病気year

1年ぶりの日記になってしまった。
今年はとても涼しい夏で、なんだか物足りないって思っちゃう。

夏は好き。
フジロックによく行っていた事が夢のよう。
最近大きな音で音楽を聴いていないな。
せっかく教えてもらった洋楽も、脳みそから足先まで全身で浴びて本当に良いなぁと思っていたところなのに、聴かなくなってしまった。
でも、こんな今も、聴き続けている大好きな曲もあるから嬉しい。


緑の中のフジロックにもう行けないのかなぁって思うと少し寂しいけど、こんな今の生活も良いなぁと思うから行けなくてもそれもありだなぁっていう風にも思う。


去年、お父さん(64)とお母さん(66)2人とも立て続けにがんになって
入院、手術、抗がん剤だとか、本当にきつかった。
(お母さんは早期だった!)


お父さんに至っては一昨年に1度、去年2度の手術。
取り除いたはずの腫瘍が今また肺に1つ見つかり、
それが悪性なのかどうかの経過を見ているところ。

本人は抗がん剤までやったのに…と相当ショックを受けているし、
わたしもショック!またボロボロのお父さんみるのやだよー

病気ってのは本人はもちろんキツイけど、家族もきついものだね。

元気になってほしいし、なるべく明るく前向きにいてほしいって思うからわたしもいつも笑って家事を手伝ったり病院へ行ったりしていた。
お母さんがメンタルをやられたのでそれがとてもつらかった。
今は元気になったよ。

お店もあったし、本当にしんどくて、わたしも体調を崩してしまったりしたけど、最終的にすごく勉強になった。


やっぱり、健康じゃなくちゃ楽しい事できないし。

「健康第一!」だなんて、そんなのを高らかに言う年になっちゃったけれど、
お父さんとお母さん見てたら率直にそう思う。

「健康第一!」


「運命だからしかたない」「みんなどうせ死ぬんだ」
と思うことも前はあった。
でも、両親のがんの闘病を見て、体に良い事・悪い事というのは実際にあるし、積極的に身体に良い事をつかんでいかなければ病気になりやすくなる。年を重ねるほど。
それを痛感した。両親はがんになる理由もあったと思う。


わたしは「マクロビ」「有機」「オーガニック」ってお金持ちしかできないイメージで苦手だった。
特に、勤め始めたころは宗教チックでむしろうさん臭ささえ感じていた。


今はちょっと変わった。

「できるだけオーガニック」ぐらいかなぁ。


それはそう感じる人が実践すればいいのかなぁって。
その人が「安心」だとして食べられるものが一番いいって思う。

その線引きはみんなそれぞれでいいんじゃないかな?
ぶっちゃけ、気にする人はそれでいいし気にしない人もそれでいい。
わたしみたいに、病気をきっかけに気にするパターンも多いと思う。

父は昔からヘビースモーカーで「煙草やめるぐらいなら死ぬわ」とか言ってたけど、病気して速攻でやめた。



元気な時に、気にし過ぎて窮屈になるのもいやだもんね。
っていうか気にする理由ないもんね。

お父さんお母さん、これからは再発しないぞって思いながら、
楽しく食べ物や生活を気にするから、人生やりがいあるよね!
わたしもそれに協力したいです。


食べ物に関しては、わたしは飲食業をやっているので感じることがたくさんあるし、病気の父母にも体に良いものを摂取して欲しいと思うから
自分も気をつけることにするね。

そう思えてラッキー!とさえ思います。

病気になる事って、きっと悪いことばかりじゃないね。
健康第一だけど(また言っちゃった)



今日も静かな夜が来た。
ぐっすり眠れるかな。窓開けちゃおうかな。
おやすみなさい。

ウィンキーの昇降機

2014年の年末、実家のラブラドールのウィンキー(13才10ヶ月)が他界しました。黄疸が出てきたのに気づいたときはもう遅かったみたい。
すぐに食べなくなっちゃった。


老犬になると足腰が衰え、歩くのもしんどくなる。
大型犬で13年といえば、人間で100才を超えるって知らなかった。
ウィンキーすごいよ!

