Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

1年ぶりの扇町プール

大学へ。授業準備、翻訳作業、マルサス学会事務局の仕事。

帰路、2023年4月18日*1以来、約1年ぶりに扇町プールに立ち寄る。仙台出張の際に体の硬直を痛感させらる場面が何度もあったので、さすがにほぐす必要を感じた。水中ウォーキングを中心に。

【8774】

「酔麵」と「富士屋」

昨夜は爆睡&安眠。9時半過ぎに地下鉄広瀬通駅前のビジネスホテルをチェックアウトする。妻子へのお土産をゆっくり物色するために、帰りの新幹線を仙台駅13時31分発にしたので、それまでかなり時間がある。11時過ぎまでカフェ・ヴェローチェで翻訳作業を進める。

さて、昼食をどうするか?

実は地下鉄広瀬通駅周辺は飲食店がたいへん充実している。昨日の夜に訪れた「酔麵」のまぜそばと餃子が素晴らしかったので、再訪することも一瞬考えたが、結局「酔麵」から至近距離の「富士屋」(ミシュランガイド掲載店)の中華そばを試してみることに。

11時半から営業開始で、僕が店の前に到着したのは11時15分前後だったが、すでに5名が並んでいた。結局開店までに僕を含めて17名もの行列ができていた。さすが人気店である。メニューはラーメン類のみ。サイドメニューはいっさいなし。店内写真撮影禁止。

いやぁ、参った。激ウマ! こんなにうまいラーメン、数年に一度食べられるかどうかのレベルだ。ほのかな甘味すら覚える醤油ベースのスープが素晴らしい! 麺も大きな釜で泳がせて茹でるタイプで、調理技術も高い。接客も含め、パーフェクトだったと言ってよい。月~土の昼間のみの営業なので、ハードルは高いが、万障繰りあわせて来店する価値あり。

妻子へのお土産はこんな感じ。先月の仙台土産のうち、萩の月は不評で脱落。一口ずんだもちと黒糖まんじゅうは残留。そして、今回は牛タンをなしにして、その代わりに女川町の魚介類を(昨日発送済み)。

18時に京都の自宅へ戻る。

【6640】

東北部会エクスカーション(東日本大震災関連施設視察)

経済学史学会東北部会は、昨日だけでも十分に参加意義のあるものだったが、2日目の今日、さらに特別なプログラムが用意されていた。東日本大震災関連施設を視察するエクスカーションである。東北部会や東北を拠点とする研究会は同様の企画をこれまで何度か実施しており、僕自身も大震災の翌年の2012年2月6日にその企画に混ぜてもらって、石巻市の被災状況を視察したことがある。

nakcazawa.hatenablog.com

昨日の出席者14名のうち6名がエクスカーションに参加した。今回は石巻市と女川町を訪れ、震災関連施設を視察した。具体的には、石巻南浜津波復興記念公園(写真1・2枚目)、石巻市立門脇小学校遺構(3・4枚目)、石巻市立大川小学校遺構(5・6枚目)、女川交番遺構(7枚目)である。

大川小学校(当時、全校児童108人)は、大津波が襲った時間に学校にいた児童78人・教員11名のうち児童74人・教員10名が死亡・行方不明になるという、近隣の小学校と比べて突出して大きな犠牲を出した。この際の学校の対応に過失があったとして、児童遺族による裁判も起こされた。

もしあの時、自分がこの小学校の先生だったら、児童たちを適切に指揮・誘導できたのか、まったく自信がない。教師のはしくれとして、背負っている責任の(普段あまり強く意識することのない)とんでもない大きさ・重さを思い知らされ、打ち震えるばかりだった。

他方、大震災で壊滅的な被害を受けた女川町は、今や「復興まちづくりの成功例」と呼ばれる。そのシンボルである商店街は活気にあふれ、多くの観光客で賑わっていたのを、この目で確かめることができた。昼食は商店街内の「まぐろ屋 明神丸」で「まぐろ三色丼(特上)」(1800円)を味わった。激うまであった。

女川町が誇る海産物を僕だけが味わうわけにはいかないので、妻子の分をお土産として買って、クール宅急便で送った。

この日のうちに帰洛することも物理的には可能であった(と言ってもほぼ終電に乗ることになり、しかも京都駅から自宅まではタクシー以外の交通手段がない)が、体力温存その他の理由のために、私費でもう1泊する。

【13239】

経済学史学会東北部会@東北学院大

7時前起床。8時前に家を出て、京都駅へ。東海道と東北新幹線を乗り継いで、13時前に仙台駅に到着。途中、蔵王がとてもよく見えた。

仙台駅到着後、時間があまりなかったため、「そばの神田」で昼食をとる。驚くほど繁盛している。立ち食いなのに、若い女性の一人客がけっこう多い。

14時から経済学史学会東北部会に参加する。会場の東北学院大はコンパクトながらもたいへん美しいキャンパス。それにしてもこの自撮り写真、はめこみ写真みたいやな。首まわりについている余分なものも減らさないとなぁ・・・。

