人狼BBS:G 初心者優先村

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プレイ内容が先鋭化されすぎてて初心者さんの参加のハードルがすこぶる高いのでどうにかならんかということで、試験的に初心者優先村というのを実装してみました。

11の倍数の村が初心者優先村となります。最初の更新時刻までは2回以上のプレイ実績があるプレイヤーはエントリーできない村で、プロローグが延長されると誰でも参加できるようになります。

これで初見の方も気軽に参加して頂ければーと思いますが、初心者さんばっか集めてゲーム成り立つのかよーという懸念はごもっともというか俺も心配なとこでして、そもそも集まるのかとか、まあ11村毎にひとつだし、延長したら普通の村だし……まあ何回かやってだめそうだったらあっさり消えるかもです。

妄想ドラクエオンライン

※妄想です

僕は、いくつかのオンラインゲームを遊んでみたことがある。しかし、生来の人見知りな僕が知らない人に話しかけることなどできるはずもなく、ずっとソロプレイ専門だった。本来多人数用に作られたものをひとりで遊ぶのには限界がある。どのゲームも1週間もたたないうちに遊ばなくなってしまった。

ドラクエを初代から全部遊んできたからこそ、今回のオンライン化はとてもショックだった。でも、これはたぶん時代の流れで、僕はそれについていけなくなったんだ。そんなふうに考えて今回はスルーするつもりだったんだけど、いざ発売されるとまわりからいろんな話が聞こえてきて、どうしても気になってしまった。ちょうど給料日の後で、懐具合にも余裕がある。僕は会社帰りのヨドバシカメラで、ドラクエオンラインを購入した。


帰宅後、さっそくゲームを起動する。まずはキャラクター作成。名前はアラン。職業は僧侶を選択。ひとりで遊ぶなら、回復魔法は欠かせない。ゲームは酒場から始まり、そこで基本的なチュートリアルを受ける。王様への挨拶を済ませた後、モンスターと戦うために街の外に向かう。

街道沿いで、スライムが3匹集まっているのを発見。おもむろに攻撃。意外に、というかかなり苦戦する。仕方がないので、群れからはぐれたスライムを狙って経験値を稼ぐ。スライムより強い「おおがらす」には単体でも苦戦。なのに僕はうっかりおおがらすの群れに手を出してしまい、あっさり死んでしまった。……今日はここまでにしよう。酒場に戻ってログアウトをする。


2日目。レベルは3になったが、あいかわらずモンスターの群れには苦戦する。それでもどうにか最初の村に到着したので、とりあえず情報を収集。村人の話から推測するに、「ナジミの塔」で「鍵」を手に入れなければ先に進めないらしい。そしてその塔に行くには、まず「岬の洞窟」を抜けなければならないようだ。少し気が遠くなりつつも、どうにかレベルを4まで上げる。今日はこれくらいにしておこう。

街への帰り道で、モンスターと戦っている他のプレイヤーを見つけた。4人パーティらしく、僕が苦戦したモンスターをあっさり倒してしまう。しかしよくよく見てみると、ひとりのキャラクターをほかのキャラクターたちが機械的に追尾している様子。そういえば、プレイヤーがオフラインになっているキャラクターを連れて行ける、というシステムがあったことを思い出した。明日はそれを使ってみよう。


3日目。遅い時間に仕事から帰った僕は、ゲームを立ち上げるとさっそく酒場で仲間を探した。酒場のマスターに話しかけると、連れて行けるキャラクターのリストが表示される。すると、リストの上のほうにあるキャラクターの名前が目に入った。



 ハンソロ   せんし   しんらい 6 
 イリア   まほうつかい   しんらい 6 


戦士と魔法使い。「しんらい」は、信頼? この数値は何だろう。ほかのキャラクターたちは、この「しんらい」の数値が 0 になっている。しんらい、というからには、何かのメリットがありそうだ。僕はそのふたりのキャラクター、ハンソロとイリアを仲間に入れた。ハンソロはムキムキの男戦士で、女の子みたいな名前の魔法使いは、実際はおじいちゃんだった。

