「レコード・コレクターズ」8月号
特集は「英国パンクの衝撃とその音楽スタイル」
この雑誌の特集の常として、そもそもパンクとはどういう音楽なのか、からはじまって、それがどのように生まれどんな風に受容されどのようにして今にいたっているかを敷衍する内容。
簡単にいってしまえば、ライブのことを「ギグ」と称しているのがパンクバンドなのでは、と雑誌を読みながら思った。
あと小特集で「プラスチックス」。簡単な活動年表が載っていてとってもわかりやすい。
だいたいこの雑誌が特集を組むとその人たちのCDを聴きたくなる。個々の記事のレベルが高い上にいつも復刻盤・再発の発売にシンクロする形でそのミュージシャンの特集が組まれるのだから当然だ。すぐれた販促雑誌だと思う。
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はてなダイアリーではキーワードをたどることによって簡単に自分が書いたのとおなじ事柄について記述された日記を読むことができるわけだけど、思うのは、いかに自分がほかの人とおんなじようなものにしか関心をもってなくて、おんなじようなことしか考えてないか、ということ。
もともとそれほどきわだった趣味の持ち主とは思っていなかったけどここまで似通った日記がごろごろあると萎えます。せめて名前や顔がちがう程度には自分の書くものが人の書くものとちがっていてほしい。
ならばいっそもっと完全に備忘録的なメモに徹したらどうかとも思うけれど、そんなもの公開する意味などないのではないか、ローカルでつけてる日記で充分と思ったり。