3本の研究報告を聴く。お目当てはIWMT先生(福島大)のジェームズ・ステュアートだったが、残り2本(ウェーバー、北海道の経済学)ともたいへん興味深い内容で、京都からはるばる参加した甲斐があった。仙台駅近くで懇親会(1次会・2次会)。元代表幹事のHTR先生(立教大)、『マルサス理論の歴史的形成』でご一緒したKKC先生(福島大)と久々に歓談できた。23時前に解散。

なぜかこの日の夜、仙台のビジネスホテルは超激混み。最終的には何とかなったが、手ごろな価格帯の部屋がなかなかゲットできず苦労した。東京から乗車した「はやぶさ」も満席だった。

【8577】

今日も受講生に感謝

3限、ディベート。4限、22期(4回生)ゼミ。昨日と同じで、右耳聴力の不調を抱えながらも、理解ある受講生に恵まれ、何とか2コマの授業を大過なくこなせた感じ。ただただ感謝である。

今日から授業は3巡目。我ながら、よくこの耳の状態で授業ができていると思う。もちろん、そのせいで授業終了後、ヘトヘトになってしまっているが。

明日から2泊3日で今年2度目の仙台出張。今年は社会思想史学会大会(11月)も仙台開催だから、3度出張することになりそうだ。その代わり、北陸・九州への出張は残念ながらなさそうである。

【9175】

受講生に感謝

1週間でいちばん忙しい木曜日(2巡目)。授業3コマ。

2限、経済学説史。経済学の歴史を概観する。

3限、23期(3回生)ゼミ。ビブリオバトル(Part 1)。OKMT君がプレゼンした『シュガーマンのマーケティング30の法則』が第1回のチャンプ本となり、ゼミテキストに内定。みんな、プレゼン、うまいな。まだゼミが始まって2回しかたってないけれど、このまままっすぐ順調に成長して欲しいな。

5限、ワークショップ。キャンパスツアー。

相変わらず右耳は本調子からほど遠いのだが、それでも今日は3コマともまずまず納得のゆく授業ができた。右耳の不調を話したら、3クラスとも受講生が私語を慎んで聞くことに集中してくれたので、とても話しやすかった。自分の声をうまくモニターできた。理解ある受講生に恵まれ、ひたすら感謝、感謝である。

【12179】

忙しい

マルサス学会事務局の仕事で郵便局へ。明日と明後日の授業の準備。やることいっぱい。忙しい。

右耳の調子。耳元で鈴虫が鳴いているor炭酸水がシュワシュワ音をたてているような感じが続くのは相変わらずだが、3月5日*1の時点ではまったく聞こえなかったドラムのハイハットやシンバルの類が、ようやくかすかに聞こえるようになってきた。

【9776】

またまた訃報

またまた訃報が届く。正木八郎先生(マルクス経済学)ご逝去。指導教員ではなかったものの、間違いなく僕の大阪市大大学院での修業時代を支えてくださった恩師の一人である。邦訳が出る前のヒルシュをドイツ語で、ネグリを英語で読んだこと、授業後の杉本町でのアフターセッション(飲み)、長野(小諸)での合宿等々、思い出は尽きず、感謝の気持ちでいっぱいである。心よりご冥福をお祈りしたい。それにしても、わずか4か月の間に直接教えを受けた先生が3名も亡くなってしまうなんて、さすがにつらすぎる。

KBさん、UEMYさん同席のもと、某出版社の編集者と新しい出版企画に関するミーティング。

城田俊『現代ロシア語文法』を105ページまで(全667ページ)。

【7720】

京都市動物園

数日前に息子から「日曜日に動物園へ連れて行って欲しい」とリクエストされ、OKの返事をしていたが、今日になって諸々の事情で息子の同級生SKTRくんも一緒に連れて行くことになった。子どもたち同士でずっと話してくれるのは助かるが、他人様のお子さんを預かるのはさすがに気を遣う。とは言え、困った時はお互い様である。子どもたちは動物よりもゴーカートのようなアトラクションのほうをより楽しんだように見えた。日中の気温が26度まで上昇し、とても暑い一日だったこともあり、子どもたちは動物園を出た後、露店でかき氷を食べた。11時半に家を出て、16時前に帰宅。お守り役の父親も、熱中症にはならなかったが、さすがに疲れたよ。

夕食後、(1か月もブランクが空いてしまったが)「しあわせ気分のドイツ語」の第16回放送分(1月31日)を視聴する。

【9129】