この記事の説明。
この展示へ行ってきたときの話です。
(公式のお知らせページ)
『あさきゆめみし』×『日出処の天子』展 -大和和紀・山岸凉子 札幌同期二人展-
https://www.city.sapporo.jp/kikaku/shomu/popculture/asakiyumemisi-hiidurutokoro.html
www.city.sapporo.jp
展示内容はこちらの記事参照。
『あさきゆめみし』×『日出処の天子』展出展原画リスト(山岸分のみ)
https://mtblanc.hatenablog.com/entry/20240314/1710419876
mtblanc.hatenablog.com
食べ物はこちら。
8-11日記(主に食べ物)
https://mtblanc.hatenablog.com/entry/20240313/1710255730
mtblanc.hatenablog.com
2024年3月8日(金)
この日の関東は朝に雪が降ったくらいの気候で、最高気温8.9度とそんなに暖かくなく。それでも札幌はマイナスの世界です。私はとても寒がりで、関東にいても年の半分は寒いと思っている私です。3月札幌に行く前から震えていました。
夕方の飛行機に乗って、札幌までついたらこれです。
道は地面が露出するくらいしっかり雪かきされているところから、踏みしめられて3~5cmくらいの厚さになっているところまでいろいろ。積もったばかりの雪は、いわゆるパウダースノーで、踏むと片栗粉みたいな音がする。雪用の靴は、踏みしめられたところは効果がありましたが、いったん水になってから凍ったところでは無力でした。
2024年3月9日(土)
(時間はだいたいの時間で、記憶によるものです。ズレがあると思います。)
08:00すぎ
起床。
入場特典の絵葉書が、トークイベントのついている初日だけ別でした。なので、初日と2日目のチケットを押さえてました。この日はグッズとトークイベントを満喫するのに全フリすることを決め、展示は2日目にゆっくり見るという作戦です。
09:00前
事前に入場時にグッズ販売の整理券を配布するとネット上で告知されていました。
前日に劇場の会場の様子を見に行った方から「中に人はいるようだったけれど、何の掲示物もなくて「本当にここで?」という状態だった」みたいな情報がありました。上砂川町のときは、ネット上にはほぼ情報ありませんでしたが、現地に着いたらしっかりとした掲示があり、そういう方法をとることもあり得ると思っていました、
整理券について、現地に行けばもう少し情報あるかと思っていましたが、そういうことはなく。
開場まで外に並ばせると列整理に人員を割かねばならないし、並ばせている間にトラブルが発生する可能性もあるので、リスクがあります。なので、事前に配布を始めるのもあり得るのではないかと思って、9時前に様子を見に行きました。早めに配布があるなら、近隣で食事をとっていったんホテルへ戻ってもよいと思っていました。このためにホテルは劇場から徒歩10分以内の場所から選んでいたのでした。
到着すると、事前情報どおり何もない状態。そんな状態だったけれど、すでに列ができていたので、そのまま最後尾につきました。
後にスペースで判明したところによると、先頭は関東からいらした方で、6時からとのことです。*1
そっかー、マイナスワールドで並ばせるかーと思っていましたが、並んでいる間にしゃべった方が「道民にとっては3月は暖かいから問題ないと思っているのでは」と推察されていました。早朝からグッズのために並ぶのは「わかっている」人たちですから、対策も万全でしょう。関東の真夏の行列よりは病人発生のリスクは低いのかもしれないです。この辺はどこまで想定されていたのか気になるところですが……。
私は電熱の服を着ていきました。
