neko-mikan2009-01-18

[B級グルメ]やわらかくて、ホイップしてあるもの


3年経っても、まだこのサイトが生きていたのがうれしいです。
今朝、最近消息がない人の夢を見て、今頃どこでどうしているのか、ずっと考えてたら、このサイトの事を思い出しました。


私の好きなチープお菓子のひとつはメレンゲです。ヨーロッパではお菓子の棚に普通に並んでいましたが、日本ではなかなか手に入りません。でも、この間ソニプラで・・・っていけない。いま「ソニープラザ」って存在しないって知ってました?いまや店舗の名前はただの「プラザ」です。今はまだいいけど、あと10年もすれば、
「ソニプラって・・・プラザのことですかぁ?ソニって何ですかぁ?」
って若者に聞かれるだろうから、気を付けなはれや。


そのプラザで売られているのがBAKEHOUSE社のメレンゲ。白のバニラ味とか、モカ色のチョコ味に混じって、私好みの3色メレンゲも発見しました。白とパステルピンク、パウダーブルーが入った箱です。このメレンゲの名前は「Patriotic」で、よく考えたら星条旗の色...にしてはパステル過ぎてピンとこない。


人口着色料を使わないのがウリらしいけど、愛国的にするなら、もっと濃い赤と青にしてもらわないとピンとこないわ。味は全部バニラで、一個一個大きさが違うのがアメリカンな感じなんだけど、濃いコーヒーのお供にベストマッチな甘さと食感。量が多いので、おやつの時間に分けたりしても、消費するまで3ヶ月かかりました。


ホームページを見てみると、ピーナツバター味とか、シナモンチョコなんかもあっておいしそう。特にそそられるのは、キーライム味。日本に輸入されているのは、バニラ味とチョコ味しかないみたいだけど、日本でブレイクすればバリエーション豊富になるかも。でも私の今までの経験から言えば、この手のお菓子は日本人の口には合わないと思う。


と、思っていたのですが、この間実家に帰った時には、お子ちゃまたちに意外と人気でしたわ。ご年配の方にも、
「あら、らくがんが」
って誤解されながらも好評。そうかー、らくがんも好き嫌いが分かれるお菓子だけど、日本人にはこの手の食感を受け入れる素地があったか。


そうそう、あとGOLDEN SPOONというフローズンヨーグルトのお店が東京駅に出来たので、会社帰りに姉と寄りました。こちらも本家はアメリカで、日本でもチェーン展開しているみたいです。私はちょっと前にテレビでやってた、スプーン一杯のグルメ作品を競うという「魂のワンスプーン」と勘違いして、
「何かわからないけど、テレビ番組とのコラボなお店が出来るらしい」
と鼻息荒く同僚に報告してました。


フローズンヨーグルトといえば、最近見ないけどYOGURT TREEはまだ生存しているのかしら。フローズンヨーグルトも、日本人に人気がありそうでない不思議な存在だと思うのです。あっさり食感は日本人好みだと思うのですが、なぜかあんまり流行りません。


そこで今まで食べたのは、ピーナツバター、バナナ、バニラ、ダブルバニラ、シンプルターツ、ラスベリータルトの6種。ピーナツバターって、塩系の味でよかろうと思ったのですが、単独で食べると飽きるかも。でも、トッピングにフルーツなんか乗っけたら味の宝石箱なんじゃないかな。バナナとバニラは文句なく万人向けに美味です。シンプルターツは素のヨーグルトの味であっさり。ダブルバニラは、ブルジョワのチークっぽい匂いでいまひとつ。ラズベリータルトは芳香剤の匂いでした。


このあたりには昔大丸があって、その地下にはキハチのソフトクリームがあったのです。キハチのソフトっておいしいですよね。そこは会社帰りのささくれ立ったOLたちが、甘いもので一息ついていく場所でもあり、一人でソフトをつついている女子をよくみました。こういう場所って女子には必要です。たったの10分でいいんです。男性にとっての立ち飲み屋的なものでしょうか。会社の気分を家まで持ち帰りたくないとき、中間地点で気持ちを緩和させる必要性、わかるわ〜。私も猫と暮らす前まではそうだったもん。


このゴールデンスプーンも、店内でイートインができるのですが、何となく前の大丸の地下と違って匿名性がないというか、ぼんやり一息つくには明るすぎるしにぎやか過ぎる感じがします。ていうか、このあたりの商業地域をどうしたいのか、JR?鉄道会館?だかが、ちゃんと利用者にビジョンを示してほしい。突然開店したり閉店したり、いつまでも工事中だったり予測がつかねえ。

