もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

目標

ひとつ保険に入ってさらに資産をつくるべくもうひとつ保険に入ることになった。毎月3万円ずつ80歳まで積んでゆく計画である。泥眼のような顔でハアそろそろ隠居できるかなァと相談しただけのはずなのにおかしい…そんな生きられないし御冗談を…と言いながらも、顔はにんまり般若のようにうれしいうれしい。頭はどうしたらそこまで働けるだろうかと猛烈に回転し始めた。

露天風呂

 

実験

伝達方法を言葉だけに頼ることはもういいかな、と思った。というのもほかでもない言葉より、わたしに頼るのはそろそろもういいんじゃないと告げられたから。それからというものどんな文章を読んでもその告白が隠れているように感じる。言葉に背を押され手を引かれている。こうやってしていてあげるからそうしてみて、って。これまでよりも親密であるようにさえ思える。

春のお散歩

 

現実

忘れたくはない。今日の楽しかったことを、二度と戻らない人生のだとしても、みんなが楽しくしていてそれにわらいをこらえきれない。そのことを忘れてしまっていいと思うきもちと、思い出して大切にしたいと思う気持ちの両方のはざまで、やくるとを飲もうと思う現実も好きなことを。

もうどうだっていいふうだね

 

稲穂

明るい農村昭和46年ころの四国の映像には、ため池から田に水を引く様子が。太い線香を立てその一本が燃え尽きるまでの間だけ、注がれる水に頭を垂れ手を合わせ祈り、あるものは清酒を垂らす。阿波おどりは稲たちを擬人化したものかな。稔りの喜びがいっぱいに並んで迫ってくる。

豊作だね



 

転写

ホトケノザがあちこちに群れているならわしら座るしかあらへんがなとそれぞれめいめいに揺れている仏。腹ばいになって読んでいた本に、この能力が手翳しにより相手にも転写されるのだッ!とあった。そんな、でも、ペン習字の会で出会ったお姐様方にもう二度と会えなくても彼女らのいいところがわたしに伝染っていたらいいのになと思う。春の雲だネ。

ホトケノザの塔であそぼう

 

平安

ビリー・アイリッシュのバット・ガイは摂関家清華家などの子女の和歌のようで、公達と魍魎が蠢く平安京の暗闇を思わせる名曲である。その世界の中で我々は大路から小路へと身を潜ませながら散策をすることができる。

ボンバーマン バーイ ハドソン

 

 

 

 

積雪

いつもは22時の電車に間に合わせるよう高速でキーボードたたいて謎の咳で息をしている隣の子も今日はおしゃべりで、思い出を、ものまね風に再現したりしてはしゃいでいます。重いーと言いながらも旅支度のよにまとめて、帰ったらハーブティーをいれちゃうかもって夢。もうすぐほんとうになる夢をみてる雪の日のイブニングタイム。

雪だるまを作りながら昼寝する