Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

受講生に感謝

1週間でいちばん忙しい木曜日(2巡目)。授業3コマ。

2限、経済学説史。経済学の歴史を概観する。

3限、23期(3回生)ゼミ。ビブリオバトル(Part 1)。OKMT君がプレゼンした『シュガーマンのマーケティング30の法則』が第1回のチャンプ本となり、ゼミテキストに内定。みんな、プレゼン、うまいな。まだゼミが始まって2回しかたってないけれど、このまままっすぐ順調に成長して欲しいな。

5限、ワークショップ。キャンパスツアー。

相変わらず右耳は本調子からほど遠いのだが、それでも今日は3コマともまずまず納得のゆく授業ができた。右耳の不調を話したら、3クラスとも受講生が私語を慎んで聞くことに集中してくれたので、とても話しやすかった。自分の声をうまくモニターできた。理解ある受講生に恵まれ、ひたすら感謝、感謝である。

【12179】

忙しい

マルサス学会事務局の仕事で郵便局へ。明日と明後日の授業の準備。やることいっぱい。忙しい。

右耳の調子。耳元で鈴虫が鳴いているor炭酸水がシュワシュワ音をたてているような感じが続くのは相変わらずだが、3月5日*1の時点ではまったく聞こえなかったドラムのハイハットやシンバルの類が、ようやくかすかに聞こえるようになってきた。

【9776】

またまた訃報

またまた訃報が届く。正木八郎先生(マルクス経済学)ご逝去。指導教員ではなかったものの、間違いなく僕の大阪市大大学院での修業時代を支えてくださった恩師の一人である。邦訳が出る前のヒルシュをドイツ語で、ネグリを英語で読んだこと、授業後の杉本町でのアフターセッション(飲み)、長野(小諸)での合宿等々、思い出は尽きず、感謝の気持ちでいっぱいである。心よりご冥福をお祈りしたい。それにしても、わずか4か月の間に直接教えを受けた先生が3名も亡くなってしまうなんて、さすがにつらすぎる。

KBさん、UEMYさん同席のもと、某出版社の編集者と新しい出版企画に関するミーティング。

城田俊『現代ロシア語文法』を105ページまで(全667ページ)。

【7720】

京都市動物園

数日前に息子から「日曜日に動物園へ連れて行って欲しい」とリクエストされ、OKの返事をしていたが、今日になって諸々の事情で息子の同級生SKTRくんも一緒に連れて行くことになった。子どもたち同士でずっと話してくれるのは助かるが、他人様のお子さんを預かるのはさすがに気を遣う。とは言え、困った時はお互い様である。子どもたちは動物よりもゴーカートのようなアトラクションのほうをより楽しんだように見えた。日中の気温が26度まで上昇し、とても暑い一日だったこともあり、子どもたちは動物園を出た後、露店でかき氷を食べた。11時半に家を出て、16時前に帰宅。お守り役の父親も、熱中症にはならなかったが、さすがに疲れたよ。

夕食後、(1か月もブランクが空いてしまったが)「しあわせ気分のドイツ語」の第16回放送分(1月31日)を視聴する。

【9129】

耳鼻科医からのアドバイスに忠実に生きる

新学期開始早々の疲労困憊が甚だしく、昨夜から今朝にかけて9時間近くも爆睡したにもかかわらず、今日の日中に2時間以上も昼寝に興じる始末。ただ、メニエール病の早期完治のためには、ストレスフリーな生活を送ることが何よりも重要だと耳鼻科医から告げられているので、そのアドバイスに忠実に生きようとすると、どうしてもこうなってしまう(苦笑)。

終日、自宅から一歩も外へ出なかったが、マルサス学会の事務局仕事を少しだけ進めた。『年報』次号の校正作業も終了し、あとは刊行を待つのみ。次回大会@同志社(7月6-7日)のプログラム(案)も完成。今のところ、すべてが順調に進んでいる。ただ会計処理(監査)は不慣れなので、きちんとできるのか心配だ。

今年度の「経済学説史1」の履修者数は110名でほぼ確定かな。毎年このくらいの人数だと講義しやすい。ただ、強力な裏番組(同一曜限の授業)が今年度限りになる(担当者が定年退職される)ので、来年度以降のことはまったく読めない。

来週末は今年2度目となる仙台出張(経済学史学会東北部会@東北学院大)である。手頃な値段の宿泊ホテルを探すのにかなり難儀したが、何とか確保できた。4/20が学会本体で、翌4/21は東日本大震災の関連施設を視察するエクスカーションである。被災地を訪れるのは12年ぶり2回目になる。

nakcazawa.hatenablog.com

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【36】

今日もヘトヘト

今日から授業は2巡目。午前中は授業準備。何ごとも最初が肝心。念入りに。

3限、ディベート。抽選によって43名から25名に履修許可が出たが、1名が履修辞退、1名が無断欠席とは、抽選から外れた者が知ったら憤るであろう。*1くじ引きで授業前半のグループメンバーを決め、自己紹介を兼ねたアイスブレイクからスタート。信頼できるデータの集め方、論理の飛躍・矛盾をなくすには、等を講義した後、それらに関連したグループディスカッション。あっと言う間の90分。なかなかいい感じでスタートを切れた。

