Black Rebel Motorcycle Club

Black Rebel Motorcycle Club

BRMCの鳴らすカオスに埋もれる度に、音楽以上に有効な芸術的手段など、やっぱり存在しないんじゃないか、と思ってしまう。楽しいだけの音楽なんて要らないし、まして楽しいを求める事すらうまく出来ないのだから、真っ黒く塗られたフェアリーテイルみたいなイメージを授けてくれる彼等の音楽は、まさに私にとってsalvationといえる。

America's Sweetheart

America's Sweetheart

今朝は久しぶりに軽鬱になったので、一時間目の授業には出ずに山へ行った。登りはしなかったけど、とても有意義だった。なんてことない当たり前の風景をじっと見つめてみると、どこもかしこも神秘的でおもしろい。そこでははっぴいえんどを聴いていたのだけど、学校に着いてからはこのアルバムを聴いていた。

JTリロイの小説を映画化した監督が、アメリカで最も駄目な母親といったらコートニーだから、彼女をイメージしたどうこうと言っていたけれど、それはどうかな、と思う。コートニーはいつだって、世界中の女子の母親みたいなもんじゃないか。

読むの遅いというツッコミはおいといて。フレーミングリップス(ウェイン)のインタビュー、さすがの内容で痺れた。年増しの言う言葉は、軽快でいながらずっしりと重い。たまらない。彼の視線はほんとうにいつも優しいなあとおもう。mythの話も、少し授業と被っていたので参考にしておかなくては。

サマーソニックの際は宇宙砲を持っていくよ!と書いてあって、まさかヨシミだけだと思っていたからますます楽しみになってきた。大阪にも行ってしまおうかな。

歓喜の歌

歓喜の歌

友部正人が日本のボブディランならば、こちらは日本のニールヤングにあたるのだろうか。アフー

届いた。

Jacket Full Of Danger [輸入盤CD] (RTRADCD293)

Jacket Full Of Danger [輸入盤CD] (RTRADCD293)

なんか色々書いてみたものの、断念した。

あえて言うならば、不気味という言葉がいちばん相応しいようにおもう。

FINDING FORRESTER

ショーン・コネリーの、奥行きのある存在感に痺れた。映画に重みを与えられるああいった演技を容易くやってのけることは、やろうとしてすぐ出来るものでなかろう。プロだなあ

まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)

まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)

自分が生まれた日のちょうど1366年前に、ヒジュラ暦イスラム暦)が始まったのだと知って驚いた。

ユダヤ教の始まりからアラファト議長が死ぬまでの流れを大雑把にイラストを交じえて解説していく。ここまで大雑把にやられると、以外と人類の歴史は短いのだなと錯覚してしまう。しかし、そうはいってもとにかく入り乱れているし、いくらシンプルに書かれていても、ひっちゃかめっちゃかとしていて理解するのに酷く時間がかかった。

それに仮にいくら簡単に説明できたとしても、そこにあった人々の感情を考えるとやはりそう簡単に誰がどう悪いなどと言えない話であるし、同じ神を信じている者同士が何故歪み合わなければならないのか、そこに人間のどのような心理があるのかまではさすがに理解しえない。この歴史の動きに対し、どうして?と自分が思う事柄の裏側には常に、わたしには到底理解不能なものが存在しているのだろうから。しかし、嘗て千年もの時をユダヤ教イスラム教が平和に過ごすことが出来たのだから、無理なわけないとおもうのだ。

それと、「私はユダヤ人でもあり、アラブ人でもあり、パレスチナ人でもある。」なんてことになってる人達までいるらしいことに驚いた。やっぱり、なにがなんだかわからない世界である。

毎日忙しすぎて、脳味噌の神経がびきびきいってる。