風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

「この神の愛が私たちを救う」(説教のためのメモ書きから ホセア書2:2~15)

2:4−5の言葉の背景は、古代イスラエルの門の法廷で行われた手続き。

被告は妻、イスラエル。告発したものは夫たる主。

母、イスラエルを告発することを、子である民の忠実な者たちに要求する。

原告の意図は、離婚するためではなく、和解するため、妻が売春と不貞とを止めるように望んでいる。

夫はまだ、この結婚が救われることを希望しており、二人の関係が求愛の時期にそうであった状態になることを望んでいる。

イスラエルは無責任な母のように、不義の妻のように振る舞っている。

彼女は、客が自分のところに来るのを待っている売春婦よりももっと悪く、愛人を追いかけている。

イスラエルは貪るようにバアル礼拝を求め、熱心にカナンの豊穣の祭儀に参加していた。

イスラエルは、自分の歴史を通じて、エジプトにおける奴隷状態から彼らを救い、また荒野において彼らを支え、新しい土地で彼らを祝福した神を主として知った。申命記26:5−18.

しかし、今、イスラエルは物的祝福をカナンの豊穣の神の祝福と考えている。

彼女は知らないのだ。

 

不義のイスラエル背信の代価を払わねばならない。だが、結婚は救われる。

葡萄園が再び返される。苦悩の谷が希望の門に変えられる。

神の業によって暗闇から驚くべき光の中に招き入れられた。

この神の愛が私たちを救う。

 

ホセア書を語っていた頃は中会の書記をしていて忙しい時期だったかと思う。説教原稿でなくメモ書きが多い。

 

 

厳しい裁きの言葉が語られる箇所なのだが、最後の言葉が活きている。

「この神の愛が私たちを救う。」

 

 

「彼女は知らないのだ」ー 何を知らないのか?

「不義のイスラエル背信の代価を払わねばならない」ということを。

そして「神の業によって暗闇から驚くべき光の中に招き入れられた」ということを。

ここで語られているのは、キリストの十字架の死による贖いである。

 

 

そして、

 

「この神の愛が私たちを救う。」

 

この神の愛は2000年を生きる私たちの上にも及んでいる。

 

 

行って、良い肉を食べ、甘い飲み物を飲みなさい。

 

 

 

 

 

 

 

体位変換の構えと太極拳の構え

昨日は、主治医から、血液検査の結果T4もT3も正常範囲なのでレボチロキシンを減らします。血圧もこれくらいなので、アムバロも週に2回にします、と言って頂いた。

私のような素人の言うことをきちんと受け止めて検査をして判断して下さる医師はこれまでほとんどいなかった。

 

さて、痰の吸引もまだ合格貰えてないんだけど、体位変換がさらに難しい。

けど、昨日は少しコツがつかめた気がする。

看護師さんが「腰を痛めないように、足を開いて・・」と言って見本を見せてくださったのを見て、これは太極拳の基本の構えではないか!と思った。

私より夫の方が上手く出来るんじゃない?と思ったが、本人は寝たきり。

 

それでやってみると、さっきまではビクとも動かせなかったのが、少し起こすことが出来た。

テコのような原理なのだ。

足を踏ん張ることが大事なのだろうとは思っていたのだが、それまでは、それが上手く出来なかった。

 

今日はちょっと小休止で、面会だけ行ってくる。

 

 

近くの公園の八重桜?

桜の向こう側に

薔薇?

公園の隣の家のらしい。

八重桜全景。

 

 

 

 

 

 

 

このところ夫の記憶がうすれてきている気がする。(主治医への手紙追記)

昨日、面会に行った時、最初の頃、私のことも分からなかったようだった。

2月にコロナに罹って以降、嚥下力も落ちているということで、ゼリー等を食べる訓練も中止になった。

痰の吸引の練習に二日続けて行った二日目に熱を出しているということだった。時折高い熱を出すが、冷やすくらいで何もしないで一日で下がる、と。

カルシウム拮抗薬はARB系の降圧剤との合剤で、この3年、月・水・金の処方になっている。熱を出していたのは、薬を飲んでいない木曜日だった。

 

