for 文の一般的に変数名を書く部分に safe navigator 演算子 (&.) つきのメソッド呼び出しを書いた時に異常終了してしまっていたのを、receiver が nil でなければ foo= のような代入記号つきメソッドに渡され、nil ならば無視するというようになんとなく期待された挙動(?)をするように修正しています。 [ruby-core:117763] [Bug #20468]

[4db76d198b] David Rodriguez 2024-05-13 09:59:55 UTC

rubygems に FreeBSD 向けにビルドされているかどうかの判定をするメソッド Gem.freebsd_platform? を追加しています。

[9fd41480fb] David Rodriguez 2024-05-13 10:04:59 UTC

4db76d198b4a152c416d657e97959ade3e50a185 で追加した Gem.freebsd_platform? メソッドを bundler で利用するようにしています。

[29a9ab0ba6] David Rodriguez 2024-05-13 10:05:24 UTC

4db76d198b4a152c416d657e97959ade3e50a185 の変更で使われなくなった bundler の定数 Bundler::FREEBSD や既に使われなくなってた? Bundler::WINDOWS と Bundler::NULL も deprecated constant として宣言しています。

[7857061ecd] David Rodriguez 2024-05-14 18:07:15 UTC

bundler の依存関係解決で複数の gem の source があった時の不具合を修正しています。

[847fc9af18] David Rodriguez 2024-05-09 18:16:32 UTC

rubygems の gem uninstall サブコマンドで対象の gem がみつからない時? の警告メッセージで使うメソッド名を修正しています。

[b19693f0ae] David Rodriguez 2024-05-09 18:17:44 UTC

rubygems の gem uninstall サブコマンドで user install した gem を uninstall する時のテストを修正しているようです。

[5111b3d479] David Rodriguez 2024-05-09 18:51:23 UTC

rubygems の Gem::Uninstaller で Gem.user_dir が symbolic link の時にその向き先のパスを考慮するようにしてるようです。

2024-05-15

ruby-trunk-changes 2024-05-15

今日は主に rubygems のテストの修正や拡張ライブラリ zlib のパフォーマンス改善の変更などがありました。

[4dc0b23018] David Rodriguez 2024-05-03 21:38:05 UTC

rubygems の Gem::Specification の特異メソッド内で Gem::Specification の特異メソッドを呼ぶのに receiver を明示していたのをやめています。

[8d28e63566] David Rodriguez 2024-05-06 15:13:48 UTC

rubygems のテストの一次ディレクトリの削除を teardown の最後に移動して後始末漏れをチェックしていたのを削っています。

[6454238072] David Rodriguez 2024-05-06 10:15:44 UTC

rubygems の Gem.clear_paths のテストでチェックをクラス変数を直接 Module#class_variable_get で取り出してたのをやめて環境変数を設定して Gem.dir や Gem.path の返す値をチェックする方法に修正しています。

[91e3871970] David Rodriguez 2024-05-06 13:33:44 UTC

rubygems の Gem::Specification.all= メソッドの rdoc 用コマンドの説明を削って1行のシンプルな記述に変更しています。

[5628cc1229] David Rodriguez 2024-05-06 13:34:23 UTC

rubygems の Gem::Specification.find_active_stub_by_path の rdoc 用コメントを追加しています。

[c219ee00b4] David Rodriguez 2024-05-06 13:36:57 UTC

rubygems の Gem::Uninstaller#gem_home の rdoc 用コメントの typo 修正。

[bd84236169] David Rodriguez 2024-05-06 13:41:42 UTC

rubygems の Gem::Specification の実装から spec を表現するクラスを Gem::SpecificationRecord というクラスに切り出して一部の処理をそこに移植しています。

[965cb3ab4c] David Rodriguez 2024-05-06 19:00:14 UTC

bd8423616947738d2efb3602791db91587b822bb で切り出した rubygems の Gem::SpecificationRecord クラスにユーティリティメソッドを追加して plugin の uninstall 処理の削除対象のディレクトリ特定の不具合修正をしているようです。