4限、22期(4回生)ゼミ。13名中11名出席。「論文の書き方」講座の2回目。終了後、FJT君とYMMT君が研究室に来たので、卒論や就活のことなどで、しばし歓談。

やはり新学期開始早々はめちゃめちゃ忙しい。残務がなかなか片付かず、結局20時過ぎまで残業。今日もヘトヘトである。

発症からちょうど2か月。難聴はよ治らへんかな。こんな手足を縛られたような状態で授業するって、マジでキツいぞ。しかも疲労&難聴で読書も語学の勉強も音楽鑑賞も満足にできず、楽しみらしい楽しみが全然ないぞ。

ともあれ、明日と明後日はしっかり休む。今や休むのも仕事の一部(と思うようにしている)。

【8051】

*1:学生にはなかなか理解してもらえないであろうが、演習形式の授業でいちばん困るのは、無断欠席・遅刻・早退の頻発である。3名でグループディスカッションさせようとして、2名がいきなり休んだらどうなるか? きちんと出席している1名を放置するわけにはいかないから、グループメンバーを組み替える所作が必要になる。こうやって事前に準備している段取りがことごとく崩されると、授業がぐでんぐでんになりかねない。

授業が一巡

先週金曜から始まった今学期の授業は、木曜日の今日で一巡。

2限、経済学説史。履修登録者は今日現在、昨年度(380名)の1/3以下の117名。成績評価の方法をレポート試験から論述試験に変えたことの影響が大きいかもしれない。ただ、履修者が少ないと授業中の教室管理が楽なので、耳鳴りがなかなか治らない右耳にはとてもやさしい。

3限、23期(3回生)ゼミ。記念すべき第1回は恒例の「ほめほめ授業」。ゼミ生には与えられたお題(サンタクロース、牛、パンダ、カマキリ、金太郎、鬼など)の絵を記憶だけにもとづいて1分間で描いてもらい、別のゼミ生がその絵を(どんなに下手くそな絵であっても)1分間ひたすらほめまくる。そのほめ方のうまさを競い合う。16名が4名×4ブロックに分かれて予選を戦い、予選を勝ち抜いた4名で決勝を戦う。優勝はTNK君。教室は和気藹々としたムードに包まれ、上々の滑り出しとなった。

5限、ワークショップ。今春の一般入試合格者の入学手続き率が例年よりかなり高かったため、クラスサイズもここ数年で最大の30名。快活な学生が多いのはうれしいが、そのぶん私語が多くて騒がしく、耳にやさしくない。自分の声をモニタリングするのに苦労する。自己紹介動画の作成・提出を課題として求めたところ、メールに添付して送ることに苦手意識があるのか、クラスの人数(30名)の半数近い14名とLINEでつながることになってしまった。こんなの初めて。

久々の1日3コマ授業なので、さすがにヘトヘト。しかし、明日3限のディベートの授業の準備がなかなか終わらず、結局20時過ぎまで残業。

【8828】

会議が3つ

子どもたちは今日から小学校(娘は小6、息子は小2になった)。父親は新年度最初の会議日。教授会・大学院委員会・入学制度検討委員会。終了後、明日の授業準備。

右耳の難聴が少しマシになってきた気がするので、通勤電車の中で試しに『ニューエクスプレスプラス ドイツ語《CD付》』の音声教材を聴く。長時間でなければ、これでもかなりしっかり勉強できそうだ。本を読むにはまだ少ししんどいところがあるし。

【9064】

大学院は不開講の見込み

昨年度春学期はディベートの授業(学部)を火曜4限に、大学院を金曜4・5限に配置したが、ディベートの履修希望者が想定外の30名(定員25名)もあった。5名だけ受講を断るのも気の毒なので、30名全員の受講を認めることにしたが、さすがにしんどかった。今年度はもう少し減らしたいと思い、ディベートを金曜3限に配置し、その代わりに大学院を火曜4・5限に移動させた。一般的傾向として、学部3・4回生には火曜よりも金曜のほうが不人気だからである。ところが蓋を開けてみたら、昨年度よりもさらに多い43名もの履修希望者がおり、こちらの思惑は大外れ。*1

火曜に移動させた大学院であるが、2016年度から2023年度までは常に履修者がいたが、今年度は今日現在、履修希望者ゼロ。まだ履修変更が可能な期間内であるので(4月11日まで履修変更可能)、念のため今日の4・5限は研究室で待機したが、やはり誰も現れなかった。どうやら今年度は2015年度以来9年ぶりの不開講となりそうだ。最近の体調がイマイチすぎるので、担当授業のコマ数が減ってくれるのは、正直かなりありがたい。

先日の東京出張(方法論フォーラム)で新しい書籍の企画が持ち上がった。某出版社にUEMYさんを介して連絡をとったところ、さっそく来週月曜に編集者が研究室を訪ねてくれることになった。ありがたい。

天満(マッサージ)経由で帰宅。

『これからはじめるドイツ語入門』を123ページまで(全223ページ)。

【10395】

*1:すでに抽選により25名の履修者が決定している。自分としては、12~16名くらいが理想のクラスサイズなのだが、なかなか思うようにならない。