 

meromeropy77.hatenablog.com

 心臓や血管の筋肉細胞や神経細胞の興奮には、ナトリウム(塩分)とカリウム、カルシウムが関係しています。

 平滑筋の収縮には、カルシウムが大きく関わっています。平滑筋が収縮するためには、細胞の外から内側にカルシウムイオンが流入する必要がありますが、細胞の表面にあるカルシウムが出入りする穴を、カルシウムチャンネル(カルシウムの通り道)といいます。

 カルシウム拮抗剤はこのカルシウムチャンネルに蓋をして、カルシウムが細胞内に流入するのを妨害し、平滑筋が収縮するのを妨げ、弛緩させます。こうして血管を拡張させるのです。降圧剤として有用だという気がしますね。

 ところが、カルシウム拮抗剤には大きな問題があります。カルシウムチャンネルは血管の平滑筋だけでなく、体中のすべての細胞にあります。平滑筋だけでなく、すべての細胞にとって、その働きを全うするためにカルシウムチャンネルが必要なのです。カルシウム拮抗剤は、他の細胞の必要なカルシウムチャンネルにまで蓋をすることになり、細胞が本来の機能を全うできなくする危険性があるのです。(浜六郎=著『高血圧は薬で下げるな!』)

 

 なかでももっとも問題なのが、免疫細胞の不活性化です。免疫細胞は、体に侵入したウイルスなどをいち早く見つけて退治してくれます。ウイルスだけでなく、体内に常に出現しているがん細胞や、がんに発展する異常細胞を見つけ出して退治する働きも持っています。

(略)

 カルシウム拮抗剤には、むくみが起きやすい、少し脈が速くなる、便秘しやすいなどの副作用があるのですが、あまりそのことが不都合なこととして印象にのぼっていないようです。むくみや便秘は「年のせい」で片づけられていることが多いのでしょう。そのため、さしあたり重大な副作用はないと思われているのです。

 しかし、長期に使うと…。(略)しかし、緩やかに効くようにしたカルシウム拮抗薬は現在もよく使われています。いくら緩やかに効くといっても基本的な作用は同じですから、安全というわけではありません。(浜六郎=著『高血圧は薬で下げるな!』)

 

この本は割と早くに買って持っていたのだが、あまりきちんと読んでいなかった。

読み返すと副作用に「便秘しやすい」と書いてある。

断続的ではあるが、夫は心不全になって以来、このカルシウム拮抗薬を8年近く飲んできた。

脳内出血で倒れた後、今の病院に転院して直ぐに腸閉塞を起こした時、私はカルシウム拮抗薬が悪さをしていると考え主治医に手紙を書いて減量して頂いたのだが、倒れる前から、夫は便秘で苦しんでいた。

私はその頃はカルシウム欠乏と便秘との関連に気づいていなかったのだが、カルシウム不足では弛緩性の便秘になるので、通常の下剤(マグネシウム製剤)を飲むと根本的な便秘の解消にはならず状態を悪化させるものと思われる。

 

さて、カルシウム拮抗薬を飲んだ翌日の飲まなかった日に高い熱を出すというのは、薬で蓋をされていたカルシウムチャンネルが開き、細胞内にカルシウムが一気に流入するために、抑えられていた免疫反応が活性化、あるいは激化して熱が出るのではないだろうか?

そもそもコロナに感染したのも、カルシウム拮抗薬を飲み続けているために免疫が働かなくなっていたためではないだろうか?と思える。

そしてコロナに罹って、小胞体内のなけなしのカルシウムが免疫反応に使われるために他で働けないということではないだろうか?