ウィンキーは、実家の階段がつらそうでした。
ここを通過しなければ外へは出られない。
ついには昇り降りができなくなってしまいました。

こんなに急なんです。

ウィンキーは27kgあったかなぁ。わたしは勿論持てない。
お兄ちゃんやお父さん、むんちゃんが交代で抱っこして降ろしていたんだけど、鯉のように暴れるし、、すごく危なかった。
そしてお父さんは腰を痛めてしまった。

そこで、いろいろ調べたりした結果「人間用の階段昇降機」を
購入しました。
いずれは使うよねって事で、、安くはない、、よね。


それに父が板を貼りこんな風に加工しました。

そしてウィンキーも無事にこれでお散歩へ行ける様になりましたとさ。



着地の部分はほぼ平地になるところでストップしてスムーズに
降り立つことができるようになった。

シュタッ


いやぁ、これがうまくいった時は泣きそうに感動した。

ウィンキーは亡くなってしまったけど、この機械をうまく使えてよかったなぁって思う。
大好きなお散歩に行けたもんね。

ありがとね、ウィンキー。


こんなのでも、ここに載せておけば困ってる誰かが見るかも、、なんて
思ったので書きました。当時わたしも、たくさん調べたので。

大型犬、老犬、階段、上れない、とかで検索で引っかかるかも?



やっぱり一番かわいいな。
会いたいなぁ。ウィンキー!

おばあちゃん その2


おばあちゃんが亡くなりました。
まだ信じられないけれど、もういません。

おばあちゃんがいなくなると、生きていた頃の何気ないしぐさや
ささいな瞬間が頭の中で繰り返されます。

大学の時には、よく帰りが遅くなって泊めてもらっていた。
わたしは次の日も一限からだったので、早起きしなければならず
大学生の割に忙しい毎日だった。
わたしは、おじいちゃんの仏壇の部屋に布団を敷いてもらい、
引き戸を隔てたもう一つの部屋でおばあちゃんが休んでいた。

今もすごく覚えてるのが、朝起きた時の引き戸から洩れる明るい光の感じ。あのやわかい、安心するような光。覚えてる。
家ではない、ちょっと特別な、おばあちゃんちの記憶。

隣りではおばあちゃんが既に起きていて、わたしがすぐにでも朝ご飯を食べられる様に準備してくれていた。


いつだってわたしをほめてくれ、応援してくれた。

そんなおばあちゃんに出会えてわたしは嬉しく思う。


おばあちゃんが亡くなる4カ月前にハガキをくれた。
手に力もないだろうに、ボールペンで子供みたいなよれよれの字だったけれど、文末には

「がんばれ友ちゃん!何時迄も元気でね」

と書いてあった。

今も涙が出ちゃうけれど、わたしはこの言葉を思い出して
くじけそうなときを乗り切るんだと強く思いました。


お店をやっていて、正直くじけそうな時がある。
楽しくて笑っていたいけれどなかなかうまくいかないものだ。
でも、家の冷蔵庫に貼ってあるこのハガキを見て、
ちょっとだけ心が元気になります。
明日もがんばるね。ありがとうおばあちゃん。

おばあちゃん

こちらを更新するのは久しぶり!
お店は毎日忙しく、忙しくない日もあるけれど
むんたと楽しく笑いながらやっています。
勉強する事が多くて、はっとしたり、
こんなんじゃまだまだだなぁと思わせてくれる。
スリル満点の毎日です(笑)

20日前ぐらいに、おばあちゃんが入院しました。
おばあちゃんは、4月で91歳。大腸がんを患っています。
手術で取ったつもりだったが、それが広がってしまった。
そして腹膜にまで。末期なのか、わたしは聞かされていないし、
よく知らない。
しかし、おばあちゃんはまだまだ頑張っていた。

