グライオン徹底考察
【目的】
シーズン11では筆者は最終レート1952、981位であった。使用していたグライオンの型は
努力値:148-108-36-0-4-212
実数値:169-129-165-*-96-142
テラスタイプ:フェアリー
技:地震 ダブルウイング みがわり まもる
調整先
HB:陽気A252オーガポンのテラス面影宿し蔦棍棒を確定耐え
A:HB特化サーフゴーを自身で高乱数2発(87%)
S:最速ヒードラン抜き
といったものであった。
構築全体は前回の記事を参照のこと。
ウーラオスは連撃の場合はドヒドイデで受けにいき、一撃の場合にはフェアリーテラスで対応する、というコンセプトから開始し、どうしても重くなる暁ガチグマに対して強く出られる鋼テラスクレセリアという並びを用いていた。
ギリギリで3桁順位に入ることはできたが、勝ちきれなかったため再度グライオンの型から検討し直し、環境TOPに対し有利を取れるグライオンを入れた基本選出パターンを明らかにすることを目的とした。
【方法】
ポケモンHOMEでシーズン11の使用率ランキングを調査し、そのTOP10のポケモンを選定する。そして技・テラスタイプを考慮し、それぞれに対しグライオンが強く出られるポイントを検討する。
【結果】
採用率第1位:オーガポン
いきなり検討が難しいポケモン。
前期使用率の高かった順に検討を行う。
炎オーガポン
ダメージ計算
耐久
H169-B165:A172の面影宿しテラス蔦棍棒を確定耐え、A172のA2段階上昇蔦棍棒を確定耐え
H177-B172:A189の面影宿しテラス蔦棍棒を確定耐え
H177-B173:A189のA2上昇蔦棍棒を確定耐え
HB特化してもA172の面影宿しテラス蔦棍棒後に身代わりを残すことはできない
火力
A特化:H187-B105に対し地震で乱数2発、テラス時乱数1発(9/16)
テラスダブルウイングで超高乱数1発(255/256)
地震はA160から、テラスダブルウイングはA156から乱数に変化なし
A144:H155-B105(H無振り、B4振り)に対し地震確定2発、テラス時確定1発
H187-B149(HB特化)に対し確定2発(ダブルウイング1発目のみで身代わり確定破壊)
H187-B105(H252、B4振り)に対しテラス岩石封じ確定2発
A132:H155-B105に対しテラスダブルウイング確定1発
A122:H187-B149炎オーガポン(HB特化)に対し地震確定4発(身代わり確定破壊)、テラス時確定2発
身代わり確定破壊だけならA116(4振り)だけでOK
A116:H155-B105炎オーガポンに対しテラス岩石封じで確定2発
炎オーガポンの対策
なんとも有利不利がわかりづらい相手であるが、Sが負けているアンコール持ちでありテラス蔦棍棒で身代わりを残せないところまで削られること、複数回殴る前提とした際にウッドホーンでの回復を挟まれて確定数がずれる以上はやや不利な相手。
グライオンの技範囲や火力を考えると、相手視点ではテラスを切ることも切らないことも剣の舞を積むことも殴ることもすべて正当化できるので、安定して処理する方法はこちらもテラスを切る以外にない。テラス先としては岩石封じの採用率がやや低いので炎テラスか。
単体での処理はそもそも厳しいため、後続での対応、もしくは毒びしや交代際の毒々からの身代わり連打で対処とした方が現実的だろう。
ただし、テラスする可能性が低いと読んでA特化飛行テラスダブルウイングで奇襲するのはめっちゃ気持ちよさそう。
対炎オーガポンで強く出るための要素
- 炎テラス
- 岩テラス+岩石封じ
- A144以上の地震
- 気持ちよくなりたいならA156以上の飛行テラスダブルウイング
岩オーガポン
基本的にガン不利
ダブルウイング・地震ともに等倍であり剣の舞ウッドホーンで何回起点にされたかわからない。さらにHOMEのデータには表れてこないが、岩オーガポンの場合挑発採用率が高く、対面からの毒での突破も実は難しい。
攻撃技の通りは基本悪く、A144以上ならば地震が確定2発(炎オーガポンのダメージ計算参照)ではあるがやはり剣の舞ウッドホーンで相手の回復を挟むのでまともにはやりあえない。
ダメージ計算
耐久
H179B194:A172、A2上昇テラス蔦棍棒で中乱数1発(6/16)
岩オーガポンの対策
グライオンでの突破を考えるならば毒びしに頼るのが無難だが、グライオン単体で対応したい場合はある程度Aに振ったうえで鋼テラスの採用を。
鋼テラスにしたくなく、初手対面から頑丈を潰すだけで十分とするならば後攻蜻蛉→ガチグマやハッサム、パオジアンなど。
クッションとしての採用は耐久面がやや怪しい。
対岩オーガポンで強く出るための要素
- 鋼テラス
- A144以上
- 後攻とんぼ返り+高火力アタッカー
水オーガポン
水オーガポンの対策
基本的にガン不利。
グライオン単独で抗うならば草テラスは必須。草テラスにしないならば後続絡めて対応せざるを得ない。
対水オーガポンで強く出るための要素
- 草テラス
- ダブルウイング
- 毒々
草オーガポン
草オーガポンの対策
有利不利は調整・テラス次第だが、鉢巻きが最も多いため守るで行動を見て対応し、後続に高打点の草タイプを受けられるポケモンを用意する。守るでとんぼ返りを見たらしめたもの。
