりする。即ち、うがった見方をすれば、行政に頼らずなのか、行政の補完的役割を持つグループを作ろうと言うのか。この人の肩書が「内閣混合シェアリングエコノミー伝道師」とあるので、ちょっと鼻白む。

 じかしこの人の書いたものを読んでいると、明らかに自分が学校出て会社に勤めていた頃の感覚と違う世代だと思う。古い昭和のように、就職したら終身雇用でよくも悪しくも自分の生活が会社とともにある時代は終わった。昔あった社員旅行なんてどこにもないだろう。福利厚生としては、家族旅行ができる休暇と費用補助などが精一杯じゃないだろうか。個人主義の時代になった。

 それがまた個人個人だと格差も広がっているので、助け合おうと言う感覚がシェアと言う言葉になっている。カタカナかローマ字にすると、新しいように見える。

 しかしこの人も書いているように、それは昔の田舎に、今でも田舎ではあるところの助け合い、困ったときはお互い様精神なのだ。しかし日本で言えば、昔は5人組という制度があり、またそこに馴染めなかった人は村八分ってのもある。

 私の行く長野の値域にも、組長がいて、班長が会費を集めている。昨年挨拶に行った時、引っ越ししてこないなら町会費は半額でいいんじゃないかと、組長が言っていた。それは年末に払うらしいが、昨年12月は1泊しか行ってないので、払う暇も無かった。今月も結局行くのやめたので、来月、いろいろと演奏予定が終わったら行くかと思っているので、その時班長を訪ねてみよう。

 長野の家の奥に、小さな社があり、年末の大みそかから新年にかけて部落の人たちがそこにお参りをする。その時はうちの庭を通る。それを承知しておいてくれと、不動産屋からも組長からも言われていたので、承知しているが、本来その時はあのウチにいて、通る人にお茶(又はお酒)のいっぱいもふるまうといいのだが。いつかそうすることができるといい。

 まあ、それにしてもこの人の主張は別の言葉で言えば今はやりの”コモン”であり、昔の五人組的なことであったり。彼女の育ち方が変っていただけでなく、ロストジェネレーションの世代でもある。そうした試練の中で生きてゆくにはこうした発想の転換的なことが自然なのかもしれない。そしてこれが普通になってゆき、その生活感が国と言うボーダーも越えつつあるので、その先にある世界はやっと戦争のない世界になるのだろう。

 今戦争仕掛けている連中は、古い。ともいえる。あまりにも古い。これが21世紀とは思えないことが起きている。では今日はこの辺で。