御無沙汰
[雑記]求職とか色々あった
最近は『ルドラの秘宝』で、呪文:友人の名前縛りという条件を掲げてプレイ中なのさ。
自分で呪文を作成して使えるというこのゲーム、常々思うがネット全盛の今の時代には向かない。正にスーパーファミコン全盛期のあの時代だからこそ、呪文作成が熱かった。そう思う。
検索かければ最強呪文があっという間にわかる今、わざわざ友人と呪文についての仮説を交換し、さらには推論を展開し、理科の実験中にさりげなくレジュメの端に“この呪文、こんど試してみな ほにゃららら”と秘密の暗号を交わす。
あの空気――そう、中二病の罹患者に特有の、どこか暗く熱い空気を思い出す。
たぶんあの頃の堪え性ゼロに等しい自分にネットを与えたら、バンバン検索かけて、呪文なんかさっさと最強呪文作ってしまったこったろう。
それを思うと、ネット時代には不向きだと思ってしまうのはやむを得ぬことではないですか。どうでしょう。
ところで今回新たに始めたのは、呪文ばっか楽しくってストーリーをほぼ完全に忘れさってたんで、そのへん思い出そうと目論んだのが理由の一つ目だ。
もう一つ、今遊んでるグランツーリスモが楽しすぎるので、ブレーキとして他にも何かやろうか……という、大変“ながら感”ただよう理由があるのだが、これは忘れて。
- 出版社/メーカー: スクウェア
- 発売日: 1996/04/05
- メディア: Video Game
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れっつ放課後
放課後プレイ (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション)
- 作者: 黒咲練導
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/01/01
- メディア: コミック
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家でわずかな暇時間を何に使おうかと思案の末、うっかり三機目のダブルオーガンダムを組むところだったけれど、あったね! ブログ。俺の。
気づいたタイミングがちょうど良いから放課後プレイについて書く。
これが実に良い。良かった。そりゃもうアマゾンにリンク貼った。
アマゾンの血がでそうなくらい鮮度の良いレビューに一発で満足しかけたが、負けずにこの漫画をホメておきたい。ホメずにいられない。
まあね、そりゃ人を選ぶ漫画だよ。
登場人物は野郎(オス)と美女(黒髪ロング・黒ストッキング・ツリ目)だけ。電撃プレイステーションの小冊子で連載されてたからトーンだとかそんなもん無い画面だし、コマ割は四コマ漫画だし、どっちも学生服だから基本画面は黒い。ゲームばっかやってる野郎の部屋に美女が遊びに来てほえほえ遊んでるだけだし。マニアックなゲームの小ネタは入ってるし。ラブってコメってさらにはEROいし。
そう、車にたとえるなら軽量オープンカー。ゴルフバッグを積もうとか大勢で乗ろうとか、そういう万人受けする要素を頭っから蹴っ飛ばし、好きな奴だけ堪能してねって奴だ。
ああー、俺は大好きだ。そのスパルタンなトコロはご褒美だ。
とにかくこの漫画の魅力のほとんど全てを稼ぎ出しているのは美女様だ。猫のように気ままで元気でちょっとツンとした振る舞いが、ちょいとほぐれると……もうただのわんこだ。頭なでなでされるだけでもー為すがまま、超幸せそうにほっぺた赤くしてしまう。猫派と犬派は対立する必要なんかなかったんだと、言葉でなく心で理解した。ツンデレというよりはぬことわんこを合わせた新しい言葉の発明を要求したい。そしてその表現を捧げたい。
最近の購入物
前回更新以来のTRPG関連書籍についてまとめておこう。
買ったのは
ダブルクロス・ハートレスメモリー
ダブルクロス・リプレイ・エクソダス
アリアンロッドサガリプレイ・アクロス 天に月、地に剣
エムブリオマシン:聖戦のちょっとした回避
真女神転生TRPG 魔都東京200X:ナイト・テイル?
の五つ。
ハートレスメモリーはダブルクロス2ND環境で、おそらく最後のシナリオ集となるだけに気合が違う。半端ねえ文章量、追加されたアイテムとエフェクトデータ、そして世界の秘密。もしGMをやることになったなら相当気合を入れてかからんとPLの前にこちらがパンクしてしまうのではなかろうか。
追加アイテムデータのフレーバーテキストのおかげで、ついにダブルクロスでも電柱で相手を殴れるようになったのが嬉しくてたまらない。そして竹槍が使える。これまでも《インフィニティウェポン》の演出で竹槍とか釘バットとかでかい千点棒とか見てきた身としては、いわゆる感動とは絶対に違うと思うけど感慨深い。
エフェクトデータは今回、直接戦闘に関わりない便利エフェクトが増えた印象。個人的に注目株の戦闘エフェクトをいくつか上げると、まずエンジェルハイロウの《見えざる死神》が、隠密から攻撃した場合の攻撃力を+[LV×4]。これは手持ちのエンハイ忍者に是非取らせたい。ピュアブリード専用《第三の瞳》は、技能:シンドロームでメジャー/リアクションに組み合い、判定の達成値を+[LV×2]するという強特技。ほ、ほっしいー。
キュマイラの《知性ある獣》も素晴らしい。《完全獣化》しながら武器が持てるので、ついに平成仮面ライダーを完全再現できるわけだな!