ダメージ計算
鉢巻き≒炎オーガポンのA1上昇でありタイプ相性は絡まないため割愛
使用率第2位:カイリュー
シーズン12では1位に返り咲いた9世代の王。
無限に型があり、スケイルショットの登場により鋼テラスでの採用が増したため、毒入れときゃなんとかなる、というわけにはいかなくなった。アンコール、スケイルショットとグライオンを崩す手段もあり、単独で見ようとするのは不可能。
意地っ張りが最多であり、ダメージ計算は基本A特化を対象とする。
いくつかの型を列挙して考察する。
・ノーマルテラス神速地震羽休め+龍舞orアンコール型
こちらがテラスを切らなければ神速のPPを枯らせればよいので比較的楽な型。アンコールと龍の舞が両立しておらず、1積みされたあとのみがまもが安定する。
ゴツメ羽休め型だと毒々もしくは叩き落とすがないとTOD負けしうるので、数的不利は取らないように注意したい。また、常にA1上昇ノマテラ神速+身代わり分のHPを残しておくことが重要。
ダメージ計算
耐久
H177-B171:A特化カイリューの非テラス神速を身代わりが確定耐え
・フェアリーテラス渦アンコ型
グライオン自体はまず突破されない。有利不利は相手が身代わりをアンコールしてきた後繰り出してくる後続次第。身代わりが安定択であり、バインドも解除できるので交代読み交代も含めて選択肢を間違えないようにしたい。
・鋼テラススケイルショット型(いかさまダイス龍舞型、弱点保険型など)
こちらもテラスでの対応が必要となる分やや不利寄り。フェアリーテラスか鋼テラスでなければ対応できず、それらでもテラス択になる。狙うべきはフェアリーテラスならTODであり、ラスト3分を守る→攻撃→守るでしのげるよう管理が必要なのと、相手に鋼テラスを切られても打点を持てる技構成が必要である。こちらが鋼テラスならば地震の有無と相手がスケイルショットでBダウンしたところにいかに攻撃を入れるかが鍵となる。
単体で対策しようとしていると他のポケモンでテラスを切らされてグライオンにテラスを切れずに敗北する可能性もあることには注意。
ダメージ計算
耐久
H177-B189:A186カイリューのA1上昇地震後に身代わりを確定で張れる
H177-B188:A204カイリューのスケイルショットで半減テラス時身代わりが約91%耐え
H177-B171:A186カイリューのスケイルショットで半減テラス時身代わりが約91%耐え
H177-B170:A186カイリューのA1上昇テラスアイアンヘッドを確定2耐え、抜群テラス時確定1耐え
・飛行テラバースト型
龍の舞・アンコールはあるものとして考える。毒があったらうまく回せば対応できるが、基本不利。鋼テラスなら一見対応できるが、地震持ちの個体も時折いるため事故る可能性もある。
ダメージ計算
耐久
B146:A特化テラバーストが86~102ダメージ
B165:A特化テラバーストが76~90ダメージ
B特化:A特化テラバーストが66-78ダメージ
・鉢巻き型
基本有利だが後出しは厳しい。特に飛行テラバースト型は苦しい。鋼テラスも選択肢
ダメージ計算
耐久
H169-B146:A特化逆鱗確定耐え
H177-B187:A特化逆鱗受けた後身代わり確定で使える
カイリューの対策
カイリュー見て出せないようでは話にならず、できれば有利を取りたいポイントではある。鋼テラスかフェアリーテラスの2択で、鋼ならばできれば飛行テラバースト型に対する遂行技として毒、もしくは挑発が欲しいところ。
またカイリューを考えるならばB耐久はH169B146が最低限必須となる。
単体ですべてを見るのは難しいのでどの型ならグライオンで対応し、どの型なら他で対応するのかというのを構築単位で決めておきたい。
対カイリューで強く出るための要素
- H169B146
- 鋼テラス+毒or挑発+H177-B171
- フェアリーテラス+浮いたままの状態のときに削りを入れられる攻撃技or毒+H177-B170
使用率第3位:ハバタクカミ
相性ガン不利と思いきや流行の型が電磁波痛み分け系なのでそこまで不利ではなくなんなら初手挑発から入ってくれたら殴り勝てるまである。もちろん有利ではないが、見て選出をためらう理由にはならないくらいの相手。
ダメージ計算
耐久
H177-D135:C187眼鏡のテラスムーンフォース確定耐え
H177-D103:C156の祟り目後に身代わりを確定で張れる
H177-D101:C187眼鏡のムーンフォース確定耐え
H169-D96:C187テラスムーンフォース確定耐え
H177-D115:C156ムーンフォースを半減テラス使用時身代わりが確定耐え
D96:C156ムーンフォースで87-103ダメージ
火力
A特化:鋼テラバーストでH131-B107(臆病BS想定)までを確定1発(A159まで乱数変わらず)
地震でHB特化を中乱数2発(66.02%)
A116:地震でH131-B102までを確定2発
ハバタクカミの対策
なんだかんだフェアリーテラスが最多。耐久を考える上ではテラスムーンフォースまでしっかり意識したいところ。眼鏡テラスムーンフォースまで耐えるためにはほぼHD特化にしなくてはならず、テラスで計算を狂わせたいところ。