 

そして問題は、記憶がうすれてきているということなのだ。

倒れる前から夫は記憶が覚束なくなってきていた。「教会員から話を聞いても覚えていられない気がする」、「牧会が出来なくなる気がする」と言っていた。

 

カルシウムは記憶形成や感覚伝達など脳のあらゆる神経系の情報伝達に関与する。

ニューロンの興奮によって神経終末から放出される神経伝達物質がその受容体と結合すると、細胞質内のカルシウムイオン濃度が上昇する。この細胞内カルシウムイオン濃度の上昇は神経系の情報伝達のトリガーとして必要条件である。そのメカニズムは細胞内カルシウムイオンプールからの放出以外に、細胞外からのカルシウムイオンの流入によるものであり、例を挙げれば、ノルアドレナリン作動性ニューロンやコリン作動性ニューロンにおけるそれぞれノルアドレナリンアセチルコリンとα1-受容体、ムスカリン受容体との結合によるカルシウムチャンネルからの細胞外カルシウムの流入、記憶学習の基礎過程として海馬シナプス終末におけるN-メチル-D-アスパラギン酸受容体(NMDA受容体)やnon-NMDA受容体のイオン型グルタミン酸受容体と代謝グルタミン酸受容体とに大別されるグルタミン酸作動性受容体ファミリー、ATP作動性受容体、電位依存性カルシウムチャンネルなどからの細胞外カルシウムの流入(図1)、嗅覚情報伝達系におけるcAMP依存性カルシウムチャンネルやIP3作動性カルシウムチャンネルを介する細胞外カルシウムの流入などがある。この細胞内カルシウムイオン濃度の上昇がプロテインキナーゼC(PKC)、Ca2+/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼⅡ(CaMキナーゼⅡ)、チロシンリン酸化酵素(Fyn)などのタンパク質リン酸化酵素の活性化を高め、ある種のタンパク質のリン酸化を促進し、情報伝達に都合の良い立体配座を構築する。このように、情報伝達を媒介するカルシウムの補給は脳の活性化にとって極めて重要である。(略)

 

亜鉛は記憶形成や感覚伝達など脳神経系の情報伝達に関与する神経調節因子(ニューロモヂュレーター)である。とくに記憶学習系では海馬シナプス終末における受容体やカルシウムチャンネルの調節因子である(図1)。すなわち、カルシウムイオン増大に関与するグルタミン酸アスパラギン酸などの興奮性アミノ酸受容体(NMDA 受容体やnon-NMDA 受容体)、ATP作動性受容体、カリウムチャンネルを含む種々の電位作動性イオンチャンネルなどの活性化を調節する。そして、記憶・学習の基礎となる長期増強/長期抑制(LTP/LTD)の誘導、発現、持続には海馬亜鉛ホメオスタシスが重要である。(略)

 

亜鉛が欠乏すると、脳では前述のような脳神経情報伝達系の調節が不可能となり、学習記憶障害や嗅覚障害、味覚障害などの感覚障害を誘発する。亜鉛欠乏に伴って脳内微量金属は著しく変動する。とくに、海馬においてはアルミニウム、嗅覚系(嗅球、嗅上皮など)においてはカルシウムの著しい蓄積が観察される。従って、亜鉛欠乏による種々の脳障害の発症には有意に変動する他の微量元素による可能性も考慮しなければならない。また、亜鉛欠乏以外に、ある種の薬物暴露やアルツハイマー病においてみられる記憶学習障害には亜鉛が重要な関わりをもっている。亜鉛キレート剤、トリアルキル錫、エンケファリンなどの外来性薬物により海馬亜鉛が消失する。また、内因的には周産期の甲状腺機能低下が海馬苔状線維亜鉛の低下を引き起こす。

https://www.arakawa-yasuaki.com/course/brain-signaltransduction.html

 

「内因的には周産期の甲状腺機能低下が海馬苔状線維亜鉛の低下を引き起こす」と書かれている。夫は、どちらかというと生まれつきは甲状腺機能は亢進気味だったのではないかと思う。記憶力も良い方だった。けれど若い頃に、甲状腺機能亢進症で薬を飲み続けて亜鉛を排出し続けたためだと考えられるが、低下症に変わっていた。

今はレボチロキシンが処方されている。これは甲状腺ホルモンだがT4なので、この薬を処方されれば、T3に変換するために亜鉛が使われ、記憶で働く亜鉛は欠乏するだろう。

 

記憶に関わる栄養素である亜鉛とカルシウムが、甲状腺剤と降圧剤によって働けなくなっている可能性がある。

 

 

