宮島、広島、呉、福山

朝5時起き。誰のせい?

なぜか今日も宮島へ行かねばならないから。

路面電車とJRを乗り換える時間で街を散歩して、

セブンで買った朝ご飯を食べて、

デジャブ?

よかった、今日はタプタプです!これぞ厳島神社です。

おや?フグやない?フグがおる!

たっぷたぷ。

やっぱりフグやない!?係の方に尋ねると、やっぱりフグだそう。

これでこそ、厳島神社。それにしてもフグまで見られるだなんて。何匹もフグを見て、大きい魚の尾っぽに噛みついて縄張りを守る格好良さも目にします。

屋根の架替え工事も行われています。

やっと宮島に来られた。たっぷり散歩して、

またフェリーに乗って広島駅に戻ります。「お前はレオンか」とかTPが言っているので誰のこと?とキョロキョロと見渡します。

さてさて今日の予定は?

広島駅から歩いて、広島城や公園を巡ります。

TPはアオサギ菅田将暉)が気になる様子、写真を撮っています。

スーパーにも立ち寄ります。

 

 

 

これほどのことがありながら、それでも未だに、どれほど平和が難しいものなのかがわかるし、亡くなった方々はどれほど、当たり前の一日を過ごしたかっただろう。

私が生きていること。

お好み焼き屋さんの行列に並ぶこともできる。

焼き上がるのを楽しみに待つこともできる。

お腹いっぱいで、電車に乗って、お次は呉です。

これほどの大きい戦艦なら、負けるはずないと思う気持ちもわかります。

実物の潜水艦に入ることができるコーナーで、元自衛官だか現役自衛官だかの方に「あのベッドは、どれくらいで慣れるものなんでしょうか、頭ゴチンとぶつけそうで」「へ?どれくらい?どれくらいって言われてもなぁ、ま、慣れますよ。慣れます。いつの間にか」そこから、コンパクトな作りが、この頃は実際に家具や家電にも参考にされているということを教えて下さり、聞きたがりのレオンは満足します。

呉からは、今日の宿のある福山を目指します。電車の本数が少ないので、途中で40分待ったりします。でもよく考えると、40分なんて何さとも思います。

少しだけ心配なのは、長い時間、電車に乗っている子どもや若者たちは、ずっとイヤホンをして、ゲームをするか音楽を聞いています。長い時間、電子音だけを聞き続けるって、頭がどうにかなっちゃったりしないのかしら?

わ、びっくり。3時間ほど電車に乗って、日も暮れて、駅に降りたらお城がドンと見えています。

びっくり。古めかしいビジネスホテル。

びっくり。とってもコンパクトなお部屋。それでも潜水艦のベッドよりは広いし天井も高い。

早朝から移動、移動でくたびれたので、スーパーで買ったお惣菜で晩ごはんです。

窓から、地元のひとたちが自転車に乗ったり歩いたりするのを眺めるのが好き。今日も一日、千代もみじを連れての旅行だった。明日はいよいよ、いつもの古いアパートに帰りますよ。でもその前に、ポニョのロケ地みたいな、参考にした場所みたいなところに行くらしい。ギュウギュウだね!

宮島じゃない

いっぱい夢を見ました。夢で良かった。カーテンを開けると、岡山県。「あ、あの石!前に来たときに見た!」

岡山でたくさんのひとが降りて、バスは広島に向かいます。

サービスエリアで買った助六弁当。

広島駅に到着すると、TP旅程でギュウギュウの旅がさあ、始まります。まずは満員電車に乗って、

岩国へ。「え?岩国?山口県よ!」と言ってもTPは「でも広島のガイドブックに乗っとったけん」岩国といえば宇野千代!どれだけ宇野千代を読んだことだろう、どれほど救われただろう、たくさん笑わせてくれて、人生に希望を与えてくれた作家。

下関のばーちゃんじーちゃんが、錦帯橋にお花見につれて来てくれたことを思い出します。

錦帯橋の裏側の方は、あまり来たことがない。

鵜(う)たちがいます。

錦帯橋のお手洗いに貼ってあった案内のちらしで、宇野千代のお墓と生家が、歩いて行ける距離にあることを知ります。行ってみよう!