3人パーティになると、すごく旅が楽になった。高い攻撃力をもつ戦士と魔法使いが加わったおかげで、モンスターとの戦闘があっという間に終わる。岬の洞窟を軽々こえて、ナジミの塔に到達。塔内のモンスターにはさすがに苦戦したけれど、もう少しレベルを上げればどうにかなりそうだ。何回か戦闘をこなすと、「しんらいが 1 あがった!」と画面に表示された。どうやら、しんらいは一緒に冒険をすると上がってゆくようだ。


4日目。今日もハンソロとイリアと旅に出る。しんらいの数値が、昨日ログアウトした時より増えていた。僕がオフラインの間にも、彼らは僕と旅をしていたらしい。戦闘中のコマンドに「れんけいわざ」という項目が追加されていることに気付く。その項目の中には「かけごえ」という技があった。それは HP と MP を少しだけ回復する技で、5分に一回だけ使えるようだ。しんらいの数値が大きいほど効果が高いらしい。

「かけごえ」のおかげで、ずいぶんと旅が楽になった。塔も中盤をこえて終盤まで進む。ただ、そこまでの道のりでも結構苦戦していたので、万全を期すためにもう少しレベルを上げることにした。街に戻り、武器と防具を新調。薬草と毒消し草も買い込んだ。明日、塔を攻略して鍵を手に入れるのだ。ちょうど日曜だし、時間はたっぷり使える。


5日目、日曜日。僕は朝早くからゲームにログインし、酒場でハンソロとイリアを探す。しかし、リストに彼らの名前がない。しんらいの数値が高いほどリストの上のほうに表示されるはずなのに、1ページ目どころか2ページ目にも3ページ目にも……いくらページをめくっても彼らの名前が出てこない。

別の場所でログアウトしたとかだろうか。いや、他のプレイヤーが先に彼らを連れて行ってしまったのかもしれない。しかし困った。彼らとじゃないと「かけごえ」が使えない。となると塔の攻略は難しそうだ。

仕方ない、とりあえず別のキャラを連れてゆくか……などと考えながらリストを眺めていると、うしろから声がかかる。
「アランさん、こんにちは」
振り向くと、そこにはハンソロがいた。その後ろにはイリアもいる。
「戦闘が終わったらいきなり酒場に戻るとか言い出したから、もしかしたらと思って」
どうやらハンソロは……ハンソロさんは、僕のキャラクターとイリアを連れて冒険をしていたらしい。しかし僕がログインしたから、キャラクターがここに戻ってきてしまったのだ。

今まで決まったセリフしか言わなかったムキムキの男戦士が、いつもと違う丁寧な口調で僕に話しかける。
「よかったら、ナジミの塔を一緒にクリアしませんか?」
はじめて言葉を交わしているはずなのに、不思議と他人のような気がしなかった。少なくともその姿は、僕の頼れる冒険仲間、戦士ハンソロなのだ。


ぼくらはイリアを連れて、岬の洞窟に入った。プレイヤーが操作しているハンソロは、いつもよりさらに頼りになった。モンスターに攻撃されそうなときにはうまく盾になってくれたり、複数のわざを駆使して一気に敵を倒したり。僕からの援護ともうまく噛みあって、まさに向かうところ敵なしという勢いだった。僕らは最低限の言葉しか交わさなかったけれど、なんだかとても楽しかった。

そして、さあナジミの塔に乗り込むぞというその時、ずっと後ろをついてきていたイリアが急に口をひらいた。
「わしは酒場に戻りますじゃ。今日も世話になったのう。またよろしくの」
そう言ったかと思うと、次の瞬間にはエフェクトに包まれて消えてしまった。僕は何が起きたのかがわからず呆気にとられてしまったが、すぐにピンときた。ハンソロが道具袋からキメラの翼を取り出して、僕に聞く。
「迎えに行きますか」
僕は頷いた。今日の冒険はきっと忘れられないくらい楽しいものになる、そんな予感がした。

人狼BBS の更新時間

気がついたら一ヶ月以上経っていました。

で、夜以外の時間帯にゲームが動くほどの人数があつまらないので
すっきりさせました。夜更新のみです。

村番号の下1桁 更新時間
0 00:15
1 22:15
2 01:15
3 23:15
4 02:15
5 00:45
6 22:45
7 01:45
8 23:45
9 02:45