久しぶりの更新

いやー、見事に学校が始まってからブログを書かなくなってしまい、自分自身ブログの存在を忘れていましたが、実に半年ぶりに更新したいと思います。

Elgin Avenue Breakdown Revisited

Elgin Avenue Breakdown Revisited

ジョーストラマーがThe Clashを組む前に組んでいたバンド、The 101'ersです。
現在Amazonで手に入る音源としてはこれが唯一のものっぽいです。

この頃の彼らの音楽はパンクというよりはパブロックに分類されるっぽいですが、僕にはイマイチそこら辺のジャンル分けはわかりません。
ていうかそもそもパブロックってのは音楽的な分別ではなく、60年代当時のイギリスのパブで演奏していたバンドはみんなパブロックっていうみたいだし。

…で、肝心の内容ですが、とにかくクオリティが高いです。同じパブロックのDr.Feelgoodが好きな人は間違いなく嵌るでしょう。
ジョーストラマーも単音弾きが上手くできないので、バッキングとソロを同時にとってしまうような、ウィルコジョンソン風の奏法を目指していたそうです。

どの曲も素晴らしいですが、中でもラストのGloriaのカバー(Live版)は圧巻。
でも途中のMCなのか何なのかわからない下りは英語がわからない自分にはちょっと退屈です、それが終わってからの盛り上がりはおお〜って思うんですが。

俺はただお前とやりたいだけ

THE ROOSTERS(紙)

THE ROOSTERS(紙)

「俺はただお前とやりたいだけ」ってこれだけ男らしい曲もないでしょう。
初期のルースターズはとにかく骨太なロックンロールで格好良い。
あとは、カバーが多く、オリジナルでも色々な曲からリフを拝借したり、ソロまで丸パクリだったりするので、元ネタを知っていると尚更楽しめるかもです。
その中でも一番ひどいのが7.In and out(笑)。Peter Gunnって曲と酷似。これでオリジナル曲と言ってしまうのかというくらい似てます。しかし、それを笑い飛ばしてやるくらいの度量が人には必要でしょう!

初めてコンピレーション盤を扱います。

18 Thoughts of Trash [12 inch Analog]

18 Thoughts of Trash [12 inch Analog]

UK Trashの有名バンドを18曲集めたコンピレーション盤。
ただ、全く別の18バンドというわけではなく、実際は横のつながりみたいなものがあって、大きく分けるとthee headcoats派閥、The Bristols派閥、The Flaming Stars派閥といったところでしょうか。
3.action time vision / thee headcoatsのギターソロの洗練されてなさとかいかにもTrashって感じ。
あとは、13.GLC / Armitage Shanksのコーラスが加わって合唱になる部分がツボでした。

久しぶりの更新

cult grass stars

cult grass stars

初期のミッシェルには非常に伸び伸びとしたグルーブ感というか、言葉では表せない魅力があるような気がします。
独特の歌詞の世界観も良いし、アベのカッティングの凄さも11.いじけるなベイベーを始め、この頃から随所に聴くことができますし、とにかくこの頃から既にミッシェルの良さが確立していて、繰り返し繰り返し聴きたくなるアルバム。個人的にGear Bluesの次に好きなアルバムです。
あと、ミッシェルってメロディが凄く良いんですよね。そういう意味で好きな曲は4.世界の終わり、7.I was walkin' & sleepin'、10.スーサイド・モーニングあたりかな…

ラモーンズにもっとエッジを利かせた感じ

Get Action

Get Action

ローファイ。所々(というよりかなりの部分で)音が割れちゃってる具合なんかも最高で、とにかく爆音で聴きたい1枚です。
一曲一曲が短いので17曲あっても30分ちょっとで終わってしまう。
しかも曲のテンポが早いのでどんどん進んでいっていつの間にか終わってしまう感じ。
聴き終わったあとにもう一度初めから聴きたくなるような中毒性を持っています。

邦題が面白い

カトーの楽しいロック講座

カトーの楽しいロック講座

印象的なリフに沿ってそれぞれのパートが主張しあって、凄く強い音圧を生み出しています。
録音状態が良いのかもしれません。
ガレージロック系のアーティストってローファイなサウンドを好む人が多いけどこういうハイファイな感じも悪くない。
個人的にはグイングインという擬音が合いそうな、少し硬い感じのファズの効いたベースの音が好きです。
それと、若干地味ながらシンセサイザーと時々入るコーラスが音に厚みを持たしている…気がします。