グライオン対面で水テラスを切ることは考えにくいため、攻めっ気のある型にして鋼テラバーストを打ち込んでいくのも面白そう。
また、HOMEのデータには出てきていないが、祟り目には注意が必要。
対ハバタクカミで強く出るための要素
- H177-D101の耐久ライン
- 鋼テラス
- A特化鋼テラバースト
使用率第4位:ガチグマ(アカツキ)
相性ガン不利マン。
こいつのせいでグライオンが潰されている説はあるが、構築に入れていて救われてもいたのでなんともいえない感情に支配されている。
ダメージ計算
耐久
H177-D138以上:C特化のハイパーボイスの最大ダメージが半減テラス使用時に45(最高乱数以外はポイヒの回復×2で賄える)
H177-D131:C特化シルクのスカーフブラッドムーンを確定耐え
H169-D96:A205ブラッドムーンでちょうど確定1発
火力
A特化:B141(B4振り)に対し66~78ダメージ(毒びし×1での毒ダメージと合算で96を超える確率50%、H207-B141に対し毒ダメージ×3+地震2発で確定)
A138: B141に対し57~67ダメージ(H220⦅H252振り⦆に対して毒ダメージ×2+地震で50%を超えるダメージ)
A116:B141に対し48~57ダメージ(H191に対して毒ダメージ×2+地震で50%を超えるダメージ)
ガチグマの対策
基本的に不利な相手だが、唯一ブラッドムーン、真空波or大地、月の光、瞑想orあくびにのみ対面からなら謎に有利が取れる。
また、ノーマル半減テラスで毒さえ入れれば突破できる可能性があった。ハイパーボイスを撃ってきた場合には身代わりが残るため、みがまも連打にしなくても守る→攻撃の繰り返しでよくなるため、2ターンで完全に回復しきれなくてもよさそう。
使用率4位がいたら出せない、ではお話にならないのでノーマル半減テラス+毒のギミックを入れないのならば、鋼テラスクレセリア、D振り渦アンコカイリュー、水オーガポン、ハッサムなどしっかり有利を取れるポケモンを入れるべきだろう。
対ガチグマで強く出るための要素
- ノーマル半減のテラス(岩・鋼)
- A138のライン
使用率第5位:サーフゴー
相性関係は微妙なところ。スカーフトリックをケアできるサーフゴー・オーガポンあたりは入れておきたいところ。
ダメージ計算
耐久
H177-D139:C特化眼鏡テラスゴールドラッシュを確定耐え
H177-D113:C185(補正なし252振り)ゴールドラッシュ後確定で身代わりを張れる
H177-D100:C185C1下降テラスゴールドラッシュ後確定で身代わりを張れる
H155-D96:C185ゴールドラッシュ確定耐え
火力
A特化:抜群テラバーストでHB特化を低乱数2発(3.52%)
地震で耐久無振りを乱数一発(93.75%)
A136:地震でHB特化を確定2発
A129:地震でH191-B161サーフゴーを乱数2発(87%)
サーフゴーの対策
臆病25.8%、スカーフ24.2%のためスカーフ以外はほぼSが遅いものとして考える。HBサーフゴーにテラスを強制する性能をどの程度持たせるか、HDのラインは検討の余地あり。特化にするメリットは薄く、眼鏡ゴールドラッシュを耐える調整をするならSで抜いたほうが合理的だろう。悪だくみ再生型にテラスを切られるとグライオンでは突破は不可能になるためTODを狙うか後続で対応できるようにしたい。
鋼以外では水・飛行テラスが多いため一貫するのは電気技もしくはフリーズドライとなる。
対サーフゴーで強く出るための要素
- 地震
- Aラインの確保(136,132,129が乱数変わるライン)
- 可能ならH177-D100のラインを確保する
使用率第6位:パオジアン
テラス切らないとどうしようもない。剣の舞が15%いるため初手守るの様子見も安定しない。こいつ嫌い。氷柱落とし怯み前提行動マン嫌い。だからしっかり対策しよう。
ダメージ計算
耐久
H177-B188:A172(陽気A252振り)鉢巻きかみ砕く後に身代わりを張れる
A172の聖なる剣を抜群時にポイヒ回復込みで高乱数2耐え
H167-B163:A特化鉢巻きテラスかみ砕くを確定耐え
火力
A特化:抜群テラスで耐久無振りを中乱数1発(11/16)
A138:地震でB4振りを確定2発
パオジアン対策
グライオン自身での対策の他、グライオンの優れている点としてみがまもが標準搭載という点である。そのため雪ターンをみがまもで枯らせることが可能なので後続にアローラキュウコンを置いても雪ターンを消費してB上昇効果を消してから攻撃する、という立ち回りが可能となることは考慮しておきたい。
また、Aラインは138を確保しておくことが確定数に大きくかかわることは覚えておきたい。
対パオジアンで強く出るための要素
- A138(or136)+地震
- 氷悪を等倍以下に抑えるテラス
- 鋼テラス
- 炎テラス
- フェアリーテラス
使用率第7位:連撃ウーラオス
(使用率第12位:一撃ウーラオス)
ここは見分けがつかないので同時に扱うこととする。
連撃ウーラオスはテラスが必須、一撃ウーラオスは剣の舞・テラスを考慮すると悪半減テラスがないと安定はしなさそう。
ダメージ計算
耐久
H177-B171:A特化鉢巻きテラス暗黒強打を確定耐え