以下、追記。

今日は午後、主治医に手紙を書いて持って行った。

○○先生

退院前ですが薬のことでお願いいたします。

コロナにかかってから、えん下する力が弱くなっているとリハビリの○○先生からうかがっていましたが、このところ記憶もうすれてきている気がしています。

昨日は面会に行きましたが、私のことも最初わからないようでした。

カルシウムは免疫や記憶にもかかわっていると聞きます。コロナにかかって免疫の方にカルシウムが使われて記憶に使われないのではないかと考えております。

月・水・金にして頂いているアムバロを週に2回にしてみて頂けないでしょうか。

それと少しやせてきているのも気になっております。レボチロキシンも少し減らして頂けないでしょうか。レボチロキシンをT3に変換するために亜鉛が使われて亜鉛も記憶の方で働けない気がします。

どうかよろしくお願いいたします。

「血液検査をして判断させて頂きます」と言って頂いた。

 

今日の夫の様子は落ち着いているようだった。私のことも分かっているようだった。

 

 

 

 

 

 

エズレルは、「神が植える」という祝福の意味を取り戻す。(説教のためのメモ書きから ホセア書1:4~2:1口語訳)

今から2700年前、紀元前8世紀、北イスラエル王国アッシリア帝国によって滅ぼされようとしている頃、ホセアは預言者として立てられた。そしてホセアは、神の示しによって淫行の妻をめとった。そして3人の子供が生まれた。二人は男の子で、一人は女の子。この子供に対する命名は、結婚それ自体に続くホセアの第2の務めだった。それは、それぞれの子供の名前においてイスラエルの民に対する使信が伝えられていたから。

最初に生まれた男の子は、エズレルと名付けられました。このエズレルという名前自体は「神は種を蒔かれる」あるいは「神は植えられる」という意味の喜ばしい名前です。そしてエズレルは、サマリアガリラヤの山間の美しい町と谷の地名なのですが、その場所の美しさは、そこで生じた出来事によって損なわれてしまっていました。

この地で王妃イゼベルが葡萄園を略奪するためにナボテを殺害させ(1King.21ch.)、王妃イゼベルを含むオムリ王家がエヒウの家によってみな殺しにされ、根絶させられました(1King.9-10chs.)。これはホセアが預言者として働く100年ほど前の出来事です。

このことによって美しい谷と町の名前は、暴力と大量殺人とに結び付けられてしまったのです。子供に対してエズレルと名付けることは、今日子供に対して「アウシュビッツ」とか「南京」と名付けるようなものです。この名を最初の子に付けさせることによって神は、イスラエルの王家に迫りつつある審きを示されました。

二番目の子供は女の子で、やはり異常な名前を与えられました。彼女は、ロルハマ、「憐れまれぬ者」と呼ばれました。

一連のこれらの名前には恐ろしい宣告がある。第一は、イスラエルが王を欠いて生きなければならない未来を宣告したのであり、第二は神の憐れみのない未来を宣告したのであり、第三は神なき未来を宣告したのである。

 

審きの言葉のすぐ後に赦しと祝福の言葉が続く。

これは、神の審きが滅ぼすことを目的になされるのではないことを示す。

神の審きの目的は、神を忘れ、離れて行く者たちを「生ける神の子」とすることである。

しかし、罪の中に沈み込んでしまっている人々は、この言葉の真意を理解できない。最後は、神が救ってくださるのだからいいじゃないか、と思ってしまう。自分の罪が分かっていない。その罪がどれほど大きな、厳しい審きをもたらすか分かっていない。
e.g.今日繁栄していても、繁栄が後に待っていたのだから戦争も良かったじゃないかと言う人はいない。しかし、罪が分からない人は、今の豊かさの中で溺れてしまう。

 

罪の行き着く先は、イエスの十字架。「何故神はお見捨てになるのですか」と叫ばなければならない孤独。誰も耐えることのできない、孤独。それが人には分からない。神の方で赦してくれるとはありがたいじゃないか、と罪の中に留まり続ける。人は、神を侮り、罪を見くびって生きる。

 

神が私たちを導こうとしておられるところは、分裂していた人々が共に集い、ただ一人の主イエス・キリストのもとに和合する人々の多くの罪、血で汚されたエズレルは、本来の意味の「神が植える」という祝福の意味を取り戻す、創造の初め神が地を見て「はなはだ良かった」と言われたあの祝福に帰る。