宇野千代さんのお墓を見つけて、水をかけて祈っていると、後ろ側で存在感のある男性がじっとこちらを見ていることに気がつきます。会釈して通り過ぎようとすると「あの、宇野千代さまの!」「あ、はい、ファンです」「そうですか!どちらから」「東京から」「東京の、どちらから」「◯◯です」「えっ!怖いところでしょう」杉作J太郎似のひとは、月に一度は花を買って供えるとのことで「見ててください」と言うので、見ていることに。花受けのカップを抜いて、横っちょに捨てる。「見ててくださいよ」新しい水を入れて花を戻す。自分が買ってきた花は下の方に加える。「見ててくださいよ、こうしてお経を唱えるんです」とJ太郎。「ジャムジャムギャムギャム」どうですか!と振り返るので「いいですね!」と答えます。TPは、J太郎を見ている私を見ていてくれただろうか。

宇野千代さまの、生家へ。

懐かしい映像を、同じようにファンであろう女性と一緒に見て、同じところで声を上げて笑います。

「ここは天国ですか!」庭に問いかけます。

係の方に「骨董屋さんで先生のお顔に似ているって言われて、買い求められたんです」との観音様が大胆に。庭のお手入れ大変ですか?と尋ねると「はい、仲間で入って、草抜いて。夏は虫が出ます」だからこその美しさ。これまで出会った庭の中で、最高峰の場所だと感じます。

私も庭がほしい。せめてもの、鉢植えで売られていた「千代もみじ」を購入します。550円。バスに乗ると、みんくるちゃんがいます。払下げかな?

あ、この電車に乗ったら下関のじーちゃんに会いに行けるのに。不孝者だ、私は。自分ばっかり楽しんで。

急な宇野千代生家訪問も追加されたので、TP予定はギュウギュウです。電車に乗って宮島口へ。

名物のあなごめしと、焼き牡蠣を食べます。

私にとって宮島は、修学旅行だけでなくじーちゃんばーちゃんたちとも来た、大切な思い出の場所。特別な感覚のある、大好きな場所。TPと一緒に来られてよかった。

ところが!何と言うことでしょう。厳島神社は、カラッカラです。どうやら、引き潮の時間帯らしい。そこからはもう、がっかりしてため息が出て、写真も撮りたくないし、口も利きたくない、こんなの宮島じゃない。

厳島神社を後にして、TPはアオサギ菅田将暉)などを写真に撮っています。「明日、満潮の時間にまた来る?」うんとうなずきます。なにさま?でもタプタプじゃないと来た意味がない。

そこからは「はよ帰ろう」と言う私と、裏手をもっと歩きたいというTP。

裏手の千畳閣にはでっかいしゃもじがあります。

明日来るなら、もう引き潮に足をつけることもできないだろうから、裸足になって入ってみます。

楽しい。

足の砂をはらうのに、いつもリュックに入れているレジャーシートを取り出すとTPは嬉しそうに笑います。明日もまた来られるかと思うと、2倍楽しい!

帰りは、高速船で直接、広島の平和記念公園へ。

イサム・ノグチのデザインしたという橋を過ぎて、

今日の宿にチェックインします。(2名1泊7000円)

ホテルの部屋で、こうしてお座敷を広げたかったのです。

午前中から連れ歩いていた、千代もみじも、この部屋に馴染んでいます。水をやります。「初日に、鉢植え買うって。前から思いよったけどやっぱり門ちゃんって・・・」え?何か言った?今日はくたびれたので、もうお風呂入ってビール飲んで寝ます。TPは夜の散策に出かけている様子。パソコンを開くと、転職するかも知れない先からメールが届いています。そうだった、私、しごとのことを考えなかったのは久しぶりです。いい夢が見られそう。

6000円で

朝、お茶漬けを食べるとお腹も心もいっぱいに。

すっかり転職するひとの気分でバスに乗ります。

バスの通り道にあるクスノキ

スンドゥブチゲもあと何回食べられるか。

そんなことより、今日から広島へ旅行するんだった。

ひとり片道6000円のバス。

サービスエリアで一度降りて、トイレに行って一服して、またバスに乗って、あとは寝るだけ。激狭バスに身体をなじませて、明日は広島県?TPは何ヶ月も前から次はどこに行こうかとあれこれ検索していたけれど。「我が家は、質より量」を合言葉に、格安旅行の始まりです。

条件と人間関係

今日の朝ごパンは、ポテサラを大胆に乗っけてみました。

今日は珍しく予定があります。

もしかすると、職場を変えるかも知れない。

変わらないかも知れない。

おいしーいカレーをごちそうになりながら、お話しをします。業務内容自体は、把握できそう。あとは条件と人間関係か。

身体が、転職したがっている。歩いて歩いて、歩いて、歩きます。

歩きに歩いて、晩ごはんはペペロンチーノひき肉入り。ほぼ転職したがっているひとを、まあ落ち着け、となだめるのが大変です。

U・F・O

朝起きて、夕べ洗わないままにシンクに放置していた茶碗を洗います。

なぜ私は、茶碗をすぐに洗わないのだろう?

毎日の家事の、フローのせいか?洗濯係のTPは、仕事から帰ったら風呂、すぐに洗濯、干す、晩ごはんというルーティーンが出来上がっている様子。私はTPが風呂に入っている間に晩ごはん、ダラダラと風呂、晩ごはん。この後で茶碗洗いが組み込まれていないと思われる。

仕事、ランチは担担麺ならフローに組み込めるのに。

この葉っぱは何の葉っぱ?