H177-B162:A特化A2上昇一致テラス毒づきorアイアンヘッド確定耐え
火力
A特化:飛行テラスダブルウイングでH175-B121を乱数1発(81.25%)
A141:抜群テラバースト+地震でH175-B121を確定
A138:抜群時ダブルウイング+等倍地震でH175-B121をほぼ確定
A117:フェアリーテラバーストでH175-B121を一撃は確定1発、連撃なら確定2発
A116:ダブルウイングで確定2発
ウーラオスの対策
これは調整次第とテラス次第ではなんとかなりそうな印象。
まずどちらのウーラオスをグライオンで対処するか。一撃ウーラオスをサイクルで見るのは不可能であるため、一撃ウーラオスに強い型にするべきだろう。もしくはグライオンを水テラスにしておき、フェアリーテラスのレッドカードドヒドイデで毒びしを撒いて身代わり連打(連撃ウーラオスのときはグライオンにテラスを切り、一撃ウーラオスのときはドヒドイデにテラスを切る)、というように見るルートも取れなくはない。
1000位前後では毒テラスが多かった印象だがHOME上は悪テラスが最も多く、悪+格闘の範囲を見ることができるフェアリーテラスが最有力か。
ダブルウイングかテラバーストの採用が必須となる。
ウーラオスに強くしようとすると動きがかなり制限されるため
連撃ウーラオスはテラスを切って小突いてもよいが、剣舞した状態の連撃ウーラオスを止められる性能がなければ即引きが丸い。
対ウーラオスで強く出るための要素
- フェアリーテラス
- 飛行テラス
- H177-B162の耐久ライン
- 連撃ウーラオスに対する引き先を用意する
- ダブルウイングならA138、テラバーストならA141のライン
使用率第8位:ハッサム
相性は五分といったところ。シーズン11では剣の舞持ちが36%とややグライオン有利な環境か。だが持ち物・テラスタイプ・技構成で有利不利が逆転するため環境次第で変わる。
ダメージ計算
耐久
H177-B189:A特化鉢巻きダブルウイング(A特化のテラスダブルウイングも同様)の1発目を身代わりが確定耐え
H177-B187:A特化鉢巻きテラスバレットパンチを回復なしで確定2耐え
H177-B166:A特化鉢巻きテラスバレットパンチを回復込みで確定2耐え
火力
A特化:地震でH177-B121をオボン込みで確定3発(A157まで乱数変わらず)
A117:炎テラバーストでH177-B121を確定1発
ハッサムの対策
火力ラインは多少いじってもほぼ変わりなし。特化レベルにするかしないか、というレベル。
重要なのは耐久ラインと技構成・テラスタイプか。
ハッサムに強く出るための要素
- H177-B166の耐久ライン
- 元々虫、格闘は半減なので可能なら鋼・飛行に耐性のつくテラスタイプ
使用率第9位:イーユイ
相性は基本不利だが立ち回り的にはそこまで厳しくはない。が、
眼鏡とスカーフ合わせて88%なので守るで技ロックしてから対応を決めるやり方で9割がた問題ないということ。
ダメージ計算
耐久
H177-D136 or H179-D134:C特化眼鏡テラスオーバーヒートを半減テラス時に確定耐え
H177-D126:C特化眼鏡悪の波動確定1耐え
H177-D123:C187眼鏡テラスオーバーヒートを半減テラス時に確定耐え
H177-D110:C特化眼鏡悪の波動を半減テラス時にポイヒ回復×1込みで2耐え
H177-D102:C特化眼鏡オーバーヒートを半減テラス時に確定1耐え
H177-D100:C特化眼鏡悪の波動を半減テラス時にポイヒ回復×2込みで2耐え
H177-D96:C特化眼鏡オーバーヒートで半減テラス時に乱数1発(25%)
火力
A特化:地震でH振りイーユイ確定1発(A143まで乱数変わらず)
ダブルウイングでH振り草テラスを乱数1発(19.14%)
A138:ダブルウイングで耐久無振り(H4B4振りも)草テラスを確定1発
A115:地震で耐久無振りイーユイを確定1発
イーユイの対策
フェアリーテラスとするならばH177-D100を確保したいところ。
水テラスなどの炎半減テラスとするならばH177-102のラインは必須。
水テラスかつH177-D126のラインならイーユイに対面有利となるため一考の余地はある。
イーユイに強く出るための要素
- フェラリーテラス、H177-D100
- 炎半減テラス、かつ最低H177-D102、可能ならH179-D134
- A138ダブルウイング
- A143地震
使用率第10位:テツノツツミ
相性はガン不利。タイプ相性もあるがアンコールが標準搭載なのも厳しい要素である。
だが一旦毒を入れれば回復ソースもなく、身代わり連打で削れるのと、数値自体はそこまでぶっ飛んでいないため後続での対処は容易な方か。
ダメージ計算
耐久
H177-D138:C176ハイドロポンプを乱数耐え(11/16)
C176眼鏡テラスハイドロポンプを等倍テラス時に乱数耐え(10/16)
H177-D132:C176テラスハイドロポンプを等倍テラス時に受けた後身代わりが確定で張れる
H177-D98:C176ハイドロポンプを等倍テラス時に受けた後身代わりが確定で張れる
火力
A特化:抜群テラスでB4振りを確定2発(最大ダメージ128)