イケてるロックなダジャレ

neko-mikan2006-10-22



この間、20代女子と外出した時に、
「ああ寒い。さみー、サミー、サミー・ヘイガー」
と言ってみたら、
「もうすぐ冬だからね」
と、軽く返されました。がっくし。
もう、サミー・ヘイガーは旬なアーチストじゃないの?好きじゃないけど。エディが癌で活動できなくなったのもあって、ヴァン・ヘイレン自体もメディアに露出してないし、そもそもヴァン・ヘイレンにサミー・ヘイガーが加入したことも、未だに違和感。他にサミーという名のアーチストが登場して、私のダジャレライフを彩ってくれる事を望む。


他に使ってみたいのは、
「あーやばい、やヴァイ、スティーブ・ヴァイ
なのですが、スティーブ・ヴァイの日本での知名度がどれほどのものなのか、定かではないため、一度も使っていません。もし私が言われたならば、その場で「ヒロシマ・モナムール」か「スリップ・オブ・ザ・タング」の一曲二曲はエアギターをする準備ができてますけど。


「ティララ〜ラ、ティラリッララ、ティララ〜、ティラリッラリラ〜」
と、歌いながら、同僚に書類を渡して、
「出張旅程です!もちろんヨーロッパの! 」
とも言ってみたいのですが、1986年発表という古さの、ヨーロッパが演奏する「ファイナル・カウントダウン」のイントロが、どこまで一般に浸透しているかが微妙なところ。

 ロータスのクッキー

neko-mikan2006-02-16



べルギーでコーヒーを頼むと、必ずクッキーやチョコなどの、ちょこまかしたお菓子が付いてきます。イタリアでも、地方によっては付いてきました。ソーサーの上に乗ったクッキーを見ると、とても豊かな気分になります。名古屋では、コーヒーを頼むとピーナッツが付いてきます。うーん、ちょっとだけベルギーっぽい。喫茶ルノワールでは、昆布茶を頼むとあられがついてきます。うーん微妙。


ベルギー旅行中、おいしいコーヒーを出すお店は、LOTUSのカラメルクッキーを出す確率が高かったです。このクッキー、カラメルの風味と意外と主張するシナモンがコーヒーによく合います。ヨーロッパでは珍しく個包装されているのですが、個包装されていなかったら、際限なく食べてしまいそう。


日本でも手に入りやすいので、「きっと現地では半分の値段なんだろうなあ」と思いながら、買います。しぶしぶ。それでも輸入ものにしては安く、20枚200円くらい。なぜか理由はわからないのですが、クッキーの表面に蓮(ロータス)の花らしき模様があるものと、ただロータス社のロゴがあるものと、2種類あります。どっちかが、よりシナモンが強かった気が(私比・しかもどっちかがわからない)。

にせピアス

neko-mikan2005-11-06



特にポリシーもなく、この年までピアスの穴を開けずにきたのですが、ここまで来るともう意地になって、絶対に開けないつもりです。こういう意地って、歳をとった証拠のような気がする。
小学生の頃漫画の「はいからさんが通る」で、少尉がロシアで失踪中にピアスの穴を開けているのを見て以来、いつかは開けるつもりだったのですが。


小さなフープ・イヤリングにモチーフを通してピアスに見せかけるというのが、今まで私のオリジナルと信じてきたのですが、最近アクセサリーショップで同じものが売られていました。私は「にせピアス」と呼んでたのに、なんかコじゃれた名前が付けられていました。また時代を先取りしてしまったみたい。


他に自分が時代を先取りしたと思う例があるので、聞いてください。あれは中学時代のこと。体育の着替え中に、友達がもっそりしたベージュの下着を着ているのを見て、「お母さんと同じシャツ!オバさんシャツじゃん!オバシャツじゃん!」と口にしたのが、日本で一番最初にあのテのシャツが「オバシャツ」と言われた日なのです。だからどうだと言われても、アレなのですが。

みかんちゃんとみかんちゃん

neko-mikan2005-10-30



猫のみかんちゃんを溺愛している私が、今年買ったハンドクリームは、その名も「薬用モイストクリーム・みかんちゃん」。
容器は果物のみかんに似せた形で、結構微妙な凹凸まで再現されている、容器だけで原価の50%を占めてしまいそうな製品です。うたい文句を良く見てみれば、これはハンドクリームではなく、全身用でしたが、そこは見なかったことにして、ハンドクリームとしての人生を歩ませるつもりです。


