もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅クアルテット『難民』1日目@公園通りクラシックス

久しぶり過ぎて、心臓がドキドキしました。良かった。普段音楽を聴かない訳ではないけれど、こんなに集中して聴くことはないです。

 

1.  "国境の道"

2.  鉄条網のテーマ

3.  難民

4.  ウクライナの鳥

5.  燃える村  この辺りから相当直撃くらいました。

6.  警笛のテーマ

7.  悲愴

8.  残された空

(勝手にアンコール) ふるさと

 

4月28日

喜多直毅クアルテット

喜多直毅 (作曲、ヴァイオリン)

北村聡 (バンドネオン)

三枝伸太郎 (ピアノ)

田辺和弘 (コントラバス)

喜多直毅クアルテット@ピット・イン

PIT INNでは2回目となる喜多カルのライブに行って来ました。1部でやった「街角の女たち〜The Pom-Pom Girls〜」軽快なリズムの部分も楽しいし、うんと音量落としたところがとても好き。2部の最後の曲(「海に向かいて」)で、ピアニシモの旋律からの流れで完全なピアノソロがしばらくあって、とても美しかった。次回が決まってないのは近年珍しい気がします。メンバーの皆さまそれぞれスケジュール調整大変かと思いますが、是非続けて欲しいです。

 

11月17日

喜多直毅クアルテット

喜多直毅 (作曲、ヴァイオリン)

北村聡 (バンドネオン)

三枝伸太郎 (ピアノ)

田辺和弘 (コントラバス)

翠川敬基、黒田京子@インエフ

久しぶりの黒田京子さん、久しぶりのインエフでした。富樫雅彦さんの曲をたっぷり、黒田さんの「ゼフィルス」、翠川さんの「ヒンデ ヒンデ」。豊かな時間だったなあ。私は案外、最後の富樫さんのバラード曲が好きなんです。

 

11月5日

翠川敬基 (チェロ)

黒田京子 (ピアノ)

喜多直毅、翠川敬基、久田舜一郎@レディ•ジェーン

前半30分が即興演奏、後半は能「融」(とおる)をたっぷりでした。久田さんの小鼓と謡、しびれました。
能「融」は今までに3回は見ているのですが、月が関係する能、くらいしか記憶がなかったです。久田さんが事前に解説してくださって有難いです。「僧は敲く月下の門…」という一節がこれに入っているのですね。わかっていたら詞章を予習しておくと良かったなぁ。

ちなみに、久田さんを初めて聴いたのは、2010年7月のポレポレ坐で、齋藤徹さんとのデュオでした。


10月9日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
翠川敬基 (チェロ)
久田舜一郎 (小鼓、謡)

「舞曲」(喜多直毅クアルテット、ジャン・サスポータス、ベネディクト・ビリエ)@いずるば

開場は満席。普段のコンサートでは、セットリストと次回の告知が載った"当日プリント"があるのですが、今回は無かったと思います。なので、曲のタイトルは合っているか自信ないです。ダンサーさんが入るところと器楽だけのところがあって、私が一番グッと来たのは、ジャンさんがリーンと鳴る鈴?を鳴らしながらステージ部分を横切って行ったシーン。そこは「ふるさと」だったと思う。やっぱり、場所的にも故•齋藤徹さんを思い出す。一旦退場する時に、ワンピースのような衣装が見えて、これは何かあるぞ、という予感。なんと「街角の女たち The Pom-Pom Girls」の音楽に乗って、ジャンさんがミニスカワンピース姿で登場でした。可愛いかったし、上品だった。ベネディクトさんとジャンさんが楽しげに、かつ、仲睦まじい感じで(エロスではない)絡んで踊るのも良かった。

アンコールはポピュラーな感じの曲、矢萩竜太郎さんも参加し、手拍子も起こる。これはなんだっけ…と帰りの電車で考え、帰宅してYouTubeで裏を取りました。フレンチポップ、Enzo Enzoの"Les yeux ouverts " だと思います。喜多さんがピアニストとデュオで時々演奏されてた曲。

個人的ないろいろのことが変わり、最近は喜多さんのライブにはあまり行っていませんが、8月と9月の年休(各1日)は"Beyond the sea 2022"のために使いました。落語熱も復活していて、行きたいもの沢山、体力は低下で困ります…と言い訳。次回、喜多直毅クアルテットは11月17日@PIT INNだそうです。これがバッチリ行ける感じなので嬉しいな。

 

9月15日

喜多直毅クアルテット

喜多直毅 (ヴァイオリン)

北村聡 (バンドネオン)

三枝伸太郎 (ピアノ)

ジャン・サスポータス (ダンス)

ベネディクト・ビリエ (ダンス)

私の城 自閉症を主題とするダンスシアター@シアターχ(カイ)

少しおして開演。暗闇の中から齋藤徹さんの音楽がヴァイオリン、コントラバスで静かに始まると、いきなり何とも言えない心もちになった。これ!この音!この音楽に惹かれて、たくさんの演奏会場に足を運んだことを思い出す。

今夜は「自閉症を主題とするダンスシアター」の日本初上演。演奏者は4人で、舞台左端に喜多さん、少し奥に田辺さん、右奥にマクイーンさん、右端に熊坂さんという布陣。そこに、4人のダンサーさんが出たり入ったりして表現する。また、客席に英語で話しかけたり、英語の詩を読んだり、いくつかのモノを使ってもいた。

自閉症を主題とする、ってどういう事なのだろう?アフタートークに残る時間的余裕はなかったので、そのあたりはよくわからなかった。約1時間のパフォーマンス。ジャンさんは舞台上にいらして、少しダンサーさんと絡むが、主に隅の方で全体を見守ってらした。

後半、演奏家も布をかぶったり、また、スマホでそれぞれ会話しながら歩き回るシーンがあった。自閉症…個人的に関わったことがあるけれど、その人それぞれだし、場面にもよるだろうし。興味深い1時間だった。


8月29日

出演:皆藤千香子、ソフィア・オットー、ファリス・サレー、深堀絵梨

喜多直毅(ヴァイオリン)、熊坂路得子(アコーディオン)、田辺和弘(コントラバス)、マクイーン時田深山(十七絃筝)

演出・振付 ジャン・サスポータス

作曲 齋藤徹

音楽監督 喜多直毅

喜多直毅クアルテット『狼の夜』@公園通りクラシックス

3曲目の途中からバンドネオンの異常事態(ある音が鳴り続けて止まらない)が起こったらしく、4曲目は北村さん以外のトリオで演奏。まだ直らないので、小休止。そして「次の曲の間に直ったら、クアルテットで演奏続行、直らなかったらトリオで1曲演奏し終了します。そして2千円お返しします」とバンマスに告げられ、聴いた「残された空」はドキドキしましたね。で、ちゃんと直りました!最後の「別れ」という新曲も良かったなぁ。有給休暇取って行った甲斐がありました。


5月17日

喜多直毅クアルテット

喜多直毅 (作曲、ヴァイオリン)

北村聡 (バンドネオン)

三枝伸太郎 (ピアノ)

田辺和弘 (コントラバス)

2/4 喜多直毅クアルテット@PIT INN

お店のいつものやり方と同じく、休憩挟んで2セットのライヴでした。(普段は60分一本勝負)後半の『悲愴』が良かった。


2月4日

喜多直毅クアルテット

喜多直毅(作曲、ヴァイオリン)

北村聡(バンドネオン)

三枝伸太郎(ピアノ)

田辺和弘(コントラバス)