プロセスは何のために存在するのか?

 プロセスというのは、本来、考える順番?だ。正しいプロセスを実施することは、その時点での正しい結果を保証する(最終的な正解かどうか?そんなことその時点では問題ではない。だって、だれもわからないんだから!)。

 プロセスに従う、ということは、そういうこと、なのだ。GUIDEのプロセスは、ツールを基本に、プロセスで、体系を説明しようとしている。このプロセスは、ここでいうプロセスでないものも含まれている。例えば習慣化すべきもの。習慣なんて、プロセスで説明はできない。習慣に、プロセスが含まれることはあるけどね。

PMP受験前に・・・・

 自らの基礎的コンピテンシーを棚卸しすべきなのだ。
 例えば、判断する、という事。これが出来ない人は、PMP試験では、弱い。
 PMP試験は、基本的に知識を問われているが、プロジェクトマネジメント能力も多少問われているため、基礎力は習得にかかる時間と、試験結果に影響を及ぼす。

 案外、判断慣れしてない人が多いと思う。責任の大小が背景にあるのだろうが。

プロジェクトマネジメントは、ステップではないしプロセスでもない

プロジェクトマネジメントは、ステップでもないし、プロセスでもない。そこにあるのは「為すべき事」だ。為すべき事を為さないと、プロジェクトマネジメントではない。しかし、ステップやプロセスがいらない、といっているわけではない。

例えば、我々は、為すべき事を為す、ということについての5W2Hを考える。この考え方が無いと、プロセスなど学んでも、何の役にも立たない。この5W2Hを考える、というのは、なかなか厄介で、HOW TOのようなもので学べるものではない。GUIDEで示されるプロセスはHOW TOの一つでしかない。

そして、プロセスで考えること、の、結果が、プロセスだ。そしてこれは方法論の一つだ。

GUIDEで本当に意味のあることは、プロジェクトマネジメントとは何か?という定義と、枠組み全体が定義されていること、だけだと思う。

プロジェクトマネジメントを説明することは大変なのだが、今日、あらためて、プロジェクトマネジメントはプロセスではない、と、思った。。。。

ということで、久々に叫んでみたくなったので、こっちに書いてみました。

仕切り直し

 年が明けて、バタバタしていますが、ちょいと、ここで、仕切り直し。

 大雪が降って、飛行機が遅れるリスク事象に遭遇したりしているわけではないのですが、なんだろう、気持ち仕切り直しです。

 前に向けて、行きます。

リスク行きます。

 まずは、プロジェクトマネジメントの中のリスクマネジメントと、プロジェクトに最初から存在するリスクの切り分けから。
 まず、立ち上げ時に、この2つをきちんと切り分けていないと、プロジェクトは後に痛い目に遭う。プロジェクトの存続を揺るがすようなリスクに途中で気づいて、グルグルになる、というパターン。
 次に、立ち上げ時にきちんと切り分けていても、プロジェクトの責任と母体組織の責任をきちんと分けていないと、やはり、不幸な事になる。実はかなり簡単な話に見えるが、実際には多くのプロジェクトで「無気力」を呼んでいる。。。。

 あるプロジェクトでは、この両者の責任が明確でないため、かつ、プロジェクトの存続に伴うようなリスクがあまりにも明かであり巨大であるために、本来考えるべきプロジェクトマネジメントの中のリスクマネジメントが実質的に【やる気が出ない】という不幸な状況を作り出してしまう。「あんな話があるんじゃ、リスクなんて考えてもしかたないじゃん」みたいな状況だ。

 こういうときマネージャは当然だがモチベーションの向上にも苦労する。プロジェクトの外の話と、プロジェクトの中の話の責任の切り分けは、最初にきちんと行われていないと、妙な事になるのである。不幸の連鎖、疑心暗鬼、ステークホルダーとの関係のこじれ・・・。

 いかに気持ちよくプロジェクトを進めるか?という観点からも、リスクマネジメントは必要なのだな。うむ。

 ・・・・・って話は、自己の反省から来ているわけですがぁ・・・。

 久々に叫んでみました。