そこに集う人々は、互いに「神の民」「神の憐れみを受ける者」として交わりを深めることができる。

罪の世にあってただ神の御心だけが我々を愛と交わりへと導く。

 

この一週間もいろいろなことがあった。罪を引きずって生きる私たちが今ここに集っているのは当り前ではない。神の言葉が私たちを招き続けるからキリストにあって共に集っている。あらゆる違いを超えてキリストが私たちを御自身に結び付けて一つとしてくださる。

神の言葉に心を開いていく時、どんな罪を抱えるときも、時代がどれほどひどくなっても、疲れ倒れて起き上がる力がないような時にも、未来に希望を持つことができる。

 

Jn.1:4f.「この言葉に命があった。そしてこの命は人の光であった。光は闇の中に輝いている。そして、闇はこれに勝たなかった。」

 

罪の世にあって、この神の言葉だけが神の愛を証し、神の愛だけが時の流れの中で揺ぎないことを証し、私たちを大いなる救い、神の祝福の中へと導く。

 

 

 

うらうらほろほろ花がちる 山頭火

字が下手だから、葉書の絵を活かせない(しょぼん)。

 

花が散って葉桜になろうとしている。



近くの小さな公園の桜は、

ようやく開き始めたと思ったら、

もう今日は満開で、中にはぼとりと落ちているものもあった。

 

 

 

 

 

 

甜菜オリゴに含有されるらしいベタインが回すメチレーション回路

VB12と葉酸によってメチオニンメチオニンに戻す経路とは別に、ベタインによってメチオニンメチオニンに戻す経路があるようだ。

メチオニンから生成されたホモシステインシステイン(シスチン)やタウリンに変換する過程ではVB6が働いている。

シスチンやタウリンに変換されない場合のホモシステインはVB12と葉酸によってメチオニンに戻される経路とベタインによってメチオニンに戻される経路とがある、というのだ。

これらの栄養素が不足してこのホモシステイン濃度が上昇すると慢性疾患を引き起こすと言われているようだ。

 

さて、甜菜というのは砂糖をとるためのビートの品種の一つということだが、このビート(ビーツ)にベタインが多く含有されているという。

しかし、

ただし、ベタイン投与の結果、メチオニンが異常に増加し、脳浮腫を誘発する場合があるため、血漿中のメチオニンとホモシステインの濃度を適宜検査し、必要に応じて投与量を増減させる。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3

このような記載もある。

 

甜菜オリゴ糖

うちでは甜菜オリゴ糖は昔から常備していた物の一つで、娘は良く飲み物にオリゴ糖を入れていたのだが、私はオリゴ糖を入れることはなかった。

甜菜オリゴ糖にビート由来のベタインが含有されているかどうかは定かではないが、メチオニンシスチンのご飯喰いの私はメチオニン過多となって脳浮腫を起こすのを無意識のうちに避けていたのではないかと思ったりする。

一方、娘はご飯が嫌いで、毎朝パンに納豆の朝食で学校に行っていた。パンも納豆もメチオニンシスチンなので、不足しているメチオニンオリゴ糖で補っていたのではないかと思う。

 

こんな風に考え出したのは、最近になって、私自身がコーヒーに砂糖を入れて飲んで(通でないので砂糖を入れないと飲めない)、何か物足りないと思い、オリゴ糖を入れてみると美味しかったということが何度かあったからなのだ(特にパンに納豆を載せて食べた時など)。

恐らくこのところの私の体質がメチオニンシスチンに変わってきていたせいかと思う。

 

逆に、頭がもわる時は、亜鉛の多いコーヒーシュガーやオリゴ糖は摂らない方が良いように思う。ホモシステインメチオニンに戻す酵素亜鉛含有酵素だからだ。

頭がもわる時は、ホモシステインをシスチンに変換するVB6の多い黒糖を摂るのが良いかも知れない。

 

甘味一つで随分違ってくるものだ。

 

 

基本、私は、生命維持に必要な最小限は塩と砂糖だと思ってる。