顧客の顔色
イトヘンデザイナーは今でこそ大きな流通の中で働いていますが、昭和40年代前半頃にはまだ街の洋服屋さんが健在で、デザイナーの最終目標も「自分の店を持つこと」だったように思います。祖母や母は旅行に行くからだの演劇を見に行くからだのと理由をつけヨソイキをあつらえに洋服屋に出かけていましたが、ハレの日に奮発という意識はあったにしろ、洋服をオーダーメイドすることは金持の特権でもなんでもなく中流家庭でも日常のことでした。
当時デザイナーは末端消費者と顔をつき合わせながら商品を作っていたのです。
これは美容師と顧客の関係に似たものを感じます。
顧客の側から見たtamdaoさんの記述は、店側からみると背中に刃物をあてられたように怖いです。怖いからやめてくれーというのではもちろんありません。それだけの覚悟で顧客に対応しなければ、というのをひしひしと感じて怖いのです。
続きを読むす、す、すみませんっ。以後気をつけますっ。
思わず謝ってしまいました。
ワープロ変換の影響もありますが、
コピーライターが(こだわりの多い少ないは別として)
配慮した「文字配り」は、デザイナーの
「あーそうでしたか、すみません、気をつけます」
という軽い言葉で処理されがち。デザイナーの「誤字脱字」は、永遠の課題だなぁ。
サイトウのサイが齊だろうが斎だろうがどっちでもいいじゃん、読めれば。小せえことに拘んなよ。って思ったのがたった1週間前ってのが情けない。反省しました。
続きを読むマーチャンダイジングは相場と同じ
旧正月が明けて工場の稼働率が通常に戻りました。なのに生産計画の不備が続出して現場が混乱しています。
品切れせず且つ在庫を残さないように小回りのきく専任工場を使っているので、工場が混乱しているのは珍しくないのですが、生産計画を立てるマーチャンダイザーが数字を読み違えて混乱させるのは誠に無駄であります。
同じデータを見て、どうしてこんなに出てくる答えが違うのでしょうか。不思議です。見たらわかるだろ!としか言えないのも悲しいです。
このマーチャンダイザーは往々にして手を打つのが一歩遅く切り上げが一歩遅いようでしたので、一歩早く手を打つように持っていきました。すると今度は切り上げが二歩遅れてしまいました。つまり在庫過多です。
こいつに株をやらせたら、絶対失敗するぞ、と思いました。
つるんで面接に来た者はつるんでやめる
aozora21さんからいただいたブクマにレスを兼ねて、彼女らのその後。
2008年02月16日aozora21人間関係, 人事
それで意気投合したその二人がまた同じ職場に就いたら面白い。
ブクマ 子どもの喧嘩よりタチ悪い/イトヘン業界の片隅から
面白いっすよね。
標的が新しくできたことで、敵同士と思っていた二人が手を結ぶのはアリかなあと。
今日、ふたりは揃って休んでいます。揃って急用ができたそうです。今頃は「パートの気持ちがわかってない」だのと私の悪口を言いながらモーニングでもしてるんじゃないかと。揃ってハローワークに行く相談してたら、ホント笑えますねえ。
「パートの気持ちがわかってない」と言われたら、「そうです。アンタたちの気持は全くわかりません」と答えるしかありません。ただし、パートのおばさんという括りで彼女たちを表現するのは、パートと言えども責任持って仕事をされている人に失礼なので、パートの風上にも置けない人達と呼ばせてもらいます。
見出しの通り、この二人は元から友人で、一緒に入ってました。つるんで仕事に来るような者にはロクなヤツがいない。そういうカテゴリーに入れてみました。パートだけでなく、新卒なんかでもそうだろうと思います。一緒に頑張ろうねーっなんて、人事担当からしたらアウトでしょう。
主任が原因で仲違いしたはずが仲直りして、じゃあまあいいか、ってなもんで居座られても迷惑だなあ、と思っているんですが。明日は出社するのでしょうか。揃って別の会社に面接に行って頂ければ嬉しいかなと。