エグザイルはピュア専用《異形の烙印》が、実ダメージを目標値にして対決、勝てばダメージ打消し……なのはこれまでもあったが、クリティカル値が下がるおまけつき。これはとんでもない。今から目に浮かぶぞ、ボスに《融合》して《異形の烙印》を使う展開が。
私が愛したモルフェウスは《水晶の剣》を推したい。持ってる全ての武器の攻撃力を+[LV+1]、地味だが《マルチウェポン》とあわせれば効果が一変するはずだ。
ダブルクロスリプレイ:エクソダス2 愛しのプレシャスタイム
現代社会でもがく能力者たちの戦いを書いてきたDXリプレイシリーズでも白眉のもがきっぷりでした。
GFコンで矢野さん、伊藤さんが「喋りたいけど言えない」というのが良くわかる。自身が衝撃を受けたところを話そうとするたびに禁則事項に触れるというこのジレンマよよよ。
天に月、地に剣
既に巷でうわさになっているとおり、エルザさんがキャラ立ちしまくってる。吉村清子さんすげーよ! もちろん、無精髭とメガネが似合うエルフ、ユンガーをデビューさせた矢薙直樹さんには、平伏してしまいたいくらいその発想に撃たれた。
聖戦のちょっとした回避
PCたちがヒドイ(ほめ言葉)(意味よ伝われ)。
誇大妄想と権力欲と執着心とマザコンが、一服の清涼剤(NPC)と共に宗教国家の陰謀に向かっていく! すげえ! ヒデえ! もっとやれ!
どのPCも自身のスタイルを貫き通していく姿がとっても面白楽しい。それぞれ主張しつつも、巧い事それぞれの利害を一致させて協力していく手腕はさすが匠の技。
ナイトテイル?
逢魔刻壱先生の挿絵が拝めるのはナイトテイルだけ!(たぶん)
逢魔さんのイラストが好きだという理由で購入した真女神転生TRPGのリプレイシリーズ「ナイトテイル」だけど、今ではリプレイのなかでも一押しと言っていいくらい大好きです。ええ。
今回も前回と同じ面子が、悪魔の力を使って世界経済の裏側で暗躍する組織ときったはったを繰り広げてくれる。今回はドンパチに新ルール、シネマティックアクションを採用しているあたり抜かりない。この新ルール、戦闘エリア内に各種アイテムを設定し、それを有効活用することでダメージを増やしていくことができる。
すなわち
→サーバールーム:プリンタを投げつける・サーバーに叩きつける・原稿を紛失する
→教室:縦笛で殴る・机に隠れる・バケツで殴る・教卓に隠れる・鉛筆で刺す
→組事務所:金庫を投げつける・金庫でガードする・組長を投げつける・チンピラでガードする
ということである。
ジャッキーチェン、トニージャーの映画を愛した我らボンクラにとって、これ以上ない爽快感が約束されたようなもんじゃないか。
もちろん我らがプレイヤーズ、神野古代は御神苗優もびっくりの非日常適性を見せ、真上結城はフラグを立て、宮下将吾は渋いおっちゃんコネクションを増やし、ユーリア・フェテアスカは最高火力をたたき出し続け、翻香鈴はチャイナドレスを翻すという活躍を見せるので、みんながみんな買えばいい。
ダブルクロスThe 2nd Edition ソースブック ハートレスメモリー
- 作者: F.E.A.R.,矢野俊策
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/10/16
- メディア: 単行本
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ダブルクロス・リプレイ・エクソダス(2) 愛しきプレシャスタイム (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: F.E.A.R.,伊藤和幸,しのとうこ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: 文庫
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アリアンロッド・サガ・リプレイ・アクロス(1) 天に月、地に剣 (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 久保田悠羅,F.E.A.R.,植田亮
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/10/20
- メディア: 文庫
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聖戦のちょっとした回避―Replay:エムブリオマシンRPG (integral)
- 作者: 番棚葵,グループSNE,秋口ぎぐる
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2008/11/01
- メディア: 文庫
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ナイト・テイル2―Replay:真・女神転生TRPG魔都東京200X (integral)
- 作者: 西上柾,朱鷺田祐介
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2008/11/01
- メディア: 文庫
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風邪をナメてた
頭痛というものがどれほど痛いものであるか、とんと御無沙汰だった私だが、この一週間集中して頭痛を味わったおかげで初心を思い出すことができた。できましたよ。できまするよ。
頭痛を表す語彙がやたらと自分の中から洪水のようにあふれて止まらないという感覚は、ある意味では素晴らしいあの「知恵熱」という現象を思い起こさせるわけだけど、それにしたっていてえええ!