昨日、病院に会いに行きました。
痩せていて、病院食も水物、、それを2口しか食べなかった。
食べたら(飲んだら)すぐまた横になってしまった。
わたしの言うことに「そうねぇ」と相づちを打ってくれる。

おばあちゃん、ねぇおばあちゃん、あのね、お店にね、、
わたしは仕切りに話しを振るけれど、前のようには会話ができないみたい。
眠いのか、だるいのか、つらいのか、、

おばあちゃんは帰り際に「せっかく来てくれたのに寝てばかりでごめんね」「気をつけて帰ってね」と言った。
あぁ、この気遣いはおばあちゃんだ。


わたしはおばあちゃんのようなおばあちゃんになりたいです。
会うといつもそう思うのです。

お店を持つこと

正直、お店を持つ実感がない。
どこかまだ人ごと。


わたしの目標としてきた事。
でもきっとそれが達成されても、きっとどこかぼんやりしている。
お店を持つことが夢なのではない。
その先にあるものだと思ってる。


続けること。

これが本当に大事なんだ。
そして難しい。

それでも時は流れて行く。
まずはオープンまで気を引き締めて、がんばります!


バンドもライブが決まった。
久しぶりすぎるライブ。練習しないとなぁ。
ライブはかれこれ5、6年はやっていないかしら。
音を合わせるのって本当気持ちいい。わたしは鍵盤担当なんだけど、主役じゃないからより気持ちいいのだ。(他をやったことがないけど)
ブルーハーツコピーバンド
不器用だけどとがってるけど、ひたすらまっすぐないい曲ばかり。


ウィンキーはがんの再発はないものの、
加齢による心臓肥大や足腰が弱ったりだとか、、いろいろ抱えているけど、わたしたちに元気と笑いをくれる。ありがとうね。


「笑い」がある生活っていい。
ウィンキーとむんちゃんのおかげで基本、毎日笑っています。
決して楽しいことばかりではないのが人生。
まだ35年しか生きていないので、人生を語るにはまだまだ足りないだろうけれど、どんな事があっても、つらいとき、小さくても笑いが気持ちを救う事ってあると思う。
1人では笑えないので、やっぱり誰かと生きていかないといけないんだなと。


今日はもうむんちゃんソファで寝ちゃった。
わたしは調べものをします!

普通じゃない90歳

父が大腸がんで手術したのが6月。
今は退院しているがまだ体力が戻ったとは言えない。

そして、7月。
なんと、母方のおばあちゃんにも大腸がんが見つかった。

おばあちゃんは90歳。
実はこれが初めての病気。入院もしたことがなかった。
頭もぼけていない。
何でも1人でやる、迷惑かけないという考えの持ち主で、
わたしにとっておばあちゃんは、
かっこ良くて、昔から本当に尊敬する人。
3.11の後には地元のスーパーに朝から並んで、わたしたちに食パンを送ってくれた。そういう、頼もしいおばあちゃん。


年に一度、お正月に会いに行くと体の調子を気にしてくれて、
お店のいい物件あった?焦る事無いよと励ましてくれる。
普通は逆だよね。


糖尿病を持っているし、こぶし大のがんを切る手術は内視鏡では無理だ。
開腹手術するにも体力が持つか心配だった。
でも、おばあちゃんは「取りたい」「家に帰りたい」と手術へのやる気をみせた。


周りはびっくりしたけど、誰もが元気になってほしいと思ってたし、
応援することにしました。


結果は成功。
今、入院しています。


術後は元気だという話で、安心していた。
でも、おばあちゃんの心も体も不安定だったようで、大好きなテレビで観る野球も消してくれとか、
昨日まで歩く練習もしなかったそうで、気力がなかったそう。