仕事を終えて家に帰って、録画しておいたテレビを観て、母に電話するのはフローに組み込まれている。それなのに、たまたま岡村ちゃんが出ているテレビを見つけてしまったりしたら、もうフローが崩れる。

晩ごはんは煮魚です。食べたらもう、茶碗を洗いたくなくなる。それなのに、不時着は完全に一日のフローに組み込まれていて、今日も観て、笑って泣く。どうしたもんでしょうか?

「東京路線バス 文豪・もののけ巡り旅」図書館で借りた本を、昼休みに読みました。鬼平が住んでいた住居を、まさかの遠山の金さんが後に購入していただなんて!どちらも実在の人物で。この感動を、誰かに伝えたい、でも昼休みから戻っても誰もが忙しそうで誰にも伝えられない、苦しい。母から電話で「明け方の4時に起きてさ、外に出たら、飯盛山の方に、色んな色の光がスーッて、飛行機かと思ったけど、あんなに次々飛んだら、わー、ぶつかる!って思った。あれってUFOよね?私、UFO見たってことでいいよね」と言うので「いいと思うばい。お母さん、UFO見たとよ」と答えます。

昼休み

今日の朝ごパンは、買ってきた明太バゲットです。

アルバイトの方が入って、すっかり業務が回りだしたので、昼休みは散歩に出かけたりします。(やっと、数年ぶりに散歩ができるようになった!!!!)

ニノキン。

空き地も、じーっと眺めます。

高低差も、じーっと眺めます。

エスニック料理屋に入って、ひとりで道行くひとを眺めながらランチします。

町田康まつりに移行していますが、この本も手強い。なんじゃこりゃ?今日も帰って、不時着(何周目?)が私のナイトルーティーン。TPも、もう何度も観たのに、またしても付き合ってくれています。奇特な人。荒野ちゃん小説に刺激を受けて、始まってしまったから。

鶏唐揚、ネギ添え

日曜日。朝からDVD。6時起きで。


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「駆込み女と駆け出し男」どうやら、先日の藤沢ー徳島旅行の際に訪れた、東慶寺がモデルとなった井上ひさし原作の小説を映画化したものだから、TPが借りてきてくれたらしい。サンキュー、愛らしい映画でした。

昼はざるそば。大根おろしたっぷりで。

昼寝して。TPが「村上春樹ライブラリー、行ってみん?」と言うので、お花見がてら出かけます。

公園を通り抜けて、

早稲田大学まで歩きます。見事に花を育てている建物を眺めながら、

早稲田大学に入ってみます。学生でもないのに勝手に入るだなんて気が引けますが。

喫煙所で、見事な石が放置されていて、あぁ、拾いたい。

いよいよ、テレビなどで見た、図書館へ。

借りて帰ることはできないけれど、その場で読むことはできるようです。

オーガンジーのようなカーテンが間仕切りです。

テーブルに座って、興味深い本を読みます。

遠浅の部屋

遠浅の部屋

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「遠浅の部屋」という漫画を、読みます。(感動します)こんな場所があるならば、毎週のように通ってみるってのもアリ?

日が暮れた頃に、歩いて帰ります。途中のスーパーで、今日もカラマリ(イカフリット)修行をしたかったけれど、日曜日でイカが売られていなかったので、鶏肉を買って帰ります。晩ごはんは、唐揚げとネギの輪切りです(焼き鳥の宮川に敬意を表して)。

半田そうめん

朝、ごはんもパンも無かったので、そうだ、こんな時こそ半田そうめんだ。

Jさんからのいただきもの。それが、驚くほど美味しいのです。そうめんはいつも美味しいと感じていたけれど、これはちょっと特別な美味しさ、のどごし、もちもち歯ごたえ、これから半田素麺なしにどうやって生きれば良いか?というレベル。

「ミニマル料理」図書館で、待ちに待ってようやく借りた本は、材料は少ないけれど料理計りで分量を正確に計らねばならないとの記述、開けて、すぐさま閉じざるを得ませんでした。

「自分のために料理を作る」図書館から届いた別の本を開きます。途中まで読んだものの、息苦しくなって放りだします。要は、誰かにああしろこうしろ言われる感じが苦しいんだな、私は。あはははは。

今日は何もしたくないし、強烈に食べたいものも思い浮かばないので、笠原シェフの動画をまた連続で視聴して、ごはんづくりの熱を呼び起こします。

イカ食べたい!」「茹ですぎた青豆もなんとかしたい!」イカフリットと、青豆の天ぷら。


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とうもろこしの岩石揚げを参考に、茹でておいた青豆を丸めて揚げてみたところ、驚くほど美味しくできました。イカ、青豆と次々と揚げては出し、食べては揚げる。エンドレスなお楽しみです。