10年間

初めて年会に出るようになって既に10年経ったのですが、月日は過ぎたなぁとしみじみ感じました。
今日は光合成太陽電池の話を聞いたのですが、なんと、太陽電池での発電量って、既に全体の数%、来年度末には10%越えるとか。何がすごいって、この発電量は、原子力発電に迫る量ですよ。パネルの発電効率も15%を越え、実用的になったんだなとちょっと感動しました。
こういった化学の発展もあれば、その影に消えていくテクノロジーもあります。プラズマテレビやMO、デスクトップPC等です。かといってそれが負の遺産になるのではなく、プラズマのラインは太陽電池に、デスクトップPCのはタブレットに転用され、活かされています。テレビ用の大型パネル用のラインで、10inchほどのタブレット用パネルを作るくらいです。こういった熟成された技術は他にも転用でき、新しい技術の普及を大きく助けていることがわかります。みんな全て活きていて、前に進めるんです。
さて、3年間積み上げた有機合成のテクニックはろ過に活かされて10年過ぎましたが、これを利用して僕はどこに向かうんでしょうねぇ。

セミナー

今日は、日本化学会の年会に行ってます。今年は去年聞いて興味持った分野メインです。結晶分析とか、シミュレーションとか。
いつも通りの座長紹介から入るのですが、ふと、思いました。こういう化学のことは誰々に感化されて、そしてその人も大きく成功しているのですが、そういえばビジネスの成功の秘訣とかいうセミナーでは同じように成功したって人いるのかなぁと。ほぼゼロじゃないんですか? 勝手な想像ですが。もし、セミナーで言っていることやって成功する人が0なら、何の為のセミナーでしょうか。
こうやって学会聴講していますが、よく考えると聴講してきた会社の人達は上記のケースと同じように、あんまり活かせてないんじゃないかなって思います。しかも自身が行っている具体的な事案のセミナーが、人気が高いということも、ビジネス系セミナーに行きたがる特徴に似ています。
でもちょっと待ってください。そんな具体的過ぎるものは、例だけ挙げられて結論は自分でみつけなさいってことですよね。そして実用的な所を好んで聞く人は、結論を一人で見つけられない人ですよね。そう考えると、こういう学会やセミナー参加って、意味あるんでしょうかね。
幸い僕はなんかわからないんですがとにかく楽しいし、上手く仕事に活かせてるしで、ラッキーだなって思います。上手くそれを教えられたらって、そう思う日々です。

製品化

昨日は、製品化に向けた社内審査の事前会議をしました。
去年初めて一つの製品をこの世界に送り出すことができたのですが、今回のも含め、基本設計は私ではなく、他の人なんです。本当は自分で基礎設計をしたいんですが中々させて貰えず、少しだけしんどいですね。余力でやるにも本書きに費やしたいし、難しい所です。
給料と年齢だけ上がっても、だからどうなんでしょう。

日記再開

頭の整理をするために、また日記を書いてみる事にした。

日記を書かなくなったのは身近な人が見ることに恥ずかしくなったというのもあるけれど、自分に自信を無くしたり転職したりで私生活は混沌として頭の整理がつかなくなって、それで書けなくなったというのが一番の理由だったと思う。

最近は、面白そうなことを色々妄想して遊んでいて、それが妄想から現実の世界に降りてくれば良いなと。妄想は漠然としていて、モヤモヤとしている。それを形にするには、その方法を習得しなければならない。その為に日記を書いて、練習をする。

うん、まず一歩前に歩もう!

初期トーク、たぶん完了

今日は動作確認をすることなく、就寝。栞は里々を選択して一から作っているので、中々うまくいかないこともあります。

コンセプトは決めているので、次の休みまでには何とか完成させたいですね。