関東で使うときははっきり暖かい感覚がありますが、札幌だとぽかぽかするというより、熱が逃げないというか冷気が来ない、くらいのものです。線が這ってないところはうっすら冷える(これは関東でもそう)ので、カイロを貼って対策。万全といってもいいくらいの備えで、私は問題なく最後まで並ぶことができました。同行者は地面からの冷えに苦しんだようです。私は靴(雪用とあるスニーカー)がよかったのか、足が冷えることはありませんでした。
09:00頃
スタッフさんが次々といらして、ディレクターの方も。
ポスターが内側から貼られ始めて、記念写真を撮る人多数。
さらに花も到着。萩尾先生からおふたりにということが判明して、キャーキャー言ってしまう。
様子を見にいらしたディレクターさんが反射するでしょうとおっしゃって、希望者にポスターを貸して撮影させてくださる。私も撮りましたが、今思えばテンションおかしかった。並んでいる方が退屈でしょうと、この後もディレクターさんがちょいちょいいらっしゃいました。
11:00前
すこし早く開場。
入ってすぐに撮影コーナー。中に入るのもよし、そのままとってよしのデザインです。
入場と共にグッズ購入の用紙が配布されます。物販は11:15からなので、その少し前に列形成が始まると予測されました。それまでに記入しておいてということでしょう。
まだまっさらなお品書き。これは後日「SOLD OUT」札が貼られてゆきます。
この日は見本コーナーだった場所。2日目からは読書コーナーに変わります。
コメントコーナーの肉筆サイン。
こういうのは、この場ならではうれしいものです。終了後の行先は気になるところですが……(イヤなマニアっぽい発言)。
グッズ販売とは別の場所に設置されているガチャが1人10回までという情報があり。グッズ販売はそこまで興味がないという同行者にあらかじめ、まずガチャへ行ってまわしてほしいとお願いしていました。この日は両替機の設置はなく、その場の窓口みたいなところで両替する式。3000円分してもらったそうです。私はあらかじめ10回分用意していたので、それを使用。
私は山岸グッズが一揃いあればいいので、記入は簡単です(お土産用に絵葉書は複数購入)。余裕で列形成に間に合いました。列ができても、前の人の会計が終わらないと順番は来ない訳で、そこから動けない状態でさらに待ちます。並びながらも書けますので、割と書く時間に余裕がありました。
はっきりわかりませんが、会計が終わったのが30分後くらいでしょうか。ほしいものは全部買えました。
12:00
いよいよ展示へ。と、いっても人がいっぱいです。ゆっくり見るのは明日にして、だいたいの様子だけ眺めました。
おふたりの特集本を出されている平凡社さんの広告ポスター。この展示用に作成したものでしょうか。
劇場っぽいトイレ案内。
ロビー外の花は最終的に4つに。
12:40
トークまでに近隣で食事をし、ホテルに荷物を置くことに。近くの宿にしたのでこういうことができます。
歩いていたら、劇場裏でディレクターさんに遭遇。チラシを配布している場所を知りたいと質問し、図書・情報館を案内していただく。その際、キャプのミスと思われる箇所をお伝え。
図書・情報館へ行き、チラシを入手しましたがほぼ最後の在庫だったらしく、次の日には消えていました。
食事をしてからホテルへ。並びを終えた今となっては、重装備すぎて暑いので服を減らしました。荷物を置いて、身軽になって戻りました。
書き忘れましたが、再入場可能かどうかは事前に確認しています。
追記:再入場可能だったのはこの日だけのようです。
https://twitter.com/idisim/status/1768804600801530112
13:45
トーク会場へ。
イベントの前後30分はグッズ販売を止めていることもあり、すごい人です。知り合いがいるなーと思いつつ、話しかけに行くような時間もないのでそのままおとなしく席にいました。
15:40
トーク終了。即離脱してまんだらけとブックオフへ。まんだらけと同じ建物内のガチャコーナーで明日のガチャ用に両替。