頭が痛すぎて肩がこる、という肉体の反応を知り、ある意味では岸辺露伴言うところのリアリティある風邪が描けるようになったのかもしれないね。知らずに済めばよかったものを……っ。
小学校三年以来のひどい頭痛なので、なんか失われた昔の記憶をたどるような錯覚さえあった。あとは伝記物よろしく怪異が襲ってくれば完璧だ。
ゴールドカプセルを飲んで寝る。
趣味のデータ、キャラの趣味
巷を騒がせているファンタジー世界、ラクシアはソードワールドの世界であり、冒険の大地である。この世界、人間のほかにもさまざまな種族が存在する――ドワーフはロリコンであり、エルフは海賊であり、ドラゴンは人懐っこく、ナイトメアなる変身ヒーローが彼らの傍らを駆け抜け、ちょこんと座った可愛いウサギは硝煙の匂いを纏うのだ!
調和を求める彼ら人族に対するは、魔天の蛮族どもである。
奴らにはドラゴンに変身する貴族あり、石化の魔眼で射竦めるバジリスクあり、永劫を生きるノスフェラトゥあり、理外の理で動くデーモンあり。いずれ劣らぬ魔人、怪人たちだ。
この世界の覇権をかけて、一万年の長きに渡って争いを繰り広げている、我ら彼らの激闘は、現在例外的に静かな状態である。しかし、この平穏は果て無き闘争という譜面に記された、ほんの休符一つに過ぎないのだ――。
とまあ、俺は山田風太郎というかなんというか、そんな超人大戦ファンタジーをついついイメージする性質なので、「それ、違うよ」と肩をやさしく叩くのは別の機会に回していただきたい。
で。
ソードワールド2.0ですが、実はゲームマスターばっかやってる上に旧シリーズをほっとんど遊んでいないので、バランス取り一つにも四苦八苦する有様だ。
しかして遊びたいキャラデータはいくつか存在するので、メモ。
・エルフフェンサー純情派
種族:エルフでフェンサー技能とコンジャラー技能を優先して取る。あとエンハンサー技能かな。《魔力撃》の爆発力に期待。
・二丁拳銃はジョン・ウーロマン
種族:エルフでマギテク技能とシューター技能。《両手利き》。あとは蛇足。
・バリツを知らなければ即死だった
種族:グラスランナーでグラップラーとスカウト。《武器習熟》で行く。
ネット無くても問題無いのであった
パソコンでのインターネットの利便性にはいつも同意を示している俺であるが、今回はほぼ三分の一年に渡ってネット環境がどーにもナローであったにもかかわらず、特段の不便はなかった事を告白せねばなるまい。
ケータイ便利ー。
GMって大変ですよね
電話で友人に「今度GMするんだけど、そういや良くたくさんGMできるよなお前」といわれた。
いや、そおんなにはやってねえさと答えた。
まあ大学時代にバリバリ遊んでたから、そう錯覚するのも無理はない。なんせ週に二、三本オリジナルシナリオを作っては遊び作っては遊び、あまつさえ書き出す時間が惜しいとばかりに、メモ用紙に最低限の情報だけ書いて遊ぶことすらザラだった。本当にどんな思考をしとったんだ。
今じゃ時間的余裕がないから、さすがに無理がでてくる。そりゃ一日三時間しか寝ないでルールブックを読みこんで、シナリオ書いてくというのなら別だけど、冗談でしか言わないよそんな無茶! もし「え、そうなんだろ?」と言われたら俺はアレか。今日見たメンインブラックの宇宙人か何かか。それともレベルEの馬鹿王子謹製、三日くらいなら眠らなくてもまったく疲れない薬か。ソレは……すごく欲しいな……。
GMなんでやれてんのか、あえて理由を挙げるなら
・一日に30分でもいいからきっちりデータを読む
・シナリオは自分しか読まないならわかる分だけ箇条書きにして、作業量を減らす
・遊ぶときまでに掛けられる準備時間をきっちり逆算して、その時間でできる事をやる
・みんなで楽しく遊ぶ時間を大切にする
こういう当たり前のことをやってるだけだ。
準備時間はなかなか大切さを認めてもらえない時間だし、手を抜いてもアドリブ力高ければ結構どうにかなるものでもあるけど、きちんとやっとけばGMやるのが気楽に、自然に出来る。セッション当日までのワクワク感を楽しむくらいが良い。
GM、がんばってくれ。
- 作者: 冨樫義博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1997/05/01
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