地震でB4振りを確定2発
テツノツツミの対策
テツノツツミはB方面は結構硬く、地震はほぼぶっぱなしないと確定2発に持っていけない。テラスで対応するにはハイドロポンプ+フリーズドライの範囲が優秀すぎるので毒で対策し身代わりをアンコールさせるのが最も合理的か。
テツノツツミに強く出るための要素
- (単体における要素ではないが)毒びし+身代わり
- A特化地震
- H177-D98の耐久ライン+水等倍(かつフリドラ抜群にならない)テラス
- H177-D132の耐久ライン+水等倍(かつフリドラ抜群にならない)テラス
【考察】
ダメージ計算を回していくと意外に可能な立ち回りが見えてきた。
イーユイはHD振りにしてDにある程度振ればCS系統ならば炎を半減にするテラスを切ることで対面突破できるし、毒を入れた後ある程度のD振りならばノーマル半減のテラスを切ることでガチグマのハイパーボイスとのダメージレースに勝てそう。
テラスタイプ次第で色んな相手を事故らせることができそうで、グライオンのテラスタイプ候補をまずは考える。
- 元タイプ
炎オーガポン△、岩オーガポン×、水オーガポン×、草オーガポン△、カイリュー△、ハバタクカミ×~△、ガチグマ×、サーフゴー△、パオジアン×、ウーラオス(連撃×、一撃△)、ハッサム△、イーユイ×、テツノツツミ× - 鋼テラス
炎オーガポン△、岩オーガポン〇、水オーガポン×、草オーガポン〇、カイリュー〇、ハバタクカミ△~〇、ガチグマ△~〇、サーフゴー△、パオジアン△~〇、ウーラオス(連撃×、一撃△)、ハッサム△、イーユイ×、テツノツツミ× - フェアリーテラス
炎オーガポン△、岩オーガポン×、水オーガポン×、草オーガポン△、カイリュー〇、ハバタクカミ×~△、ガチグマ×、サーフゴー△、パオジアン△~〇、ウーラオス(連撃△、一撃〇)、ハッサム△、イーユイ△、テツノツツミ× - 水テラス
炎オーガポン△、岩オーガポン×、水オーガポン×、草オーガポン△、カイリュー△、ハバタクカミ×~△、ガチグマ×、サーフゴー△、パオジアン〇、ウーラオス(連撃△~〇、一撃△)、ハッサム〇、イーユイ△~〇、テツノツツミ×~△ - 炎テラス
炎オーガポン〇、岩オーガポン×、水オーガポン×、草オーガポン〇、カイリュー△、ハバタクカミ△、ガチグマ×、サーフゴー△、パオジアン〇、ウーラオス(連撃×、一撃△)、ハッサム〇、イーユイ△~〇、テツノツツミ×~△ - 草テラス
炎オーガポン△、岩オーガポン×、水オーガポン〇、草オーガポン△(蜻蛉標準搭載のため)、カイリュー△、ハバタクカミ×~△、ガチグマ×、サーフゴー△、パオジアン×、ウーラオス(連撃△、一撃△)、ハッサム△、イーユイ×、テツノツツミ× - 岩テラス
炎オーガポン△~〇、岩オーガポン×、水オーガポン×、草オーガポン△、カイリュー△~〇、ハバタクカミ×~△、ガチグマ△~〇、サーフゴー△、パオジアン△、ウーラオス(連撃×、一撃△)、ハッサム△、イーユイ△~〇、テツノツツミ× - 飛行テラス
炎オーガポン△~〇、岩オーガポン×、水オーガポン△、草オーガポン〇、カイリュー△、ハバタクカミ×~△、ガチグマ×、サーフゴー△、パオジアン×、ウーラオス(連撃△~〇、一撃△~〇)、ハッサム△、イーユイ×、テツノツツミ×
いや草はさすがにないな…
次にダメージ計算結果を基に努力パターンをいくつか提示する。
努力値パターン①:ダブルウイング型
性格:腕白
努力値:212-180-44-0-4-68
実数値:177-138-166-*-96-124
備考:ダブルウイング採用型の努力値配分の一例。Sは準速キノガッサ+2
耐久面ではBは171、Dは100~102あたりに伸ばしたいがガッサ抜きを優先した。陽気ASカイリューの個体数を考え乱数をやや甘えているが、ウーラオスの特化鉢巻き暗黒強打で25%の確率で落とされることには注意。B167にしてもその乱数がずれないためSを1増やした。
Aは138にすることで得られるメリットが大きく(パオジアン確定2発、ウーラオスをダブルウイング+地震で確定、HBサーフゴー確定2発)、とくにパオジアン・ウーラオスに強くなるテラスタイプではこのラインを維持したい。
適合テラスタイプ:フェアリー、水
努力値パターン②:汎用型
性格:腕白
努力値:212-180-60-0-44(52)-12(4)
実数値:177-138-168-*-101(102)-117(116)
備考
()は炎を半減できるテラスタルを採用した際、イーユイの特化眼鏡オーバーヒート確定耐えをするための微調整
B168にすることでA特化鉢巻きウーラオスの暗黒強打の乱数が12.5%まで改善する。
ダブルウイングを採用しなかったり、環境のキノガッサが絶滅したりした際にはこちらの調整の方が汎用性が高いか。
この調整の場合にはイーユイの眼鏡悪の波動を耐えないため、引き先を用意する必要があることには注意。
適合テラスタイプ:鋼、フェアリー、水、炎、岩
努力値パターン③:慎重型
性格:慎重
努力値:228-0(4)-68(36)-0-212-0(28)
実数値:179-115(116)-154(150)-*-134-115(119)
備考
イーユイのC特化悪の波動や眼鏡テラスオーバーヒートを確定耐えするところまでDにがっつり振った型。