それを聞いてわたしはものすごく心配になった。
どうしよう、、おばあちゃんが、、
わたしは勝手に、おばあちゃんは「歩くぞ!家にかえるぞ!がんばって早く退院するぞ!」って思ってると思いたかった。

でも、そんなのはわたしの勝手な希望だし、おばあちゃんはそういう気丈な人だとずっと思ってきたからなだけで、
今回の初めての入院、手術の体の変化や疲労、不安は計り知れない。。。
おむつも初めてだろうし、体を切って、がんをとったんだもの。
痛みやだるさもあるよね。
本当にがんばっているんだ。
ごめんね、おばあちゃん。


今日、自分から歩く練習を申し出たという。
明日もやると言っているようだ。


それを聞いて安心したけれど、反面、なんか切なかった。
人に迷惑をかけたくないと思うおばあちゃんは90になっても健在だ。
しかし、もう、頼ってもいいんだ。
きっとお母さんや叔母さんたちも思っているはず。


ゆっくり良くなってね。
おばあちゃんのペースで元気になっていってほしい。

それぞれの思い


オレンジのタルトを作った。
実は今月3回作ったんだけれど、オレンジ自体の甘さに左右されすぎて、
味が全然安定しない。
きっと苺などもそうだろうなぁ。
こういう時はこまめに味見しながら作るんだなと、やっとわかった。。。
レシピ通りにいかない事なんてざらにあるんだよね、、
そういう応用力がまったくないわたし。
頑張ります!


もうすぐ参議院選挙。
政治にぜんぜん興味なかったけれど、
原発はどうみてもあるべきじゃないと思ってるので、
それを主張する山本太郎に注目してみた。


そしたらもうね、あの情熱にやられました。
あの人は本当に1人で戦いを挑んでいるなと。
思ってたことをバシッと言ってくれる。
ツイキャスというネットで演説が見られ、
移動中なども映し続け、本人の素顔が見られます。
http://twitcasting.tv/yamamototaro0/movie/15718185


宗教だとかカルト集団とか中核派とか言われてるね。
たぶん中核派かどうか問題に思ってる人は少ないんじゃないかと思います。
今の世代の人はわからないと思う。
わたしもピンとこない。
そういう意味でも、応援する人は山本太郎の「人間」に引かれているかもしれない。
「右翼左翼、、そんな問題あとにしてくれ」
と本人は言ってる。


でも、最近
福島県在住のママのツイートやブログなんかも見てみるとね
山本太郎を批判する声も多い。


「チェルノと比べてる時点で不勉強」
「チェルノより格段に低い福島の線量は健康に影響ない、県外の人が騒ぎ過ぎ」
「子供に放射能を気にさせる生活の方がガンになる」
放射脳」「基地外

そういう言葉が目に飛び込んだ。
普通に0.9マイクロシーベルト毎時の中で過ごしている。
「こんな線量だと放射脳たちはびっくりするよね」みたいな冗談も交えながら…


え、、そんな、、そうなの?
だいじょぶなんだ?いや、だめじゃない?その線量?
でも、もしそうだとしたらそう報道すればいいのに。
水元公園だって、ママ達の尺度からしたら除染の必要ないじゃない。
わからなくなってきたぞ…


いろんな考えがあって当たり前なんだけれど、
わたしもその人のような境遇に立たされたら、、
調べれば調べるほど混乱。
ゆらゆら揺れ動く。

わたしはほんと無知で、想像力もない…
あんな震災を経験して、日本国民はみんな同じ傷を背負ったと思われるかもしれないけれど
それぞれの環境で思う事は違うのは当然だよね。
2年4カ月で変わってきたのもあるんだろう。


でも、人がなんと言おうと
わたしは山本太郎で行きます。
太郎さんが言ってることに共感した。応援したいと思った。
それがすべてです。
共感しなかった人は別の人に一票入れるだろうし。


それにあのにーちゃん、やっぱ凄いよ。
政治に対してどこかわくわくを感じさせるなんて。
応援させていただきます。