ブックオフの向かいのダイソーでグッズ収納のためのファイルや賞状入れを買いました。ダイソーのポスターケースを買うつもりで入店したのですが、トランクに入らないサイズだったのです。「何かないかなー」とウロウロし、賞状入れを発見。長さが足りませんが、工作用の厚紙で延長できるだろうと判断。書類ケースと共に購入。
こんなです。
↑を裏返すと↓に。
工作の成果。ポスターの長さに厚紙を切り、筒に入れます。さらに内側にポスターを入れるだけ。紫が賞状入れで、間の灰色が厚紙です。
途中で撮ったテレビ塔。同人誌即売会が開催できるように見えませんが、ここで文学フリマが開催されたことも。
またもホテルに戻って、荷物を置いてから食事へ。まんが愛好のみなさまとの宴会でした。食事を終えたら雪でした。
2024年3月10日(日)
昨日の雪でグンと北国度があがっていました。
網にできているのでつららと呼べるかどうかわからないけれど、つららっぽいの。
劇場裏側へつづく道。奥の右側が劇場。
展示2日目。夜のほうがすいているだろうという予測をし、夕方に出発。展示品のメモなど取りました。根性があれば、コメントもメモしたかったけれど、電池切れ。
モノクロは最初のセリフをメモしていくのですが、擬音やセリフなしのページはメモに苦労しました。カラーは知名度高い絵が多いこともあって、簡単。「第1回」「第2回」「レコード」みたいなカンジ。関係ないけど、スペースでディレクターさんが「キャッキャッウフフ」と呼んでいらっしゃる「LaLa」1982年2月号ふろくカレンダーの絵は、私はパロディ元から「紅白梅図」と呼んでます。
グッズ販売はロビーに移り、品切も多数。人が少ないので平和な雰囲気です。この日から新設された読書コーナーは盛況。
ロビーに移ったガチャをまわしました。遅い時刻だったせいか、からっぽの台やもう10個も入ってなさそうな台も。中が多そうなのを選んでまわしました。
山岸キャラ3種を2セットにしたかったので、揃ったところで打ち止めに。
なぜか大和キャラのほうが多く出てしまいました。バランスよく出てくれれば、それもよかったのですが、末摘花は1個なのに紫の上と二公子が圧倒的多数。山岸キャラでは王子が2個で、他がもう少し出てます。私のところに来なかったぶん、どこかで王子がたくさん出たと思われます。
2024年3月11日(月)
この日は古本屋めぐり。日曜やっていないところが多いので、最終日にするしかなかったのです。
行きは、電熱服用に充電池を複数持っていました。そうしたら飛行機に乗るとき重量オーバーしており、同行者の荷物に一部入れてもらいました。同行者の荷物が軽くてよかったです。事前に送ればよかったです。
帰りは反省し、この日の朝にホテルからほとんどの荷物を発送しました。グッズを安全に自宅に運びたいのが最大の目的です。工作用に購入したカッターを送りたかったのもあります。
しかし、古本屋の買い物でまたも荷物が重くなり、空港でハラハラすることになったのでした。
ちなみに行きと帰りの航空会社でけっこう運用が違いまして。
機内持ち込みは、荷物1+荷物2(身に着ける小バッグ類)+上着等というところは変わらず。行きは「荷物1」が7kgまで。帰りは3つの合計が7kg程度、というようなカンジ。もちろん両社とも「7kg」は変わらないんですが、私が行った時点での運用に差があったということで、常にこれ、ではないと思います。
帰りの航空会社の保安検査は「くるぶしが見えない靴はぬいでエックス線にかける」という運用でした。用意されたサンダルに履き替えてゲートをくぐります。行きの航空会社はそのまま通れました。
と、いうようなことをふまえて、荷物の扱いとスケジュールは計画的にするべきでした。
発送費5000円弱でしたが、段ボール+トランクそのままの2つ送ったのでこの金額です。いくら地下道が発達しているとはいえ、雪道をカートをひいてゆくのは大変に決まっています。多少かかっても送ったのは後悔していません。しかし、発送物が1つになるようにしていれば、もう少し安かったと思います。そこは反省。
古本屋を満喫して、夜の飛行機で関東へ。
雪のない世界へ無事に戻りました。