オーバーヒートは半減しないとどうしようもないので炎を半減するテラスタイプでの採用が前提となる。
Sラインは岩石封じを入れる場合に限り最速オーガポンを抜きたいのでBを下げる()内の調整も検討される。岩石封じを入れるならばテラスタイプは岩にしたいところだが、岩のメリットとしてガチグマのハイパーボイスも半減できる点も挙げられる。
適合テラスタイプ:水・炎・岩
努力値パターン④:電光石火採用A寄せ型
性格:腕白
努力値:212-228(236)-60(0)-0--4(60)
実数値:177-144(145)-168(159)-*-95-116(123)
備考
ここまでAを振ると、上記のオーガポンに対しての地震の確定数がかなり信用できるようになる上、抜群テラバースト+電光石火でパオジアンが2連続最低乱数以外落とせるようになる。
()内は飛行テラスダブルウイング、電光石火のB121ウーラオスに対する乱数がずれ、大幅に倒せる確率が上がること、準速キノガッサを抜くメリットが大きいことから飛行テラスの場合にはこちらの調整を。
なお、B121ウーラオスに対する抜群テラバーストの乱数もずれるが、どのみちテラバースト+地震で確定(テラバーストを半減するタイプへのテラスに引っかからない)のため飛行テラス以外ならばわざわざA特化鉢巻きテラス暗黒強打への乱数を下げる必要はない。
なお、地震、テラバーストorダブルウイング、電光石火の3ウエポンが前提の調整であるため、みがまもはできないことに注意。
羽休め返して。
適合テラスタイプ:鋼・炎・フェアリー・飛行
努力値パターン⑤:陽気HS型
性格:陽気
努力値:212-4-4-0-52-236
実数値:177-116-146-*-102-159
備考
Sの遅いポケモンをみがまもでハメることに特化させるためSに多く振った型。
最速ランドロス抜き+2まで抜かせたことにより、セグレイブはあまり意味ないものの、最速サーフゴー(スカーフトリック後を想定)、キラフロルあたりのポケモンを安定して抜くことができる。
余りを振り分けて代わり幅が大きいのはDであったためDに振り分け。コンセプト的に連続技に耐性のつくテラスタイプが望ましく、HDはイーユイの特化眼鏡オーバーヒート耐えまで振ることができたため、水が最も合理的。次点で鋼・フェアリーか。
適合テラスタイプ:水、鋼、フェアリー
努力値パターン⑥:腕白HS型
性格:腕白
努力値:212-4-44-0-36-212
実数値:177-116-166-*-100-142
備考
Sは最速ヒードラン抜き。ここまで振っていると準速サーフゴー、キラフロルも抜ける。
イーユイの悪の波動を意識したDラインであり、基本的には炎半減の後続と合わせてフェアリーテラスで使う想定だが、テラスを切られなければC特化眼鏡オーバーヒートもある程度耐えるので炎半減テラスもあり。なお、岩石封じ後にパオジアンを抜くことも可能。
適合テラスタイプ:鋼・フェアリー・水・岩・炎
ざっと思いついたところはこれくらい。
各努力値パターンとテラスタイプ、技構成まで型提示し、「一緒にバトルチームに入れられているポケモン」を参考に並び候補まで考察しようと思ったが、長くなりすぎたため一旦ここまでとする。
なお、本記事での検討におけるLimitationは構築記事を参照しておらず、上位プレーヤーが使用した型に対する調整を放棄していること、すでに11月が中旬に差し掛かっているにも関わらずシーズン11のデータのみで検討した点である。
【結語】
環境TOPに対抗するためにグライオンの調整およびテラス候補における有利・不利関係を提示した。
技構成や構築を踏まえた、さらなる検討・試行が必要となる。
【レギュE】【シーズン11】グライドヒドクレセ【最終981位】
・はじめに
レギュレーションE対戦最初のシーズンであるシーズン11において最終レート1952、最終順位981位という結果であった。
満足とは言い難い結果ではあるが、大好きなポケモンであるグライオンを入れた構築で3桁に残れたため、今後の構築の方針を明確にするためにも構築記事を残すこととした。
なお、この記事の後グライオンを徹底的に考察する記事も書く予定である。
・グライオン構築の課題
グライオンは単騎で20分使い切ることのできるポケモンであるというのが最大の特徴である。ただ以前の世代と比較するとグライオンのみがまもを抜ける手段は豊富に用意されており、どこまでをグライオンでハメて、どこからはグライオン以外のところで対策するかの線引きが難しい。
グライオンを崩す手段として代表的なものは、
1.グライオンより速い高火力(特に特殊)
2.連続技
3.音技
4.状態異常に依らない定数ダメージ(宿木の種、呪い、塩漬け)
5.挑発やアンコール
が挙げられる。
これらをグライオンの型のカスタマイズおよび構築でどのように対策するかが、現環境においてグライオンを使用するうえでの課題であろう。
・個別紹介
・グライオン
性格:腕白
努力値:148-108-36-0-4-212
実数値:169-129-165-*-96-142
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:毒々玉
