IE8

Windows UpdateでIE8が自動的にインストールされるようになった。
これまでのIEインターネットエクスプローラ)との最も大きな違いは、動作速度だ。

なかなかキビキビとした動きになった。
実際に仕事がらみで使ってみると能率や密度に違いがあるようだ。

「よい道具を使え」と先輩から教わったが、その教訓は現代もやはり生きているのだ。

訳あって3台のPCを使うことになった。

最近、訳あって3台のPCをとっかえひっかえ使うことになった。
普通の速さのもの、やや速いもの、とても速いものと性能もまちまちだ。

ちなみに上記の順に並べると、LenovoVAIOThinkpadという感じだ。
同僚の韓国人のエンジニアにいわせると、L社のものはどうも・・・という。
ぼくは、モバイルでのトータルバランスのよい、まンなかのものが気に入っている。

学んだ環境というもの強く影響するので、一概にだからどうだということではないのだが。
自分とまったく異なる環境で勉強したエンジニアとプロどうしの話をするととても面白くて興味深い。
ぼくとしては、彼らがぼくにあわせて、日本語を駆使してくれるのでとても助かっている。

高校生が新型インフルエンザに感染した。

高校の行事としてデトロイト(米)、オークビル(カナダ)への研修旅行からもどったところで、発症が確認されたという。

旅行を中止、または短縮できなかったのか。
学校の危機管理の一環として、生徒や教諭の健康、生命、身体の安全をはかることができなかったのか。
検疫に関して、学官の連携をはかることができなかったのか。

さまざまな後悔が残る。
学校はたいせつな人の生命と未来を預かっている。

データベースの構築をまたはじめてしまった。

どうにも貧乏性なのか、仕事の依頼があるとなんとか受けてしまう。

今回も、美術文化がらみだ。
とくにこの分野は、後世の人にもなるべく作品本来の色彩でみてもらいたいという
気持ちが湧くので、なおいけない。

しばらく悪戦苦闘、艱難辛苦が続く。
今回はWebでご覧いただける予定だ。

環境と適応

連休が終わってみながオフィスにもどってきた。
少し体調をくずして休みをとっているスタッフもいる。
熱はないそうだ。

ぼくが所属する組織では、原則、連休中の海外旅行はなるべく自粛することになっていたので、ほとんどが国内で休暇を楽しんだ。
いつもは、ダイビングやショッピングで海外にでることが多い面々も、国内での楽しみ方をそれぞれ工夫したらしい。

環境やそのときどきの情勢変化に対応するということは、なるほどこういうことかと、考えることしきりのゴールデンウィークだった。

雨の高速道路

休日なので、少しくだけてみる。

たまたま、信州から八王子インターにもどったら高速道路の大幅割引の適用を受けた。
約200キロを2時間何十分でいっきに走る。
ハイウエイラジオによると、大雨のため、通過した地点が次々、速度規制になっているらしい。

そのためか、休日にしては交通量がやけに少ない。
進行方向の渋滞も、通過間際に次々と解消していく。

雨の日の安全走行には、ウインドウの撥水スプレーとほどよく新しいタイヤ、そしてこまめな交通情報のモニタが欠かせない。
これを文明の利器というのかもしれない。

芝浜

東京 芝の増上寺の春は満開の桜でいっぱいだ。
このあたりは、東京タワーの根っこの部分で以前は墓地。

その前は、そもそも海岸だ。
元のNHKがあった愛宕神社あたりが海に突き出た岬だったという。
それが、江戸時代に大規模な埋め立てが行われて現在の地形の基礎が作られたらしい。
この経緯は、中沢新一氏のアースダイバー(講談社刊)に詳しい。

古典落語の名作「芝浜」の舞台となった芝浜は、現在の新橋から田町辺までの浜の総称。
海岸だった頃の風景の描写は、三代目桂三木助の手による噺が傑出している。
亭主(勝五郎)が女房に起こされて芝浜の河岸に行き、日の出を迎え、革財布を拾って駆けもどるくだりを、たっぷりと叙述する。潮風の香、しだいにあけてゆく空の色合い、沖合の漁からもどる帆掛け船など風情たっぷりの情景描写が克明で、それが名人芸となっている。

その絶景が、いまは桜の名所となっている。
この地は、桜と電波塔と前方後円墳が共存するとても不思議な空間である。