[cb1a574e46] "dependabot[bot]" 2024-05-14 02:42:23 UTC

GitHub Actions の workflows で利用している github/codeql-action アクションのバージョンを更新しています。

[e33336cb37] Samuel Giddins 2023-12-21 02:30:06 UTC

拡張ライブラリ zib の Zlib::GzipReader#read や #readpartial にバッファとして使う文字列オブジェクトを渡した時にも内部で一時的な文字列オブジェクトを生成していたのを抑制するようにしています。

[e3e1e53098] Samuel Giddins 2024-04-11 19:28:07 UTC

e33336cb37b47834c0448921c6c4942e3fa63996 の続きで Zlib::GZipReader#readpartial のほうでのみバッファ文字列が引数で与えられてた時の処理が別途書かれてたのが不要になったので削除しています。

[e73f6618d5] Nobuyoshi Nakada 2024-05-15 07:53:27 UTC

64542380728b2f0cb0a76a09d08735538350cd9f で rubygems のテストで環境変数を一時的に変更するためのヘルパーメソッドで環境変数の元の値をバックアップしておくための変数を不要にインスタンス変数にしていたのが setup/teardown で利用している同名のインスタンス変数を上書きしてしまっていたのでローカル変数に変更しています。

2024-05-14

ruby-trunk-changes 2024-05-14

今日は bundler の require 削減まわりの変更や標準添付ライブラリ reline の更新がありました。

[02c8e6583b] Samuel Giddins 2024-02-20 19:05:30 UTC

rubygems の tar パッケージの解析時に空のヘッダ? を表すインスタンスを定数に格納して使いまわすようにして余計なインスタンス生成を抑制するようにしています。

[e6340258f8] Kevin Newton 2024-05-13 15:26:39 UTC

prism の更新。

[5931f857ab] Koichi ITO 2024-05-13 07:56:01 UTC

prism の更新。

[b5e53e2f32] Kevin Newton 2024-05-13 16:31:47 UTC

prism の更新。

[22dab73971] David Rodriguez 2024-05-13 13:02:43 UTC

rubygems で拡張ライブラリ pathname に依存していた部分を File.expand_path を利用するようにして不要な require を消しています。

[d1c172dfd0] David Rodriguez 2024-05-13 13:03:13 UTC

bundler による rubygems の拡張で追加する Gem::BetterPermissionError 例外で Bundler::SharedHelpers のメソッドに依存しているのをやめて不要な require を消しています。

[5319587ac3] David Rodriguez 2024-05-13 13:03:32 UTC

69c87619bd7a69936c44cc0d323b11148400e894 の bundler で autoload を利用して require を遅延した変更のうち Monitor についての部分を revert しています。なぜかはわからないけどテストで時々エラーになる現象が発生したとのこと。

[9d01f657b3] Mari Imaizumi 2024-05-14 01:58:27 UTC

標準添付ライブラリ reline に emacs mode で ctrl-_ による undo コマンドのサポートを追加しています。 https://github.com/ruby/reline/pull/701

[b60f09442a] Andrew Konchin 2024-05-10 09:28:59 UTC

パターンマッチのテストを意図に沿うように修正しています。

[4a1e4436a9] Mari Imaizumi 2024-05-14 08:18:28 UTC

標準添付ライブラリ reline のバージョンを 0.5.7 に更新しています。 https://github.com/ruby/reline/pull/704

[44f50f4179] git 2024-05-14 08:19:43 UTC

NEWS の default gems のバージョンリストの reline のバージョンも更新しています。

[41e6fd066e] Alexander Ross 2024-05-14 08:22:36 UTC

doc/encodings.rdoc のサンプルコードの変数名 typo 修正。

2024-05-13

ruby-trunk-changes 2024-05-13

今日は主に rubygems や bundler の修正がありました。

[3c16d93cd3] Nobuyoshi Nakada 2024-05-12 14:12:02 UTC

Universal Parser 用に parser_encoding という型を const void としてマクロで定義しています。警告抑制のためとのこと。

[e926298343] David Rodriguez 2024-05-10 14:11:51 UTC

bundler の rubygems 拡張のための lib/bundler/rubygems_ext.rb でトップレベルで require していたいくつかのファイルを module/class 文の中やメソッド内での require に移動しています。メソッド内は遅延されるのでともかく class/module 文の中に入れるのは遅延する意味はほとんどないと思うのですが、どこで必要としての require か明確にするためってことですかねぇ。