技構成:地震、はたき落とす→ダブルウイング、身代わり、守る
備考
HB:陽気オーガポンのテラス面影宿し蔦棍棒を確定耐え
意地黒い眼鏡ウーラオスの暗黒強打をポイヒ回復込み最高乱数2連以外耐え
A:HBサーフゴーを地震で高乱数2発(約87%)
S:最速ヒードラン抜き
構築の出発点。
元々は叩き落とすで使用していたが、受け寄りの構築でありどうしても炎オーガポンが重くなったこと、悪ウーラオスに対して地震以上の打点が欲しかったことからダブルウイングの採用とした。なお、ここまでSを振っていると上から動けるオーガポンも多かった。
ダブルウイングが絶妙に火力が足りないため飛行テラスにしてもよかったかもしれないが、パオジアン・イーユイへの立ち回りを考えるとフェアリーテラスから変更することはできなかった。
キョジオーンにも強いのではないかと錯覚していたが、少なくとも汎用性の高い型では鉄壁ボディプレス型や呪いゴーストテラス型を完全に対応することはできないことには注意が必要。
・キョジオーン
性格:腕白
努力値:252-4-4-0-244-56
実数値:207-121-166-*-141-56
テラスタイプ:毒
持ち物:食べ残し
技構成:塩漬け、ボディプレス、鉄壁、自己再生
備考
調整先は明確なものはなく、腕白HDとした。
最終日に急遽HBからHDに変更した枠。
ハバカミカイリューの二大巨頭の並びを単騎で潰す役割を持つ駒が欲しかったためこの構成とした。
テラスタイプは最後まで悩んだが、必須なのはハバカミの眼鏡フェアリーテラスムンフォで崩されないこと=鋼・炎・毒の中から選択となる。スケショやゴールドラッシュを半減にできる鋼、炎オーガポンに最も強い炎、鉄壁キョジオーンミラーで力を発揮する毒とどれも一長一短ではある。結局炎オーガポン・ウーラオスに対し弱くしすぎたくなかったため毒を選択した。
・ドヒドイデ
性格:腕白
努力値:252-4-220-0-20-12
実数値:157-84-220-*-165-57
テラスタイプ:毒
持ち物:黒いヘドロ
技構成:毒づき、毒びし、黒い霧、自己再生
備考
HD:C特化ガチグマのノーマルテラスブラッドムーンを確定耐え
残りHBベースに適当に振り分け
ウーラオスをどのように見ていくか考えたときに
”現状の連撃ウーラオスのメジャーな型ならばほぼ完封できるドヒドイデ+一撃ウーラオス相手に有効打を持ち自然に組み込めるフェアリーテラス”
が一つの答えであると感じたため採用。
出てくる炎オーガポンが揃いも揃って身代わり剣舞型であり、ドヒドイデで死ぬ気でテラスを切らせる+毒びしを撒く+身代わりに合わせてカイリュー出す、みたいなことばっかりしてた。
・クレセリア
性格:穏やか
努力値:220-0-12-4-244-28
実数値:223-67-132-96-188-28
テラスタイプ:フェアリー→鋼
持ち物:隠密マント
技構成:アシストパワー、ムーンフォース、瞑想、月の光
備考
S:4振りロトム抜き
残りをHDベースに振り分け。Bは4振りに比べA200ウーラオスの水流連打の乱数が一つずれるため12振り。
グライオンというポケモンはどうあがいてもアカツキガチグマに強く出られることはできないので、アカツキガチグマに対しては回答を用意しなければならない。
最遅アーマーガア+物理馬鹿火力、もしくはクレセリアで悩んだが、単騎であらゆる型に対応可能であり、ドヒドイデを絡めることでテツノツツミにも対応可能なクレセリアの採用とした。
持ち物はキョジオーンの塩漬け、テツノツツミのフリドラを意識した隠密マントとした。
当初はドヒドイデの項で述べた理由によりフェアリーテラスで採用していたが、サーフゴー・カイリューに気持ち程度だが強くなれ、何よりアカツキガチグマに対して回復以外の行動回数を増やせる鋼テラスに変更した。
・ガチグマ(アカツキの姿)
性格:控え目
努力値:148-0-4-116-228-12
実数値:207-72(妥協により個体値10)-141-187-114-74
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:突撃チョッキ
技構成:ブラッドムーン、大地の力、ムーンフォース、真空波
備考
HD:臆病C252ハバタクカミの眼鏡ムーンフォース確定3発
C特化イーユイの眼鏡オーバーヒートを14/16耐え
強引に1体持って行ってグライオンでTODを仕掛ける動きを取り入れたかったため採用した枠。
構築単位で誘ってしまうサーフゴーに対し、グライオンドヒドイデガチグマの選出パターンなら立ち回り次第で対応できる点も高評価。
テラスタイプは一撃ウーラオスを重く見たフェアリーテラスとし、それに伴いハイパーボイス→ムーンフォースとした。これはトドロクツキに刺さることも多く、採用した価値はあったが、弱点保険カイリューに利用されることもあったため注意は必要である。
・カイリュー
性格:陽気
努力値:180-116-4-0-4-204
実数値:189-169-116-*-121-138
テラスタイプ:鋼
持ち物:いかさまダイス
備考
HB:A特化一撃ウーラオスの暗黒強打(マルスケ)+B1↓時不意打ちを確定耐え
S:S1↑でテツノツツミ抜き
