先週…二ヶ月ぶりにFONTE{ 小畑和彦(g)安井源之進(perc)中川昌三(fl))}+ゲストは織原良次(フレットレスベース)の四人で 吉祥寺ストリングスにおいてこのカルテットのライブがありました。
娘の箏奏者 たまたま帰国していた娘の中川果林と夫のマンフレッド君も聞きにきていて 大いに盛り上がりメチャクチャ楽しいライブだった‼️
35年ほど前か 僕が東京芸術大学のオーケストラ研究部に在籍していた頃、アルトサックス奏者として富樫雅彦さんのカルテットやWarren Smithさんとのデュオ等でフリーインプロヴィゼーションの世界にどっぷりと浸っていた頃、フルートで僕をライブに誘ってくれたのがバイブラフォンの浜田均ちゃんで銀座や新橋のライブハウスで ジャズの知識が無かった僕は彼の言われるままコード進行のあるジャズをやるようになるきっかけを作ってくれた人物です。(笑)
最近 僕はフルート&バイブでやってみたい曲が多々あったので本当に久し振りで彼のリハーサル室でduoってみたのだが、相変わらずの彼の七変化に手も足も出ずに帰ってきた。ハハハ……面白かった‼️
ベースのアンダーシュ・ヨルミン率いる「リアストライニ」は他にレナ・ヴィレマルク(vo)中川果林(二十五弦箏)のトリオによるグループ。
その3枚目のアルバム「Pasado en claro」(ECM)がアメリカのジャズ雑誌、ダウンビート誌において2023年のベストアルバムに選ばれたようです。
これは本当に快挙です。果林さん…おめでとう‼️
ちなみに一枚目のアルバム「リアストライニ」はスウェーデン国内のグラミー賞をフォーク部門で受賞しました。この時も家族で喜びを共にしましたが、今回は国を超えてジャズの本場アメリカでの事ですからね…本当に感激です。
僕的には2枚目のアルバムで「Anders Jormin/Poem for Orchestra」with Lena Willemark,Karin Nakagawa,Bohuslan Big Bandが大好きです‼️
芸大を卒業した僕はジャズ仲間の加古隆君がフランスへ留学し、森山威男先輩が山下洋介トリオに入り、僕はジャズを演奏する仲間が急にいなくなってしまったのです。
そこで、ビクターに勤めていた友人であるアルトサックスの苫米地さんが所属しているアンデルセンジャズグループのセッションに 僕は度々飛び入り乱入して練習していたのですが、彼等はその時代からの仲間達なのです。
コロナ禍で3年振りの和気藹々のセッションでした。
僕はいつもジャムセッションではバリトンサックスを持っていくのですが 諸事情で電車で行くことになったので一番軽いアルトサックスをもって参加させて頂いた。
昔は力任せに馬力で吹きまくっていたのですが 最近は体力的にそれも叶わず出来るだけ省エネ奏法に徹して楽しんでいます。😅💦
12/24クリスマスイヴの夜 百合丘のライブハウス「轍(ワダチ)」において今年最後のFONTEのライブがあった。
この日のお客さんの多くは僕らと同じくらいの年代の方々で、昔の僕を知っている年代の方々が多くいらっしゃるとの事。それにクリスマスイブなので「A way in a manger」(讃美歌)や「タッチオブスプリング」の中にさりげなく「ホワイト🎄クリスマス」を捩じ込んで演奏したりと 僕らも大いに楽しみました。
「轍」は小さめのライブハウスですが 僕らの年代の方々がご夫婦でジャズを楽しんでいらっしゃる様子。
僕らも大変楽しかったです。感謝です‼️