家に持って帰って、
「ほーらみかんちゃん、みかんちゃんだよ〜」
と、試しに猫の前に転がしてみたのですが、無視でしたわ。


去年、ハーバシンのハンドクリームを会社で使おうと思ったのですが、上司の思惑によりそれは持ち帰り、代わりにカネボウの桃のパッケージのクリームを使っていました。一番コンパクトな16g入りを買ってから、そろそろ一年。容器の底は見えているのに、なかなか使い切ることができません。なので、「モイストクリーム・みかんちゃん」は、机の上で出番待ち。マウスの横にあったりすると、間違えてクリックしてしまうのが欠点ですが。

シェリル姉さんの彼


シェリル・クロウ+2シェリル・クロウの2作目のアルバム「シェリル・クロウ」は、デビュー作の良い子のサウンド・ルックスを大きく裏切り、[ALL I WANNA DO」などのハッピーソングとは違った内容。私は2作目の方が好きですが、デビュー作のファンはこれで離れていったと聞きます。


収録曲のひとつ、「EVERYDAY IS A WINDING ROAD」は、青空に突き抜けたような爽快な曲。ギターもカッコいい。ドライブする時はもちろん、自転車で疾走するときにもこの曲を思い出して、大人なのに立ちこぎ。あえて坂道コースを登ってみたりして、ジロ・デ・イタリア気分を満喫しています。あー太ももが痛い。


そのシェリル・クロウが結婚したのが、私ですら名前を知っている自転車選手、ランス・アームストロング。私の生半可な知識によれば、アームストロング選手は、ツール・ド・フランスで、前人未踏の7連覇を達成した選手。それも、生存率が1割にも満たない癌の手術を受けて、復帰したあとにその偉業をなし遂げました。ツール・ド・フランスって、モナコグランプリと同じで、見始めたら止まらない競技のひとつ。一度でいいので沿道で応援してみたいです。


日本の「ホワイトバンド」はどうも釈然としないけれど、アームストロング選手の「イエローバンド」は、一個に付き1ドルが癌研究に回されることがハッキリしています。黄色も、マイヨ・ジョーヌを7回授与された彼だからこそ、選べるカラーだし。

スピッツと私

名前をつけてやる以前いた会社で、スイス旅行担当になったことがあります。毎日スイスの勉強ばかりしていました。当時はネットの普及も今ひとつで、「ルツェルンからブリークまで電車の乗り継ぎで行く方法」などを、時刻表に付箋をはさみまくって調べていました。


スイスには、大都市ではないけれど、乗り換えのキーになる駅がいくつかあり、そのひとつがSPIEZ(シュピーツ)という駅。毎日100回は、その駅のページを開いていました。そんな時、帰りの電話などで、「SPITZのニューアルバム」なんて広告があったりすると、「なぜここにシュピーツが!」と、わけもなくブルーになったりしたもの。


そんないきさつがあるにも関わらず、日本人のアーチストの中では、スピッツが一番好きかもしれません。世代が同じだし。同じ福岡生まれだし。ギターのコード進行とか、言葉の選び方を聴いていると、子供の頃から同じような音楽を聴いて、同じような本を読んでいた気がします。


彼らに大きなテーマがあるとしたら、喪失感と宇宙。いえ、違うかもしれませんけど、私が聴くときは、いつもその2つを感じます。ここにはいない誰かのことを、いつも意識させます。または、いまここにいるのに、いずれは失われてしまうと知っている誰かのこととか。宇宙は、その喪失感を絶望に変えないための広がりで。てんで的外れかもしれませんが、私はそうやって聴いています。


ところで、そんなこととは別に、草野正宗の曲が、私の生活にマッチした曲がいくつかあるので、ぜひここで発表させてください。


ひとつは「俺の赤い星」。阪神ファンなので。赤星が盗塁するたびに、「俺の赤い星が!」と興奮しています。清原における「とんぼ」のように、この曲が赤星のテーマソングにならないものか。


もうひとつは「ミカンズのテーマ」。私と一緒に住んでいる猫の名前が「みかん」なので。ただそれだけです。歌詞によく猫が出てくるし、「名前をつけてやる」のジャケットはデブ猫だし、草野マサムネは、猫と暮らしていると思うのですが、ファンの子に聞いたら、そんな話聞いたことないとのことでした。ちぇっ。「猫になりたい」って曲まであるのにな〜。


あとひとつは「8823」。自分の誕生日が8月23日なので私のために書かれた曲。と思い込んで生きています。調子に乗って、新しいクレジットカードの暗証番号もコレで行こうと、申込書に書いて送ったら、今は生年月日を連想させるものは、登録すらできないそうで、断られました。で、絶対に覚えられないようなランダムな番号を、勝手に振り分けてきやがりましたわ。