イーユイ、パオジアンそれぞれ単体ならばグライオンのテラスを切れば対応できることが多いが、さすがに両方いると対応しきれない。
そのため両採用の構築相手に対しては前のめりな選出をする方針としたため採用したポケモン。
ではあるが検討が必要な枠でもあった。初手置きしにくい構築も多くあったためだが、結果的にこのカイリューを初手に出していればイージーを狙えた試合も多く、足りなかったのはこいつへの信頼だったのかもしれない。
・最後に
グライオンは正直現環境に刺さっているとは言い難いポケモンではあるが、構築の研究が進めばやっていけるスペックは持っていると感じた。
11月は学会発表2演題×2回をかかえており、大学院での研究(医師は学部卒業→臨床研修→専門研修→大学院の順がオーソドックスであり現在大学院生をしています)も佳境にさしかかっているためどれだけ時間が取れるか不明だが、構築・立ち回りの練度を上げ2000、可能ならば2100を目指していきたい。
シーズン4瞬間最高66位、レート2000達成 ドヒドクレベース軸サイクルパ
めちゃくちゃ久しぶりに2000を達成、しかもシーズン最終盤ではなく中盤でしっかり勝って瞬間2桁に乗せたうえでの達成したので記念に構築記事を書きます。シーズン途中だけど書きます。
写真は載せるの面倒だったので対戦動画と一緒にニコニコ動画にアップすることにしました。
1.ドヒドイデ
持ち物:隠密マント
努力値:252-4-28-0↓-220↑-4
実数値:157-84-176-*-209-56
特性:再生力
テラスタイプ:鋼
技構成:アクアブレイク/毒びし/黒い霧/自己再生
要旨:ハバタクカミ、テツノドクガ受け。
ハバタクカミのサイコショック、クエスパトラのルミナコリジョンやアシパ、テツノツツミのフリドラ意識の鋼テラス。
ルミナコリジョン、塩漬け、シャドボを被弾することが多いので隠密マント。
2.クレベース
持ち物:厚底ブーツ
努力値:244-4-212↑-0↓-44-4
実数値:201-138-254-*-72-49
特性:頑丈
テラスタイプ:ゴースト
技構成:アイススピナー/地震/のろい/自己再生
要旨:セグレイブを受けられるポケモン探してたら行きついた。
地震とボディプレスは選択。珠剣舞が増えてくるようならばボディプレスの方がよいかも。
のろいとシナジーがあり、イダイナキバを受けられるようになるゴーストテラス。
渦カイリューからの逃げにも。
3.トドロクツキ
持ち物:ブーストエナジー
努力値:196-12↑-44-0↓-4-252
実数値:205-177-97-*-122-171
特性:古代活性
テラスタイプ:飛行
技構成:地獄突き/アクロバット/身代わり/羽休め
要旨:サーフゴーやロトムに対し有利展開を得るためのポケモン。
格闘テラスサーフゴーにも負けないように飛行テラスアクロバットでの採用となった。
耐久はA121ヘイラッシャのウェーブタックルを身代わりが確定耐え。
4.カイリュー
持ち物:ゴツゴツメット
努力値:196-44↑-252-0↓-12-4
実数値:191-176-147-*-122-101
特性:マルチスケイル
テラスタイプ:ノーマル
技構成:神速/地震/アンコール/羽休め
要旨:主にドドゲザンを受けるための枠。
ドドゲザンに有利展開を得るためにアンコ羽休め+ゴツメは確定。
残りは色々いじっていくうちにこうなった。
元々飛行テラスで使ってたが、ノーマルテラスにしないと相手にハバタクカミがいた際にカイリュードヒドクレベースの選出ができないためノーマルテラスに。
5.ジバコイル
持ち物:突撃チョッキ
努力値:236-0↓-4-156↑-12-100
実数値:175-*-136-187-112-93
特性:磁力
テラスタイプ:格闘
技構成:10万ボルト/ボルトチェンジ/ラスターカノン/ボディプレス
要旨:唯一の特殊火力。
アーマーガアが構築で重いので磁力でキャッチして殺しきる。
古代ライコウはきっとチョッキ運用が強いポケモンだろうと予想してチョッキ電気を使いたかったため採用。
格闘テラスボディプレスはハピラキにも強く出れるのと地面弱点を消せるため格闘テラスでの採用。
6.コノヨザル
持ち物:パンチグローブ
努力値:172-36↑-252-0↓-4-44
実数値:207-154-132-*-111-116
特性:やる気
テラスタイプ:格闘
技構成:ドレインパンチ/憤怒のこぶし/ビルドアップ/挑発
要旨:最後の補完枠。
個人的にラムのみでのあくび展開対策というのが構築パワーを落としてしまう気がしていて、特性での睡眠対策を考えたときにサーフゴーはテラスを切らないとカバルドンの地震で大打撃を受けてしまうのが扱いにくく、キノガッサも考慮したときにB振りコノヨザルが適任と考え採用した。
当初は食べ残しだったが、あまりにもゴツメカイリューサーフゴーを投げられるのと、比較的役割を持ってほしいゴツメサメ肌ガブリアス、ゴツメカバルドンとマッチしたことでパンチグローブでの採用に至った。
対戦partはこの2つ。
選出パターンは基本はドヒドクレベ+1。
1900~2000達成までの対戦は垂れ流し動画でアップしたので気になる方は観てください。
整形外科医がバーンアウトしたお話
個人を特定できないように情報をボカしているので悪しからず。
続きを読む